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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

5月のこと、友人たちと過ごす高知の予約至難の人気店、『どんこ』での楽しいディナーの続き。

メンバーは、高知のかずみさんご夫妻、そしてしづちゃん、mayuさん、KSさん、私。

 

メインの料理はかずみさんが予約時に注文してくれているが、本日のおすすめからも幾つか頼むことに。

これはチャンバラ貝。

チャンバラ貝はマガキ貝の高知での呼び名。

どうすれば綺麗に身を取り出せるか、話しが弾む。

 

続いて、うつぼの唐揚げ。

高知に来たらうつぼは食べておきたい。

 

とうもろこしかき揚げ。

 

カラッと揚ったうつぼはサクサク、とうもろこしは甘みがあってどちらも美味い。

 

三種類目の酒は、安芸郡の仙頭酒造場が醸す、土佐しらぎく 氷温貯蔵 純米大吟醸。

 

使用米は兵庫県産山田錦、精米歩合は40%、氷温で熟成させた贅沢な酒。

 

土佐あかうし炙りが届く。

 

あかうしは脂身が少なく、肉に旨味が凝縮されている。

大好物なので嬉しい。

 

四種類目の酒は、高知市の酔鯨酒造が醸す、酔鯨 純米吟醸 吟麗 summer。

吟麗シリーズの夏限定酒。

 

使用米は愛媛県産松山三井と広島県産中生新千本、精米歩合は50%。

 

高知のフルーツトマトは有名。

追加でもらう。

 

五種類目の酒は、安芸郡の濱川商店が醸す、美丈夫 純米吟醸 純麗たまラベル 荒ばしり 生酒。

 

使用米は愛媛県産松山三井、精米歩合は55%。

これは好きな酒で何度か飲んでいる。

 

原木しいたけ。

 

酢醤油でいただく。

良い酒の肴になる。

 

〆は、鯖寿司。

 

断面も美しい。

 

大好物の〆で幸せ。

 

日本酒好きの女性陣も大満足の様子。

 

最後にかずみさんを激写。

かずみさん、素晴らしい土佐料理と土佐酒をありがとうございました。

 

満腹満足で店をあとにする。

でも高知の夜はこれでは終われない。

友人達と過ごす楽しい高知の夜は続きます。

 

かずみさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

5月のこと、友人たちと過ごす楽しい高知旅行の続き。

『高知ビアラボラトリー』でアペロを済ませ、「高知大丸」で日本酒を購入した後は、ディナーのお店に向かう。

 

かずみさんが案内してくれたお店は、予約至難の人気店『どんこ』。

 

入り口を入ったがそこはまだアプローチで店の中ではない。

 

少し先に、”酒亭どんこ”と書かれた暖簾。

 

暖簾の上には、店名が掛かれた木板。

 

店内で先に到着されていたかずみさんの奥様と合流し、早速乾杯。

改めてメンバーは、高知のかずみさんご夫妻、そしてしづちゃん、mayuさん、KSさん、私。

 

日本酒は、二合ずつ片口で注文。

 

まず注文したのは、一度飲んでみたかった、赤野。

 

安芸市の有光酒造場が醸す、赤野 純米吟醸 吟の夢。

有光酒造場の看板銘柄は、安芸虎。

使用米は高知県産吟の夢、精米歩合は50%。

赤野川の伏流水で仕込まれている。

 

お通しは生シラス、高知ではドロメ。

 

生のシラスがたっぷり。

酢醤油と葱で食べるととても美味い。

お通しが美味しい店の料理は間違いがない。

 

飲み物のメニュー。

土佐酒にしか目がいかない。

記事を書いていて気が付いたが、価格がどこにも入っていない。

 

主要な料理は、かずみさんが予約時に頼んでくれている。

酒のお供を少し、今日のおすすめから選ぶことにする。

ここにも価格の記載が無い。

 

魚のすり身の天麩羅。

自然な甘みがあって最高に美味い。

 

鰹のたたき。

これはたれでいただく。

 

こちらの鰹のたたきは柚子塩で。

 

テーブル上が賑やかになった。

 

赤野を飲み干すと、安芸郡の濱川商店が醸す、美丈夫 舞 うすにごり 純米大吟醸 生酒を二本注文。

 

