ワインは素敵な恋の道しるべ -258ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

パリからルチルんさんをお迎えして、”何時ものフレンチ”、『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

IMG_20190706_163118.jpg

メイン料理を食べ終えると、ディジェスティフが届く。

ロゼス、ポート、トゥニー。

ロゼスはポルトガル系フランス人でボルドーのワイン商がポルトガルに設立したポート会社。

フランスで人気のポートである。

 

IMG_20190706_163244.jpg

長期樽熟成されたトゥニーは美味い。

ぶどうは、トゥーリガ・ナショナルとトゥーリガ・フランカ。

でも彼女は甘いフォーティファイド・ワインが苦手なので、ちょっと口を付けただけで私の前にグラスを置く。

 

IMG_20190706_163345.jpg

デセールは、チョコレートの軽いタルティーヌ、赤ワイン風味の黒無花果のコンフィチュール、塩キャラメルのアイスクリームと共に。

 

IMG_20190706_163417.jpg

チョコレートの軽いタルティーヌがとても美味い。

 

IMG_20190706_163439.jpg

塩キャラメルのアイスクリームはチョコレートに良く合う。

 

IMG_20190706_163510.jpg

ルチルんさんと彼女は白ワインをもう少し飲むことに。

私も白ワインにお付き合いし、彼女が残したポートワインと並行飲み。

 

IMG_20190706_162320.jpg

飲んでいる白ワインは、アルザスの銘醸、トリンバックが造る、ピノ・グリ、キュヴェ・パルティキュリエール、2014年、プール・ヒラマツ。

 

IMG_20190706_163545.jpg

星野料理長がテーブルに来てくれ、ルチルんさんにご紹介。

今夜の料理の礼を述べ、店を後にする。

 

IMG_20190706_163629.jpg

「次回はパリでお会いしたいですね」とお休みの挨拶を交わし、有楽町駅でルチルんさんをお見送り。

 

IMG_20190706_163735.jpg

彼女の朝食用に、何時ものファミマでサラダをいくつか購入。

 

IMG_20190706_163823.jpg

酔い覚ましと腹ごなしのために、少し銀座を散策することにする。

 

IMG_20190706_163852.jpg

再びマロニエゲートに戻り、マロニエ通りに入る。

先ほどまでルチルんさんと食事をしていた窓が明るく見える。

 

IMG_20190706_163927.jpg

バーバリーのディスプレイが面白い。

「今夜はルチルんさんにお会いできて嬉しかったわ。次はパリでお会い出来たら素敵ね」と彼女。

「二人が楽しそうにお話ししているのを見て、僕も嬉しかったよ」と私。

 

IMG_20190706_164003.jpg

マックス・マーラは何時もの通りモノトーン。

青く見えるのは、お向かいのモンクレールのショーウィンドウの灯り。

 

IMG_20190706_164053.jpg

これがそのモンクレールのショーウィンドウ。

何時も素敵な、時には奇抜なディスプレイで楽しませてくれる。

 

IMG_20190706_164123.jpg

前の画像が左側、そしてこちらが右側のショーウィンドウ。

 

IMG_20190706_164150.jpg

銀座通りに近付くと、ブルガリが見えてくる。

その手前は、カルティエ。

 

IMG_20190706_164219.jpg

右側のビルはシャネル。

もう秋物。

 

IMG_20190706_164316.jpg

もう一つの角のルイ・ヴィトンは、LVのロゴとマークを強調したディスプレイ。

 

IMG_20190706_164426.jpg

銀座通りを四丁目方向に進む。

ヴァン・クリとショーメが明るく輝く。

 

IMG_20190706_164528.jpg

銀座プレイスまで来てしまった。

そろそろ帰途に就くとしよう。

パリからルチルんさんをお迎えした楽しいディナーの夜は、素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

パリからルチルんさんをお迎えし、”何時ものフレンチ”、『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』での楽しいディナーの続き。

メンバーは、ルチルんさん、彼女、そして私。

 

IMG_20190706_161535.jpg

最初のワインは、ヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2016年、プール・ヒラマツ。

ブルゴーニュを代表するクレマン専業メゾン、ヴーヴ・アンバルが『ひらまつ』のために造る、スペシャル・キュヴェ。

 

IMG_20190706_161757.jpg

ルチルんさんとの再会を祝し、三人で乾杯。

細かな泡立ちを持ち、果実味、酸味、ミネラルのバランスが素晴らしいクレマンだ。

美味しいので、立て続けに三杯を飲んでしまう。

 

IMG_20190706_161952.jpg

トウモロコシのデクリネゾン、コンソメのジュレ、生ハムを巻いたグリッシーニと共に。

 

IMG_20190706_162020.jpg

デクリネゾンとは、ひとつの素材を用いて色々な調理法で料理を作ることで、ここではトウモロコシでフラン、ムース、天麩羅が作られている。

 

IMG_20190706_162105.jpg

生ハムを巻いたグリッシーニは、ちょっとイタリアっぽい。

 

IMG_20190706_162142.jpg

このフランの容器が可愛くて好きだ。

名前を見ると、銀座店専用の器であることがわまる。

 

IMG_20190706_162211.jpg

「この器、欲しいね」と私。

「家でフランは作らないし、スープには小さいし、使わないと思うわ」と彼女は冷ややか。

 

IMG_20190706_161836.jpg

何時ものバゲット。

フランス製の冷凍生地をここで焼いたもの。

 

IMG_20190706_162320.jpg

白ワインは、アルザスのトリンバックが造る、ピノ・グリ、キュヴェ・パルティキュリエール、2014年。

トリンバックはアルザスを代表する造り手で、フランスの全ての三ツ星レストランにオン・リストされている。

そのトリンバックが、『ひらまつ』のために造るスペシャル・キュヴェ。

 

