ホテルでワイン | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

3月のこと、池袋の「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインの楽しいステイの続き。

 

一夜明けた朝、私は早起きし、何時ものように彼女のランチパックを作り、この日は平日だったので彼女をオフィスに送り出すと、私は昨夜の残り物で朝食の準備。

 

前菜は、フロプレステージュのホワイトアスパラガスのマリネ、セミドライトマトのヴィネグレットソース。

そしてKALDIのフレッシュオリーブと干し無花果。

 

ポンパドウルのパンは、チアレザンとプチアンリシール。

 

野菜は殆どが、私がベランダ菜園でオーガニック栽培したもの。

リーフレタス、イタリアンパセリ、フェンネル、スナップエンドウ。

赤いパプリカだけは購入品。

 

合わせるワインは、長野県塩尻市のKidoワイナリー、城戸オータムカラーズ、ブラン、2022年、塩尻 桔梗ヶ原。

 

魚料理は二種類の相盛り。

 

アジアン・フード・マーケットの、炙りまぐろとアボカドのサラダ。

沢山買い過ぎたので、まだこんなに残っている。

 

柿安ダイニングの広島県産牡蠣とごぼうのオイスターソースマヨ。

こちらもたっぷりの量で、美味い。

 

続いて、肉料理。

ゴルゴンゾーラ用に蜂蜜も持ってきているが、今日は出番がない。

 

RF1の、プライムビーフのグリエ、焦がしエシャロットソース。

お腹いっぱいで昨夜は手を付けていない。

多く買い過ぎたので、これは1/5程度。

食べきれない分は持ち帰ることにする。

ディジョンの粒マスタードは、私が持参したもの。

 

プチアンリシールを上下に割り、粒マスタードを塗った上にローストビーフを乗せる。

 

その上にパプリカ、イタリアンパセリ、フェンネル。

 

そしてリーフレタス。

 

これで完成。

とても美味い。

 

合わせる赤ワインは、コレクション・タイユヴァン、ブルゴーニュ・ルージュ、2018年。

造り手は、ドメーヌ・ミッシェル・ジュイヨ。

もう一つローストビーフバーガーを作って食べると、もうお腹はいっぱい。

 

今回の三本のワインも素晴らしかった。

空になったボトルに別れを告げ、部屋をあとにする。

 

まだ早めの時間なのでロビーは空いているが、あと一時間もするとチェックアウトの長い列ができる。

 

ロビーには和傘のプレゼンテーション。

 

「一陽来福 一期一会」というタイトルで、プランツアートユニットのtamiser(タミゼ)と、書家の玄妙氏のコラボ作品。

 

和傘の上には、玄妙氏の書。

 

今日も天気が悪く、今にも泣きだしそうな空。

でも、心は晴れ。

彼女と過ごす、何時ものホテルでのまったりワインの楽しいステイでした。