トレーナーの仕事にかかわらず、多くの仕事は「準備が大切」と言われます。
準備で8割が決まる、という人もいるぐらいです。
でも、準備ってものすごく曖昧なものだなと。
「準備してきました」
というトレーナーが、こちらからしたら全然準備できてないやん、、と感じることも多々あります。
かたや、特に準備してきてないんですが、、というトレーナーがものすごくいろんなことが想定できている、つまりめっちゃ準備できてるな、と感じることもあります。
この差は、なんだろうか。
1つは、前提条件の分析力。
この競技で、この人数で、この場所で、この目的で、このカテゴリーで、この時期で、などなど、実際に現場に立つ前にわかる情報をどれだけ分析できているか。
この範囲が広いほど、当然のこととして”そのチームにとって”的確な指導ができます。
もう1つは、想定力ですね。
こういうことをしたら、こういう反応が起こるだろう、そうなったらこうしよう、違う場合はこうしよう、みたいなやつです。
雨が降ったらこうしよう、使おうと思ってた道具が使えない場合はこうしよう、なども含まれます。
妄想、と呼ばれたりもするやつですが、実はこの能力はけっこう重要だったりします。
この力の射程距離が長ければ長いほど、「想定内」の範囲が増えるし、想定外が起こった時の対応力は高まります。
できてなければ、俗にいう”テンパる”という状態に。
天候や場所や道具の条件変更は、特にスポーツ現場ではものすごく当たり前に起こる(しかも直前に)ことですから、対処できるのが当たり前にしておきましょうね。
経験について。
臨機応変に対応できる、のは経験が豊富だからだ、とやってしまうと、いつまでたっても「経験待ち」になってしまいます。
”経験待ち”に使われた選手はたまったもんじゃありません。
僕が選手だったら、うまくいかない・分からない原因を「経験が少ないので、、」みたいに「経験」に持っていく人は、絶対に信頼しません。
経験不足だよね、はどこまでいっても第三者評価であるべきです。
トレーナーの準備はどんなことをすればいいでしょうか?
みたいな質問は頻繁に寄せられますが、少なくとも知識や技術は準備には入りません。
持っていて当たり前のものという位置付けに。
だからいわゆる勉強は準備ではなく日常のものに。
実際、本当に選手やチームに貢献できるトレーナーは、準備期間は非常に少ないです。
前提条件の分析ぐらいかな。
なぜなら、日常生活の多くの時間がすでに準備になっているからです。
それだけ考えているし、それだけ想定しています。
その競技のトップ選手たちの動画を見るなんて、当たり前にやってます。
大げさでなく、ほんとに。
準備しています。
準備してきました。
でも、できる人とできない人にはこの基準にかなり差があります。
できる人は、このレベルが半端ではない。
今一度、自分の「基準」に目を向けてみてもいいかもしれません。
自分よりできる、という方の基準に注目してみてもいいかもしれません。
こちらもご参照。
▶︎「やってます基準」の違いに気をつけろ。
「特に何もやってないです」は、基準次第でかなり変わります。
https://ameblo.jp/bodysync/entry-12329874514.html?frm=theme
▶︎意識高い系の選手
https://ameblo.jp/bodysync/entry-12333609272.html
▶︎仕事範囲の基準がオンリーワンを生み出す
https://ameblo.jp/bodysync/entry-12335318625.html?frm=theme
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
臨機応変に対処できる人とそうでない人との差を差をもう1つ。
「余白」です。
前者は、必ずその日の指導に余白を残したまま指導に入ります。
なぜなら目の前の選手の反応を見て、その場で最善を考えて実行するアドリブの重要性を知っているからです。
後者は、かなりギチギチに時間を詰める傾向があります。
そして多くの場合、選手ではなくそのスケジュールに意識が向きます。
極端な例かもですが、僕はかなりこのケースにたくさん出会ってきました。
あなたはどちらでしょうか。
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