IMG_20190706_162413.jpg

素晴らしい果実の凝縮感と綺麗な酸。

洋梨、アプリコットのニュアンス。

やはりトリンバックは美味い。

ルチルんさんと彼女が楽しそうに話しているのを見ると、私も嬉しくなる。

 

IMG_20190706_162448.jpg

秋田県八森産夏鱈のムニエル、ジャガイモのエクラゼ、レフォールの香り、ソース・ブール・ノワゼット。

 

IMG_20190706_162547.jpg

夏鱈とは珍しいが、美味しいのだそうだ。

掛けられているのは、レフォール、西洋わさびの泡。

 

IMG_20190706_162516.jpg

ソースは、ズッキーニのコンフィのピューレ。

 

IMG_20190706_162613.jpg

ジャガイモのエクラゼも、料理に良いバランスをもたらしてる。

 

IMG_20190706_162656.jpg

赤ワインは、ブルゴーニュ、コート・シャロネーズのリュリーに本拠地を置くクローディ・ジョバールが造る、リュリー、ラ・ショーム、2017年。

リリースされたばかりのヴィンテージを試してみる。

ブルゴーニュの2017年はGood Year。

そう言えば、昨年ブルゴーニュを訪問した時に、ドメーヌ・クヘイジの伊藤さんからもそう伺ったことがある。

 

IMG_20190706_162733.jpg

フレッシュ感があるが、タンニンも酸もまだまだ硬い。

何時も飲んでいる2011年の方がやはり美味い。

これは今買っても、数年寝かせた方がよさそうだ。

私のセラーには、まだ2009年と2011年が残っているので、大切に飲むことにしよう。

 

IMG_20190706_162814.jpg

オレガノビーフのロースト、ソース・ディジョネーズ、舞茸のフリット、ブロッコリーのグラタンと一緒に。

 

IMG_20190706_162846.jpg

肉はカイノミ。

この焼き色が食欲を誘う。

ディジョンマスタードを使ったソース・ディジョネーズとの相性も抜群に良い。

 

IMG_20190706_162924.jpg

熱々のブロッコリーのグラタンが添えられている。

これは如何にもリヨン料理だ。

ルチルんさんと彼女と過ごす、『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』の夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ七夕というある日、銀座三越でお買い物。

 

IMG_20190706_171809.jpg

こちらのライオン像をまじまじと見たことはなかったが、こうして正面から見ると、結構いかつい顔をしている。

 

IMG_20190706_155950.jpg

サフランさんの真似をして、お尻も撮影。

確かにお尻や尻尾を撫でる人が居るようで、色が変わっている。

 

IMG_20190706_164607.jpg

ショーウィンドウにも、七夕を迎えるディスプレイ。

 

IMG_20190706_155850.jpg

エントランスには、銀夏と書かれた提灯をぶら下げた山車。そして、”GIN - MITSU NATSUIRO”のロゴ。

 

IMG_20190706_160046.jpg

お買い物を済ませると、パリから来られたルチルんさんを出迎えに、新橋駅に向かう。

銀座通りには七夕飾りが並び、街の雰囲気が一層華やか。

昨年ルチルんさんと初めてお会いした時の記事はこちら。

パリからルチルんさんをお迎えして、

 

IMG_20190706_160140.jpg

ギンザシックスの前には、多くの中国人観光客。

そう言えば、先程まで居た銀座三越の地下一階のコスメフロアーも、中国人観光客で溢れていた。
昔、バブル景気の頃には、パリやニューヨークで日本人も同じように買い物をして、現地の人に疎んじられたのだろう。

でも今は、こうして日本経済に貢献してくれることを喜ばなければと思う。

 

IMG_20190706_160215.jpg

新橋駅でルチルんさんをお迎えし、戻ってきたのはギンザシックス。

 

IMG_20190706_160245.jpg

ここでアペロをすることにしているが、ルチルんさんが屋上には行かれたことが無いというので、14Fの屋上庭園を散策。

 

IMG_20190706_160307.jpg

今は紫陽花の花が咲いているが、秋になると鈴虫などが放たれ、美しい音色を聴くことができる。

 

IMG_20190524_125021.jpg

屋上からエレベーターでB2に降りると、アペロの場所、『エノテカ』に向かう。


IMG_20190706_160403.jpg

ルチルんさんと久し振りの再会を祝し、スパークリング・ロゼで乾杯。

スペイン、カタルーニャのトーレスがチリで造る、サンタ・ディグナ・エステラード、ブリュット、ロゼ。

 

IMG_20190706_160459.jpg

2016年のシャンパーニュ&スパークリング世界選手権で二部門のチャンピオンとなったワイン。

チリの土着品種、バイスを用い、瓶内二次発酵で造られた注目のスパークリングだ。

 

IMG_20190706_160425.jpg

ワインのお供は、干し無花果の赤ワイン煮。

これはワインに良く合って美味い。

 

IMG_20190706_160618.jpg

二杯目のワインは、フランス、ボルドーのアントル・ドゥ・メールのマリー・エ・シルヴィー・クルセルが造る、ル・プティ・クルセル・レ・コピン、2016年。

ボルドーでこのボトルとは珍しい。

 

IMG_20190706_160722.jpg

最近急速に評価が高まっている家族経営のワイナリーで、ぶどう栽培はリュット・レゾネ。

比率は不明だが、ぶどうはソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、シャルドネ。

シャルドネが入っているところも珍しい。

 

IMG_20180509_205215.jpg

ディナーの時間が迫り、ギンザシックスの『エノテカ』を出て急いで向かったのは、マロニエゲート1の”何時ものフレンチ”、『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』。

店に入ると、星野料理長がいらっしゃったので、「今日はパリからの友人をお連れしましたので、美味しいお料理をお願いしますね」とご挨拶。

 