瓶内二次発酵で造られる、発泡酒。

使用米は愛媛県産松山三井、精米歩合は50%。

 

鰹が美味しく、酒が進む。

生にんにくは明日の息が心配だが、みんなで食べれば怖くない。

でも、運転手さんにはごめんなさい。

 

鰹を柚子塩で食べるのも豪快で楽しい。

 

奥様としづちゃんと私のスリーショットはかずみさんの撮影。

友人達と高知の『どんこ』で過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

5月のこと、友人たちと過ごす楽しい高知旅行の続き。

メンバーは、高知のかずみさんご夫妻、そしてしづちゃん、mayuさん、KSさん、私。

仁淀川アウトドアセンターでクリスタルカヤックを楽しみ、名越屋沈下橋を見学した後は高知市内に戻り、「高知パレスホテル」にチェックイン。

 

ディナーに出かける前、しづちゃんと私はのんびりバスタイムを楽しんだが、元気なmayuさんとKSさんはホテルのお隣にあるこちらでワインを飲まれたとのこと。

 

ここは、よさ来いワイナリー。

南国市で栽培された食用ぶどうを用いてワイン造りを行うワイナリー。

最近は東京のお店にも置かれるようになり、有名になってきた。

 

ホテルのロビーでかずみさんと合流すると、アペロの店に向かう。

こんな街路樹を見ると、まさに南国土佐を実感できる。

 

かずみさんがどんどん進んで先導してくれる。

向かったのは、高知55番街。

 

アペロのお店は、『高知ビアラボラトリー』。

ここは、クラフトビアをタップで楽しめる、高知唯一のお店。

 

かずみさんのブログに度々登場し、訪問したいと思っていたお店だ。

 

今日のタップ・ビアをチェック。

 

オーナーのボブさんのビールの注ぎ方は、泡を被せない。

私が選んだのは、徳島県徳島市のセカンド・ストーリー・エール・ワークスが造る、ダブルIPA。

アルコール度数は8.0%と高い。

かずみさんのブログの記事ではちゃんとしたグラスだったが、何故か今日はプラカップ。

ボブさんによると、グラスの多くが破損し、今は注文したグラスが届くのを待っているところなのだそうだ、

 

5人で乾杯。

しづちゃんとmayuさんが選んだのは、高知県仁淀川町のムカイ・クラフト・ブルーイングが造る、89 クロモジESB。

アルコール度数は5.0%。

KSさんは、セカンド・ストーリー・エール・ワークスのファームハウス2024。

アルコール度数は7.0%。

 

かずみさんは、愛媛県新居浜市の愛媛果汁食品が造る、カラン、日向夏フルーツエール。

日向夏を丸々使って作られたフルーツビールで、2%の低アルコール。

 

美味しいクラフトビアに皆さんハイテンション。

 

ボブさん、美味しかったです。

来年もまた来ますね。

 

サクッとクラフトビアを楽しんだあとは、本会のお店に向かう。

帯屋町の東洋電化中央公園では”九州屋台飯パーク”が開催されている。

日本各地で開催されている催しで、高知では初開催。

 

思わず立ち止まり、会場を見つめるかずみさん。

でも時間が押しているので先を急ぐことに。

 

次に立ち寄ったのは、「高知大丸」の酒販コーナー。

ここの責任者は、かずみさんのお友達。

高知県内の銘醸が並ぶ。

 

面白いエチケットの日本酒は、高知県に新たに誕生した19番目の酒蔵、川澤酒造の製品。

 

実は今回の高知旅行は思わぬ事態に見舞われてしまった。

旅行の日程を決め、航空便やホテルの予約を済ませたあとに、まさに同じ日程で”四国x酒國 酒蔵ワンダーランド”が大阪で開催されることが発表となった。

このため各蔵の当主は大阪に行くこととなり、予定していた酒蔵見学は全てキャンセルとなってしまった。

 

ようやく今夜の本会のお店に到着。

かずみさんの奥様は先に到着され、待ってくれている。

友人達と過ごす楽しい高知の旅は続きます。

 

かずみさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

5月のこと、今年も恒例の高知旅行。

メンバーは、高知のかずみさんご夫妻、そしてしづちゃん、mayuさん、KSさん、私。

仁淀川源流にある”にこ淵”で森林浴を楽しんだあとは、次の目的地に向かう。

 

