この国にも、混沌とした時代があった
公開2日目に鑑賞したのですが、
他と前後してしまいました。
記念すべき、本年度60本目の劇場公開作品鑑賞となったので、遅ればせながら感想文をアップさせていただきます。
評論家・川本三郎氏がジャーナリスト時代の体験を綴った同名ノンフィクションを、
脚本家・向井康介氏が脚色、再構築
「リンダ・リンダ・リンダ」で独特の不思議な感性を披露した山下敦弘監督がメガホンをとった
「マイ・バック・ページ 」 を観てきました。
簡単にストーリーです!
激動の60年代後半、
大阪万博開催を目の前に
高度成長期に浮かれた日本の歪んだ方向性や
ベトナム戦争、
70年安保などの現実を、リアルとして受け止める学生たち
東大安田講堂事件後、学生運動は収束の一途をたどったが、
一部の過激な活動家たちは、まだ自分たちが今の社会を変えると、
革命を信じ戦い続けた。
東都新聞社で週刊誌記者として活動家たちを取材してまわる沢田は、
ある日、先輩の中平とともに、
活動家の学生・梅山と名乗る男から接触を受け、取材にむかう。
彼の話を聞いた、先輩・中平は、
ヤツはニセモノだ、近づくなと釘をさすが、
沢田は梅山と酒を酌み交わしてしまう。
そんな中で、梅山も、自分と同じ宮沢賢治が好きで、
CCRを一緒に口ずさむうち
彼に親近感をおぼえてしまう。
やがて事件は起こる。
梅山とその仲間が武器を調達するため駐屯地に潜入し、
警備に当たっていた自衛隊員を殺害してしまう。
事件後、
梅山は沢田の前に、殺害した隊員の腕章を提示し、
犯行の取材をさせ、取材費を要求する。
しかし、その取材中、
新聞部の記者が取材を横取り、
スクープを新聞部に奪われる。
ところが新聞部は梅山を活動家ではなく、
殺人犯として判断し、警察へとうってしまう。
やがて、沢田も警察からの事情聴取を受けるが、
梅山は思想犯であり、取材で知りえた情報を開示出来ないと協力を拒否する。
しかし、梅山の逮捕により、沢田は思わぬ方向へと身を置くこととなった…
この作品の舞台である時代背景は
じつゎ、ウルトラセブンで見聞きしました。
カレーライス120円
コーヒー100円
味噌ラーメン100円
ハイライト80円
本作でも、セットである食堂の看板に書かれたメニューも
同じ値段がかかれてました+.(*ゝд・)b゚+.゚
これも時代でしょうが
本作では、やたらと喫煙シーンが多く目につきました。
ウルトラセブンでも、
宇宙戦闘機の機内で、隊長がタバコを燻らせるシーンがあったっけなぁ~…
ライターで着火すると、大きく火が出て、酸素がもれてるぞ!って気づくシーンがあった。
つか、
宇宙空間では、もっと酸素大事にしようよ(__)ノ彡☆バンバン!
まぁ、これから侵略者と戦うんだから、気を静めているのかもしれんけど
'`,、('∀`) '`,、
さて、
話はそれましたが、
本作での妻夫木くんは、
悪人の時より断然合ってました!
沢田という男は、
安田講堂陥落の際、
単なる傍観者としてその場にいました
つまり、自分が避けた道を、梅山が身を置く世界であると思った彼は、
梅山に親近感を持つのです。
弱かった自分を、梅山に投影してしまい、のめりこんでいく
彼の行おうとする活動の成功を祈るようになるのは、
自分の出来なかったことを彼を通して実現しようという妄想
冒頭、潜入取材で怪しげな露天商を手伝い、
商品である、うさぎを、彼のキャラである思慮の浅さゆえ、
うっかり死なせてしまうのですが、
うさぎを預かっていた露天商のタモツは、兄貴分から袋叩きにあってしまいます。
しかし、タモツは沢田を責めることもなく、
傷だらけの体でうさぎを埋めようとする・・・
つまりタモツは、“生”とか“命”とかに向き合っているのですが、
沢田はこの一件を金で片付けようとする人間性の甘さや、懐の浅い感じが描かれていて、実に傑作なシーンでした。
絶妙なワンカットでしたよ。
さらに印象的なシーンがあったのですが
梅山と沢田が酒を飲み、かわす会話に
「梅山君は何で運動をやろうと思ったの?」
「安田講堂をテレビで見てこれだ!と思ったからです」
「俺は苦しかったなぁ~、報道側から見ていたのだけれど、
同じ大学の奴らが負けて行くのを安全な所から見てるっていうのは…」
「沢田さんて優しすぎますよ~」
この会話が、この二人の力関係や、思考の温度差などを表していたように感じます。
沢田の週刊誌の表紙を飾るモデル、倉田眞子と映画を観に行くシーン
「ファイブ・イージー・ピーセス」を鑑賞後、
沢田は「つまらない映画だったね」と言うが、
眞子は「そんなことはない。ジャック・ニコルソンが泣くシーンが良かった、私はきちんと泣ける男の人が好き」と言う。
しかし沢田は「泣く男は男じゃない」と言う。
さらに、
梅山が事件をおこす直前、
彼を写真に収めようと彼の元を訪ねた沢田に、
「沢田さん、『真夜中のカーボーイ』は観ましたか?あの中でダスティン・ホフマンが泣くんですよ。僕だって怖いんですよ。」という。
この2つのシーンがじつゎ後々、大変重要な意味をもってくるのです。
当時のアメリカンニューシネマ・・・
どちらも挫折する者を描いた作品だ・・・
もし本作をご覧になれば
その場になると、あ~なるほど~って思うことでしょう。
松山くんも今回、
中身のない空っぽな活動家を見事に演じていました。
劇中の彼は、
かなりぽっちゃりとしていて
あごも二重あご、
なんか理想ばかりで、行動が伴わないグータラ感があってよかった。
映画の冒頭、
梅山自身が発起人の思想サークルで、討論会が行われ、
梅山の薄っぺらな理論が、他のメンバーによって論破されてしまうのですが、
そんな相手を、サークルから追い出してしまうシーン。
このワンシーンで梅山という男が中身のない、空っぽな男であると表現されてて、
やがて、彼は彼自身の嘘の中で、自分に対し酔っていってしまうさまなどを、
上手く演じられていました。
さすがに妻夫木くんにぶつけるだけあるなと関心!
その、感情に抑揚のない時期と、
逮捕後の保身に走る、必死な彼とを上手く演じ分けて、
印象深いシーンは、
犯行後、独占で沢田に取材を受けている際、
沢田が用意したであろう寿司を桶ごと、抱えて食っている梅山。
そのシーンは、犯行を裏付ける血だらけの腕章を見せるシーンでありながら、
梅山の口の中にはずーっと寿司が入っている。