IMG_20190706_161416.jpg

テーブルでは彼女が先に着いて待っていた。

パリのルチルんさんをお迎えして、彼女と三人でのディナーの始まりです。

 

 

 

 

 

 

ウィーン旅行記はちょっとお休み。

私は朝は5時過ぎに起床し、朝食を準備し、5時45分からの経済ニュースを見ながら朝食をとっている。

たっぷりのサラダ、熱々のポタージュスープ、冷え冷えのトマトジュース、食パン、バナナ、プレーンヨーグルト、そして紅茶、これが朝食の定番。

サラダには数種類の常備野菜に、ベランダ菜園のアロエの葉、そして今の季節はベランダで朝摘みしたミニトマトを乗せている。

 

IMG_20190411_124645.jpg

でも今朝はグラノーラ。

ちぃさんからいただいた、GMTのグラノーラ・ミューズリー、”大人のカフェモカ グラノ-ラ”を食べることにした。

 

IMG_20190411_124743.jpg

GMTは2010年にアメリカ人シェフのビル・ヴァン・オルスタイン氏が東京・目黒にオープンした、手作りグラノーラ・ミューズリー専門店、Good Morning Tokyoのブランド。

 

IMG_20190411_124817.jpg

プレーンヨーグルトは冷蔵庫にいっぱい入っている。

そこで、ヨーグルトにGMTのグラノーラを入れて食べることにする。

オーツ麦はアメリカ・モンタナ産、メープルシロップはカナダ・ケベック産。

甘み控え目で、心地良い歯応え。

一袋全て食べてしまいたいが、もう一度楽しむために半分で我慢する。


IMG_20190604_081445.jpg

そうだ、もう一つちぃさんからいただいたものがあった。

そのまんま100%スーパー大麦。

スーパー大麦とは、一般の大麦に比べて2倍の総食物繊維量と4倍のレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を含んでいるのだそうだ。

 

IMG_20190604_083054.jpg

グラノーラの上に、さらにスーパー大麦をトッピング。

カリッとローストされたスーパー大麦の食感が楽しい。

ちぃさんに感謝の、美味しく栄養満点のGMTグラノーラ・ミューズリーとスーパー大麦でした。

 

IMG_20190804_210044.jpg

今夜は、高知で買ってきた日本酒を飲むことにする。

高木酒造が醸す、豊能梅 純米吟醸 吟の夢仕込み。

この日本酒を購入した時の記事はこちら。

美味い日本酒と鰹を求めて高知への旅、豊能梅の高木酒造

 

IMG_20190804_210120.jpg

使用米は吟の夢。

高知農業技術センターで開発された酒造好適米で、山田錦とヒノヒカリの交配種。

山田錦より丈が低いため風で倒れにくく、収量も多い。

 

IMG_20190804_210227.jpg

高知県農業技術センターで開発された酒造好適米を50%まで磨き、高知県工業技術センターで開発された高知酵母を用いて醸された、純米吟醸。

高知の酒を試すには最適の一本だ。

 

IMG_20190804_210257.jpg

まずは、白ワイン用のグラスで試してみる。

グラスにフロストが付いたのでうすにごりのように見えるが、実際には澄んだ透明。

 

IMG_20190804_210319.jpg

吟醸香が華やかに立ち上る。

口当たりは甘く柔らかく、蔵で試飲した時と異なるので少し驚く。

小さな試飲用カップと大きなグラスの違いで、味がここまで異なるとは。

グラスを冷やしていなかったのも、香りを強く感じる原因の一つのようだ。

 

IMG_20190804_210406.jpg

次は、橘倉酒造さんにいただいた、陶器製の酒器で。

酒器は冷凍庫で冷やしておいた。

橘倉酒造の日本酒会の記事はこちら。

天麩羅と日本酒の会、つな八、銀座

 

IMG_20190804_210340.jpg

ワイングラスの時の沸き立つような香りと甘みに較べ、この酒器で飲むと酒自体の旨味、苦味、切れ味がより際立つ。

これからは日本酒を飲む時は、半分はワイングラスで、半分は陶器の酒器で飲み、味変を楽しむことにしよう。

 

IMG_20190723_110144.jpg

高木社長、豊能梅、美味しくいただきました。

またお会いできますことを楽しみにしています。

高知、高木酒造の豊能梅 純米吟醸を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。

 

 

 

 

 

 

 

久し振りのウィーンの旅の続き。

日曜日の朝は、王宮礼拝堂のミサに行く予定。

朝早く起床すると、まずは朝食。

 

IMG_20190616_152937.jpg

ロビーに下りると、まだレストランが開いていないのでレセプション前で待機。

 

IMG_20190616_153033.jpg

壁にはウィーンの素描画が数多く飾られている。

 

IMG_20190616_153141.jpg

レストランに一番乗り。

ここは、ランチとディナータイムは、イタリアンのようだ。

 

IMG_20190616_153252.jpg

東南アジアや中華圏のホテルの朝食に較べると、欧米の朝食は質素。

それでもチーズが豊富に揃っているのは嬉しい。

 

IMG_20190616_153407.jpg

珍しく温かい料理も少しだが置かれている。

 

IMG_20190616_153326.jpg

パンは種類が豊富。

 

IMG_20190616_153445.jpg

ジュースの種類もまあまあ。

 

IMG_20190616_153520.jpg

これは何かと思ったら、プレーンヨーグルト。

 

IMG_20190616_153602.jpg

毎朝たっぷりのサラダを食べているが、欧米では朝食に生野菜を食べる習慣が無いので、野菜類はこれが精一杯。

 

IMG_20190616_153636.jpg

クロワッサンとライ麦の全粒粉パン。

彼女のパン皿を見ると、何とパンが四個も。

 

IMG_20190616_153718.jpg

そしてたっぷりのコーヒー。

 

IMG_20190616_153757.jpg

プレーンヨーグルトは家ではそのまま食べているが、旅先ではちょっと自分を甘やかせて蜂蜜を入れる。

 

