「子どもへの性暴力をなくすためにまず知っておきたいこと」セミナーを聞きました | すずきともこの安心感を育て人生を楽しむブログ

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世界の謎は、子ども時代にある!そのヒミツを描いていきます~♡

こんにちは

 

昨日、

「子どもへの性暴力をなくすためにまず知っておきたいこと」

オンラインセミナーに参加しました。

 

NPO法人 虹色のたねさんの主催です。

 

 

 

 

 

黄色い花意外と多い、子どもへの性暴力…。

 

ただ、子どもはこわくて言えなかったり、

何が起きたか説明できなかったり、

子どもが性被害の話をしても大人が信じなかったり、

性の知識がなくてそれが性被害だと気づかなかったり、

性被害にあったことを記憶から消したり、

大人になってから思い出したり、

 

いろいろな意味で、水面下になりやすい。汗

 

 

内容の一部を紹介します。

 

黄色い花性暴力のなかで、「性犯罪」と認められるのがごく一部。

その何十倍、何百倍の性暴力がある。

 

 

黄色い花性暴力とは何か?

 

「暴力的な行為をともなわなくても(殴ったりしなくても)

人の性的自己決定権を無視して行われる

性的な行為は、すべて性暴力」。

 

 

黄色い花すべての人は

性暴力を受けずに安心して生きる権利を持っている。

とくに子どもにとっては大切な権利。

 

 

 

黄色い花子どもが、大人から「性行為しよう」と誘われたとき、

その子どもが性の知識がなければ、

「いいか」「わるいか」判断することができない。

 

子どもが応じたとしても、

それは性的自己決定権を行使してるとは言えない。

 

 

黄色い花子どもへの性加害者は、「とつぜん現れた知らない人」ではなく、

「普段から知っている人」が多い。先生や親戚、家族、近所の人など。

「知らない人についていってはいけないよ」

とだけ教えても守れない。

 

 

黄色い花子どもをねらう大人は、一見、いい人に見えたりする。

最初に子どもに親切にして仲良くなり、少しずつ、頭をなでたり、

手をつないだり、徐々にエスカレートして体にさわったりしていく。

子どもは愛情と性加害の区別がつかず、混乱して断りにくい。

 

 

黄色い花子どもに性被害を受けたことを相談されたら、

よく話してくれたね」「あなたの言うことを信じるよ

あなたはわるくないよ」と言うとよい。

 

 

黄色い花でも、大人も、とっさに言えないかもしれないので、

「あなたはわるくない!」とハッキリ言いきる練習をしておくとよい。

(「あなたはわるくないと思うよ」とかでは、伝わらない。)

 

 

黄色い花たとえ子どもがうそをついていると思っても、

子どもの話を聞こう。

 

子どもの話にファンタジーが混じることがあるが、

大人が真剣に聴いてくれるのか、子どもは試していることがある。

(真剣に聴いていけばやがて核心の話になっていく)

 

 

黄色い花子どもが「おしりをさわられた」と言ったとき、大人は、

「ちょっとおしりをなでられたのかな」と考える。

でも、実際は「膣に指を入れられた」被害だったりすることがある。

子どもは体の器官の名前を知らないと、説明できない。

 

小さな子にも、「バギナ」、「ペニス」、「膣」、と、体のどの部分がどんな名前か、ハッキリ教えておくことが大切。

「おちんちん」とか、「おまんまん」だとあいまいでわかりにくい。

 

 

黄色い花「なんでいやだと言わなかったの」「どうして逃げなかったの」などと

子どもに言うのはよくない。

子どもは「自分が悪かったからだ」と自分を責めるし、

次に被害にあったときにもう大人に相談できなくなってしまう。

 

 

黄色い花子どもが露出狂にあったと聞いたとき、

「さわられなかったんでしょ、よかったね」と言う大人がいた。

「たいしたことない」と扱うと、子どもは他の被害を話せなくなる。

 

また、露出狂は、子どもにとって、こわい。

勃起した状態のペニスを見せる大人が多いから。

それは、普段、父親や男兄弟とお風呂に入って目にするペニスと違う。

 

 

黄色い花性加害者は、性欲で動くのではない。

性欲も少しはあっても、支配欲がいちばん大きい。

 

大人と子どもであれば、大人が自分より弱い子どもを

自分の思うとおりに支配することで快楽を感じる。

子どもの性被害でも、大人の性被害でも、

上下関係、力関係、支配と被支配の関係がある。

 

 

黄色い花性暴力は、密室だけで起こるのではない。

たとえば、教室で授業中に

一人の生徒を前に呼び、教卓の陰で体にさわった教師がいた。

他の生徒たちがいても性犯罪をする大人がいる。

 

 

 

黄色い花児童ポルノや子どもとの性行為を描くマンガなどを見て、

子どもへの性加害をするようになった人たちがいる。

犯罪を増やす影響があって危険。

 

 

黄色い花子どもが「いやだ」と言えることが意外に大切。

 

複数の子どもたちに性虐待をした父親が、

一人の子にはしなかった。

それは、その子が「いやだ」とハッキリ言ったからだった。

 

 

黄色い花「いやだと言っていいよ」、「逃げてもいいよ」、

「大人に相談してもいいよ」、とふだんから子どもに教えておく。

 

でも、こわくて「いやだ」と言えなかったり、

すくんで逃げられなかったりすることもある。

そのときに自分を責めないように、

「いやだと言っていいよ」という教え方をする。

 

 

黄色い花0歳の赤ちゃんのおむつを替えるときにも、

「おむつを替えるよ」「ふくよ」と声をかけよう。

だまってさわらずに。

そうすることで、

子どもは「大切にされていいんだ」ということがわかる。

だまってさわられたら「変だ」と感じられるようになる。

 

 

 

 

本参考図書

 

「『小児性愛』という病 それは愛ではない」

1人の性加害者は、何百人もの子どもに性加害をするそうです。

子どもだけでショッピングセンターのトイレに行かせるのは危険。

 

 

「男が痴漢になる理由」

痴漢のほとんどは勃起していない。性欲が主な理由ではなかった。

 

 

 

黄色い花関連記事

 

・「性教育は、子どもが何歳のときから始めたらいいですか?」Q&A

 

 

・「学校における性被害から子どもを守るために」講演会のレポート

 

 

 

 

 

 

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2020年11月10日(火)10:00~11:30 オンライン

 

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双葉「1歳からの『自立期』の育児のこつ」(いやいや期) 

2020年12月8日(火)13:00~14:30 オンライン

 

双葉「子どもが光る、あったかいしかり方&ほめ方」

双葉「子どもの『心』を聴ける親になる!」(理論編)基本編

双葉「女の子の『心』が元気に育つ!」

双葉「男の子の『心』が元気に育つ!」

双葉「乳幼児から知っておきたい性教育のお話 心と体を守る女の子&男の子育児」

双葉「0歳の子の『心』が元気に育つ!」

双葉「0歳の子の『体』が元気に育つ!」

双葉「パートナーとのコミュニケーション 心を伝える7つのヒント」

 

 

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