そのシーン中、口を動かしている。
止らない食欲
殺した相手の血がついた遺留品を、寿司をつまんだ手で掴む。
今で言う、ヴァーチャルな世界に身を置く、
壊れている梅山・・・
そして、
その梅山に自分だけの独占取材を願う沢田
狂気の時代、
狂気の男達・・・
中身を伴わない梅山が
さも、信念や、思想を持ち、歩んでいると言わんばかりに、
巧に、言葉だけで渡ってきただけなのに・・・
凄まじいワンカットでした。
脇を固める役者陣も、ひとくせも、ふたくせもある濃い人ばかり!
'`,、('∀`) '`,、
中でも、古館寛治さんは
バカがウラヤマシイで共演済みです!エッヘン!
(↑会ったことも無いクセにね(●´艸`) )
ラスト、
沢田は梅山の逮捕により、自らも、証拠隠滅などの罪で
執行猶予つきの有罪判決を受けてしまう。
しかし、この時点でも沢田は、若い自衛官が一人死んでしまった事実を
あまり現実視していなくて、
それらに、直接ではなくとも関わっているという事実も理解していないようなんですが、
勢いというか、精気を失った沢田は、ある日ふと、
一杯飲み屋に立ち寄ります。
するとその店は、以前、潜入取材の時に、
自らの身代わりにボコボコにされた露天商の男「タモツ」がやっていたのです。
今では怪しい商売からも足を洗い、
女房子供まで抱え、
飲み屋のオヤジになったタモツ・・・
かつて迷惑をかけたことを、おくびにも出さないタモツと
昔話をしているうちに、
タモツに「生きててよかったな」と言われ
その拍子に、沢田は思わず、ボロボロと泣きだしてしまう・・・
後から後から
止め処なく流れる涙・・・
ここでふと思い出される沢田のセリフ・・・
「泣く男は男じゃない!」
沢田は、何が恐かったのか?
きちんと泣いて、自らに何かの答を得たのか?
ここでようやく、愚かだった現実の自分と向き合ってしまい
己を知ってしまったのでしょう・・・
ここでドラマは終演をむかえます・・・
そう・・・
沢田の涙は、
決して時代のせいなんかじゃない!
紆余曲折の中、
皆、必死に生き、成長していく
明日のために流した涙だったのです・・・
五分と五分
「余命一ヶ月の花嫁」の廣木隆一監督、
「軽蔑」見ました。
物語は・・・
新宿歌舞伎町・・・
チンピラの二宮一彦こと“カズ”はある日、
兄貴分の伊藤から、ポールダンスバー“ニューワールド”の襲撃を命ぜられる。
伊藤の属する組に、なんの断りもなしに賭博を行っていたからである。
報酬として、カズの作った600万の借金を帳消しにしてくれるのだ。
仲間と共に、営業中のニューワールドを強襲し、店内を大混乱に陥れたカズは、
かねてより好意を持っていた、ニューワールドのストリップダンサー、
矢木真知子こと、“マチ”を、混乱に乗じて連れ出し、そのまま駆け落ちしようと誘う。
マチも、以前から、カズの気持ちを薄々感じ取っていたため、
その誘いに安易にのってしまう。
こうして二人はカズの生まれ故郷に逃げ、一緒に生活をはじめる。
資産家の父の所有するマンションを与えられ、
二人は新しい生活を始める
カズは叔父の酒屋で働き始め、昔の仲間たちも集まってきて、
さまざまな人間たちに囲まれ、二人の生活は順調に見えたある日、
ストリップダンサーのマチをよく思っていない両親に結婚を反対されたカズは、父親に刃物を向けてしまう。
そしてそのことを、カズの祖父の愛人だった、現在、祖父から譲り受けたカフェ「アルマン」の女主人・千代子から聞かされたマチは、
一人歌舞伎町へと戻り、また客の前で裸になるのだった。
カズはすぐさま後を追い、
説得の末、マチを故郷に連れ帰る・・・
そして、お互いを信じ、結婚する。
しかし、幸せは長く続かなかった。
マチがいない間に、カズはまた借金をつくってしまい
その件で、山畑という、カズの幼馴染みでもある高利貸しの男が、借金のカタに、マチを狙い始めるのだった・・・。
鈴木杏の、大人の芝居を観に・・・・
否!
裸を観に、行ってきました(-.-;)
前回、まほろ~では、あえぎ声(しかも芝居)のみでしたが
今回はペロンと脱いでしまいました(-.-;)
しかし、
青い鳥というドラマで杏ちゃんを知ったためか、小学生の彼女の顔が浮かび、
乳放り出して濡れ場を演じる杏ちゃんは、
少々、気持ち悪かったです。(-.-;)
しかも、
子役時代に比べ、
ちっともカワイクなくなってた・・・
ヒロインにしては役不足です。(-.-;)
芝居は上手いんだろうけど、魅力が・・・
高良健吾くんは、今やアチコチにひっぱりだこ!
NHKのテレビ小説にも出演してますね~~~~ヾ(@´▽`@)ノ~~~~
どうも蛇にピアスのアマ役で知ったせいか、
チンピラ役が似合う役者だと思ってしまう。
むしろ、杏ちゃんでゎなく、マチは吉高由里子で行くべきだ!ウンウン...
高良・吉高ペア、ふたたび!
そして再度、乳放り出せ!吉高!
さて、
物語前半の映像は、それはキレイな加工がされていました。
フォトショなどでよく使う技法ですかね~~??
なにかのポスターとかのような画づくりがされてました。
二人で走る新宿の風景など、
かなり、コントラストを強く、そして赤を強調した焼きで上げたようで、
まるで、タランティーノあたりが撮ったような東京の街並みが切り取られ、
実に芸術色が強く感じられました。
しばらくその方法が続くので、
濡れ場での、杏ちゃんの、紅潮した肌など、とても美しく撮られていました。
しかし、
なぜかカット数が少なく、
流しっぱなしで芝居をさせるシーンが多かったのと、
監督の感性にくらべ、
カメラマンの腕がついていってないようで、
特にハンディの時は、画面ブレまくりで落ち着かない状態。
後半は、ひょっとしてカメラマン変わった?と思わせるほどに落ち着きますが、
クレーンやレールでの撮影に変わっていってたせいでもあると思います。
そして後半は一変
コントラストを押さえ、
今度はグリーンが強くなってきます。
なので、
クライマックスの血が飛び散るシーンなどは、前半のチカついた、
何てこと無い街の風景でも、ドギツイ感じが、何かシックな感じに変わり、
血が噴出すシーンも、淡々としたイメージを受け、
人殺す時って、脳みその中はこんな無感情なイメージなんだろうかと想像させる、なかなかな腕前をみました!
意図してやったことか、偶然かはよくわかりませんが・・・