IMG_20190616_153839.jpg

朝食が終わると、ロビーフロアーを少し探索。

バックルームには、サイン入りの多くの写真が。

 

IMG_20190616_153919.jpg

まるで『ザッハー・ウィーン』みたいだが、知っている有名人は見付けられなかった。

 

IMG_20190616_154036.jpg

ホテルを出ると、王宮に向かう。

 

IMG_20190616_154111.jpg

日曜日の早朝なので、通りに人の姿は無い。

 

IMG_20190616_154157.jpg

ヨーゼフ二世像。

 

IMG_20190616_154547.jpg

この角を曲がれば、王宮前のミヒャエル広場。

 

IMG_20190616_154342.jpg

ここが、ハプスブルク家が13世紀後半から1918年まで居城としていた王宮。

 

IMG_20190616_154448.jpg

王宮の中に入ることにする。

 

IMG_20190616_154634.jpg

中には、大きなドーム。

 

IMG_20190616_154805.jpg

中庭には、フランツ二世像。

 

IMG_20190616_154859.jpg

目的地の王宮礼拝堂は、このスイス門の中。

左側がスイス宮で、右側が王宮礼拝堂。

王宮礼拝堂の前には、長い列。

 

IMG_20190616_155250.jpg

私達は日本で事前にチケットを購入しておいたので、列に並ぶ必要はなく、そのまま礼拝堂に入る。

 

IMG_20190616_155503.jpg

礼拝堂と言っても、内部は劇場のように豪華。

 

IMG_20190616_155706.jpg

階段の踊り場の像を撮影。

 

IMG_20190616_155616.jpg

私たちの席は二階の右翼。

何故その席を選んだかというと、ウィーン少年合唱団は三階の最後部で歌うので、二階の左右のバルコニー席から見上げないと観ることができないのだ。

 

IMG_20190616_155800.jpg

二階の右翼の最前列から三階後方を見上げると、練習中のウィーン少年合唱団が見える。

ミサは朝9時15分からで、私たちが席に着いたのは8時40分ごろ。

 

IMG_20190616_155844.jpg

ミサの途中には、TVモニターに演奏と合唱の様子が映し出される。

ウィーン少年合唱団が20人余り、国立歌劇場管弦楽団が20人余り、そして国立歌劇場合唱団が20人余りの大人数での演奏と合唱である。

 

IMG_20190616_155931.jpg

王宮礼拝堂の祭壇。

これはミサ終了後に撮影したもの。

 

IMG_20190616_160020.jpg

ミサ曲を歌うウィーン少年合唱団。

 

IMG_20190616_160113.jpg

二時間弱続いたミサが終わると、ウィーン少年合唱団が三階から一階に下りてきて、正面で一曲歌ってくれる。

ほとんどの会衆はこの時になって初めて合唱団を生で見ることができるのだ。

逆に二階のバルコニーに居る私たちからは見えなくなる。

 

IMG_20190826_204457.jpg

ミサの案内書は英語版を選択。

聖書の朗読節やミサ曲の歌詞が書かれている。

聖書は英語で表記されているが、ミサ曲の歌詞はラテン語とドイツ語の並記で理解不能。

 

IMG_20190616_160207.jpg

ミサが終わり王宮礼拝堂を出ると、外は快晴でかなり気温が上がっている。

元々はこれから美術館に行く予定だったが、変更して早めのランチに行くことにする。

彼女と過ごすウィーンでの楽しい一日は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

成田空港を発ち、11時間余りのフライトを経て無事ウィーン国際空港に到着。

 

IMG_20190615_235906.jpg

東京は梅雨入りし小雨が降っていたが、ウィーンは快晴で強い日差しが降り注いでいる。

 

IMG_20190615_235943.jpg

バッゲージクレームの壁には、シェーンブルン宮殿の写真。

「ねえ、ここにも行くのよね」と、ウィーンが初めての彼女ははしゃぎ気味。

私にとっては13回目のウィーンで、シェーンブルンにも数回行っているが、彼女と一緒となると否応なく気分も浮き立ってくる。

 

IMG_20190616_120505.jpg

空港からはUberで車を手配したが、連絡が来たミーティングポイントは”ターミナル3のラストドア”。

”到着階のラストドア”でいくら待っても来ないと思ったら、車は”出発階のラストドア”で待っていたというトラブル。

それでも何とか乗車でき、ホテルに到着。

 

IMG_20190616_120536.jpg

現役だった頃は最高級ホテルの「ブリストル」か「インペリア」』に宿泊していた。

でも今回調べてみるとあまりに高価なので、少し格を落としたホテル、「ロイヤル」にした。

それでも場所は街の中心部、シュテファンスプラッツ横という最良のロケーションにあるホテルだ。

 

IMG_20190616_121135.jpg

ロビーには一台の古いピアノ(クラヴィーア)が置かれている。

 

IMG_20190616_121251.jpg

説明を読んでみると、このピアノは1863年から64年にかけてワーグナーが使っていたもので、これでオペラ、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が作曲されたのだそうだ。

 

IMG_20190616_121427.jpg

ピアノの上には、リヒャルト・ワーグナーの胸像。

以前、ドイツ人の友人からバイロイト音楽祭に誘われたことがある。

ワーグナー音楽祭ともいわれる催しで、彼は音楽祭の主要スポンサーの一人だった。

ワーグナーのオペラは長くて疲れるので断ったが、今思うと行っておけばよかった。

 

IMG_20190616_121634.jpg

如何にも古い歴史あるホテルといった感じだが、整備・清掃は行き届き、居心地が良さそうだ。

 

IMG_20190616_121721.jpg

ベッド幅は狭いが、ヨーロッパの古いホテルにしては部屋が広い。

 

