ワインは素敵な恋の道しるべ -255ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

東京ミッドタウン六本木のガーデンテラスの最上階にある『フィリップ・ミル東京』での素敵なディナーのあと、ちいさんと向かったのは、ミッドタウン・ガーデン。

 

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ガーデンアーチを通ってミッドタウン・ガーデンに渡る。

 

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ガーデンの小川にはこんなイルミネーション。

 

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夏になるとガーデンで毎年開催されるスピリッツ(ハードリカー)をテーマとしたミッドパーク・ラウンジを訪問するのが楽しみの一つ。

 

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今年は”ロク・ジン”を飲むことが出来る、『ロク・ミッドパーク・ラウンジ』。

 

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何時も満席の人気イヴェントだが、幸いなことにテーブルがひとつだけ空いていた。

ちぃさんにテーブルを確保してもらい、私は飲み物を調達。

 

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ロク・ジンは、サントリーが1917年7月に発売した、ジャパニーズ・クラフトジン。

ジンに使われる伝統的な8種類のボタニカルに加え、日本独特の6種のボタニカルが用いられている。

それは、桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子。

 

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ドリンクメニューをチェックし、飲み物を選択。

 

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ドリンクバーで注文。

 

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ドリンクバーにはロク・ジンがずらりと並ぶ。

 

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六種類の日本オリジナルのボタニカルが使われているので、名前も六(ロク)。

ボトルも六角形だ。

 

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”六”すだちスパークリングで乾杯。

 

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六を天然水スパークリングで割り、わつなぎすだち、すだち、山椒を加えた爽やかなカクテル。

わつなぎすだちは、徳島県産すだちの果汁に和糖を加えて作った、サントリーのプレミアム・シロップ。

 

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空を見上げると、照明を当てられた樹々が暗い夜空に白っぽく浮かび上がっている。

 

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ドリンクバーの上には、東京タワー。

 

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二杯目はちぃさんが買ってきてくれた。

”六”ソーダで乾杯。

 

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六を天然水スパークリングで割り、国産レモンが加えられている。

 

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夜風を感じながら、冷えた六のスパークリング・カクテルを気持ちよく飲んでいると、気が付くと周りに客は居なくなっていた。

 

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『ロク・ミッドパーク・ラウンジ』を出ると、芝生広場に「光と霧のデジタルアート庭園」を観に行く。

 

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イルミネーションが次々と変わり、霧が生き物のように蠢く。

 

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何時までも観ていたいが、時間は既に遅い。

 

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ガレリアに戻り、地下通路を抜けて帰途に就く。

ちぃさんと過ごす、東京ミッドタウン六本木の楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

六本木の素敵なフレンチ、『フィリップ・ミル東京』でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。

『フィリップ・ミル東京』は、シャンパーニュ地方、ランスの二つ星レストラン、『レ・クレイエール』の総料理長、フィリップ・ミル氏が東京に初めて開いたレストラン。

 

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前菜は、フランス産フォアグラのポワレ、ペーシュ・ド・ヴィーニュのチャツネ、インゲン豆、桃とアーモンドのアクセント。

”ペーシュ・ド・ヴィーニュ”とは”ぶどう畑の桃”という名前の赤い桃。

昔はブルゴーニュでは葡萄畑の中に桃も植えられていたそうで、その名残の名前なのだそうだ。

ピンクのソースがこの桃のソースで、緑はネギとハーブのソース。

 

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フランス産フォアグラのポワレ。

日本に輸入されるフォアグラの輸入元は、ハンガリー、スペイン、ブルガリア、フランスの四か国で、その80%をハンガリーが占めている。

実はフランス産のフォアグラは貴重品なのだ。

 

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インゲンのソテー。

上に乗せられた飾りが美しい。

 

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飲んでいるワインは南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランのラ・ヴィエイユ・フェルム・ブラン、リュベロン、2018年。

ボトルの上部にはファミーユ・ペランの名前、そして下部にはひらまつの名前が入っている。

 

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魚料理は、しっとりと火入れした平目、ラディッシュの鱗仕立て、シブレットオイルのソース・シャンパーニュ。

シブレットはネギの一種でチャイブとも呼ばれる。

 

