彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。
車で向かった先は、西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』。
この白大理石の階段を上り、何時もの母子像と天使像に迎えられると、今夜の料理とワインへの期待が高まってくる。
奥に見えるレトロなエレベーターで、二階のレセプションから三階のメインダイニングに進む。
ダイニングには既に多くの先客、中央の空いたテーブルのみ撮影。
今夜の料理のテーマは鹿児島。
内木場料理長の出身地なのだ。
テーブルの上には、何時もフランスの小物。
アペリティフはモヒート。
使われているスピリッツは、鹿児島焼酎のさつま島美人。
ミントの香りが爽やか。
鹿児島県シラス台地からの恵み~鹿屋市IRODORI森畑より、夏野菜のテリーヌ~。
irodori野菜もり畑は、若い作り手、森千秋さんの農園。
夏野菜は、ズッキーニ、トマト、茄子。
ソースは、バジルのソースとアンチョビクリームのソース。
野菜の使い方が豪快。
これでよく成型でき崩れないものだと感心する。
パンも届く。
ここのバゲットは皮はパリパリ中はしっとりで美味しいのだ。
モヒートが美味しいので、お代わり。
白ワインは、アルザスの銘醸、トリンバックが造る、ゲビュルツトラミネール、キュヴェ・パルティキュリエール、2011年、プール・ヒラマツ。
1626年から13代続く名門のワインは、フランスの全ての三ツ星レストランでオン・リストされている。
ライチやパイナップルの甘い香り。
濃厚な果実味。
酸味があるのでとてもバランスが良い。
鹿児島郷土料理<豚骨>~鹿児島県産黒豚バラ肉のコンフィとウフモレ~。
春巻きのような料理。
ソースは、坊ちゃんかぼちゃのピューレ。
ウフモレは温泉卵のようなもの。
生地の中には、キタアカリ、黒豚バラ肉、そして生ハム。
これも美味い。
西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。