カフェ「アルマン」の主人・千代子役、緑魔子さんがとても美しかった。
そして、悪者役に大森南朋さんが出演していましたが、
あの方って、人のよさそうな、緩ぅ~~い顔してるので
悪者っぷりに迫力がありませんでした。
南の島の、役所の職員こそ、彼を生かす役であると思う(コトー先生より)
本編140分以上にもなってしまっていますが、
申し訳ないが、そこまで時間使う意味がわかりませんでした。
私なら、細かいところすべて排除して
45分のショートとして完成させられる気がする(__)ノ彡☆バンバン!
だって、あまり人間関係や、キャラの性格など掘り下げられていなかったし
濡れ場も一回でいいと思う。
一回きりだから美しいのだと・・・
物語は感情移入できるので、
是非、ショートとして演出してみてぇ~~'`,、('∀`) '`,、
で、
この作品観るなら、
蛇にピアス観たほうがいいぞ!
杏ちゃん、
決してスタイルよくないぞ!
吉高由里子のほうが見応えあるし(__)ノ彡☆バンバン!
あの時の愛が真実ならば、今でもその愛は真実のままだ
今年2月に脳腫瘍により49歳でこの世を去った、
シャーロットのおくりもの、ゲイリー・ウィニック監督の遺作
「ジュリエットからの手紙」観てきました!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
物語!
ニューヨークタイムズ誌の事実調査員をするソフィは、
イタリア料理のシェフをするヴィクターと婚約中。
新婚旅行の代わりに、イタリアのヴェローナへの婚前旅行が12時間後の出発を控えていた。
しかし、
ヴィクターは念願の自分の店のオープンを控えていたため、
旅行先のイタリアではソフィを放ったらかして食材集めに忙しかった。
最初のうちは食材探しにも付き合っていたものの、
急遽予定を変更し、ワインのオークションに参加すると言い出した、
ヴィクターの勝手な行動に
さすがについていけず、それぞれ別行動をとることにしたソフィは、
かの名作「ロミオとジュリエット」の物語のモデルとなったヒロイン・ジュリエットの生家を訪ねた。
いまだ国内外から、年間5000通も届くと言われる、
ジュリエットへの、恋の悩みを綴った手紙、ジュリエットレター。
現地を訪れた悩み多き女性たちからの手紙も、生家の壁一面に貼られていた。
それらの手紙をバスケットを持った女性が回収しているのを見たソフィは、
その女性の後をコッソリとつけた。
そして
たどり着いたのは、小さなカフェの一室。
そこには、ジュリエットの秘書と名乗る女性たちが、ジュリエットレターに返事を書いていた。
ひょんなことから手伝いの翻訳家と勘違いされ、
歓迎されたソフィは、そのままイタリア滞在中、彼女たちの仕事を手伝うこととなった。
翌日、
壁に貼られたジュリエットレターを秘書たちと共に剥がしていると、
壁の一部のレンガが崩れ、
壁の中から、一通の古びた手紙が表れる。
なんとその手紙は、50年も前に書かれ、
ジュリエットの生家で誰の目にも触れず、壁の中に保管されていたものだったのだ。
それを読んだソフィは、50年前の切ない恋を知る…
そして差出人であるクレアというアメリカ人女性に、
自分が返事を書かせて欲しいと秘書たちにお願いする。
返事を書き始めたソフィだが、
いかんせん、50年も前の手紙だ
はたして、返事はクレアに届くのかも怪しい。
仕事上では、本当はライターとして記事を書きたいと思っていたソフィは
心を込めて返事を書き上げた。
それからわずか2日後、
突如、ジュリエットの秘書の元に、一人の男性が訪ねてきた。
その彼は、ソフィの書いた手紙を持っていた。
そして、ソフィが返事を書いたのだと知るや、
いきなり、
こんな手紙を送ってきて、祖母のクレアがその気になったらどうするのだと苦情を告げた。
言われっぱなしでは気が済まないソフィは、
言うことだけ言って出て行った男性・チャーリーを追いかけた。
するとそこには、クレア本人も
50年ぶりにジュリエットの生家を訪ねて来ていたのだった。
クレア本人と出会い、
すっかり意気投合したソフィは、
クレアが50年前に胸を焦がした相手、ロレンツォという男性を一緒に探し出すことに協力することとなった。
イタリアに何十人もいるロレンツォを、一人一人訪ねて歩く三人…
行動を共にするうちに、
最初は険悪だったソフィと、チャーリーも、徐々に互いを気遣うようになる。
その生死もわからないロレンツォの存在…
行けども、本人に行き当たらない三人…
諦めかけたその時、
クレアは、50年前の若かりし頃のロレンツォにソックリな男性を見かける。
はたしてクレアは50年の時を経て、
愛する男性に想いを告げられるのか…!?
マンマ・ミーア!の大ヒットで一躍有名人になった
アマンダ・ミシェル・サイフリッドがキュートにソフィを好演!
相手役には、エラゴン、バイオハザードなどに出演、
クリストファー・イーガン
クレアとロレンツォの50年に渡る恋物語のかげで、
二人の愛も進行していくのが、とてもさわやかに描かれていました。
結構、心にグッと来るセリフが多く登場。
とてもいい話に仕上がっています。
全体的にパステル調な画面づくりと、イタリアの田園風景などがマッチして
安心して観ていられる落ち着く作品です。
とても丁寧な感じを受けます。
物語は
かなり、フィクション色が強いものの
ベタな物語を上手に描き、
それはそれで新しい物語に仕立てていました。
単純な話な割にかなり引き込まれました。
そして誰もが期待した、ソフィとチャーリーの恋模様
婚約者ヴィクターは、あまり登場シーンもなく、
影の薄いキャラでした。
結局ラストは別れちゃって、チャーリーの元へと行くという
誰しもが想像したであろうラストそのままでした(__)ノ彡☆バンバン!
ジュリエットがつなぐ恋愛物語だけに
ラストシーンのチャーリーがソフィへ告白するシーンは、
かのロミオ&ジュリエットよろしく
バルコニーにいるソフィに、
建物の壁に這うツタを登り、告白をするチャーリーという
かなりベタなシーンに突入しますが
さわやかな二人の演技に
ただただ、幸せを望んでしまいますょ(●´艸`)
なんかこう
純白なカップルっていうのか?
薄汚れたおっさんには毒ですよ・・・この二人の透明感って・・・(-.-;)