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鱗仕立てとは言っても鱗には見えず、もっと綺麗。

『ポール・ボキューズ』の鱗仕立ては薄切りにしたジャガイモを小さな円形に切り出し、本物の鱗のようにびっしりと敷き詰める。

緑は、プティ・ポワのソース。

 

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窓の外には夕闇が忍び寄る。

テラスのオリーブの樹に照明が当てられ、美しく輝き始めた。

 

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肉料理に備え、赤ワインに切り替える。

赤も白と同じく南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランが造る、ラ・ヴィエイユ・フェルム・ルージュ、ヴァントゥー、2017年。

 

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今夜三度目の乾杯。

ベリー系の香り、ハーブやスパイスのニュアンスも。

果実味とタンニンのバランスも良い。

セパージュは、グルナッシュ50%、シラー20%、カリニャン15%、サンソー15%で、オークの樽で10ヶ月熟成。

 

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シャンパーニュ地方の赤ワインソースを纏った鴨のファルシー。

 

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これが鴨料理なのかと二人とも唖然。

意表を突く美しさの料理だ。

今夜も中村料理長に感謝。

 

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メイン料理を食べ終えると、デセールの前にテラスを少し散策。

暑い夏とは言え、陽が完全に落ちると夜風が心地よい。

 

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窓の向こうに、私たちのテーブルが見えている。

 

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4階のテラスだが、建物が少し高台にあるのと、周りに遮る建物が少ないので、割と眺望が良い。

 

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ミッドタウンガーデンでは、『ロク・ミッドパーク・ラウンジ』が明るく輝いている。

 

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帰りに立ち寄っても楽しそうだ。

そして芝生広場では、”光と霧のデジタルアート庭園”が怪しく光る。

 

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次々と表情を変えるので観ていて飽きないが、そろそろデセールを食べに室内に戻ることとしよう。

 

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プラリネチョコレートのパルフェ。

敷き詰められているのは、ピスタチオとナッツのクランチ。

 

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メダルには、”フィリップ・ミル”のイニシャル。

 

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もうお腹いっぱいと思ったら、ミニャルディーズが届く。

今夜のはとても大きい。

ブルーベリーとカスタードクリームのケーキ。

 

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コーヒーをゆっくり飲んでいると、既に三時間が過ぎようとしている。

『フィリップ・ミル東京』では上質の時間を味わうことが出来るので、つい長居してしまう。

シェフ・ソムリエの椨さんに見送られ、店をあとにする。

ちぃさんと過ごす六本木の夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

夏のある日のこと、六本木でちぃさんと待ち合わせ。

 

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向かったのは、東京ミッドタウン六本木。

今夜は素敵なフレンチでディナーなのだ。

 

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レストランの予約時間までまだ10分あるので、ミッドタウン・ガーデンを少し散策することに。

今夜のレストランは、このガーデンテラスの最上階、緑の植栽のあるところ。

 

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ミッドタウン・ガーデンの今年の夏の企画は、ロク・ミッドパーク・ラウンジ。

 

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そして芝生広場では、光と霧のデジタルアート庭園。

 

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周りの縁側に腰かけてのんびり鑑賞することが出来る。

でも、予約時間が近付いたので、レストランに移動することにする。
 
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今夜のレストランは、『フィリップ・ミル東京』。

ランスにある二つ星レストラン、『レ・クレイエール』の総料理長、フィリップ・ミルが日本に初めて開いたお店。

 

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シェフ・ソムリエの椨さんに迎えられ、テーブルに案内される。

店内は広く、幾つもの部屋に分かれている。

私のテーブルは何時もメインルームの窓際の席。

 

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ちぃさんもこのテーブルが気に入ってくれたようだ。

 

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窓の外には広いテラス。

 

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最初はシャンパーニュ。

シャンパーニュ地方の中心都市、ランスにあるお店の東京店だけに、シャンパーニュの品揃えは圧巻。

今夜のシャンパーニュは、高評価のレコルタン・マニピュラン物。

ジュール・ラサール、キュヴェ・プレフェランス、ブリュット、NV。

モンターニュ・ド・ランス地区にある、女性三代で運営する珍しいメゾンで、クリュッグやボランジェと並ぶ五つ星評価を得ている。

 

