こんにちは!
アラフィフ、ワーママのなおです。
障害を持つ6歳の男の子を育てています。
 
 
 
ブログを訪問してくださり、
ありがとうございますラブラブ
 
 
 
私のことを知っていただくために
ストーリーを書き始めました。
 
 
 
ここまでのストーリーはこちらから下矢印
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
私のストーリー、
本当は10話くらいでおさめるつもりが
長くなってしまいました。

いよいよ最終回です!
 
 
 



 
息子のおかげで、私の中で起きた変化が
もうひとつありました。
 
 
それは
 
人に頼ってもいい
助けを求めてもいいということ
 
 
それまで私は、
人に甘える、頼るというのが苦手でした。
 
 
わからないことがあっても
困ったことがあっても
なかなか人に言うことができず、
何とか自力で解決しようするところがありました。
 
 
人に聞いたり、頼んだりすることで迷惑がられたり、「できない人」と思われるのが嫌だったのです。
 
 


しかし、息子を出産後は
そうも言っていられなくなりました。
 


2ヶ月半を新生児集中治療室で過ごしたショウ。

やっと退院が決まったときには
まだ鼻から胃にチューブを通して
ミルクを飲ませていました。
 
 
退院後、日中は、1人で息子のケアを
しなければならない私のことを考え、
病院のソーシャルワーカーさんが
訪問看護師さんを手配してくれました。
 
 
 
週に2回、掃除も片付けも全然できていないわが家を
看護師さんが訪ねてくるようになりました。


最初は、こんな部屋に人を入れて…と
気になって落ち着かなかったし

息子のために来てくれているのだから
私はしっかりしていなくてはと
気を張って、身構えていました。


「お母さんは大丈夫?」と聞かれても

「はい!大丈夫です!」

と強がっていたのです。




でも、本当は
身体も心もボロボロの状態で
家に閉じこもって話し相手もいなかった私は
訪問看護師さんと打ち解けてくるにつれ、
弱音を吐かずにはいられませんでした。



そんな私の泣き言をずっと聞いてくれたり

「少し外の空気を吸ってきたら」と
気晴らしの時間をくれたり


完全に産後うつ状態だった私にひたすら寄り添い、
息子の成長と同時に障害児の母親になり
戸惑っていた私のことも見守り続けてくれたのです。










保育園に通い始めたのは1歳3ヶ月の頃。

同じクラスの子どもたちとは
明らかに大きな遅れがある息子を預けるのは
不安でいっぱいでした。



手間をかけてしまう申し訳ない気持ちがありつつも、
ショウのために配慮が必要なことをお願いしたら、
先生方は、少しでも安心して保育園生活を
送れるようにと協力してくださいました。




最初は先生にしか病気のことを
伝えられませんでしたが、
お迎えが同じ時間帯で親しくなった
お母さんたちにも勇気を出して伝えてみると、
みんな息子のことを理解しようと努めてくれました。


全員に話せたわけではないし、
冷たい視線を感じたこともあります。


でも味方になってくれた人がいる
というだけでうれしかったです。








とてもよい保育園に巡り合えてよかったけれど、
電車で通わなくてはならない距離にあり、
家の近所に知り合いがいないことが悩みでした。



自分が住む地域の人とのつながりを求めて
コミュニティづくりをしている人達が
集まるイベントに参加してみました。



そこで、わが家の徒歩圏内にあるご自宅を開放して
定期的にカフェを開いている方と知り合いに。


息子の障害のことを打ち明けたら
子連れで参加できるようなイベントがあれば
声をかけてくださるようになりました。









子育て支援に力を入れている団体や個人の方を
紹介してくださったりもしました。



それがきっかけで
障害児支援のボランティア活動に
携わっている方に出会い、
現在、ショウの通学の送迎ボランティアさんを
一緒に探してくださっています。



知り合って間もない私たち親子のために
ここまで動いてくれる人がいる
ということに驚きました。



どうしてここまでしてくれるのだろう?



いろんな人に助けてもらっている私は

人のために何かできているだろうか?




地域で活動する人々との出会いをきっかけに
そんなことを考え始めるようになりました。




本当にたくさんの人に助けてもらいながら、
育児と仕事と家事に精一杯の日々を
過ごしてきました。



徐々にペースをつかみ、生活が落ち着いてきた頃、
私は「何かしたい」という思いに駆られていました。



でも自分に何ができるだろう?



今年50歳になる障害児の母で
特別なスキルも実績もない事務職の会社員。


残りの人生、あとは何とか現状維持でいいやと
諦めるに十分な言い訳はいくらでも言える。


でも私はこのまま何もしなければ
絶対に後悔すると思いました。



何ができるかわからないけれど、
挑戦し続けたいと思いました。



10代、20代の頃の熱い思いが
よみがえってきました。



まずは小さな一歩
できることから始めてみよう。




子育て、仕事、生き方について悩み、葛藤しながら

アラフィフになってもジタバタしている姿を

かっこ悪くても、諦めが悪くても

ありのまま伝えることで、

同じように悩んでいる人たちに

何かを感じてもらえたら…

少しでも力になれたら…




そんな思いでブログを書いています。



私の挑戦は始まったばかり。

これからどんなことが起こるのか、

どうなっていくのか

想像もつかないけれど

いくつになってもワクワクする気持ちを大事に

一歩ずつ進んでいきたいと思います。






ここまで私の長いストーリーを
読んでくださってありがとうございましたハート



毎回、 こんなこと書いて大丈夫かなとか、
どんな方が読んでくださってるのかなとか、
どきどきしながら書いていました。



ブログを通じて、
いろんな方々とつながっていけたら嬉しいです。



これからもどうぞよろしくお願いしますニコニコ