IMG_20190616_121800.jpg

ソファーの他にテーブルと椅子も二客あり、使い勝手が良さそうだ。

 

IMG_20190616_121842.jpg

調度品の趣味も良く、彼女も気に入ってくれたようだ。

 

IMG_20190616_122012.jpg

どのくらい良い場所にあるか、シュテファンスプラッツから写真を撮ってみた。

左がウィーンのシンボル、シュテファン寺院で、その右手に”HOTEL”とサインが出ているのが、私達の宿泊先の「ロイヤル」。

 

IMG_20190616_122258.jpg

シュテファンスプラッツにはもうひとつホテルがあり、これが「ドゥ&コー」。

でも、歴史ある街にこのデザインはどうしても好きになれない。

 

IMG_20190616_122148.jpg

シュテファン寺院は12世紀半ばにロマネスク様式で建設され、14~16世紀に現在のゴシック様式に改築された。

時間は、もうすぐ20時。

でも、この明るさ。

 

IMG_20190616_122408.jpg

右側の塔は南塔で、137mの高さがある。

北塔もあるが、財政難で途中までしか建設されていない。

 

IMG_20190616_122520.jpg

シュテファン寺院は夜22時まで入場することができる。

荘厳な内陣の佇まいに、しばし魅入ってしまう。

 

IMG_20190616_122722.jpg

この日は北側のみ内部まで入ることが出来た。

こちら側には、地下のカタコンベへの入り口がある。

 

IMG_20190616_122836.jpg

柱の一つ一つの細工が素晴らしい。


IMG_20190618_100915.jpg

どの像も聖書の一節を表しているのだろう。

聖書は旧約、新約とも日本語で二回、英語で新約を一回読んでいるが、その程度の知識では皆目見当が付かない。

 

IMG_20190616_122936.jpg

シュテファン寺院前の広場、シュテファンスプラッツにはメリーゴーランド。

 

IMG_20190616_123039.jpg

そして多くの出店が並んでいる。

明日は聖霊降臨祭なので、今日から土、日、月と三連休のお祭りなのだ。

 

IMG_20190616_123137.jpg

ウィーンのメインストリート、ケルントナー通りにも人が溢れている。

 

IMG_20190616_123239.jpg

スワロフスキーは、オーストリアのクリスタル・ガラス製造会社。

そのショーウィンドウには、空中に浮く女性の不思議なディスプレイ。

下から吹き上げる風でスカートが大きく膨らみ、ゆらゆらとたなびく。

 

IMG_20190616_123349.jpg

その下には、横たわる女性の首。

目を引くが、何とも恐ろしいディスプレイだ。

 

IMG_20190616_123449.jpg

ケルントナー通りをリンク近くまで進むと、国立オペラ座に至る。

 

IMG_20190616_123548.jpg

オペラ座の前には、大きなプロジェクター。

中で上演されているオペラを観ることができるのだ。

 

IMG_20190616_123648.jpg

この日の演目はドニゼッティの「ドン・パスクワーレ」。

実は翌日のジュール・マスネの「マノン」を観ようと思い出発前に日本でチケットを手配しようとしたが、完売で断念。

私は何度も国立オペラ座でオペラ鑑賞をしているが、彼女は初めてだったので、とても残念。

 

IMG_20190616_123834.jpg

オペラ座のすぐ前にはこんな衣装の人も。

実はオペラ座の関係者ではなく、お土産物屋の店員さん。

 

IMG_20190616_123918.jpg

国立オペラ座のお隣は、ウィーンの最高級ホテル、「ブリストル」。

現役時代の定宿で、最上階のオペラ座を見下ろせる部屋に泊まっていた。

今回予約しようとしたら、一泊で二桁の諭吉が必要だったので断念。

 

IMG_20190616_124120.jpg

国立オペラ座の別の側のお隣には、有名ホテルの「ザッハー・ウィーン」。

 

IMG_20190616_124202.jpg

「ザッハー・ウィーン」の角には、『カフェ・ザッハー』。

 

IMG_20190616_124302.jpg

”オリジナル・ザッハー・トルテ”の看板が掛かっている。

 

IMG_20190616_124908.jpg

「ザッハー・ウィーン」のもう一つの角には、『カフェ・モーツァルト』。

 

IMG_20190616_125053.jpg

「ザッハー・ウィーン」のすぐ先のアルベルティーナにあるのが、今夜ディナーを取る予定だった『アウグスティーナーケラー』。

修道院のワイン蔵を改装して作られた、ワインレストランだ。

でも、彼女がラウンジから機内までずっと食べて飲み続けたので、今夜は夕食をとらずに休みたいというので、キャンセル。

ウィーン到着の夜の、軽い市内散策でした。

 

 

 

 

 

 

 

6月のこと、彼女と成田空港で待ち合わせ。

昨年11月はパリ、ブルゴーニュを旅した。

今年はウィーン、ドゥブロヴニクに旅することにしたのだ。

 

IMG_20190615_233027.jpg

お昼前の時間なので、ラウンジはとても空いている。

今回の旅は、元々はセルビアのベオグラードを訪問するために企画した。

大学時代の友人が、セルビア大使 兼 ボスニア・ヘルツェゴビナ大使を務めているので、ベオグラードに会いに行くことにしたのだ。

 

IMG_20190615_233157.jpg

彼女を誘うと、バルカンまで行くのであればドゥブロヴニクに行きたいとのこと。

まずはバルカン諸国にアクセスのよいウィーンに行くことにし、そこからベオグラードとドゥブロヴニクを回る計画を立てることにした。

ところがベオグラードからドゥブロヴニクに飛ぶ便は週二便しかなく、彼女が休みを取れる期間内では、周遊が難しいことが判明。

結果として、ベオグラードをスキップすることになってしまった。

大使閣下には夏休みで帰国される時に会えるので、近くまで行きながら会いに行かなかったことを謝ることにしよう。

 