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ちぃさんと、乾杯。

熟した洋ナシや白桃の香り、それにブリオッシュや炒ったアーモンドのノートが続く。

強い熟成感を持ち、酸とミネラルのバランスも美しい。

ジュール・ラサールの畑は全てプルミエ・クリュかグラン・クリュで、ぶどう栽培はリュット・レゾネ。

ラ・キュヴェ(一番搾り果汁)のみを用い、このスタンダード・キュヴェでも瓶内熟成期間は4年以上ととても長い。

セパージュは、ピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ20%。

 

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二種のプティサレ。

トマトのムースのタルト、リコッタチーズのタルト。

 

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アミューズは、アスパラガスのムース。

ムースの中には、角切りのアスパラガス。

皿を縁取るのは、カリッと焼かれたバゲットの薄切り。

 

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バゲットも届く。

 

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テーブル上には、E.V.オリーブオイルと、小さなオブジェ。

 

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シャンパーニュのミュズレを用いて作られているとは、流石ランスのレストラン。

 

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白ワインは、南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランのラ・ヴィエイユ・フェルム、リュベロン・ブラン、2018年。

このボトルは、『ひらまつ』のスペシャル・ボトル。

 

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ファミーユ・ペランの名前に加え、『ひらまつ』の名前とマーク、”HK”も入っている。

このマークは、平松宏之・慶子夫妻の名前のイニシャルを合わせたもの。

 

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再びちぃさんと乾杯。

グレープフルーツや青りんごの爽やかな香り。

綺麗な酸もあり、後味にはへーゼルナッツのニュアンス。

セパージュは、グルナッシュ・ブラン30%、ブールブーラン30%、ユニ・ブラン30%、ルーサンヌ10%。

東京ミッドタウン六本木の『フィリップ・ミル東京』で、ちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

八丁堀のフレンチ、『ブラッスリー・ギョラン』で開催された”ボンジュール・フランス/ディネ・グルマン”の会に彼女と共に参加した楽しい夜の続き。

 

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オーナーシェフの羽立昌史さんがテーブルにご挨拶に来てくれた。

ふんわかとした雰囲気の方で、料理の説明も丁寧でわかりやすい。

 

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シャンパーニュ、コート・シャロネーズの白のあとは、ローヌのロゼ。

ローヌを代表する造り手、E. ギガルのコート・デュ・ローヌ、ロゼ、2016年。

 

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フレッシュなフランボワーズやチェリーの香り。

フルーティーでエレガント。

セパージュは、グルナッシュ60%、サンソー30%、シラー7%・ムールヴェードル3%。

 

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フランス、ブルターニュ産、オマール海老のブイヤベース。

オマール海老の身がごろごろ入っている。

大きなオマール海老を、四人に1尾使用しているそうだ。

 

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オマール海老の身はプリプリで美味い。

スープの香りが素晴らしく、旨味が凝縮されている。

 

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赤もローヌのワイン。

人気の造り手、ドメーヌ・マズールのコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2011年。

マズール家は16世紀からコート・デュ・ローヌでワイン造りを続ける名門で、100年を超える樹齢のぶどう畑も所有している。

 

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色合いはとても濃い。

素晴らしい果実の熟成感を持ち、スパイシーでパワフル。

タンニンは円やかで、樽香も心地よい。

シラーがメインでグルナッシュが加えられている。

シラーの樹齢は70年と高い。

 

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「メイン料理が焼きあがりましたよ」、と羽立シェフが見せに来てくれる。

夏鹿のパイ包み焼き、マリアカラス風。

 

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マリアカラスの希望に応じ、パリのマキシムで井上旭氏(現、シェ・イノのオーナーシェフ)が仔牛のパイ包み焼きを作ったのが始まり。

今夜は仔牛の代わりに、夏鹿が使われている。

 

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中には、フォアグラとトリュフが詰められている。

これは美味しくないはずがない逸品。
鹿のジュにキャラメルを入れて作ったソースも良く合う。

 

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今度はデセールの紹介。

 

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バスクチーズケーキ。

黒い焼き上がりが特徴。

 

