3月のこと、丸の内のブーランジュリー・レストラン、『ポワン・エ・リーニュ』で彼女と過ごす、楽しい夜の続き。
前菜8種の盛り合わせの次は、シーフードマリネ。
魚は、ハマチ、水ダコ、コウイカ。
大きな水ダコがコリコリの歯応えで最高に美味い。
五種類目のワインも白。
イタリア、マルケ州のサンタ・バルバラが造る、ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ、2023年。
サンタ・バルバラは元銀行家のステファノ・アントヌッチ氏が1984年に設立したワイナリー。
シトラスやアーモンドの白い花の香り。
活き活きとしたミネラルと酸が印象的で、後味にはグレープフルーツの皮の軽い苦み。
ぶどうは、マルケ州の地ぶどう、ヴェルディッキオ100%。
マルケのワインはシーフードとの相性が良い。
三籠目のパンをもらう。
彼女が美味しいと言って凄い勢いでパンを食べるので、私もつられて食べ過ぎている。
上はグレイン:胡麻、亜麻仁、オーツ麦、ひまわり、南瓜の種などが入った雑穀パン。
左はフィユ:北海道産小麦「はるゆたか」100%のリッチな角食パン。
右はピヨトル:クルミと白ブドウのレーズンを生地に対して200%配合。
六種類目のワインは、五種類目と同じ造り手の赤。
イタリア、マルケ州のサンタ・バルバラが造る、ロッソ・ピチェーノ、2023年。
プラムやダークチェリーの香り。
豊かな果実味を持ち、タンニンは控えめでまろやか、スパイスのニュアンスを持つミディアム・ボディ。
ぶどうは、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ。
メイン料理が続く。
岩中豚のグリル、粒マスタードソース。
グリル野菜は、ニンジン、ズッキーニ、ベイビーコーン、ビーツ。
七種類目のワインも赤。
スペイン、カタルーニャ州モンサンのセラー・カプサーネスが造る、カプサーネス、マス・ドニス、ブラン、2023年。
昨日の記事でも書いたとおり、カプサーネスのワインメーカーは、年間最優秀女性醸造家に選ばれた若きエノロゴ、アンナ・ロビーラ。
ブラックベリーやダークチェリーの香りにハーブや樽のニュアンス。
豊かな果実の凝縮感、熟成感、そして強いタンニン。
セパージュはガルナッチャ(グルナッシュ)50%、メルロー30%、シラー20%。
熟成はフレンチオークとアメリカンオークの樽で9ヶ月。
アルコール度数は14.5%と高い。
そしてパンはとうとう四籠目。
左はあずき:北海道産大納言あずきがたっぷりの粒あんパン。
右はピヨトル:クルミと白ブドウのレーズンを生地に対して200%配合。
下はレジェルテ:マスカルポーネクリームを配合したふわふわ生食パン。
八種類目の〆のワインは、赤。
イタリア、カンパーニャ州のラ・グアルディエンセが造る、アリアニコ、サンニオ、カステル・フレモンド、2022年。
カンパーニャ州の地ぶどうのアリアニコは好きなぶどう品種。
カシス、プラムやカカオの香り。
黒果実の果実味と柔らかなタンニンと酸のバランスが良く、ビターチョコレート、スミレのニュアンスも。
このワインも美味いが、今夜は飲み過ぎ。
ここは人気店で今夜も満席。
シェフと店長さんに今夜の礼を述べ、満腹満足で店をあとにする。
店を出たところで店長さんが追い掛けてきて、「今夜も来てくださってありがとうございます」と紙袋を手渡してくれる。
店長さんに感謝の『ポワン・エ・リーニュ』の美味しいプレゼント。
彼女と過ごす、丸の内の食べ過ぎ飲み過ぎの楽しい夜でした。
プレゼントは、翌日の朝に食べることに。
紙袋の中には、パンが二個。
キャリー:自家ブレンドのルゥたっぷりのスパイシーな焼きカレーパン。
このカレーパン、素晴らしく美味い。
ショコラ:カカオバリーチョコを贅沢に加えた究極のチョコパン。
パン生地の中にはチョコチップがゴロゴロ。
店長さんに感謝の、美味しいプレゼントでした。

