IMG_20190615_233348.jpg

まずは、泡で乾杯。

スペイン、カタルーニャ州のコヴィデスが造る、フェリオール、カヴェ、ブリュット、セレクション。

 

IMG_20190615_233517.jpg

泡に合わせたのは、サラダ。

 

IMG_20190615_233737.jpg

続いては白ワイン。

オーストラリア、南オーストラリア州のダーレンベルグが造る、ザ・スタンプ・ジャンプ、ライトリー・ウッディッド・シャルドネ、2018年。

ダーレンベルグのワインは美味い。

 

IMG_20190615_234003.jpg

白がもう一種類置かれている。

ボルドーのシャトー・ブリオ、2017年。

白ワインの法王と称される、ボルドー大学のドゥニ・デュブルデュー教授がコンサルを務めている。

 

IMG_20190615_234213.jpg

続いては赤ワイン。

アルゼンチン、メンドーサのボデガ・ビアンキが造る、エルサ・ビアンキ、マルベック、2018年。

 

IMG_20190615_234415.jpg

赤ワインのお供はおろしポン酢ハンバーグを二個と太麺ナポリタン。

 

IMG_20190615_234523.jpg

太麺パスタは手打風で、モチモチで美味い。

 

IMG_20190615_234723.jpg

赤ワインももう一種類。

スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャ州のハメケン・セラーズが造る、カパ、シングル・ヴィンヤード、テンプラニーリョ、2018年。

 

IMG_20190615_235110.jpg

〆は、ANA特製カレー。

これは美味いので、ラウンジでは毎回食べるメニュー。

飲んでいるのは、再びカヴァ。

 

IMG_20190615_234910.jpg

ラウンジ内にはこんなコーナーもある。

 

IMG_20190615_235000.jpg

棚に並んでいるのは、日本酒。

きっと海外の客にも人気なのだろう。

 

IMG_20190615_235231.jpg

今日の日本酒は四種類。

 

IMG_20190615_235344.jpg

良い名前の日本酒があったので、飲んでみることにする。

 

IMG_20190615_235451.jpg

そのお酒は、遊歩、ではなく、遊穂 純米吟醸。

石川県羽咋市の御祖酒造が醸す酒で、使用米は山田錦と美山錦、精米歩合は55%。

 

IMG_20190615_235542.jpg

日本酒のお供は、海苔巻き、稲荷寿司、五目おむすび。

今日も搭乗前に食べ過ぎ。

 

IMG_20190615_235639.jpg

すると彼女が大きなチョコレートケーキをバッグから取り出した。

「買ったけど食べきれなかったの。一緒に食べてね」とのこと。

 

IMG_20190615_235728.jpg

お腹がいっぱいな上に、ケーキまで食べてしまう。

 

IMG_20190615_235823.jpg

いよいよ搭乗の時間。

今回はANAではなく、ANAと同じスターアライアンスのオーストリア航空。

羽田発のANAが取れなかったので、成田発のオーストリア航空にしたのだ。

楽しい旅の始まりです。

 

 

 

 

 

 

 

表参道の人気のフレンチ・レストラン、『ラス』で過ごす楽しい夜の続き。

『ラス』のメニューは”お任せコース”一種類のみ。

そしてワインはフル・ペアリングのコースをお願いしている。

 

IMG_20190523_150500.jpg

このエチケットを見た途端、きっとポルトガルのワインなのだと思った。

 

IMG_20190523_150709.jpg

ポルトガル、リスボアのエンコスタ・ダ・キンタが造る、フムス、ロゼ。

初めて飲むワインだ。

 

IMG_20190523_150816.jpg

美しいピンク。

香りはフルーティーだが、キリリと引き締まった辛口。

ぶどうはトゥリガ・ナシオナルで、栽培はオーガニック。

 

IMG_20190523_150308.jpg

ビスク・オ・バスク、オレガノ香るチョリソーとホタルイカの濃厚ソース。

ビスク・オ・バスクに塗られた赤いソースは、赤パプリカ、ニンニク、玉ねぎ、トマト等にナッツを加えて作る、ロメスコソース。

 

IMG_20190523_150342.jpg

これがチョリソーとホタルイカの濃厚ソース。

ホタルイカの内臓の苦みが効いた美味いソースだ。

 

IMG_20190523_150415.jpg

ビスク・オ・バスクを濃厚ソースに漬けて食べる。

今まであまり味わったことのない旨味が口いっぱいに広がる。

 

IMG_20190523_160554.jpg

これはまた面白いワインが出された。

フクロウのエチケットのワインは多いが、このワインは初めて。

 

IMG_20190523_160622.jpg

ストルプマン・ヴィンヤードが造る、パラ・マリア、シラー、サンタ・バーバラ、2017年。

 

IMG_20190523_160705.jpg

カリフォルニアのシラーであればストルプマンと言われるだけあって、強く洗練されたボディの素晴らしいシラーだ。

セパージュは、シラー85%、プティ・ヴェルド15%。

 

IMG_20190523_160800.jpg

岩手県産奥の都鶏のロースト。

ホワイトアスパラガスのシーザースタイル、赤ワインソース。

ホワイトアスパラガスはオランダ産。

黄色いソースは、紅花玉子。

 

IMG_20190523_160826.jpg

ここで口直しのデザート、リンゴとカルダモンのグラニテ。

 

IMG_20190523_160952.jpg

続くワインで彼女の機嫌が悪くなってしまう。

出されたワインは、スペインのエミリオ・ルスタウが造る、エミリオ・ルスタウ・ベルムート。

スペインのシェリー・ベースのベルモットである。

出された時に「あれ?」と思ったが、甘いデザート・ワインは出ないはずなので、ドライ・ベルモットなのかなと思った。

 