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添えられたフランボワーズのアイスクリームも美味い。

 

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今夜の料理は、素材にも調理法にも拘り抜いた素晴らしい逸品揃いだった。

「お料理もワインも素晴らしかったわね」と彼女も満足な様子。

 

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ミニャルディーズのピンクのマカロンが可愛い。

 

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最後にお店の前で羽立シェフと記念撮影。

羽立さん、お世話になりました。
とても素晴らしいディナーでした。
また伺いますので、よろしくお願いいたします。
 

 

 

 

 

 

 

六月下旬のこと、彼女と共に、”ボンジュール・フランス/ディネ・グルマン”の会に参加した。

 

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今回の会場は、八丁堀のフレンチ、『ブラッスリー・ギョラン』。

 

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赤を基調としたお店は目立つので、場所はわかりやすい。

入り口では、フランス商工会議所のスタッフが迎えてくれる。

 

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店内には既に参加者の大半が到着し、お互いに挨拶を交わしたりとても賑やか。

カウンター上には、今夜用のワイングラスが出番を待っている。

 

参加者でいっぱいの店内の写真は撮影できないので、お店提供の写真をお借りした。

でも、何故かピントが甘い。

 

店の奥は中二階となっていて、今夜の私達の席はこちら側。

これもお店のH.P.から。

 

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『ブラッスリー・ギョラン』を訪問するのは初めて。

評価の高いお店だけに、今夜のディナー会への期待も高い。

 

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会が始まり、シャンパーニュで乾杯。

写真を撮る前に、彼女は一口飲んでしまった。

 

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今夜のシャンパーニュは、テタンジェ、プレリュード、グラン・クリュ。

グラン・クリュ畑の中でも最高級のぶどうを厳選して造られ、瓶内熟成期間は約5年と極めて長い。

セパージュは、シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%。

 

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アミューズは、猪のパテ、有機野菜のマリネ。

 

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オーナーシェフの羽立昌史氏はジビエ料理を得意とされ、この猪も狩猟仲間から届いたものを使用しているとのこと。

 

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色とりどりの野菜のマリネも酸味が効いて美味い。

 

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パン皿も、アミューズの皿と同じくシンボルカラーの赤が使われている。

 

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白ワインはメゾン・ジョセフ・ドルーアンのリュリー、2017年。

 

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リュリーは好きな産地だが、このジョセフ・ドルーアンのリュリーは特に美味い。

柑橘系の香りに溢れ、口に含むと炒ったアーモンドやブリオッシュのニュアンス。

熟成感と果実の素晴らしい凝縮感を持つ、エレガントなワインだ。

ぶどう栽培はビオディナミで、フレンチオークの樽(新樽20%)で6~8ヶ月間熟成されている。

 

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前菜は、フランス・ブレス産若鶏のバロンティーヌ。

詰め物をしたブレス産若鶏の冷製。

 

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トークゲストの並木麻輝子氏によると、ブレス産の鶏は最高級ブランドで、トウモロコシ、小麦粉、乳製品を飼料として与え、放牧によって健康的に育てられているのだそうだ。

鶏一羽に10㎡の土地が用意され、若鶏は4カ月かけて飼育されているとのこと。

 

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この方が並木麻輝子氏。

フランスのコルドンブルーの上級コースを履修し、料理ジャーナリスト、ヨーロッパ郷土料理・菓子・食文化研究家として活躍されている。

料理の説明の要領が良く、楽しく学ぶことが出来る。

八丁堀のフレンチ、『ブラッスリー・ギョラン』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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赤ワインは、ドメーヌ・ゴビー、コート・カタラン、レ・カルシネール、2017年。

ドメーヌ・ゴビーはルーション地区の人気のドメーヌ。

 

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強い果実味を持ちながら、名前の通りミネラル感が強く、酸味もあるのでエレガントな仕上がり。

セパージュは、カリニャン50%、シラー20%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル10%。

 

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果実味は強いが、思いのほか透明度が高く、美しいルビー色。

 

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鹿児島郷土料理<薩摩汁>~黒さつま鶏の炭焼き、そのコンソメと共に~。

 

