お子さんは、スポーツやってる時、楽しそうですか?

 

 

プロになりたい

オリンピック・パラリンピックに出たい

金メダルをとりたい

優勝したい

 

 

どれも素晴らしい目標。

これらは、目標にしてもいいけれど、どうか「目的」にはならないようにしてほしい。

 

 

 

なぜならそれを達成した後もきっと競技は続くから。

もっというと人生はその後も続くからで。。

 

 

 

スポーツを通してお子さんに何を得てほしいのか。何を感じてほしいのか。

 

 

 

僕を含めてほとんどの親が望むのは、競技スキルや優勝トロフィーよりも、スポーツを通してしか得られない体験や、仲間や苦労を乗り越える経験ではなかろうか。

 

 

 

お子さんには、「結果」は、同時に通過点であることを伝えてほしいです。

 

 

スポーツに本気で取り組むことで得られることは、本当にたくさんありますね。

 

 

 

お子さんは、スポーツやってる時、楽しそうですか?

 

 

 

僕が感じるスポーツの本質と魅力。

 

 

 

それはスポーツが元来として娯楽であり、ただ娯楽であっても、本当に本気で向き合えば人としての成長や人生で大事なことを学べたりすることです。

 

 

 

それを親自身が深く理解したとき、「我が子がスポーツをやる意味」の本当の価値が見えてくると思います。

 

 

 

参照に。

▶︎練習中に何度も親の顔を気にする子ども問題。。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-11996799282.html?frm=theme

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

JARTAのトレーニングは、お子さんからでも開始できます。

その場合、トレーニングとしてではなく、遊びの要素の中で身体操作が導かれるような方法をとります。

柔軟性が高いうちにスタートすることで、よりスムーズに身体操作能力の獲得に繋がります。

 

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

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前回、「準備の基準」について書きました。

▶︎準備のレベルによって生まれる差

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12408819124.html

 

 

 

ごちゃごちゃ書いてますが、いずれにせよ今よりも少しでも向上していくためには、「自分の基準」を高める必要があります。

 

 

基準を高めるというのは、これぐらいやったからOK、という基準を変えるということ。

これまではここまでやったからOK、をこれからは「まだ不十分」という扱いに変えることです。

 

 

 

また、このことは通常は「深さ」で考えられることが多いですが、僕は「範囲」もここに含まれる必要があると考えます。

 

 

 

つまり、「ここまでは自分に関係がある」という範囲を広げるということ。

これまで無関係だと考えていた範囲を、自分に関係があると考えることです。

 

 

 

このことは自分を高めていく上で、ものすごく重要なことです。

 

 

 

俗にいう当事者意識というやつですが、この範囲をどれだけ広く持てるかです。

 

 

パラ競技に関わる問題だって、やっぱりスポーツに関わる仕事をしている以上は当事者として考える必要があります。

 

 

 

いろんな事業をしていると、多くの方と関わることになります。

その際、やはり本当に頼れるのは当事者意識を持ってくださる人。

 

 

 

様子を見て無難に評論する人ではありません。

他の人の動きをみて自分の行動を決める人では決してありません。

 

 

 

当事者意識の範囲が広い人は、たとえ社会問題も自分が関係することだとして考えることができますし、周りから見たらその人の仕事とは無関係に見えるようなことまで仕事と関連づけられたりします。

 

 

 

 

それができない人と比べると、どちらが成長速度が早いかは言うまでもありません。

 

 

 

以前読んだ本であった表現ですが、当事者意識を持たずに観覧する状態の人を「消費者」と呼んでいました。(本のタイトルは忘れてしまいました。。)

社会問題も、テレビで見たものも、身近な問題も、すべて消費者として”観覧”する。

観覧だから、この問題を解決するために自分がどうするか、ではなく、批評や評論が多くなります。

 

 

 

たとえばテレビは基本的には消費者として見ると気持ちよく観れるようになっています。

何も考えずに、自分には無関係なこと、として扱うスタンスは楽です。

最近は身近な問題すら消費者として観覧する人が増えた感じがしてますが。。

 

 

 

当事者意識が広いことは、多くの場合、しんどいです。

たとえば遠くの国の貧困問題を自分ごととして考えるから。

たとえば子どもが通う同じ保育園の母子家庭の問題を自分にも関係あることとして考えるから。

 

