パリからルチルんさんをお迎えして、”何時ものフレンチ”、『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
メイン料理を食べ終えると、ディジェスティフが届く。
ロゼス、ポート、トゥニー。
ロゼスはポルトガル系フランス人でボルドーのワイン商がポルトガルに設立したポート会社。
フランスで人気のポートである。
長期樽熟成されたトゥニーは美味い。
ぶどうは、トゥーリガ・ナショナルとトゥーリガ・フランカ。
でも彼女は甘いフォーティファイド・ワインが苦手なので、ちょっと口を付けただけで私の前にグラスを置く。
デセールは、チョコレートの軽いタルティーヌ、赤ワイン風味の黒無花果のコンフィチュール、塩キャラメルのアイスクリームと共に。
チョコレートの軽いタルティーヌがとても美味い。
塩キャラメルのアイスクリームはチョコレートに良く合う。
ルチルんさんと彼女は白ワインをもう少し飲むことに。
私も白ワインにお付き合いし、彼女が残したポートワインと並行飲み。
飲んでいる白ワインは、アルザスの銘醸、トリンバックが造る、ピノ・グリ、キュヴェ・パルティキュリエール、2014年、プール・ヒラマツ。
星野料理長がテーブルに来てくれ、ルチルんさんにご紹介。
今夜の料理の礼を述べ、店を後にする。
「次回はパリでお会いしたいですね」とお休みの挨拶を交わし、有楽町駅でルチルんさんをお見送り。
彼女の朝食用に、何時ものファミマでサラダをいくつか購入。
酔い覚ましと腹ごなしのために、少し銀座を散策することにする。
再びマロニエゲートに戻り、マロニエ通りに入る。
先ほどまでルチルんさんと食事をしていた窓が明るく見える。
バーバリーのディスプレイが面白い。
「今夜はルチルんさんにお会いできて嬉しかったわ。次はパリでお会い出来たら素敵ね」と彼女。
「二人が楽しそうにお話ししているのを見て、僕も嬉しかったよ」と私。
マックス・マーラは何時もの通りモノトーン。
青く見えるのは、お向かいのモンクレールのショーウィンドウの灯り。
これがそのモンクレールのショーウィンドウ。
何時も素敵な、時には奇抜なディスプレイで楽しませてくれる。
前の画像が左側、そしてこちらが右側のショーウィンドウ。
銀座通りに近付くと、ブルガリが見えてくる。
その手前は、カルティエ。
右側のビルはシャネル。
もう秋物。
もう一つの角のルイ・ヴィトンは、LVのロゴとマークを強調したディスプレイ。
銀座通りを四丁目方向に進む。
ヴァン・クリとショーメが明るく輝く。
銀座プレイスまで来てしまった。
そろそろ帰途に就くとしよう。
パリからルチルんさんをお迎えした楽しいディナーの夜は、素敵に更けていきました。