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黒さつま鶏と季節野菜のコンソメスープが注ぎ込まれる。

 

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素晴らしい香りがテーブルに漂う。

 

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こんがりと焼かれた黒さつま鶏が美味そうだ。

 

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添えられているのは、カンパチの生姜風味。

 

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ディジェスティフが届く。

小正の梅酒、オンザロックス。

鹿児島の小正醸造が奈良県五條市の玉隠堂農園の青梅を焼酎に漬け込んで造った梅酒。

 

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コート・カタラン、カルシネールが美味しいので、ディジェスティフと並行飲み。

 

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デセールは、鹿児島発祥のかき氷<しろくま>~大隅からパッションフルーツと佐多岬楽塩のソルベ~

 

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かき氷の中には、塩と練乳のアイスクリーム。

添えられているフルーツは、西瓜、キウイ、マンゴー、ライチ。

 

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小正の梅酒が美味しいので、二杯目。

 

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内木場料理長がテーブルに挨拶に来てくれたので、今夜の料理の感想を伝え、話しが弾む。

「故郷の鹿児島がテーマとなると、内木場さんも料理に力が入っていたわね」と彼女。

 

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砂糖は、ラ・ペルーシュ。

インド洋に浮かぶフランス領レ・ユニオン島のサトウキビ100%で作られる、プレミアム・シュガー。

 

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坂本支配人、内木場料理長に今夜の礼を述べ、店をあとにする。

西麻布交差点のレトリーバーは梅雨の季節なので、雨合羽を着せてもらっている。

 

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何時ものように、六本木ヒルズまでお散歩。

 

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66プラザから東京タワー方面を見ると、空が明るくなっている。

 

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何時ものように成城石井で彼女の朝食用のサラダを購入。

 

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今夜は何故か品数が少ない。

 

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六本木駅に向かおうとすると、彼女がお腹がいっぱいなのでもう少し歩きたいと言う。

そこで、外苑東通りを飯倉片町方向に散策。

 

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飯倉片町の交差点には、フェラーリのF1マシン。

 

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飯倉交差点まで来た。

ノアビル横に東京タワーが大きく見える。

ここを左折し、神谷町で地下鉄に乗ることにしよう。

彼女と過ごす、西麻布、六本木、神谷町の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。

 

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車で向かった先は、西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』。

 

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この白大理石の階段を上り、何時もの母子像と天使像に迎えられると、今夜の料理とワインへの期待が高まってくる。

 

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奥に見えるレトロなエレベーターで、二階のレセプションから三階のメインダイニングに進む。

ダイニングには既に多くの先客、中央の空いたテーブルのみ撮影。

 

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今夜の料理のテーマは鹿児島。

内木場料理長の出身地なのだ。

 

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テーブルの上には、何時もフランスの小物。

 

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アペリティフはモヒート。

使われているスピリッツは、鹿児島焼酎のさつま島美人。

 

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ミントの香りが爽やか。

 

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鹿児島県シラス台地からの恵み~鹿屋市IRODORI森畑より、夏野菜のテリーヌ~。

irodori野菜もり畑は、若い作り手、森千秋さんの農園。

 

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夏野菜は、ズッキーニ、トマト、茄子。

ソースは、バジルのソースとアンチョビクリームのソース。

野菜の使い方が豪快。

これでよく成型でき崩れないものだと感心する。

 

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パンも届く。

ここのバゲットは皮はパリパリ中はしっとりで美味しいのだ。

 

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モヒートが美味しいので、お代わり。

 

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白ワインは、アルザスの銘醸、トリンバックが造る、ゲビュルツトラミネール、キュヴェ・パルティキュリエール、2011年、プール・ヒラマツ。

1626年から13代続く名門のワインは、フランスの全ての三ツ星レストランでオン・リストされている。

 

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ライチやパイナップルの甘い香り。

濃厚な果実味。

酸味があるのでとてもバランスが良い。

 

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鹿児島郷土料理<豚骨>~鹿児島県産黒豚バラ肉のコンフィとウフモレ~。

 

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春巻きのような料理。

ソースは、坊ちゃんかぼちゃのピューレ。

 

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ウフモレは温泉卵のようなもの。

 