 

 

ほとんどの場合、直接的に何も大きな影響は与えられないでしょう。

でも、実際直接に影響を与えられなくても(与えるべきでない場合も)、そういう人が増えることがやっぱり多くの問題の解決に近づくのではなかろうか。

 

 

 

少なくとも僕が育った家庭ではそういう社会問題を決して他人事だから気にしない、というスタンスではなかったし、僕の子どもたちにも自分ごとの範囲が広く在ってほしい。

 

 

 

トレーナーの話に戻すと、繰り返しになりますがやっぱり当事者意識の範囲は広ければ広いほどいい。

なぜならこの当事者意識の能力は、そのベースには共感する能力があるから。

 

 

 

問題解決のサポートが仕事の本質であるのがトレーナーという仕事である以上、共感力は不可欠。

 

 

 

トレーナーとしての能力が高い人ほど、その範囲と深さのレベルは高いです。

 

 

 

あなたは当事者か、それとも消費者か。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸1

少なくとも、テレビや新聞、ネットで話題になったスポーツの問題には当事者意識を持つべきだと思います。

学校の部活の問題、オリンピックの問題、熱中症の問題、パワハラ問題、アスリートの金銭問題などなど、当事者として考えてみるといいかもしれません。

 

何を考えればわからない場合は、、。

「この問題を解決するためには何が必要か」

「この問題を再発しないためには何が必要か」を考えてみてください。

*本来は何を考えるべきかを考えるのも非常に重要な勉強です。

 

 

追伸2

以前ご案内したこのイベントがもうすぐ開催されます。

▶︎今年のパーソナルトレーニングフェスタはめちゃ優しい。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12401421659.html

 

 

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トレーナーの仕事にかかわらず、多くの仕事は「準備が大切」と言われます。

準備で8割が決まる、という人もいるぐらいです。

 

 

 

でも、準備ってものすごく曖昧なものだなと。

 

 

 

「準備してきました」

 

 

 

というトレーナーが、こちらからしたら全然準備できてないやん、、と感じることも多々あります。

 

 

 

かたや、特に準備してきてないんですが、、というトレーナーがものすごくいろんなことが想定できている、つまりめっちゃ準備できてるな、と感じることもあります。

 

 

 

この差は、なんだろうか。

 

 

 

1つは、前提条件の分析力

この競技で、この人数で、この場所で、この目的で、このカテゴリーで、この時期で、などなど、実際に現場に立つ前にわかる情報をどれだけ分析できているか。

この範囲が広いほど、当然のこととして”そのチームにとって”的確な指導ができます。

 

 

 

もう1つは、想定力ですね。

こういうことをしたら、こういう反応が起こるだろう、そうなったらこうしよう、違う場合はこうしよう、みたいなやつです。

雨が降ったらこうしよう、使おうと思ってた道具が使えない場合はこうしよう、なども含まれます。

妄想、と呼ばれたりもするやつですが、実はこの能力はけっこう重要だったりします。

この力の射程距離が長ければ長いほど、「想定内」の範囲が増えるし、想定外が起こった時の対応力は高まります。

できてなければ、俗にいう”テンパる”という状態に。

 

 

 

天候や場所や道具の条件変更は、特にスポーツ現場ではものすごく当たり前に起こる(しかも直前に)ことですから、対処できるのが当たり前にしておきましょうね。

 

 

 

経験について。

臨機応変に対応できる、のは経験が豊富だからだ、とやってしまうと、いつまでたっても「経験待ち」になってしまいます。

 

 

 

”経験待ち”に使われた選手はたまったもんじゃありません。

 

 

 

僕が選手だったら、うまくいかない・分からない原因を「経験が少ないので、、」みたいに「経験」に持っていく人は、絶対に信頼しません。

経験不足だよね、はどこまでいっても第三者評価であるべきです。

 

 

 

 

トレーナーの準備はどんなことをすればいいでしょうか?