物語の中心である、クレアとロレンツォ…
「50年の時が経とうとも、
その時の愛が真実なら、
それは今でも真実なんだ」
というロレンツォのセリフに感動します。(●´ω`●)ゞ
そして50年離れ離れにそれぞれの生活をしてきた
クレアとロレンツォも結ばれるのです。
オールハッピーエンドなので、デートにゃもってこいだと思います。
本編105分と、
見事なまでにコンパクトに収めてあり、
傑作のお手本のようにまとめてあるので疲れません。
彼・彼女と行くべきだ!
ジュリエットレターという、ロマンティックなテーマを堪能してほしいです。
もう何年行ってないだろう…
「Hawaii Five-O」リメイク版の放送が日本で始まりました!(≧∇≦)/
アメリカでは、1968年秋に放送開始、日本にやってきたのは1970年フジテレビで放映されました。
1968年から1980年まで、マクギャレット警部はJack Lord、ダニー・ウィリアムズはJames MacArthurがキャストとして出演してます!
FIVE‐0とは?
ハワイ州知事直属の特別捜査班のことです。
知事の全面的なバックアップを得た、絶対的権限を持って捜査を行う特捜班である。
FIVE‐0は5-0のことで、
ハワイ州が1959年にアメリカの50番目の州になったことから、
50 → FIVE-0 ってな感じで
なんでも、ハワイの悪い悪者たちが警察のことを隠語で呼ぶときに
「FIVE-0」と呼ぶとかなんとか…?
そう聞くと、
それこそハワイでしか使われていないのかと思いますが、
先日鑑賞した「UNKNOWN」の劇中で、
リーアム・ニーソンがダイアン・クルーガーに
「会ってもらいたい人がいる!」と言うと、
ダイアン・クルーガーが、「FIVE-0??」って答えてたんですよ。
字幕上では、「警察?」って訳されていたんですが、
セリフでは、そう言ってました。
アメリカ人はティッシュペーパーをかなりの人が、「クリネックス」と言いますよね?
日本人も電子レンジにかけることを“チンする”とか言う
あの感覚で、ハワイ以外でも、警察を指す単語として浸透してるのでゎ?
とか、思いました。'`,、('∀`) '`,、
リメイク版のキャストは
スティーヴ・マクギャレットにアレックス・オローリン