IMG_20190523_161106.jpg

ところが、甘いデザート・ワインなのだ。

席に着いたときに、「デザート・ワインは苦手なのでペアリング・ワインから外して普通のワインに変えて下さい」とお願いしたのに、要請を無視されたことに彼女は怒ったのだ。

「飲まない」と彼女。

もったいないので、私が無理して二杯とも飲むことになってしまった。

 

IMG_20190523_160856.jpg

木の箱に入れられて運ばれてきたのは、二つの紙コップ。

 

IMG_20190523_161211.jpg

カカオクランブルとコーヒーアイスのカプチーノデザート。

 

IMG_20190523_161240.jpg

中にはコーヒーのムースが入っている。

使われているのは普通の量産品の紙コップ、食べている間にくにゃくにゃになってしまった。
この後に本当のデザートが出るのかと思ったら、これで終わり。
ちょっと食後のデザートが物足りない。

 

IMG_20190523_161315.jpg

食後の飲み物は、広島県 梶谷農園から届いた季節のフレッシュハーブティー。

何が入っているか説明があったが、早口で聴き取れず。

 

IMG_20190523_161430.jpg

フレッシュハーブティーには癒される。

お会計を済ませ帰ろうとするが、ここで問題発生。

金額が予想より高いので明細をチェックすると、料理代、ペアリング・ワイン代に、テーブル・チャージ、ミネラルウォーター代、ここまではわかるとして、デザート・ワイン代が付いている。

「ペアリング・ワインからデザート・ワインは飲まないので外してくれと言ったのに出されてしまったのは残念だが、何故別に代金が付いているのか」と質問。

「ペアリング・ワインからデザート・ワインは外しました。飲まれたデザート・ワインは別料金でお出ししたものです」との回答。

これには流石に温厚な私も切れてしまった。

「デザート・ワインが苦手だから外してもらったのに、それを別料金だと説明もしないで出すとはいったい何を考えているんだ」と私。

するとオーナーシェフに相談しますと言って、戻ってきての回答は、「飲んだものは払ってもらいます」の一言。

「もちろん代金は払う。私が言っているのは金額の多寡ではなく、何故このような客の要望を無視した対応をして一言の謝罪も無いのかということだ」。

これには無回答。

「こんな対応をする店には二度と来ない」と言いおいて、店をあとにした。

 

IMG_20190523_161513.jpg

「料理は美味しかったのに、最後に嫌な思いをさせてごめんね」と私。

「料理は良かったのに、サービスは酷かったわね」と彼女。

気が付くと、目の前には写真で見たことがある奇抜な建物。

 

IMG_20190523_161542.jpg

ここは台湾のパイナップルケーキのお店、微熱山丘、サニーヒルズの東京店だ。

ヒノキの角材を地獄組みという技法を用いて作られた建物で、隈研吾氏の設計である。

 

IMG_20190523_161727.jpg

プラダビルは夜になると昼とは違った建物に見える。

『ラス』はちょっと残念だったが、彼女と過ごす南青山の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

五月末のこと、彼女と表参道で待ち合わせると、人気のフレンチ・レストラン、『ラス』に向かう。

 

IMG_20190523_144448.jpg

『ラス』は横道から更にビルの細い通路を入った奥にあるのでわかりにくい。

そこで、横道に面した場所にある姉妹店の『コルク』を探し、その横を入ればすぐに行きつくことが出来る。

 

IMG_20190523_144524.jpg

以前から行きたいとと思いながら機会がなく、やっと訪問できたので期待は大きい。

 

IMG_20190523_144601.jpg

開店時間と同時の予約だったので店に客の姿は少ない。

それでも既に数組の客がテーブルに着いているのは驚きだ。

 

IMG_20190523_144640.jpg

スタッフは今から押し寄せる客への対応準備に忙しそう。

今夜も満席で、多くは二回転の予約が入っている。

 

IMG_20190523_144706.jpg

テラス席もある。

天井も壁もガラスで覆われているので明るく、雨の日も利用することが出来る。

 

IMG_20190523_144807.jpg

ナイフとフォークのセットが無いと思ったら、テーブルの引き出しの中に入っていた。

 

IMG_20190523_144903.jpg

テーブルに着くと、早速最初のワインが出される。

ポメリー、ブリュット・ロワイヤル、マグナムボトル。

今夜はワインのフル・ペアリングをお願いしている。

最初に尋ねたところ、ペアリングにはデザート・ワインが含まれるとのことだったので、デザート・ワインが苦手な彼女のために、それを外して普通のワインに変えてくれるように頼んだ。

 

IMG_20190523_145007.jpg

甘口だったシャンパーニュに、ブリュットという革命をもたらしたのがこのポメリー。

そのスタンダード・キュヴェもマグナムとなると一層熟成感が増して美味い。

セパージュは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが1/3ずつ。

 

IMG_20190523_145052.jpg

水を下さいと言うと、「ガス無しですか、ガス入りですか」との回答。

「え、ミネラルウォーターなのですか。それならコンガスでお願いします」と注文。

届いたのは、イギリスのヒルドン・ナチュラル・ミネラルウォーター。

大したことではないが、後からくる他のテーブルを見ると、何も言わなくても普通の水がどんどん注がれていて、ミネラルウォーターを飲んでいる人は居ない。

何だかちょっと不可思議。

 

IMG_20190523_145130.jpg

最初に出されたのは、グリーンピースのワンショット。

下半分は冷たく、上半分は温かいスープ。

『ラス』のメニューは、”お任せコース”一種類のみ。

どんな料理に出会えるのか楽しみだ。

 

IMG_20190523_145309.jpg

オーストラリア、タスマニアのジョセフ・クローミーが造る、ルビー・ピノ。

 

IMG_20190523_145223.jpg

ピノ・ノワールから造られたフォーティファイド・ワインで、アルコール度数は18.5%。

裏ラベルには、フルーツケーキ、完熟したチェリーやプラムの味わいと書かれている。

 