みたいな質問は頻繁に寄せられますが、少なくとも知識や技術は準備には入りません。

持っていて当たり前のものという位置付けに。

だからいわゆる勉強は準備ではなく日常のものに。

 

 

 

実際、本当に選手やチームに貢献できるトレーナーは、準備期間は非常に少ないです。

前提条件の分析ぐらいかな。

 

 

 

なぜなら、日常生活の多くの時間がすでに準備になっているからです。

それだけ考えているし、それだけ想定しています。

その競技のトップ選手たちの動画を見るなんて、当たり前にやってます。

大げさでなく、ほんとに。

 

 

 

準備しています。

準備してきました。

 

 

 

でも、できる人とできない人にはこの基準にかなり差があります。

できる人は、このレベルが半端ではない。

今一度、自分の「基準」に目を向けてみてもいいかもしれません。

自分よりできる、という方の基準に注目してみてもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

こちらもご参照。

▶︎「やってます基準」の違いに気をつけろ。

「特に何もやってないです」は、基準次第でかなり変わります。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12329874514.html?frm=theme

 

 

▶︎意識高い系の選手

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12333609272.html

 

 

▶︎仕事範囲の基準がオンリーワンを生み出す

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12335318625.html?frm=theme

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

臨機応変に対処できる人とそうでない人との差を差をもう1つ。

「余白」です。

前者は、必ずその日の指導に余白を残したまま指導に入ります。

なぜなら目の前の選手の反応を見て、その場で最善を考えて実行するアドリブの重要性を知っているからです。

後者は、かなりギチギチに時間を詰める傾向があります。

そして多くの場合、選手ではなくそのスケジュールに意識が向きます。

極端な例かもですが、僕はかなりこのケースにたくさん出会ってきました。

 

あなたはどちらでしょうか。

 

 

 

 

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僕が勢いと思いつきで始めた単発セミナー。

投手セミナーとサッカー上半身トレーニングセミナー。

 

 

 

どちらも、僕の経験上きっと多くの選手に有効だと考える原理とトレーニング方法をご紹介してきたものなので、個人的には愛着を持っています。

 

 

 

しかし今の僕の動きの関係上、定期的に開催し続けるのが難しくなっていました。

 

 

 

でも、次はいつやるか教えて欲しいといった声はやっぱり届くし、僕の個人的な思いとしてもどうしてもこの2つは残したい。。

残したいというか、アップデートしてレベルアップさせていきたい。

しかも、僕の視点以外の他の視点も加わる形で。

 

 

 

ということで、再開が決定しました。

 

 

 

講師は、JARTAの中でもかなり実績と指導能力が高い方々にお願いしました。

 

 

 

両セミナーとも、ベースの考え方は僕の作った内容に置きつつ、新しい内容もけっこう入ってます。

 

 

 

投手用トレーニングセミナーの講師は岩渕トレーナー。

(JARTA認定講師資格保持)

 

今回のイタリア研修にも参加しましたが、ASローマフットサルからその指導を高く評価され、採用オファーが届いてます笑(ほんとに)

 

岩渕氏は野球経験(ピッチャー)ありなので、かなり具体的な解説が加わると思います。

また、僕よりかなり緻密なので、細かい部分まで理解したい方にはかなりオススメです。

 

▶︎詳細

https://jarta.jp/j-seminar/pitcher/

 

 

■大阪:11/18

 

■札幌:11/18

*講師調整中。決まり次第紹介します

 

■東京:12/9
 

 

 

 

 

 

 

 

サッカー上半身トレーニングセミナーの講師は、和泉トレーナー。

(JARTA認定講師資格保持)

 

本人もサッカー経験者です。

Jリーガーや高校大学の強豪チームを多数抱え、今でもオファーが絶えない人気トレーナーです。

もちろんイタリア研修も修了済みです。

 

▶︎詳細

https://jarta.jp/j-seminar/soccer/


■大阪:11/17
 

 

 

二人ともかなり高いレベルで動きを提示できますし、何より僕にない知識や経験を持っているので、これまでよりさらに良い内容にしてくれました。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

いや、そういったパフォーマンスの話よりも自分は腰痛を改善するのが先だ、、と思われる方は、こんなのもやってます。

▶︎JARTAフィットネス

https://jarta.jp/j-seminar/fitness/

 

 

 

 

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サッカーなどコンタクトがある競技のチームに帯同しているとものすごくよく出会う、打撲。