ダニー・"ダノ"・ウィリアムズにスコット・カーン

チン・ホー・ケリーにダニエル・ディ・キム

コノ・カラカウアにグレイス・パーク

パット・ジェームソンハワイ州知事にジーン・スマート

もし機会があれば、是非ご覧くださいな~!
ちなみにアメリカナンバー1視聴率ドラマです。
68年版オープニング
2010リメイク版オープニング
ギリシャ火には、水をかけたらイケないよ!(●´艸`)
「パイレーツ・オブ・カリビアン ~生命の泉~」観ました。
ちょっと鑑賞から時間が経ってしまいましたが、
(すぐにレビュー書かないでゴメンね(-.-;)...)
振り返ればこのシリーズ、
今回の「生命の泉」ではじめて面白いと思いましたょ。
2なんて、しっかりコケてましたよね?(●´艸`)
ありゃ~、ラストにヘクター・バルボッサキャプテンが出てこなかったら、
スクリーンに鼻くそつけて帰るとこでした。(-.-;)
さて、
今回、どうして永遠の命ってテーマに走ったかは知りませんが、
かなり丁寧に作られてて、
シリーズモノにありがちな
安易に、“必殺”の「永遠の命」を持ち出したわけでもなさそうでした。
前宣伝で、
生命の泉探しだなんて言ってたから、
あ~~また手頃なところで手を打っちゃったよとか思いましたが、(まぁ、3の最後に地図出して、フってはいましたが...)
それを遥かに凌駕するアイディアで満載でした。
まぁ今回の見どころは、
何といっても、人魚の登場!(_△_)ノ彡
人魚好きにゃたまらんですね~~
私ゎ、かの変態!
否!
天才・石井竜也監督の「ACRI」だって観ちゃってますからね!
筋金入りの人魚好きですよ。
人魚のドコがいいかと言えば、
あの長い髪で、見えそうで見えない胸!!(●´艸`)
...ソコに萌ですゎ!
今回は、
本編が始まる前に、
ウォルトディズニーのオープニングムービーで、
シンデレラ城の前の川の水面で、人魚がハネるという、粋なこともしてくれてましたね。
なぜこれ程に人魚押し?(●´艸`)
今回の人魚デザインはいったい誰が担当したのか?
よく見ると、尾ひれ自体は魚のそれなんですが、
胴体に対し縦ではなく、横向きについてて
部品形状は魚でありながら、機能は哺乳類の尾ひれの形をとっていました。
これゎ、
かのスプラッシュで、超絶美女のダリル・ハンナ演じたマディソンの尾ひれに酷似!
下半身の色とか、鱗の感じも似ていて、
しかも、ところどころ薄皮がはがれているところなんかも、
まんまマディソン!
下半身が乾くと足になったりと
これゎ、どう見ても
スプラッシュをオマージュして作り上げられたデザインに違いない!
(≧∇≦)/
パクりとか言ったらイケないよ!
だって、どっちもディズニー製作なんだから
これがディズニーの考える、人魚の姿なんだってば!(≧∇≦)/
オーランド・ブルームの出ない寂しさを
シレーナ役のアストリッド・ベルジェ・フリスベが見事にカバー!
しっかし、よくこんなカワイイ娘を見つけてきたな!(_△_)ノ彡☆Bang!Bang!
この子、英語しゃべれなかったんだそうですよ!
で、
本編には大きく関わらないものの、アストリッドちゃん起用にゎ、
ここにもちょいとした
制作側の、粋な意図を感じるのですが
今回は復活のバルボッサキャプテンが、、
どういうわけか、イギリス国王に忠誠を誓い
イギリス海軍将校になってて、イギリスの国旗の元
生命の泉への航海をするのですが、
なんか、
イギリス国王が、やたらスペインを目の敵にしてて、
今回の、生命の泉への航海では
泉への途における、最大の難関はホワイトキャップ湾に棲む
人魚たちなワケで、
意図して
イギリスの敵役に
スペイン語を話すアストリッドちゃんを据えたのでゎなかろうか?
な~んて思ったんですが??(≧∇≦)/
生命の泉を利用するのには、人魚の涙が必要だなんて設定も、
イギリスから見て、
スペイン側であるアストリッドちゃんを泣かせるという意味があったりして!
(●´艸`)
だとしたら、凝りに凝ってますよね!
そしてアンジェリカことペネロペ・クルス!(≧∇≦)/
キャラといい、
妖艶なる美しさといい、不動の1位ですな+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
そぉ~いえば、ペネロペもスペイン生まれですね!
今回、妊娠中の撮影だったみたいですね。
影武者に妹モニカが準備されてたとか?
私はモニカのほうが好きですけどね(●´艸`)プププ
さて、
このスペイン絡みなエピソードでは、
今回は
ハンス・ジマーの音楽も冴えていましたね~~+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
劇中にもマンドリンでタンゴをジャカスカ弾くシーンがあったり、
エンドクレジットで流れたお馴染みのテーマソングも、かなりスパニッシュなアレンジがされてて、
なんでこれほどに、スペインというキーワードをクローズアップさせたのか?
ホント、最後の最後まで席を立てないサービスっぷり。
ホラ!そこの
本編終了と共に帰っちゃった、無造作にスクリーンを横切ったお客さん!
あんた、
映画館来ないでDVDで観るがいいさ! ァ~ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
エンドクレジット後に、もうワンシーンあんだよ!この作品にわよ!
学習しろ!(╬◣д◢)コイツメ!
本作
上映時間は141分
シリーズものにしたら、かなり長いと思います。
バイオハザードは90分程度が多いですからね~
しかし、
飽きはこないよう、工夫されてますので、
デートにいかがでしょうか?
劇場を後にする際、
帰りが一緒だった、女の子の二人組が、
私の前を歩きながら、
「すごく面白かったね~~…でも、ジョニー・デップ、年取ったね~~、いつまで出来るんだろう?」
って、言ってました(-.-;)

