3月のこと、彼女から「三日後に午後休を取るので久し振りにメトロポリタン東京でまったりワインをしたい」との連絡。
「こんなに急に予約は取れないと思うよ」と、返信。
「大丈夫、貴方なら何とかしてくれると信じてる」と、彼女。
一年ほど前から都内のホテルは何時も満室状態で、急に予定を立てても部屋が取れなくなっている。
それに価格も高騰し、コロナの頃に較べれば3~4倍になっている。
ところが、奇跡的に部屋が取れてしまった。
前日は今年初めての積雪。
この日の夜も雪の予報。
メトロポリタンプラザが聳え立つ空は、灰色。
ワインが入ったスーツケースを持って「メトロポリタン東京」に向かう。
今回もチェックイン開始時間の二時間以上前に、アーリーチェックイン。
部屋にスーツケースを置くと、彼女との待ち合わせ場所のKALDIに向かう。
ここで何点かお買い物。
続いてはお隣の北海道どさんこプラザ。
mamiさんに教えてもらった、冷凍の”北海道こぼれとうきびミルクパン”を購入。
ここで気になることが。
北海道のお酒もチェックしたところ、暖房の吹き出し口に近いためか、店の奥に置かれている日本酒の生酒やワインがぬる燗状態。
店頭の生酒も冷蔵ではなく常温で展示。
酒類に関する知識が不足しているようだ。
続いては、フロプレステージュ。
何時ものお惣菜、海老とブロッコリーのタルタルサラダ、それと新製品の黒トリュフ香るポテトのキッシュ。
そして新製品のホワイトアスパラガスのマリネをたっぷり購入。
続いてはポンパドウル。
フォカッチャがまだ焼きあがっていなかったので、チアレザンを購入。
チアシードとマンゴーリキュール漬けのレーズンが入ったパンで、カリフォルニア・レーズン協会主催のコンテストで大賞を受賞している。
そして何時ものプチアンリシール。
塩パンパニーニとホットドッグチリソースは彼女の明日のブランチ用。
続いては、東口のISPから西口の池袋東武へ。
今までは東口の西武のデパ地下で総菜を買っていたが、西武が外資に売却されデパ地下が閉鎖となってしまったので、今回初めて東武のデパ地下へ。
西武の総菜コーナーは7階に開設されているが大幅に規模が縮小され、利用価値が無くなっている。
(池袋西武のデパ地下は、9月17日、25日に順次リニューアルオープンの予定。)
まずは柿安ダイニング。
大好きな料理を見付け、いっぱい購入。
広島県産牡蠣とごぼうのオイスターソースマヨ。
続いてはアジアン・フード・マーケットで定番のパクチーと蒸し鶏のやみつきサラダ。
それと炙りまぐろとアボカドのサラダ。
肉料理はRF1で。
ガストロノミハンバーグ、赤ワインソースを二個。
プライムビーフのグリエ、焦がしエシャロットソースも大パックで購入。
デザートは、グラマシー・ニューヨーク。
彼女は何時ものとおり、和栗モンブラン。
私はチョコレート系を食べたかったので、ニューヨークナイツ。
購入した総菜類を両手に抱えてホテルに戻ると、早速まったりワインを開始。
持ってきたアイスバケットに氷を詰め、スーツケースからシャンパーニュを取り出す。
シャンパーニュは保冷剤を詰めてキンキンに冷やしているので、直ぐに抜栓することが出来る。
G.M.エラルド、ムッシュ・アッシュ、シャンパーニュ、ブリュット、ブラン・ド・ノワール。
コート・デ・バール、ウルヴィル村のメゾン。
ジルベール&ガイヤール2023年の金賞を受賞している。
初めて飲む銘柄なので、ミュズレをコレクションに加えることにする。
持参したグラスに注ぎ、彼女と乾杯。
アイスバケットもグラスもホテルで借りることが出来るが、時間が早すぎてまだルームサービスが始まっていないので、必要なものは持参している。
パッションフルーツ、パイナップル、洋梨などの甘いフルーツ香。
口に含むと黒果実の豊かな果実味と熟成感を綺麗な酸とミネラルが支えた、素晴らしいバランスのブリュット。
セパージュはピノ・ノワール100%、ぶどう栽培はリュット・レゾネ、瓶内熟成期間は60ヶ月以上ととても長い。
彼女と過ごす、何時ものホテルでの楽しいまったりワインのステイの始まりです。