俗にいう「モモカン」です。

 

 

 

モモカンの後による腫れや、捻挫による腫れは、けっこう長引いたり、腫れが引いた後も痛みや違和感が続いたりします。

 

 

 

僕は理学療法士の資格を持っていますが、基本的に今はフィジカルコーチという立場での指導が多いので、あまりメディカル分野には直接には関わっていません。

 

 

 

しかしこの打撲や捻挫の対処に関する相談はかなり頻繁に受けます。

 

 

 

個人的にサポートしている選手にも、この部分はけっこう指導します。

 

選手自身にもセルフケアの技術として身につけてもらったりもします。

そしてみんなどんどんカラダオタクになっていく笑

 

 

 

こういった外傷は、対処がうまくいかないと肉離れに繋がったりもしてしまう、実はかなりやっかいなものです。

 

 

そんなこと言ったって、、腫れるのは仕方ないし。。と思ってませんか?

このような事態になったら、直後はRICE処置するしかない、と思ってませんか?

必要なリハビリや手術を、腫れが引くまで待っていませんか?

 

 

腫れている期間が長くなることは、動けない期間が長くなること。

動けない期間が長くなることは、怪我とは無関係な筋肉、持久力、様々な感覚を低下させ、それらはパフォーマンスの低下に直結していきます。

 

 

 

外傷つまり打撲や捻挫による腫れは、ものすごく早く引かせることは可能です。

手術の後の腫れもです。

腫れは積極的に引かせるべきですし、腫れない状態を作るべきだと僕らは考えます。

 

 

 

断言しますが、安静・冷却・圧迫・挙上だけでは不十分です。

 

 

 

腫れを素早く引かせることができる技術は、現場ではものすごく使えます。

ものすごく重宝されます。

 

 

 

何より、外傷を負った選手にとって、ものすごく重要です。

選手のためを考えるとトレーナーとしては絶対に獲得しておいていただきたい技術です。

 

 

 

▶︎コチラ。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

このセミナーはJARTAコンセプトを元に、スポーツ現場、医療現場でよく遭遇する外傷・障害に対するアプローチ方法を学び、習得する内容となっております。

これまで開催してきました、循環セミナー・疾患別セミナーの内容を4日間に凝縮し内容もアップデートしてお届け致します。

本セミナーでは1日でも早く腫脹を軽減させるための循環改善のアプローチ・下肢スポーツ障害に対する評価とアプローチを理論と共に習得できます。

https://jarta.jp/j-seminar/candd/

 

 

 

 

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これまでも、現在も、日本のトレーニング界は基本的に海外のトレーニングを追従するスタンスが中心となってきました。

海外でトレーニングの現場を見ると、やはりそれは強く感じます。

多くの人が海外に勉強しに行って、それを日本に導入したり。

日本にいても、動画などを使って海外のトレーニング情報を紹介したりが盛んに行われています。

 

SAVIO||JARTAイタリア研修2018

 

 

これは、当然のことだし、必要なことです。

なぜなら、それらのトレーニングの対象となっている競技の大半が、欧米発祥のものだからです。

欧米型競技には、欧米型トレーニングが適しています。

 

 

 

だからフィジカルに関わるコーチもトレーナーも、もちろん選手も欧米型のトレーニングの「知識」は必ず持っておく必要があります。

 

 

ASローマ・フットサル|JARTAイタリア研修2018

 

 

 

ただ、知識を持つことと単に追従することはまったく別。

 

 

 

ここにも書いた通り、発祥地の文化と競技特性には深い関連があると僕は考えています。

だからトレーニングはその発祥地の文化圏で行われているものが原則としては最もその競技に適したものになる可能性は高いと考えます。

▶︎単に欧米式トレーニングをやってもダメな文化的理由

 

 

 

だったら欧米追従を進めてOKやん!