途中、池川の国道439号線沿いにある「池川439交流館」に立ち寄り。

ここは先月(2025年4月)に開業したばかり。

 

池川はお茶の名産地。

皆さん、ここでお茶を購入。

 

目的の場所に到着。

 

ここは、仁淀川アウトドアセンター。

 

壁には有名人のサイン色紙が。

 

ここで道具を借り、着替え。

 

準備完了の記念撮影。

 

インストラクターのマックスさんが私達を引率してくれる。

先ずは注意事項を拝聴。

 

乗船前に再度記念撮影。

 

いよいよクリスタルカヤックに乗船。

再度、マックスさんの注意事項に耳を傾ける。

 

いざ出航。

左はかずみさんご夫妻。

真ん中はmayuさんとKSさん。

右はしづちゃんと私。

 

しづちゃんが写真撮影をしている間も、私は真面目に漕ぎ続けている。

流れがあるので漕いでいないと流されてしまう。

若い頃にレガッタのナックルフォアをしていたことがあるので漕ぐのはお手の物だが、カヤックは漕ぐ方向が逆なので要領が異なる。

 

昨日の雨で水かさが増し、仁淀ブルーと言うより、エメラルドグリーン。

 

水中には大きな岩がゴロゴロあるので注意していないと船底をこすってしまう。

川底まで見えているが、水深は結構ある。

 

かずみさんご夫妻も楽しそう。

 

mayuさんとKSさんは軽快に船を進めている。

 

ドローンが来たら手を振って下さいとのことなので、パドルを漕ぐ手を休め、ドローンにご挨拶。

 

ドローン撮影の私たちのカヤック。

 

三隻のカヤックを集めてマックスさんが撮影。

マックスさんはSUPで引率してくれているが、私たちがどんどん漕いで遠くに行ってしまうので追いつけないとのこと。

 

かずみさんに感謝の、とても楽しい仁淀川でのクリスタルカヤック体験だった。

最後に仁淀川アウトドアセンター前で記念撮影。

 

高知市に戻る前に、名越屋沈下橋に立ち寄り。

 

前回(2019年)ここに来た時は大雨で濁流が渦巻いていた。

私は平気な風を装っているが、脚はかなりすくんでいる。

 

IMG_20190718_215529.jpg

名越屋沈下橋は仁淀川本流に六本ある沈下橋の中で最下流に架かる最も長い橋で、191mある。

 

橋幅は車一台がやっと通れるくらいなので、車が来ると人や自転車はこの突起部に避ける。

 

ガードレールも欄干も無いので水面を見下ろすのはかなり怖い。

皆さん腰が引けている。

 

怖さを乗り越え、記念撮影。

 

車が迎えに来てくれた。

車は右寄りに停まっているが、それでも車に乗り込むのにこの幅しかなく、脚がすくむ。

ここからは一路高知市に戻ることにする。

友人達と過ごす、楽しい高知旅行は続きます。

 

かずみさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

秋の叙勲記事を一本挟みましたが、今日からはまた時系列記事に戻ります。

 

5月のこと、しづちゃんと羽田空港で待ち合わせ。

今年も恒例の高知旅行。

昨年は7月の”絵金祭り”に行ったがあまりに暑かったので、今年は訪問を5月に繰り上げ。

 

金曜日の早朝だが、羽田空港第二ターミナルの出発ロビーには多くの人。

 

チェックインはオンラインで済ませているので、手荷物検査場に向かい、その後はラウンジへ。

 

窓際の広い席で搭乗までの時間を過ごすことにする。

 

窓の外では早朝便のANAの機材が次々と滑走路へ向かってボーディングゲートを離れていく。

 

まずは朝ごはん。

 

しづちゃんと、「今年も高知の旅を楽しみましょう」の乾杯。

ビールは、アサヒスーパードライ。

通常は4社のビールが揃っているのだが、何故か今朝はアサヒのみ。

 

機内で眠れるように、スピリッツも。

選んだのは、メーカーズマーク。

 

地方便はターミナルの端の搭乗口が割り当てられるので、ラウンジから延々と歩いて搭乗。

機内で、ご一緒するmayuさんとKSさんと合流。

 

