久し振りのウィーンの旅、美術史博物館 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

アマーリングバイスルでのランチを終えて表通りに出ると、青空には飛行機雲。

 

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東京の空は飛行ルートが限られているので同じ方向に雲の線が走るのだが、ウィーンの空には十字に雲ができている。

やはりウィーンは西欧と東欧を結ぶ交通の要所のようだ。

それにしても暑い。

陽射しが強く、気温が30℃を大幅に超えているようだ。

 

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次に向かった先は、彼女が一番行きたかった美術館。

 

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ここは美術史博物館。

 

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エントランスを入ると、壮麗なホールに出る。

西欧の美術館は建物自体が芸術品なので、見飽きることが無い。

 

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ホールの丸天井の上には、さらにドームがある。

 

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二階の絵画展示ホールに進む階段室には、素晴らしい天井画。

 

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この階段を上った二階が、絵画展示スペースとなっている。

 

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この美しい造形を何時までも眺めていたくなる。

 

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二階には39の部屋があり、それぞれに多くの絵が展示されている。

全てを観て歩くには大変な労力を要するが、大きな部屋にはソファーが置かれているので、休み休み鑑賞することができる。

 

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まずはベラスケス。

「マリア・テレーサ王女の肖像」。

 

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「白いドレスの王女マルガリータ・テレーサの肖像」。

 

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「青いドレスのマルガリータ王女」は有名。

 

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「薔薇色のドレスのマルガリータ王女」。

 

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「フェリペ四世」。

正面から撮影したいが、窓のある部屋の絵は陽光が反射するので画面が光って見えなくなるのが問題。

 

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スペインだけでなく、イタリアの画家の絵も豊富に揃っている。

 

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この二枚は、カラヴァッジョ。

以前、ミラノの美術館にカラヴァッジョを観に行ったことがある。

 

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ルネッサンス期からバロック期にかけての名画が並ぶ。

 

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でも、これだけ多くの絵が並ぶと有名な画家の絵も見過ごしてしまいそうになる。

 

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私もこの人のようにのんびりソファーに座りたいが、彼女がどんどん先に進むのでついていかざるを得ない。

 

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ティツィアーノもある。

 

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この画風はラファエロ。

「聖マルガリータ」。

 

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ラファエロの「草原の聖母」は有名。

 

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今回ここに来た目的の一つが、ブリューゲル。

「農民の婚礼」。

 

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是非とも観たかった、「バベルの塔」。

 

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「雪中の狩人」も有名。

 

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見たことがある気がするが、この絵の題名は知らない。

 

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これは「子供の遊び」。

ウィーンの美術史博物館での楽しい絵画鑑賞は続きます。