しかしまぁ、
ジャック・スパロウって、
コミカルな動きで飄々と危険をかわすキャラですから
爺様になっても出来るんぢゃなかろうかなどと考えながら、帰路についたわけです。

お粗末!m(_ _)m
ところで、
オーランド・ブルームの降板の理由知ってますか?(●´艸`)
この娘!↓

ミランダ・カーです!
この子との時間を過ごしたいがため、
こんな大役断っちまいやんの!(__)ノ彡☆バンバン!
しっかりしろ!
海人(うみんちゅ)鳥人(とりんちゅ)
「ブラックスワン」観てまいりました。
ナタリー・ポートマン
最近、オードリー・ヘプバーンに似てきたなと思いはじめ、
確認の意味でも、何としても鑑賞せねば!な感じでした(●´艸`)
彼女の役者魂ゎ凄いものがありますね!
物語は、
元バレリーナの母の叶わなかった夢を背負い、
母の寵愛の元、バレーに打ち込んできた、マジメなダンサーのニナ。

演出家のトマスが新たに創りなおした「白鳥の湖」の主役を決めるオーディションでは、見事に白鳥を踊るものの、
トマスには「白鳥だけなら君を選ぶ、しかしこの作品は黒鳥も踊れないと…」と言われてしまう。
マジメなニナには、男を魅了する色気が決定的に足りなかった。
それこそが、黒鳥を演じる上で、必要不可欠な要素でもあったのだ!
やがて、
ニナが慕う看板ダンサーのベスが退団させられ、代わりに入団してきたリリーの、自分にはないセックスアピールに、ニナは大きく悩まされてしまう。

ところが、
オーディション結果は、主役の白鳥にニナが選ばれる。
喜びにむせび泣くニナではあるが、黒鳥への課題は山積み
そして
ニナを縛り、ニナに自らの夢を預け、過保護に接する母や、
大きな役をもらったプレッシャーに、ニナは自らを傷つける自傷行為にはしる…
つまりこの作品は、プレッシャーに弱く、自傷行為を繰り返すバレリーナの苦悩を描いているわけですが、
その描き方はもう、ホラーでしたil|li(;-_-;)il|li
アチコチで、
ミッキー・ロークをナタリー・ポートマンに置き換えた「レスラー」でゎ?
とか言われてますけど、
オーメンとか、キャリーとか
そんなところと似ている気もします(__)ノ彡☆バンバン!
CMなどで放送されているニナの鳥人化の映像は、
バラしてしまうと全て彼女の妄想の世界なんですが、
その妄想のシーンがとにかく、作品中の8割くらいを占めていて、
そのシーンのどれもが、とにかく怖いし気持ち悪いし、
グロテスクな表現満載なのです。
まぁ、私個人的には好きですけどね(●´ω`●)ゞこの手の表現も。
いきなり、しょっぱなから、部屋の人物画の目が動いてみたり、(見落としそう...)
爪の甘皮のささくれを引っ張ると、
指の第二関節くらいまで、ベロンって皮がむけちゃったり
爪が割れたり…
痛いし、キモチわりぃ~~し
寒気がするゎ!(╬◣д◢)
ストレスから、自分で爪を立て掻き毟った背中の傷から、
黒い羽毛が出ているのを、自分で取り出すシーン…
そうかと思うと、黒鳥になりきるために、
感じろと、誘惑しろと、
果てには、自分でヤれ!ってトマスに言われ
目覚めにベッドでマスターベーションを始めるニナ。

この辺りのシーンは目が覚めますな(●´ω`●)ゞ
ナタリー・ポートマンの自慰行為なんて、
そうそう見れるもんぢゃありませんぜ?旦那!
+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
しかし、
盛り上がってきて、派手に腰を動かし始めたその瞬間、
ふとニナが目線をベッド脇に移すと
そこには母親が椅子で眠っていてビックラこくっていう…
これも怖いよね(__)ノ彡☆バンバン!
鏡で自らの踊りを確認すると、
鏡の中のニナが違う動きをしたりね