座席に座った途端、寝落ち。

ランディングの衝撃で目が覚める。

羽田空港混雑の為離陸が20分ほど遅れ、高知龍馬空港に10分遅れで到着。

 

到着ロビーで、かずみさんご夫妻の出迎えを受け、久し振りの再会を喜び合う。

挨拶を終えると、かずみさんが手配してくれたジャンボタクシーに乗り込む。

今日は終日、このタクシーをハイヤー利用。

 

この運転手さんは昨年7月に吉野川上流にある土佐酒造(桂月)を訪問した時にハイヤーしたタクシーの運転手さん。

今年もお世話になり感謝。

高速道路を通り、目的地に向かう。

 

仁淀川の上流にやってきた。

昨日の雨で仁淀ブルーが濁っているのではと心配したが、上流は比較的澄んでいる。

 

途中、沈下橋を渡る。

大水の時は水面下に沈む橋なので、欄干などは一切無い。

車一台分の幅しかないので、自転車や歩行者は橋の随所に設けられた待機場所に避けて車の通過を待ってくれる。

 

この運転手さんは慣れているので結構な速度で走り抜けているが、左右の余裕は僅か。

ちょっとハンドル操作を誤ると川面に落下してしまいそうで怖い。

ここを運転中には絶対にくしゃみや咳はできない。

 

実は、今日の工程は元々は明日の予定だった。

しかし明日が大雨の予報となったので急遽今日と入れ替えた。

そのため今日のスケジュールがタイトとなり、昼食時間が取れない。

 

そこで道の駅「633美(ムササビ)の里」に立ち寄り、お弁当を買って車内で食べることに。

 

道の駅と言っても小規模な施設で、販売されているものも手作り感満載。

最近は大きな商業施設の道の駅が多い中で、ここにはほっこりする懐かしさがある。

 

山道で車が結構揺れるのでブレブレ。

これは田舎寿司。

右の薄緑の物は破竹に酢飯を詰めたもの。

左の蒟蒻の中にも酢飯が詰まっている。

 

お茶も、濃い土佐の緑茶。

高知県はお茶の産地でもある。

 

最初の目的地、仁淀川の支流の枝川川にある、にこ淵に到着。

ここには、水神の化身とされる大蛇が棲む所という伝説が残っている神聖な場所。

ところで、何故枝川ではなく、枝川川なのだろうか。

調べてみると、仁淀川の支流に上八川川があり、その支流に枝川川があり、更にその支流の名前が伊守川川と、多くの支流の名前に川がダブルで付いている。

 

山を下り始めると、はるか下方に、にこ淵が見えてきた。

 

にこ淵に通じる道は、最近整備されたとのこと。

 

それまでは、こんな梯子を下っていたのだそうだ。

 

滝壺が見えてきた。

 

ここはまさに仁淀ブルーの源流。

 

滝壺まで下ると気温が一気に下がる。

 

滝壺で遊ぶ、しづちゃんと私。

足元が安定しないので、私は屁っ放り腰。

 

滝壺から流れ出る水流はかなり激しい。

昨日の雨で水量が増えている。

 

全員で記念撮影。

改めてメンバーは、かずみさんご夫妻、しづちゃん、mayuさん、KSさん、そして私。

友人達と過ごす楽しい高知の旅は続きます。

 

かずみさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

11月のこと、大学時代の友人達と銀座のイタリアン、『アンジェロ』で過ごす楽しい夜の続き。

今夜は友人の一人が秋の叙勲で瑞宝中綬賞を受賞したことのお祝いで、大学時代の仲良しが集合して5人での会食。

 

アンティパストミストの次は、ピッツァ。

今夜のメンバーは5人なので、上手く10切れに切り分けられている。

 

旬の秋刀魚のマリナーラが美味い。

 

スパークリングワインを二本飲んだあとは、白ワインを抜栓。

イタリア、エミリア・ロマーニャ州のグルッポ・イタリアーノ・ヴィーニ(G.I.V.)が造る、モンテリーベロ、トレッビアーノ・デル・ルビコーネ、2024年。

モンテ物産のオリジナルブランドだ。

 

今夜のパスタは、カジキマグロと秋茄子のビアンコラグーソース。

パスタはリガトーニ。

 