IMG_20190523_145405.jpg

続く料理は、『ラス』のスペシャリティ。

 

IMG_20190523_145432.jpg

封を切ると、中から現れたのはフォアグラのクリスピーサンド”赤ワイン味”。

バルサミコのジャムが使われていて、これは美味い。

甘いワインが苦手な彼女は、「フォアグラに合わせて出されたので仕方がないわね」と苦笑い。

 

IMG_20190523_145515.jpg

イタリア、ヴェネト州のアッラ・コスティエッラが造る、リフレッシ、ロザート、2018年。

アッラ・コスティエッラは、家族経営の小さなワイナリーで、海岸沿いにぶどう畑があることから、アッラ・コスティエッラ=海岸沿いと名付けられた。

 

IMG_20190523_145546.jpg

オレンジワインのような色に写っているが、実際にはもう少し赤みがかったロザート。

ぶどうはメルローとラボーゾで、栽培はビオディナミ。

 

IMG_20190523_145647.jpg

自家製ブッラータチーズとアメリカンチェリーのサラダ、バジルとレモンゼスト。

アメリカンチェリーのソースが掛けられている。

スタッフがテーブルサイドで料理の説明をしてくれるのだが、聴き取れないくらいの早口でまくしたて、説明が終わりきらないうちにテーブルを離れてしまうので質問も出来ず、何が何だか皆目わからない。

ここのスタッフは忙し過ぎるようだ。

 

IMG_20190523_145941.jpg

オーストリアのセップ・モーザーが造る、ファンダメンタル、2017年。

 

IMG_20190523_150150.jpg

セップ・モーザーはオーストリアを代表する自然派の造り手。

ぶどうはグリューナー・ヴェルトリーナーで、栽培はビオディナミ。

 

IMG_20190523_145717.jpg

フロマージュ・ド・テット、豚すね肉とマスタードのソースのミモザ風。

 

IMG_20190523_145741.jpg

フロマージュ・ド・テットは、豚の頭を使って作る煮凝り料理のこと。

これは豚すね肉を用いかなりアレンジされているが、名前はともあれ美味ければ問題ない。

表参道の人気のフレンチ、『ラス』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』で開催されたパリ祭のパーティーに彼女と共に参加した素敵な夜の続き。

 

IMG_20190725_105624.jpg

牛フィレ肉のローストとリー・ド・ヴォーのムニエル、ジロール茸のフリカッセ、ヴァンジョーヌ風味、ペリゴール・ソースとイボワール、贅沢な二種のソース。

 

IMG_20190725_105655.jpg

牛肉はアイスランド産。

入砂料理長によると、日本産の肉ではこの料理には力不足で、色々試した結果このアイルランド産に行きついたとのこと。

 

IMG_20190725_105721.jpg

リー・ド・ヴォーを覆っているのは、イボワールソース。

イボワールは、アイボリーのフランス語。

 

IMG_20190725_105331.jpg

肉料理に合わせて飲んでいるのは、ルイ・ジャドのボーヌ、プルミエ・クリュ、クロ・デ・ユルシュル、2007年。

 

IMG_20190725_105548.jpg

厨房ではデセールの準備が進んでいる。

 

IMG_20190725_105755.jpg

”ピーチメルバ”、メゾン・ポール・ボキューズ風、白桃のコンポート、ヴァニラ・アイスクリーム、ラズベリーのクーリー。

 

IMG_20190725_105833.jpg

見るだけで嬉しくなるデセール。

上にのっているのは、アーモンドのチュイル。

 

IMG_20190725_105904.jpg

ディジェスティフは、貴腐ワイン。

ソーテルヌの、シャトー・レイモン・ラフォン、2009年。

シャトー・ディケムの隣の畑という好立地にあるシャトー。

オーナーがシャトー・ディケムの元マネジャーであることから、イケムと同じセパージュ、醸造方法で造られている。

 

IMG_20190725_105936.jpg

実にエレガントで、完璧な調和のとれたボディ。

ぶどうもワインも、厳しい選別が行われ、合格したものだけがレイモン・ラフォンとして出荷される、希少なソーテルヌなのだ。

熟成はバリックで三年間と長い。

セパージュは、セミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%。

 

IMG_20190725_110012.jpg

貴腐ワインも美味しいが、大好きなアルフォンス・メロのサンセール、ジェネラシオンⅩIⅩ、2009年も併せて楽しむ。

 

IMG_20190725_110120.jpg

「今年のパリ祭も楽しいわね」と彼女。

同じテーブルには私たちと仲の良いご夫妻もいらっしゃり、会話も弾む。

 

IMG_20190725_110201.jpg

ミニャルディーズ。

ミニャルディーズというには量が多いが、二人とも完食。

 

IMG_20190725_110304.jpg

今年は残念ながら雨模様なのでパティオは開放されず室内のみでの開催となったが、テーブルは満席で楽しい話声や笑い声に満ち溢れている。

 

IMG_20190725_110517.jpg

時間があればバーで少し飲んでも良いのだが、今夜も素敵なワインがいっぱい出されたので、既に飲み過ぎ。

 

IMG_20190725_110600.jpg

今夜のワイン達と、先﨑支配人、入砂料理長、原田マダムに見送られ、『メゾン ポール・ボキューズ』をあとにする。

 

IMG_20190725_110640.jpg

旧山手通りをぶらぶらと散策。

何時ものTサイトのファミマで彼女の朝食用のサラダを幾つか購入。

 

IMG_20190725_110715.jpg

彼女が飲み過ぎたというので、恵比寿駅まで歩くことにする。

右前方の大きな欅の樹があるところが、先週ディナーを楽しんだばかりの『リストランテ ASO』。

彼女と過ごすパリ祭の夜は素敵に更けていきました。