シャンパーニュ | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

3月のこと、現役時代の仕事仲間9人で池袋のフレンチ/イタリアン、『GINTO』で過ごす楽しい午後の続き。

 

今日はシャンパーニュ・ランチ。

飲んでいるのは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のバロン・フエシテが造る、シャンパーニュ、ジャン・ド・ヴィラレ、グラン・レゼルヴ、ブリュット。

5本を飲み干し、更に2本を追加。

 

雪室熟成鴨のエピセキャラメリゼ、マロンエトフェとグリオットチェリーのマキアート。

雪の中で二年間熟成させた鴨肉は旨味が凝縮されている。

 

マロンクリームとマロンエトフェ(蒸し栗)の甘味、グリオットチェリーの酸味が鴨に良く合う。

鴨はスパイスを効かせてキャラメリゼされている。

 

ポワソンは、甘鯛のエカイエ風松笠焼き、アンディーブのエトフェとヴァンブランソース。

 

焼かれた鱗の食感が心地よい。

添えられているのは春を告げる菜の花。

 

楽しい会話と美味しい料理でシャンパーニュが進む。

7本を飲み干し、更に2本を抜栓。

 

ヴィアンド用に石窯で焼いた熱々のパンが届く。

このパンが美味いのだ。

 

三重県産A5松阪牛のミニッツグリエ。

 

ボルドレーズソースと紫芋のムース。

添えられている焼き野菜は、カリフラワー、サツマイモ、サヤエンドウ、紫キャベツ。

 

肉の火入れが美しく、口の中でとろける美味しさ。

 

デセールが届く。

説明があったはずなのだが、全く記憶にない。

 

ストロベリームースなのだろうか。

食べた記憶も薄いが、美味しかったに違いない。

 

〆の飲み物は、オーガニックコーヒー。

 

シャンパーニュは更に1本を追加し、10本を飲み干してしまった。

この他にも、白ワインと赤ワインも1本ずつ抜栓し飲んでいる。

 

コーヒーで〆たはずが、何故かそのあとにウイスキーのオンザロックスをダブルで。

何と9人全員がこれを注文し、〆の乾杯。

 

最後に全員で記念撮影。

さて、私は何処にいるでしょう。

 

久し振りに会う仲間との話が楽しくて、今日は飲み過ぎてしまった。

銀兎に別れを告げ、満腹満足で店をあとにする。

 

現役時代の友人たちと過ごす、池袋の楽しい午後でした。