トレッビアーノが良く合う。

 

白ワインを二本飲んだあとは、赤ワインを抜栓。

白と同じ造り手の、モンテリーベロ、サンジョヴェーゼ・デル・ルビコーネ、2023年。

 

赤ワインで再び乾杯。

皆さん、以前は乾杯すると直ぐにグラスを引いていたが、今では「写真撮れた?」と確認してからグラスを引いてくれるようになった。

 

牛肉のグリル、ポルチーニと赤ワインのソース。

 

やはり牛肉とサンジョヴェーゼの相性は抜群。

 

一本目をあっという間に飲み干し、二本目を抜栓。

 

副支配人の荒菰さんが来られ、私の耳元で「まだ赤ワインがありますので、よろしければチーズの盛り合わせをサービスさせていただきます」と嬉しい提案。

 

名前は聞かなかったが、ブルー、ウォッシュド、ハード、クリームの四種類。

荒菰さんのサービスに感謝。

 

菅原シェフのコース料理の特徴は、〆に洋風茶漬けが出されること。

 

魚介出汁の洋風茶漬け。

〆にこれが美味いのだ。

 

デザートは何だったのだろう。

記憶が欠落している。

 

最後に五人で記念撮影。

さて、私は何処にいるでしょう。

あ、ここは馴染みの店なので、私が幹事を務めました。

 

支配人と副支配人に見送られ、満腹満足で店をあとにする。

 

帰りはまたこの穴倉のような階段を三つ上って地上に出る。

 

コリドー街には多くの人出。

もう忘年会が始まっているようだ。

大学時代の友人達と過ごす、楽しい銀座の夜でした。

 

 

 

 

 

今朝のベランダ菜園の収穫。

 

ピーマンは大きくならないままどんどん赤くなってしまう。

赤いピーマンをまとめて収穫。

鷹の爪は27本。

これで今年の収穫総数は1,038本となった。

この他にはバジルがまだ元気なので、毎朝収穫してサラダに加えている。

 

先週は秋の叙勲の授与式が行われた。

そこで今夜は、叙勲に係わる時事ネタをアップ。

 

11月のこと、大学時代の友人達と銀座でディナーの約束。

 

でも降り立ったのは、東京駅。

以前は行幸通り地下道で開催されていた「丸の内行幸マルシェ」は、丸の内駅前広場地下に場所を移している。

 

目的の場所は、「新丸ビル」。

 

ここで幾つかお買い物。

 

次に向かったのは、「丸ビル」の「マルチカ」にある「サケ・コレクティヴ&スピリッツ」。

 

年末年始用に、高知の土佐酒造が醸す桂月のにごり 純米大吟醸 50とCEL-24 純米大吟醸 50を買いに来たのだが、驚いたことにどちらも置かれていない。

今度、神楽坂の「ぼっちりや」で買うことにしよう。

 

丸の内仲通りに出て、銀座に向かう。

クリスマスイルミネーションやツリーをゆっくり鑑賞したいところだが、時間が無いので先を急ぐ。

 

到着したのは、銀座コリドー通りにあるお気に入りのイタリアン、「アンジェロ」。

 

ドアを開け、この石造りの階段を折り返しながら三つ降りる。

 

階段の手摺の起点と終点には象の頭。

これは転落防止用なのだろうか。

 

階段の終点には、また新たなドア。

 

このドアを抜けると、明るく華やかな世界が目の前に広がる。

 

店内は複雑な造りで、上段、中段、下段の三段構造。

私達のテーブルは、上段の一番奥。

 

この上段の下には下段の個室。

パーテーションの向こう側に見えているのは、中段。

 

この写真の方が中段のテーブルが良く見える。

奥に見えているシャンデリアの下には、下段の部屋。

 

この一番奥の下段の部屋は使ったことが無いが、シャンデリアが並ぶ、細長い不思議な部屋だ。

 

メンバー五人が揃い、スパークリングワインで乾杯。

今夜は大学時代の同じクラスの仲間の会。

内二人は、私とゼミも同じ。

その内一人は私と同じクラブだった。

 

抜栓したワインは、スペインのフェルナンド・カストロが造る、セニョリオ・デ・マレステ、ブリュット。

爽やかな柑橘の香り、フレッシュな果実味が心地良い。

ぶどうはマカベオ100%。

 