やがて
黒鳥になりきれず、リリーに代役を立てられそうになるともう、
その妄想は極限に達し、
リリーとのセックスや、
トマスに抱かれるリリーの幻覚を見たり、
ベスに憧れていたニナは
好き過ぎて、ベスの楽屋から、彼女の私物をいくつか拝借しちゃってたんですが、
退団させられ、やけになった挙句、
事故で大怪我をおって入院したベスを見舞った際、
盗んだものを返そうとしてベスに見つかり、
ヤケクソなベスは
その中の爪ヤスリをおもむろに拾い上げ、
自分の顔中をブッ刺すというホラーシーン

さらには、バスタブで自慰行為をするニナ
顔まで潜り、水中からふと見上げると、
バスタブを跨いで、顔中血みどろのベスが立ってたり、
ホラー映画か?!(-.-;)コノバカヤロー
もうね、
ドキッ!ってのが多すぎなんだってば!il|li(;-_-;)il|li

やがてクライマックスの公演シーンに突入すると、
もう、アップアップなニナは、何が何やらわからなくなって
妄想と現実の区別がつかなくなって、
リリーに役を奪われそうになり、
大喧嘩をはじめ、リリーに首を絞められるんですが、
ここでニナは鳥人化(__)ノ彡☆バンバン!
白鳥の首に変化して脱出!
コメディーか?!'`,、('∀`) '`,、
コノバカヤロー!

(↑↑ ニナは白鳥みたいな首になって敵の攻撃をかわす!)
挙句、
ニナはリリーを鏡に叩きつけ、割れた鏡の破片でリリーを刺殺してしまう。
UNKNOWNか!?コノバカヤロー(__)ノ彡☆バンバン!
すると、すべてを吹っ切った
ニナの膝関節は逆に折れ、
まるで鳥のような足に変化!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
第9地区か?!コノバカヤロー!
そして死体をシャワー室に隠し、
舞台に立ったニナはまるで黒鳥!
否!
鳥人!
つ~~かショッカー怪人!鳥女、現る!(_△_)ノ彡

( ↑↑ 黒鳥になりきるニナ!もうバケモンとしか言えない目してる。)
ついには踊りながら、翼まで生えてくる!
この辺もイメージなんですが、
サクッ!と元に戻り、ポーズを決めるニナの、背景に映る影は、まだ、翼のまま
こんな演出好きです(●´ω`●)ゞ
なんかこのままいくと、全て書いてしまいそうなので、この辺りでやめときますけど、
いろんな意味で衝撃シーン満載で面白いです。
ラスト、
白鳥の女王は自ら命を絶つシーン。
ニナは、悪魔役の男性ダンサーと王子役の男性ダンサーを交互に見つめ
そして客席に視線を移すと、そこには母の姿が!
ニナの踊りに感激し、瞬きもしない。
そんな母を確認し、
ラストシーン、命を落とす
ニナはリリーを殺したという妄想を抱いたのですが、
実は自らの腹に、鏡の破片を刺していた…
腹から大量の血が流れ出すニナ
極限まで自分を追いつめて乗り切った、白鳥の湖…
遠のく意識の中、
静かに、自分に言い聞かせるよう、
「完璧よ」とつぶやく
大量に出血し、意識が遠くなる
ニナの胸に去来するものは何か?
命を削り演じ、乗り越えた黒鳥か?
自分の踊りに納得し、感動している表情の母を客席に見つけ、
母を越えたという達成感か?
物語はそこで終わってしまいます…
そしてすべては、ナタリー・ポートマンの素晴らしい演技あってこそ!
これでまた、ファンが増えることでしょうね~~~(●´ω`●)ゞ
脇を固める
ヴァンサン・カッセル、
ミラ・クニス、
バーバラ・ハーシー、
ウィノナ・ライダー
どれも素晴らしい!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
こいつゎ本年度の傑作5本には入ると思いますよ!
是非、ナタリー・ポートマンの自慰行為・・・・
いや、(-.-;)素晴らしい演技をご覧に行ってくださいね。
これは劇場で観ないとダメ!
しかも、音響のイイとこ探してくださいね!
お馴染みの音楽を存分に楽しめますよ!
地獄へ落ちるがいいぃぃぃぃ!'`,、('∀`) '`,、

鬼才!前田司郎原作
「大木家のたのしい旅行 ~新婚地獄篇~」
行ってまいりました(●´艸`)
なんだか鑑賞後、
ネット上でゎ、かなりの批判つぅ~~か
駄作扱いが激しい本作・・・
結構、楽しめちゃった私って・・・