となるかもしれませんが、実際はそう簡単ではありません。

 

 

 

このブログを読んでくださっている方でしたらもうご存知の通り、トレーナーは何をやるかなどの方法に先立って、まず「誰がやるのか」

 

 

 

昨日まで滞在していたイタリアなど海外にたくさん行くからこそ、独自のやり方を生み出す重要性を感じます。

 

 

 

もちろん独自ということが目的ということではなく、彼らがやっている方法よりも「時間的、方法論的」により効率的な、という意味です。

 

 

 

そしてそのためには「誰が行うのか」という前提条件の分析も欠かすことはできません。

 

 

 

もちろん欧米でやっている方法は、素晴らしいものがたくさんあるし、取り入れるべきだと思うものもたくさんあります。

欧米発祥の競技である以上、歴史的にも文化的にも体格的にも彼らに分があるのは明確です。

 

 

 

だからこそ。

 

 

 

後追いではなく、「本質と独自の組み合わせ」というデザインに目を向けることが必要です。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

イタリアに行って毎回感じることは、彼らは本当に貪欲に自分たちに欠けているものを埋めようとします。

そのためには例えサッカー後進国から来た者たちからも吸収しようとする姿勢を持ちます。

これもまた、日本との差を感じさせられる部分です。

 

 

 

 

「本質と独自」を持ち合わせたJARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

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今回はイタリアで学んだ栄養学のお話。

 

 

講義をしていただいたのは、セリエAのラツィオでチーム栄養士をされていたアンジェロさん。

 

 

 

イタリアのご飯はとても美味しいです。

パスタやピッツァはもちろんのこと、野菜や肉や魚もものすごく美味しい。

 

 

 

 

 

 

もちろんジェラートも。

 

 

 

そんな国の栄養士さんって、どんな話をしてくれるんだろうとものすごく楽しみでした。

 

 

 

話が始まってまず言われたのが、「水」の重要性。

 

 

 

水。

 

 

 

とにかく水を重要視せよ、と。

 

 

 

いくら栄養状態が良くても、筋肉や組織の水分量が不足するとそれらは台無しになるということを飲み方を含めてかなり詳しく説明してもらいました。

 

 

 

起きた時の水分摂取、試合中の水分摂取の方法、そのときに組み合わせる塩分の考え方など、この観点はまだ日本では浸透していない部分かな。

 

 

 

また、イタリアではパスタを食べてから肉や魚、という順序で食べられることが多いのですが、それは栄養学的には逆の方がいい、ということ。

原則として野菜、たんぱく質、炭水化物の順番。

 

 

 

この辺はもう日本でも当たり前になりつつありますが、イタリアでもやはりプロはそう考えるんですね。

 

 

 

あとは人種による栄養素の適応の問題を尋ねてみました。

腸内にある酵素が違うことによってどんな食物から栄養が摂りやすいかは異なるのでは?という質問です。

 

 

 

SSラツィオにはアジア人はいなかったので対応はしてこなかったけれど、黒人選手にはやはりそういった違いがあるので、慎重に対処していたとこのことでした。

 

 

 

*僕らはこの点に着目して東洋的なスポーツ栄養学を学べる講座を始めました。→コチラ。

 

 

 

 

あとは、サプリメントの問題。

僕はいろんな見解から基本的には栄養素は食物から摂取した方がいい、というスタンスです。

(もちろん身体の状態や栄養の種類によってはサプリメントも必要とは思ってます)

 

 

 

アンジェロさんもネガティブな立場をとっており、栄養素を抽出して純化するだけが大切なことではなく、皮など食物全体の組み合わせを摂取した方が、長い目でみたときに得るものが多いと語っておられました。

これは東洋的な視点でもありますが、やはり突き詰めていくと東洋や西洋という分類でなく、本質に近づいていくのだなという感覚を得たエピソードでした。

 

 

 

今回の内容は全然具体的なことはあえて書きませんでした。

栄養の専門家でないので。。

僕自身が聞いた話を僕自身の責任でサポート選手たちに指導するという範疇に収めようと思います。

ご了承ください。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

アンジェロさんは、チームがスポンサーからの資金の関係でサプリメントを強引に導入したときにチームを辞めたそうです笑

かっこいい。。

 

 

 

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イタリアに来たという報告をしてから、ブログでは続報を出せずにいました。

まだイタリアにいます笑

 

 

JARTAトレーナーたちを連れての研修帯同はなかなかまとまった文章を書くことが難しいという言い訳をしつつ。。

ツイッターやインスタでは動画で指導の様子を流してましたので、ご覧になってください。

 

 

 

 

 