アンティパストミストが届く。

大皿を各人に受け渡して、各自が自分の取り皿に取り分け。

 

黒毛和牛のカルパッチョ。

魚介と蓮根の冷製ポルペッティーニ。

栗とサルシッチャのブルスケッタ。

長寿貝のマリネ。

季節のフリッタータ。

 

このカトラリーレストが可愛いので、毎回撮影してしまう。

 

5人も居ると、ワイン一本は瞬殺。

二本目も早くも残り少なくなっている。

 

今夜の会食は、友人の一人が秋の叙勲を受章したことのお祝い。

瑞宝中綬賞を見せてもらう。

 

立派な勲章だ。

首相官邸で木原官房長官から授与され、場所を皇居に移し、天皇陛下からお言葉を賜ったとのこと。

 

勲章の上には、日本の政府機関の紋章である五七の桐が付いている。

友人達と過ごす、銀座の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

早稲田のコンサーツ・ラボで開催された、ピアニストの河野真有美さん主催の「ファンタスティコ~素晴らしき音楽、素晴らしき歌声~」を大学時代の友人と共に楽しんだあとは、大手町に移動。

 

丸の内・大手町界隈は、友人も私も長いビジネスマン生活を過ごした馴染みの場所。

ディナーに予約しているお店は、イタリアンの『アマルフィイ・モデルナ』。

 

入り口側の部屋は少人数の客用。

奥の部屋に大人数の客がどんどん入っていく。

 

私たちは窓際の広いテーブル。

 

今夜はアマルフィイ・ディナー・コースを予約している。

でもランチからまだ四時間しか経っていないので、あまりお腹は空いていない。

 

まずはスプマンテを抜栓。

 

イタリアのテッレ・チェヴィコがエミリア・ロマーニャ州で造る、ラルス、スプマンテ、キュヴェ・ブリュット。

 

ラテン語でカモメと名付けられたスプマンテは、爽やかでフレッシュ&フルーティー。

ぶどうはトレッビアーノ100%。

グラスはラルス専用。

 

アンティパストミストが届く。

 

カンパチのカルパッチョ。

 

アオリイカのトマト煮込み。

 

プロシュートとグリーンサラダ。

 

アンティパストミストでスプマンテが進む。

グラスが大きいので、二人で3杯ずつ飲むとボトルが1本空いてしまった。

 

しっとりとした自家製フォカッチャが美味い。

 

このフォークはパスタ専用。

この形状を見ると、マセラティのエンブレムを連想する。

 

これがイタリアの自動車メーカー、マセラティのエンブレム。

マセラティの故郷、ボローニャの紋章=ネプチューンのトライデント(三叉の槍)をデザイン化したもの。

 

ボローニャのネプチューンの像が手に持つのが、トライデント(三叉の槍)。

 

私が選んだパスタは、鰆、ブラックオリーブ、ケイパーのトマトソーススパゲッティ、ブッタネスカ風。

 

ブッタネスカ風は日本語では娼婦風。

アンチョビ、ケイパー、赤唐辛子が入っていることが特徴。

ピリ辛で酸味もあって美味い。

 

友人のパスタは、自家製サルシッチャと春野菜のスパゲッティ、カチョエペペ仕立て。

 

サルシッチャがたっぷり。

カチョエペペはローマの名物パスタで、カチョはチーズ、ペペは胡椒。

 

スプマンテは、アンティパストミストで1本、プリモピアットで更に1本のペースで飲んでいる。

 

セコンドピアット用に、赤ワインをグラスで注文。

イタリアのグルッポ・イタリアーノ・ヴィーニ(G.I.V.)がエミリア・ロマーニャ州で造る、モンテリーベロ、サンジョヴェーゼ・デル・ルビコーネ。

 

綺麗な果実味とまろやかなタンニンのバランスが良いミディアム・ボディ。

ぶどうはサンジョヴェーゼ主体。

 

セコンドピアットは、国産仔牛肉とモッツァレラチーズのソテー、ソレント風チャンポッタ添え。

 

仔牛肉は癖が無く柔らかい。

チャンボッタは南イタリア、バジリカータ州の野菜のごった煮。

ソレント風なので、トマト、バジル、モッツアレラが使われている。

 

