ブルーローズは、クラシカルホメオパシーについて知りたい!
と思われる方のために発信しているブログです
日本でも、さまざまな変異株が確認されるようになりました。
何の医療的処置もなされずに、自宅待機を余儀なくされる方、その期間中に亡くなられる方も、あとを絶ちません。
クラシカルホメオパシーは、検査などには必ずしも依拠せずに、クライアントさまの心身全体にわたる症状を精査することで、レメディを割り出していく療法です。
そのレメディの総数は、数千種類にも及びます。
つまり、その中から、ある一つのレメディを選び出すには、いかに詳しい問診が必要なのか、少しご想像なさるとおわかりいただけると思います。
2020年春の第一波の際には、マスコミからいろいろな情報が入り、またクライアントさまからのご相談が早々に入りましたので、ブルーローズでは、対応できるレメディ(Phosフォスフォラス)を早期に探し出すことができました。
このたったひとつのレメディPhosフォスフォラスで、ブルーローズは、なんと!2020年2月から、1年3か月以上にわたり、すべてのクライアント様にお元気なっていただいたのです。
これぞまさしく、治癒率100%。\(◎o◎)/!
さまざまな貴重な学びの機会を与えてくださった多くの皆々さまに、
この場をお借りして、改めて心より感謝申し上げます。
ところが、ここに至り、どうやらやはり変異株の影響でしょうか、
いよいよPhosフォスフォラスだけでは十分な改善が見られないケースが出てまいりました。
今現在は、そのようなクライアントさまには、詳しいご様子を伺い、それぞれ個別にご対応させていただいております。
ブルーローズ周辺のクライアントの皆さまは、現在とてもお元気なので(大変ありがたいことですが)、変異株の情報(ご相談)があまり多くは入ってまいりません。
まだ私どもの研究段階としては時期尚早の感が否めませんが、
これまで皆さまにひとつのレメディPhosフォスフォラスだけを推奨してきたブルーローズの責任として、現段階におけるご準備について、お知らせさせていただきます。
まずは、パンデミック(一つの同じ病気)に対して、なぜ複数のレメディが必要となるのか、にいて考えてみたいともいます。
この記事の中に、このような言葉がありました。
サミュエル・ハーネマン 『オルガノン』 §38
(前略)それゆえ、互いに類似していない病気の間ではすべて、
「より強い病気」 が 「より弱い病気」の進行を一時的に止めるのであり (急性の場合は、稀に両者が互いに複雑化することがあるが、そういうことがなければ、) 互いに治癒しあうことはない。
互いに類似していない病気の場合には、
「より強い病気」=たとえば新型コロナ が、「より弱い病気」=たとえばインフルエンザ
の進行を一時的に止める。
それは、一時的に強い病気が弱い病気を抑え込んでいるだけで、互いに相手を消し去っているわけではない(片方は抑え込まれて潜伏している状態)。
それが、2020年春の状況だったと思われます。
★ インフルエンザ と 新型コロナ は 同時には流行しない~2つの病が共存する時の法則 ~(その1)
2020年3月に入ると、インフルエンザに限らず、手足口病・ヘルパンギーナ・流行性角結膜炎・感染性胃腸炎・麻疹・風疹に至るまで、すべての流行病の進行が止められました(抑圧状態)。
けれども、それらの流行病は決してその存在自体が消えたわけではありません。
新型コロナが、最強の1つの病気であったからこそ、これまでは、たった1つのレメディPhosフォスフォラスで、すべてのクライアント様に対応することができたというわけです。
しかし、実は、『オルガノン』 §38の一節が、ずっと心の中に引っかかっておりました。
「急性の場合は、稀に両者が互いに複雑化することがある」
という一節です。
「稀に両者が互いに複雑化することがある」
両者とは・・・?
