彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。
新調したジャケットとスラックスに身を包んでお出掛け。
現れた彼女も、とても素敵な装い。
今日のお店は、けやき坂の『ジャン・ジョルジュ東京』。
NYのミシュラン三ツ星レストラン、『ジャン・ジョルジュ』の東京店である。
店の前には”JG”と書かれた小さなプレートがあるだけなので、知らないとここが『ジャン・ジョルジュ東京』だと気が付かない。
けやき坂通りを行き交う人々は、ハロウィンの装い。
マーチングバンドも現れ、街は華やいでいる。
毛利庭園横でも賑やかな演奏が行われている。
仮装をした子供たちが楽しそう。
こちらでは色々なパフォーマーが出ている。
お店に行く前の、楽しい時間。
遅めのランチなので、お腹が空いてしまった。
『ジャン・ジョルジュ東京』は超人気店だが、席は1階のカウンターに14席、2階のテーブルに20席しかない。
今日も満席なので、ランチ・タイムを外して予約したのだ。
ワインはシャンパーニュを選択。
ビルカール・サルモン、ブリュット・レゼルヴ。
ビルカール・サルモンは、1818年にアイ村に設立された家族経営のシャンパーニュ・メゾン。
高品質・少量生産で知られ、ワインの醸造はブルゴーニュ産の小樽で行い、瓶内熟成期間はノン・ヴィンテージでも3~4年、ヴィンテージ物では10年に及ぶ。
熟成感の強い、二人の好みのタイプ。
「コクがあって美味しい。黒ぶどうの比率が高いみたいね」と彼女。
ソムリエに聞いてみると、ピノ・ムニエ50%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール20%。
パンは、スコーンから開始。
次に出されたのは、フィグ・ブレッド。
そしてバケットと続く。
彼女が選んだ前菜は、本マグロのタルタル、アボカド、ラディッシュ、ジンジャーマリナード。
ラディッシュの飾り付けが美しい。
私の前菜は、林檎と柿のサラダ、パンプキンシードとヨーグルトのビネグレット。
酸味と甘みが交錯し、口を喜ばせる。
パンプキンシードの食感がアクセントとなり面白い。
彼女の魚料理は、真鱈のスチーム、キャロットコンフィ、クミンとオリーブオイル。
下にはクスクスが敷かれている。
私の魚料理は、大粒ホタテとカリフラワー、ケイパー・レーズンエマルジョン。
このソース、素晴らしく美味い。
こんがり焼かれた帆立は、中はふわふわ。
彼女と過ごす、けやき坂の『ジャン・ジョルジュ東京』での素敵なランチは、まだ続きます。