今回のイタリア研修では、セリエAを含むサッカー・フットサルはもちろん、セリエA2のバスケやラグビーチームも訪ね、JARTAのトレーニングを指導してきました。

 

 

ASローマの下部スクール、SAVIO。

 

 

 

この研修では原則として僕ではなくJARTAのトレーナーが指導にあたります。

 

ASローマ・フットサル|JARTAイタリア研修2018

研修とはいえ、相手はプロ選手ばかり。

 

 

 

SS.ラツィオ・フットサル|JARTAイタリア研修2018

トレーニングに向き合う姿勢は真剣かつど迫力です。

 

SAVIOのU16選手たち|JARTAイタリア研修2018

 

ローマ警察が母体のラグビーチームのコーチたち|JARTAイタリア研修2018

 

 

 

僕らトレーナーは、そんな選手たちに気圧されている場合ではなく、そんな彼ら以上の気迫を持って指導にあたることが求められます。

 

 

これはイタリアだから、とかではなく、日本でも変わりなく求められる指導の本質だと思ってます。

 

 

 

前に立つと、どうしても「うまくやりたい」「失敗したらどうしよう」「結果を出したい」「認められたい」という感情が起こりやすいものです。

 

 

 

しかし、これらは間違いなく自分に意識が向いた自分軸ベクトルに囚われた現象。

これが指導の時に緊張してしまう大きな原因の1つですよ。

 

 

 

僕らの仕事はそれとは全く逆。

求められているのは、いかに目の前の選手たちに有益なことが提供できるか、いかに相手に成果を出させることができるか、です。

ものすごく強い他者軸が本質です。

 

 

 

そして選手は、目の前に立っている人がそういう本質を持っているかどうかをやっぱり見抜いてしまう。

イタリアで出会う選手たちはそれをちゃんと態度で示してくれる。

はっきりしてる。

 

 

外国に来たからこそ感じられる指導の本質。

日本ではなんとなく流してしまっている、大事なことに気づく貴重な時間。

 

 

 

どれだけやってもゴールはないこの仕事だからこそ感じる、面白さを、イタリアに来るたびに感じさせてもらってます。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

僕がなぜJARTAのイタリア研修を作ったのか、以前に書いています。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-11936228815.html?frm=theme

 

単なる外国研修ではありません。

 

 

 

 

 

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JARTAイタリア研修で今年もローマに来ています。 

たぶん今年でもう7年目。

 

 

 

 

関西空港の台風の影響による振替便の都合で予定より1日早く出発し、韓国の仁川で一泊です。 

まずは全員参加で無事にイタリアまで来れたことに感謝です。 

旅行会社とものすごく複雑なやりとりをしてくれたスタッフにもほんとに感謝。。

 

 

ほぼ勢いだけで始めたイタリアでのトレーナー研修。

毎年、JARTAの認定トレーナー資格を持った方々と一緒にこの地を訪れています。

僕らがわざわざ毎年イタリアまで来ている理由。

 

 

 

トレーニングのこととか育成のこととか、もちろんたくさん理由はあるけれど、僕が最も大切にしているのは参加者各々のトレーナーとしてのアイデンティティを考えるきっかけ作りかな。 

 

 

 

いや、トレーナーとしてというより、たぶんこれから問われ続けるであろう、”人としての在り方”の模索といった方が近いかもしれない。 

 

 

 

イタリアに来たことで、それを考える、それに向き合うキッカケにしてほしいと思ってます。

 

 

 

 "いつも通りの毎日"を過ごしていたら、なかなかそんなことは考える機会はないぐらい、僕らの日常生活はルーティーンで溢れている。

 

 

 

異文化、何もかもが思い通りにいかない環境に身を置いて、そこで見たこと、感じたこと、そして必至に考えたこと、食べたものは間違いなく人生レベルで糧になる。 

 

 

 

 

 

今回もローマを中心にいろんなチームや場所を訪ねます。

インスタでは動画でも様子を載せますね。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

トレーニングを指導している山田慈英選手。

今はイタリアで勝負しています。

今回の滞在で久しぶりに会えるのが楽しみだ。

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

今回はサッカーやフットサルだけでなく、ラグビーやバスケも訪ねます。

その国のいろんな競技を見ることは、その国の文化とスポーツの関連を考察できるのでとても楽しみです。

スポーツと文化はものすごく深い関係性があります。

パフォーマンスアップを考える時、実はそういうところってものすごく重要だったりします。

 