これまでの「日本の新型コロナ」に対応できるレメディは、間違いなくPhosフォスフォラスでした。
しかしながら、ここに至って新たにクライアント様に必要となっているレメディは、
実はこれまでインフルエンザの際などに用いることの多かったGelsジェルセミウム(数やや多め)、Mercメルク・ソル(数少なめ)というレメディです。
(★注意★ 6月に入り、Mercのほうが数が多めでしたが、
7月に入って、再びGelsとPhosが多くなってきております。)
今現在も、その状況が続いております。
どうやら日本では、2021年5月現在、Phosフォスフォラスに加えて、GelsジェルセミウムやMercメルク・ソルというレメディが必要となっているようなのです。
クラシカルホメオパシーでは、もともと病名を必要としません。
ですので、
変異株●○○○●に、レメディAが対応する、
変異株▼○○〇▲に、レメディBが対応する、
変異株■○○〇■に、レメディCが対応する、
などという考え方をしているわけではありません。
ホメオパスは、そもそも部分的な病気を診ているのではありません。
病気に罹っている人間全体(頭の先から足の先まですべての心身の状態)を診て、その人にふさわしいレメディをひとつ選んで投与する、
それがクラシカルホメオパシーの基本です。
たとえばもしも、変異株の●○○〇●、▼○○〇▲と、■○○〇■が、全く同じ症状を示すものであれば、3つのそれぞれ異なるレメディを用いる必要はありません。
3つの変異株が、全く同じ症状を示すものであれば、1つの同じレメディで対応することができます。
しかし、3つの変異株が、それぞれ同じでない、異なる症状を現すものであれば、同じ1つのレメディで対応することはできない(3つの異なるレメディを必要とする)、
シンプルに申しますと、そういうことになります。
現時点では、どの変異株がどのような症状を現すという情報が明らかではありませんので、ブルーローズのクライアントさまの現状から、現在必要であると思われる3種類のレメディをご紹介しておきたいと思います。
①Phosフォスフォラス
②ー1 Gelsジェルセミウム
②ー2 Mercメルク・ソル
この3種類のレメディは、横並びの関係ではありません。
あくまでも、①Phosフォスフォラスが中心・基本であって、
そこに加えて、②ー1Gelsジェルセミウムが必要となったり、
②ー2Mercメルク・ソルが必要となったりする方がいらっしゃいます。
まず、3つのレメディに共通の症状について。
(どのレメディにも存在する症状なので、あまり判別の基準にはなりにくい症状)
微熱~高熱
頭痛
喉の痛み。喉がイガイガする
怠さが強い
眠気が強い
下痢症状
これらの症状は、どのレメディにも存在します(区別がつきにくい)。
①Phosフォスフォラスによく見られる特徴
空咳が出る 息苦しい 肺炎になる
声が枯れる
めまい
血圧が上がる
首周りの凝り 鎖骨の痛み 関節が固くなる
胃腸障害(激しい下痢・吐き気・食欲がない・お腹が張る)
皮膚症状 アトピーのような
喉の渇きが強い
不安感が強い うつ状態
夕方に悪化しやすい
*前駆症状は軽いが、急激に悪化する(今回の新型コロナの中心となる特徴を持つレメディ)
②ー1 ジェルセミウムによく見られる特徴
頭が重い感じ。頭がぼーっとする
頭痛 特に後頭部の痛み・重さ 頭全体が締め付けられる痛み
まぶたが重い 目の周りの凝り
めまい 焦点が定まらない感じ
喉の痛みが強い
肩こり 首こりが強い
節々の痛みが強い
顔が赤黒い感じ
ゾクゾクと寒気が背中を上下する
熱がこもった感じ
喉の渇きはあまりない
緊張・不安・パニックを起こしそうな感じ
* 胃腸障害や咳は比較的少ない(全くないわけではない)
②ー2 メルク・ソルによく見られる特徴
鼻水・くしゃみが多い
喉から耳にかけての痒み
リンパの腫れ
粘膜と関係が深い 口内炎ができやすい
消化器系とも関係が深い 下痢症状もある
熱かったり、寒かったりする(気温の変化に弱い)
喉の渇きが強い
汗が出やすい
夜間に悪化しやすい
パニックを起こしそうな感じ
以上、大まかな目安をお伝えしました。
それぞれのレメディ固有の症状を目安に、必要なレメディをお選びいただけたらと思います。
ポーテンシー(レメディの強さ)について(2021年5月5日現在)
① Phosフォスフォラスは、10M、50M、もしくはそれ以上のポーテンシーが必要となる場合が多いです。
Phosフォスフォラスは、事前に服用なさっておかれることをお奨めいたします。
しばしばポーテンシー(レメディの強さ)が高いことを懸念されるお問い合わせをいただきますが、これまでの数々の経験から、やはりブルーローズでは、Phosフォスフォラス10Mからの服用をお奨めいたします。
②ー1 Gelsジェルセミウムは、今現在は200c~10Mレベルで対応可能です。
②ー2 Mercメルク・ソルは、今現在は200C~1Mレベルで対応可能です。
* 聞くところによりますと、レメディを混合して販売しているところがあるようですが、ブルーローズではお奨めしてはおりません。
混合レメディでは、ある一つの固定化されたエネルギー状態になりますので、クライアントさま個人のエネルギー状態に合わせて細かく調整することができず、クライアントさまに最適なレメディではない=十分な改善が望めないが状況が生じます。
「シミリマムって何ですか?(その1、その2、その3)」の記事でお話いたしましたように、
クラシカルホメオパシーの場合には、
レメディ(種類)選択の正確さ
ポーテンシー(強さ)選択の適切さ
レメディのリピートの的確さ
がすべてそろうことが非常に重要です。
ブルーローズでは、それぞれのクライアント様の状態に合わせたご対応をしております。
まとめ
平時は、あらかじめ、① Phosフォスフォラス(10M)を服用しておく。
★
何らか不調を感じた場合には、3種類のレメディの中から、最も適切なレメディ・ポーテンシーを選んで、適切にリピートする。
②ー1 Gelsジェルセミウムを服用して、改善が見られたとしても、
再び、① Phosフォスフォラスが必要になる場合があるかもしれません。
②ー2 Mercメルク・ソルを服用して、改善が見られたとしても、
再び、① Phosフォスフォラスが必要になる場合があるかもしれません。
現在のところは、この3種類のレメディで対処することが可能です。
これ以外の他のレメディをあれこれ試すよりも、この3種類にしぼって、適切な服用を試みてください。
皆さまのご健康を、心よりお祈りしております。
クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
医療現場で広く用いられています。
副作用がなく安全で、
お子さま、妊婦さま、ご高齢の方まで、
皆さまに安心して服用なさっていただけます。
お薬との併用も可能です。
大好評
ブルーローズでは、引き続き自然治癒力
をアップする
クラシカルホメオパシー相談を受け付けております。
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