ドルチェが届く。

 

パウンドケーキ。

しっとりと質感があり、バターの香りが心地よい。

 

桃のジェラート。

食後のジェラートは良い口直しになる。

 

〆は熱いコーヒー。

 

でも、スプマンテも飲んでいる。

三本目を抜栓したので、飲み干さなければだ。

 

満腹満足で店をあとにする。

今夜も飲み過ぎてしまった。

 

大手町駅に向かう地下通路で面白い自販機を見付けた。

これは富山の色々な物産の自販機。

 

これはかなりマニアック。

ジョジョの奇妙な冒険のハンカチの自販機だ。

友人と神楽坂のフレンチでランチ、早稲田のコンサートホールでオペラ鑑賞、そして丸の内のイタリアンでディナーを楽しんだ、充実した休日でした。

 

 

 

 

 

 

 

5月のある休日、大学時代の友人と神楽坂のフレンチ、『Chou Chou』でランチを楽しんだあとは、車に乗って早稲田に向かう。

 

目的の場所は、早稲田奉仕園のAVACOビルの中。

 

トーキョー コンサーツ・ラボに開場10分ほど前に到着。

 

今回も中央左側の最前列を確保。

皆さん控えめで二列目、三列目から埋まるので、私は何時も最前列に座ることが出来ている。

中央の左側を選んだのは、ピアノに近いため。

 

聴きに来たのは、”ファンタスティコ~素晴らしき音楽、素晴らしき歌声~”。

 

友人のピアニスト、河野真有美さんが企画・運営される、オペラ公演。

 

今回も第一線で活躍されている四人のオペラ歌手の皆さんが出演されている。

 

第1部は、歌曲とアリア。

四人のオペラ歌手がそれぞれ二曲を熱唱。

最前列の私からは僅か3~4mの距離で歌われるアリアは迫力があり、その美しい声と音量に圧倒される。

 

第2部は、歌劇「アイーダ」のハイライト、第3幕と第4幕。

「アイーダ」は、イタリアのオペラ作曲家、ジュゼッペ・ヴェルディの代表作の一つ。

 

この難しいオペラを、フル編成のオーケストラではなくピアノ1台で、そして大掛かりな舞台装置や豪華な衣装もなく演じ切るのは大変な努力と力量を要する。

四人の歌と演技を見ていると、そこに素晴らしい舞台があるかのように感じることができるのは不思議な感覚。

 

公演終了後は、出演者全員で記念撮影。

左から、企画・演出をされた、ピアニストの河野真有美さん。

ラダメス役の、テノールの下村将太さん。

アムネリス役の、メゾソプラノの飯島由利江さん。

アイーダ役の、ソプラノの奈良原繭里さん。

アモナズロ及びランフィス役の、バリトンの李昇哲さん。

 

友人の河野真有美さんとツーショット。

今回の企画も素晴らしく、河野さんには感謝と尊敬しかない。

 

ところで、ここのピアノはスタインウェイ&サンズ。

 

スタインウェイには、ニューヨーク製とハンブルク製の二種類がある。

一般的には、クラシックにはハンブルク製が向いていると言われている。

 

私が知っているハンブルク製とニューヨーク製の見分け方の一つは、ペダルボックス。

ハンブルク製はこのように木製だが、ニューヨーク製は前面に金属のプレートが貼られている。

 

もう一つの違いは、支え棒。

ハンブルク製はこのようにシンプルだが、ニューヨーク製はバイオリンのようにくびれのある形状をしている。

 

そしてこの鉄骨の穴。

ハンブルク製はこのように穴の周辺がすっきりしているが、ニューヨーク製は穴の周りにぼつぼつの丸い突起が出ている。

でも現在はニューヨーク製も突起が無くなっているそうだ。

 

神楽坂から来るときは激しい雨だったのでタクシーを利用したが、帰りはもうすっかり雨は上がっていた。

 

AVACOビルを出ると、すぐ右手にスコット・ホールがある。

前回ここに来た時は、ここで結婚式が行われていた。

 

早稲田通りに出る角には、穴八幡宮。

早稲田駅から東西線に乗り、次の目的地に向かうことにする。

友人と過ごす、楽しい休日の午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

今朝のベランダ菜園の収穫。

 