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生地の中には、キタアカリ、黒豚バラ肉、そして生ハム。

これも美味い。

西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィーンの美術史博物館で彼女と過ごす楽しい午後の続き。

ベラスケス、カラヴァッジョ、ティツィアーノ、ラファエロ、ブリューゲルと観た後、次の部屋に進む。

 

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この絵はドイツの画家、ハンス・フォン・アーヘンの作品。

「タルクィニウスとルクレティア」。

 

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イタリアの画家、アルティンボルドの作品もある。

 

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ここまで絵が多いと、集中力を保つのが難しい。

でも、素晴らしい作品の数々のなかに知っている作品を見付けると嬉しくなるので、一つ一つ丁寧に観て回る。

 

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フェルメールを見付けた。

「絵画芸術」の女性のドレスにも、フェルメール・ブルーと呼ばれるラピスラズリが使われている。

 

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オランダの画家、マリア・ファン・オーステルウィックの作品、「ヴァニタス」。

彼女の静物画は好きだ。

 

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いよいよルーベンスの部屋に来た。

ピーテル・パウル・ルーベンスの「自画像」。

 

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「林檎の木の下の聖家族」。

 

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「凍えるビーナス」。

 

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この絵の題名は知らない。

 

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「聖フランシスコ・ザビエルの奇蹟」。

 

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「メデューサの頭部」。

 

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観ても観ても、絵画は尽きない。

 

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各部屋の真ん中には大きなソファが置かれているので、座って鑑賞している人も多い。

 

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あれ、またイタリアのルネサンス期に戻ってしまった。

ティントレットの「スザンナの入浴」。

 

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こちらもティントレットの「セバスティアーノ・ヴェニエル」。

ヴェネツィア共和国の元首の肖像画だ。

 

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39室を全て観終わると、かなり疲れる。

 

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この壮麗な階段を下り、一階に戻る。

 

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踊り場には、白大理石の素晴らしい彫刻。

 

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「一階はギリシャ、ローマ、エジプトのコレクションなんだって。観てみましょうよ」と彼女。

私は二階の絵画だけで充分だったが、仕方が無いので彼女のあとに付いていく。

 

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エジプトの石棺や木棺がずらりと並ぶ。

 

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石棺の内部の壁にも絵が彫られている。

 

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そして蓋にもびっしりと文字が刻まれている。

 

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ロンドンの大英博物館や他の西洋の博物館では何時も思うが、こんな重い物をよくもまあエジプトから持ち帰ったものだ。

 

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世界中にこんなコレクションがあるということは、エジプトには一体どのくらいの数のミイラが埋葬されていたのだろうか。

 

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ここの石像はどれも保存状態が良く、美しい。

 

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これはローマ時代のレリーフなのだろうか。

疲れてしまい、集中力が無くなっている。

 

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ギリシャ時代の彫像もある。

 

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さて、そろそろ美術史博物館を出て次の目的地に向かうとしよう。

彼女と過ごすウィーンの一日は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

アマーリングバイスルでのランチを終えて表通りに出ると、青空には飛行機雲。

 

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東京の空は飛行ルートが限られているので同じ方向に雲の線が走るのだが、ウィーンの空には十字に雲ができている。

やはりウィーンは西欧と東欧を結ぶ交通の要所のようだ。

それにしても暑い。

陽射しが強く、気温が30℃を大幅に超えているようだ。

 

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次に向かった先は、彼女が一番行きたかった美術館。

 

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ここは美術史博物館。

 

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エントランスを入ると、壮麗なホールに出る。

西欧の美術館は建物自体が芸術品なので、見飽きることが無い。

 

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ホールの丸天井の上には、さらにドームがある。

 

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二階の絵画展示ホールに進む階段室には、素晴らしい天井画。

 

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この階段を上った二階が、絵画展示スペースとなっている。

 

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この美しい造形を何時までも眺めていたくなる。

 

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二階には39の部屋があり、それぞれに多くの絵が展示されている。

全てを観て歩くには大変な労力を要するが、大きな部屋にはソファーが置かれているので、休み休み鑑賞することができる。

 

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まずはベラスケス。

「マリア・テレーサ王女の肖像」。

 