 

 

 

 

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スポーツ選手、特にプロやプロを目指す選手は柔軟性は非常に重要です。

もちろん柔軟性だけでパフォーマンスが上がったり怪我が防げたりというほどスポーツは甘くはありません。

▶︎柔軟性=怪我を防ぐことではない

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12302024326.html

 

 

 

パフォーマンスを高める上でも怪我を防ぐ上でも柔軟性があるほうがかなり有利なことは間違いありません。

 

 

 

サッカーであれば単純に足の届く範囲が広がるし、ピッチャーであれば足を踏み出す幅を増やせます。

 

 

 

実際に試合のスピードや強度の中で使える可動域かどうかは別の要因が絡んでくるのでイコールというわけではありませんが、そもそも可動域がなければ実現しないことだけは明確です。

 

 

 

また、多くの怪我は柔軟性の低さがその土台にあります。

 

 

 

単純に考えても、狭い可動域しか使えない選手では、同じ部位に負担が集まる傾向を生みます。

 

 

 

このブログを読んでくださっている方に今さらこんなことを説明するまでもない気はしますが。。

 

 

 

 

というわけで、柔軟性の重要度を理解しているという前提で、今回のテーマ。

 

 

ストレッチの質、効果を高める方法です。

どうせやるなら、効果を最大限高めるようにしていきましょう。

 

 

 

今回は、立位でのポイントをご紹介します。

 

スポーツでは立位のままストレッチする機会って結構多いですね。

この立位でのストレッチは重心位置がポイントです。

 

 

 

人間の構造上、どこに重心を置くかによって、筋肉の働きは変わります。

 

 

 

簡単にいうと、足裏のどこに体重をかけるかによって伸びる筋肉が変わるということです。

 

 

 

これ、足裏のいろんな部位に体重をかける競技、例えばサッカーやテニスでは怪我を防ぐためにもパフォーマンスを上げるためにもめっちゃ重要なポイントです。

 

 

 

同じ前屈でも、つま先に乗る・カカトに乗る、で伸びる筋肉・働く筋肉が変わります。

 

 

 

理論上、それぞれどこが伸びやすいか、はある程度決まってきますが、今回は選手向けのないようなので、やってみながら感じてみてください。(とても重要なことです)

 

 

 

やり方は、例えばこんな感じ。

 

くるぶしラインに乗る

(くるぶしライン:足裏で内外のくるぶしを結んだライン上のこと)

 

 

 

かかとに乗る

 

 

 

母指球に乗る

 

 

 

つま先立ち

 

 

 

もっと細かくてもいいですが、最低この4種類はやっておいて損はありません。

 

 

 

特にハムストの怪我が多い選手は、腰の柔軟性改善とともにこういう複数パターンでのストレッチはとても重要です。

 

 

 

*もっと繊細にやりたい人へ

つま先の向きを正面・内向き・外向き、と上記4種類を組み合わせるのはかなり有効です。

 

 

あ、ちょっと捻れてしまいましたw

 

股関節はボールのような形状になっているので、股関節を内旋・外旋した状態では伸びる筋肉が変わるのです。

スポーツでは、内旋も外旋も使うので、やっておくのがおすすめです。

 

 

 

 

前屈を例にとっていますが、立位でのあらゆるストレッチに適応できるはずです。

工夫して取り組んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

追伸

ストレッチの効果を高める方法として、もちろん頻度も重要です。

僕はプロ選手には1日に12回は行うように指導しています。

プロを目指す人や本気で怪我をなくしたい、本気でパフォーマンスを高めたい、という方は基準にしてみてください。

詳しくはコチラ。

 

 

JARTAでは「ミッドストレッチ」というシステムで12回の内容を設定します。

特にアスリートに重要な中心ゾーンを徹底的にやるのがポイントです。

JARTAのミッドストレッチを学んでみたい選手は、下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

トレーナーの方は、理論もかなり重要なので、体系的に学べるセミナーで。

http://jarta.jp/seminars/

 

 

 

 

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