ピーマンはこの寒さでは大きくならないまま赤く色付いてしまう。

一つだけ大きな緑鮮やかな実を見付け、収穫。

鷹の爪は、26本。

これで今年の総収穫本数は1,011本となり、目標の千本を達成。

 

5月のある休日、大学時代の友人と神楽坂で待ち合わせ。

 

今日は生憎の雨。

神楽坂上に来ると、まずは赤城神社にご挨拶。

 

赤城神社から神楽坂通り(早稲田通り)に出ると、目の前に行列の人気店。

 

ここは、ブーランジュリーの「ポワン・エ・リーニュ」。

私も大好きなお店で、ここの丸の内店を利用している。

 

神楽坂通り(早稲田通り)を坂下に向かって下る。

坂上のバナーは青。

 

そして神楽坂上の交差点を過ぎると、坂下のバナーはあずき色。

樹々の緑が濃くなっている。

 

坂下に来ると、毘沙門天(善国寺)にご挨拶。

 

毘沙門天の角を右折し、ランチの店に向かう。

今日のお店は住宅街の中、家と家の間のこんな狭い路地を入った奥にある。

表の路に看板は出ていないので、知らないと来ることは難しい、まさに隠れ家レストラン。

 

路地を奥に進むと、郵便受けの上に小さく『chouchou』の文字。

 

玄関まで来ても、店名の銘板は無い。

 

今日のランチはカウンター席を予約しておいた。

開店時間に入店したが、既に先客が二組。

 

カウンター席もテーブル席も満席の予約。

10数人の客の中で、男性は私達のみだった。

グルメな女性は良いお店へのアンテナが高い。

 

まずはスパークリングワイン。

フランス、ロワールのシャトー・ド・ロレが造る、クレマン・ド・ロワール、ブリュット・ゼロ。

 

ライムやレモンの爽やかな香り。

甘みのないキリリと引き締まったボディ。

果実味と綺麗な酸のバランスが良く、後味には炒ったナッツのニュアンスとグレープフルーツの皮の軽い苦み。

ぶどうはシュナン・ブラン100%、ノンドサージュで、瓶内熟成期間は24ヶ月と長い。

 

旬のフルーツとハーブのサラダが届く。

 

今日のフルーツはメロン。

ドレッシングが美味い。

 

クレマンのグラスを飲み干すと、白ワインをお願いする。

銘柄はシェフにお任せ。

 

エチケットのインパクトが半端ない。

フランス、ボルドーのシャトー・ド・クランヌが造る、フリザンテ、2023年。

フリザンテだが、泡は殆ど感じない。

シトラス系の香り、活き活きとした酸、後味には爽やかな苦み。

 

ぶどうは、フロレアル、ソーヴィニヨン・グリ、ミュスカデル。

栽培はオーガニックで、オーガニック認証のユーロリーフが付いている。

 

シェフが真剣な眼差しで肉料理を仕上げる。

 

国産牛頬肉の赤ワイン煮込み、ブフ・ブルギニョンが届く。

これは看板メニュー。

 

添えられているのは、小松菜のチーズリゾット。

麦が少量加えられていて、そのプチプチ感が楽しい。

 

肉はとても柔らかく、口の中でとろける美味しさ。

 

ブフ・ブルギニョンには赤ワイン。

ボディの強いワインをシェフにお願いした。

 

カリフォルニア、ナパ・ヴァレーのプレシジョン・ワインが造る、ナヴィゲーター、カベルネ・ソーヴィニヨン、2022年。

 

熟したプラムやダークチェリーの香り。

濃厚な果実味。

コーヒー、ビターチョコレート、薔薇の花のニュアンス、ピーマンのヒントも。

典型的な美味いカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンだ。

アルコール度数は14.5%もある。

セパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン85%、プティ・シラー15%。

 

やはりこの料理は赤ワインとの相性抜群。

 

食後にお化粧室を利用したが、1階は女性専用。

2階に男女兼用があるので、私達は2階へ。

2階にも大小の2部屋がある。

 

真ん中の吹き抜けから下を見下ろすと、シェフの真上だった。

シェフに今日のランチの感想とお礼を述べ、店をあとにする。

友人と過ごす楽しい神楽坂の午後は続きます。