こんにちは!
アラフィフ、ワーママのなおです。
障害を持つ5歳の男の子を育てています。
 
 
ブログを訪問してくださり、
ありがとうございます。
 
 
 
私のことを知っていただくために
ストーリーを書き始めました。
 
 
 
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小学6年生の終わり頃から
近所で評判の英語塾に通い始めたこともあり、
中学に入ってからの英語の成績は
トップクラスで勉強も楽しかったです。
 
 
その塾が、クラス分けも座席もすべて成績順、宿題は山盛りで
本当に厳しくて、一時期、登校拒否ならぬ登塾拒否を起こしたことも…
 
 
 
高校は進学校ではありましたが、
自由でおおらかな校風で、
「○○(学校名)温泉」という
別名がついていたくらいでした。
 
 
 
のんびりと高校生活を謳歌していた私が
大学受験に向けて本腰を入れ始めたのは高3の6月。
 
進学校にしては遅いスタートでした。
 
 
大好きだったチェッカーズのコンサートが
6月の初めにあり、
そのコンサートが終わったら、受験に向けて
「チェッカーズ断ち」をすると
決めていたからなんです。
 
 
チェッカーズとしばしの別れえーん
 
 
 
私の行きたい大学、学部は決まっていました。
 
 
 
東京にあるカトリック系の私立大学の外国語学部。
 
 
 
6月に受けた模試の判定は
 
 
E判定
 
 
受験勉強これからだし、仕方ない…
 
 
でも、私が通っていた高校は、
関西の有名私大への進学者は多いのですが、
東京の大学に進む人はごくわずかでした。
 
 
 
夏休み前の面談でも、先生から
「これはかなり厳しいね」と
言われてしまいました。
 
 
 
 
しかし、私は
 
絶対に絶対にここに行きたい!!
 
 
なぜなら、中学のときに通っていた塾の先生から
語学をやるならこの大学と聞いていたのと、
 
もうひとつ大きな理由、それは
 
親元を離れたかったからです。
 
 
実家にいると、どうしても親の期待に応えなくてはと
考えてしまうところがあり、
自分で勝手に行動に制限をかけてしまいがちだったからです。
 
母親が心配性で、少し過干渉なところもあったかもしれません。
 
 
このままだと自分はダメになると
思っていたんですね。
 
 
関西の大学だと実家から通えてしまうのでアウト。
 
 
ミーハーな私は東京への憧れもあったので、
東京にある大学、かつ親を納得させられる大学を
目指したわけです。
 
 
 
高3の夏休み前から
果てしなく高いレベルの志望校に向かって
動き始めました。
 
 
 
まず、有名私大合格体験記をまとめた本を買い、
目指す大学に合格した人の内容を読み込み、
どのように勉強を進めたか、
どんな参考書や問題集を使ったかをチェックし、
勉強の計画を立てました。
 
 
 
夏休みに入ってすぐに東京へ行き、
J大学のキャンパスを見に行きました。
 
 
休みに入っていたので学生はまばらでしたが、
憧れの大学のキャンパス内を歩けるだけで
テンションは上げ上げ上矢印上矢印
 
やる気がみなぎりました。
 
 
 
 
夏休み中は、まさに朝から晩まで勉強しました。
 

 
 
テレビっ子だったのにテレビも見ず、
大好きなチェッカーズも断ち、
ひたすら机に向かっていました。
 
 
 
勉強の成果が出たのか、
夏休み明けの模試で成績急上昇。
 
 
 
 
10月頃には
成績優秀者の欄に名前が載るくらいまでになり、
B〜A判定が出るようになりました。
 
 
 
ここで外国語学部のどの学科を
受けるかと考えたときに
英語学科は倍率が高くて、
しかも帰国子女や留学経験のある受験者もいるし、
難易度も上がるので厳しいかもしれない。
 
 
私はこれをポジティブにとらえ、
英語は中高でやってきたし、どうせなら
新しい外国語を学ぼうと思いました。
 
 
 
そこで英語の次に学びたいと思ったのが
フランス語でした。
 
 
 
映画を観て耳に残っている美しいことばの響き、
ファッション、街や人の雰囲気
何もかもが素敵に見えたからです。
 
 
 
こうしてフランス語学科を選択し受験しました。
 
 
これだけやったんだという気持ちが
自分を落ち着かせてくれ、
平常心で試験に取り組むことができました。
 
 
 
結果は合格
 
 
 
でもですね、これで終わりじゃないのです。
 
この大学には2次試験がありました。
 
ヒアリングとディクテーションと小論文と面接。
 
 
聞き取りが超苦手だった私は、
もうこの2次試験がこわくて…
 
 
ヒアリングもディクテーションも
全然できなかった気がします。
 
 
小論文は何とかクリアしたものの、
面接でも結構いろいろと突っ込まれまして…
 
 
他に志望している大学(学科まで)を
事前に書かされたのですが、
他大学では英文科を志望してたりしたので、
なんでうちはフランス語なのって
聞かれたりとか滝汗
 
 
 
2次試験が終わった後、
 
あぁ~もうダメだぁ~えーんえーん
 
って思いました。
 
 
そして届いた結果通知は、なんと
 
 
補欠
 
 
辞退者が出て繰り上がれば合格ということでした。
 
 
つまり繰り上がりがなければ不合格。
 
 
いつ来るかわからない連絡を
ひたすら待つしかない日々。
 
 
その間にも他の大学を受験し、結果を見に行くという
生活を淡々と続けていました。
 
 
 
 
そして3月になり…
 
 
周囲の友達はみんな結果が出ているのに
憧れの大学からの連絡は来ず…
 
 
ダメならここに行こうと決めていた大学の
学費の納入期限が迫っていました。
 
 
 
第2志望の大学も雰囲気よかったし、
都心にあるし、おしゃれだし…
 
 
 
ついに第1志望の大学を諦め、
第2志望の大学に学費を納入に
行くことにした日の前日、1本の電話が。
 
 
 
補欠合格の知らせでした。
 
 
電話口の人に何度も
「ありがとうございます!」って
泣きながら言ったことを覚えています。
 
 
 
どんなに周囲から難しい、無理だと言われても、
不可能だと思われる目標であっても
諦めずに努力を続ければ達成できるということ、
努力は裏切らないということを
このとき知りました。
 
 
 
 
努力の大切さを教えてくれた
忘れられない体験です。
 
 
 
 
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