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「白いドレスの王女マルガリータ・テレーサの肖像」。

 

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「青いドレスのマルガリータ王女」は有名。

 

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「薔薇色のドレスのマルガリータ王女」。

 

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「フェリペ四世」。

正面から撮影したいが、窓のある部屋の絵は陽光が反射するので画面が光って見えなくなるのが問題。

 

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スペインだけでなく、イタリアの画家の絵も豊富に揃っている。

 

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この二枚は、カラヴァッジョ。

以前、ミラノの美術館にカラヴァッジョを観に行ったことがある。

 

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ルネッサンス期からバロック期にかけての名画が並ぶ。

 

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でも、これだけ多くの絵が並ぶと有名な画家の絵も見過ごしてしまいそうになる。

 

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私もこの人のようにのんびりソファーに座りたいが、彼女がどんどん先に進むのでついていかざるを得ない。

 

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ティツィアーノもある。

 

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この画風はラファエロ。

「聖マルガリータ」。

 

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ラファエロの「草原の聖母」は有名。

 

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今回ここに来た目的の一つが、ブリューゲル。

「農民の婚礼」。

 

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是非とも観たかった、「バベルの塔」。

 

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「雪中の狩人」も有名。

 

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見たことがある気がするが、この絵の題名は知らない。

 

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これは「子供の遊び」。

ウィーンの美術史博物館での楽しい絵画鑑賞は続きます。

 

 

 

 

 

 

ちょっと間が開きましたが、久し振りのウィーンの旅の続き。

この記事の続きです。

 

 

ウィーン訪問は今回で13回目、でも王宮礼拝堂での日曜日の朝のミサに参列したのは初めて。

ウィーン少年合唱団の天使の歌声に感激した後は、ランチに向かう。

 

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朝、王宮に入ったのとは反対側の出入り口から外に出ると、左手には新王宮。

 

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右手にはオイゲン公騎馬像。

フランス生まれの貴族だがハプスブルク家に仕え、オスマントルコとの戦争で多くの戦功を挙げた軍人。

ベルヴェデーレ宮殿は、オイゲン公が夏の離宮として造営したもの。

その奥に見えているのは、カール大帝騎馬像。

 

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振り向くと、先ほどまで居た王宮が見える。

 

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正面にはブルク門。

 

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ブルク門を出てリンクを渡ると、右手には自然史博物館。

 

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左手には美術史博物館。

 

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左右の博物館の間には、マリア・テレジア像。

ベルヴェデーレ宮殿は、オイゲン公の没後、マリア・テレジアが購入している。

 

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ミュージアム・クォーター前を右手に進み、フォルクス劇場の角を左折する。

 

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しばらく直進し、左折して石畳の路地に入る。

 

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路地の奥の右手に目的のお店、『アマーリングバイスル』が見えてきた。

 

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店の入り口を入り奥に進むと、中庭に出る。

ここでは室内ではなく、中庭で食事をするのが好きだ。

 

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彼女が陽に焼けたくないというので、中庭の一番奥、日陰にあるテーブルにつく。

 

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今日のランチのお勧めは壁の黒板に書かれている。

 

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ワインは冷えた白を選ぶ。

 

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フォルスパンホフ・マイヤーのヌスバイム、グリューナー・フェルトリーナー、2018年。

爽やかな酸味を持つ辛口の白が暑い日には美味い。

 

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料理の前に、ソルト、ペッパー、カトラリー、ナプキンが届く。

お隣のカップルは何だか良い感じ。

 

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最初はサラダ。

量が半端ない。

 

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中にはたっぷりのチキン。

これだけでお腹がいっぱいになってしまいそうだ。

 

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メインは一品だけにして正解。

ミートローフもヴォリューム満点。

 

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ミートローフはドイツ語圏の伝統料理。

肉の中に卵が埋め込まれている。

 

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ライスと合わせて食べるととても美味い。

 

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中庭は緑の蔦で覆われているが、一部だけ綺麗に四角い穴が開いている。

日陰は涼しいが、外に出ると暑そうだ。

『アマーリングバイスル』で満腹になり、ほろ酔い加減の二人は店を出ると、絵画鑑賞に向かいます。