西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
赤ワインは、ドメーヌ・ゴビー、コート・カタラン、レ・カルシネール、2017年。
ドメーヌ・ゴビーはルーション地区の人気のドメーヌ。
強い果実味を持ちながら、名前の通りミネラル感が強く、酸味もあるのでエレガントな仕上がり。
セパージュは、カリニャン50%、シラー20%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル10%。
果実味は強いが、思いのほか透明度が高く、美しいルビー色。
鹿児島郷土料理<薩摩汁>~黒さつま鶏の炭焼き、そのコンソメと共に~。
黒さつま鶏と季節野菜のコンソメスープが注ぎ込まれる。
素晴らしい香りがテーブルに漂う。
こんがりと焼かれた黒さつま鶏が美味そうだ。
添えられているのは、カンパチの生姜風味。
ディジェスティフが届く。
小正の梅酒、オンザロックス。
鹿児島の小正醸造が奈良県五條市の玉隠堂農園の青梅を焼酎に漬け込んで造った梅酒。
コート・カタラン、カルシネールが美味しいので、ディジェスティフと並行飲み。
デセールは、鹿児島発祥のかき氷<しろくま>~大隅からパッションフルーツと佐多岬楽塩のソルベ~
かき氷の中には、塩と練乳のアイスクリーム。
添えられているフルーツは、西瓜、キウイ、マンゴー、ライチ。
小正の梅酒が美味しいので、二杯目。
内木場料理長がテーブルに挨拶に来てくれたので、今夜の料理の感想を伝え、話しが弾む。
「故郷の鹿児島がテーマとなると、内木場さんも料理に力が入っていたわね」と彼女。
砂糖は、ラ・ペルーシュ。
インド洋に浮かぶフランス領レ・ユニオン島のサトウキビ100%で作られる、プレミアム・シュガー。
坂本支配人、内木場料理長に今夜の礼を述べ、店をあとにする。
西麻布交差点のレトリーバーは梅雨の季節なので、雨合羽を着せてもらっている。
何時ものように、六本木ヒルズまでお散歩。
66プラザから東京タワー方面を見ると、空が明るくなっている。
何時ものように成城石井で彼女の朝食用のサラダを購入。
今夜は何故か品数が少ない。
六本木駅に向かおうとすると、彼女がお腹がいっぱいなのでもう少し歩きたいと言う。
そこで、外苑東通りを飯倉片町方向に散策。
飯倉片町の交差点には、フェラーリのF1マシン。
飯倉交差点まで来た。
ノアビル横に東京タワーが大きく見える。
ここを左折し、神谷町で地下鉄に乗ることにしよう。
彼女と過ごす、西麻布、六本木、神谷町の夜は素敵に更けていきました。