物語!( ̄▽ ̄)ノシ
大木信義・咲夫婦は、長い同棲生活からの、なし崩し的結婚により
新婚初日から倦怠期のカップル。
新婚初日の夕飯が、シーチキンという体たらく…
新居に引っ越し、気分一新のつもりが、
引っ越しで無くしてしまった炊飯ジャーのことで、いきなり喧嘩してしまうものの、
なんとなく、どちらも、喧嘩すら本気にならない雰囲気…
仕方なく、
咲はスーパー五反田マルヨシへと、夕飯のおかずを買いに出かけた
そこで店員に、ジゴク産の魚が柔らかくておいしいからと薦められるまま購入した。
…柔らかいけど、味はしないけどね…(-.-;)
帰りの下りエスカレーターで、上りエスカレーターに乗る、全身びしょ濡れの黒コートの男とすれ違う。
なんと、その男は、見たことのある炊飯ジャーを抱えていた。
慌ててその男を追いかける咲。
スーパーの屋上にたどり着くものの、点々と水滴が落ちているばかりで、
黒コートの濡れた男はどこにもいない。
ただ、
屋上に藻が繁殖した水を湛えるバスタブが一つあっただけだ…
屋上から階段を下りると、なぜか占いの館があった。
そこの女占い師?は咲に言った。
「なにか探してるの?炊飯ジャーなら、地獄にあるわよ」
旅行のコーディネートもしていると言う占い師に、
地獄旅行のパンフレットを渡された。
柔らか過ぎて、箸で掴めない、ジゴク産の魚を食べられず、
身がグズグズになっていくだけの夕食時、
信義は、咲のもらってきた旅行パンフレットに気をとめる。
翌日、
占い師の言葉が気になり、
再度、信義と共に占いの館を訪れ、
そのまま地獄旅行を申し込んでしまう二人。
お互い、刺激を求める二人は、二つ返事で地獄旅行に参加してしまったのだ…
新婚旅行に行ってないので…(-.-;)

旅行出発当日、
五反田マルヨシ屋上に集合する二人…
占い師とアシスタントが案内した地獄への入り口とは、
例のバスタブだった…
当然、躊躇する二人だったが、
恐る恐る手を突っ込んだ信義は、アッという間にバスタブに引きずり込まれてしまった。
意を決し、
咲も後を追い、バスタブへと手を差し入れると、同じようにバスタブに飲み込まれてしまった。
こうして新婚旅行先に地獄を選んだ倦怠期カップルの、楽しくも、不思議な冒険旅行が始まった!

シビアな役が定番の竹野内豊さんが主人公大木信義をコミカルに熱演
ゆたかな才能を感じました。
妻・咲は水川あさみさん。
テレビにポチポチ出始めた頃の彼女は目つきが悪くて嫌いでしたが
最近慣れたのか何なのか?(__)ノ彡☆バンバン!
好感が持てるようになりました。'`,、('∀`) '`,、
この二人の力の抜けた掛け合いはかなり面白かったです。
実際、
上記の内容を読む限り、
なんてくだらない作品でしょうって思ったそこのあなた!
愚かなり!
ォラォラォラ~(ノ゚Д゚)ノシ)`Д゚ )ノベチベチベチベチベチベチ
開始一時間は、タラタラと話が進み、
地獄に着いたとき、
宿泊先のホテルまでの一本道は、決して後ろを振り返ることなく進むように注意を受けるものの、
二人の背後では、
何やら、楽しげなパレードが行われていて、何とか二人を振り向かそうとするシーン。
ここいらの出来がかなりチープなんですが、
もう、まさに絵って感じの安っすいCGが繰り出され、
ややゲンナリしてしまうのですが、
その後の地獄道中はかなり笑えました。
ほぼ、毎シーン笑いが含まれており、
中には声をあげて笑ってしまう場面も!
ところが、
後半になると、やや雰囲気も変わりだし
なんか、イイ話へと進んで行ってしまうのです。
これは脚本の妙!

なんとなくけだるい関係のまま結婚し、
会話もかみ合わない二人が、
なぜか地獄旅行という特殊な冒険の中、愛情や信頼を取り戻す姿はほほえましい。
そして、このけだるい関係を、竹野内さん、水川さんが見事に表現しています。
街中にいるパフォーマーを見つける二人
このパフォーマーに対する意見まで食い違ってしまい
クドクドと、しつこく意見する信義に咲の「うるさい!」の一言。
絶対にいる!こういう夫婦ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
掛け合いの間合いというか、
素晴らしい作り上げでしたね。

そしてネタバレしてしまいますが(観たいと思った方はココでUターン推奨!)
地獄に長く滞在すると
肌が赤くなる者と、青くなる者が現れ、
赤い人は、人間らしさを失い、暴力的になり、いつも怒っているのに対し、
青い人は、普通に地獄で働いたりして生活していて、
これゎ当然、赤鬼と青鬼ってことなんですが、
この鬼たち、
実は、これから生まれ変わろうとする人々という設定。

地獄旅行で二人は赤い人に追いかけられて
青い人である、美少女ヨシコと出会い、
ヨシコとその弟たちと交流を持ちます。

ホテルへの一本道で振り返ってしまった二人は、
かなりの遠回りをするはめになるのですが、
ヨシコが車でホテルまで送ってくれ、

お礼に渡したお金、1000円が大金(地獄では大抵のものは1円で買える)過ぎたため、
そのお礼に、ナイトマーケットを案内してくれるのですが、
ヨシコが連れてきた弟二人と、共に、
とても充実した、楽しいひと時を過ごす信義と咲。
帰りの車の中では、楽しすぎた時間を惜しむように、涙を流してしまう咲。
ホテルに着き、
ヨシコと抱き合い別れを惜しむ咲に、
ヨシコが耳元で、
「必ず私たちを生んでね」とささやく…
そう、
ヨシコたち兄弟は、咲と信義がこれからつくるであろう未来の子供たちであり、
生まれ変わりを待ち望む青鬼だったのです。
ヨシコ兄弟たちと徐々に打ち解けていく様や、
別れのシーンは、何だか懐かしさを感じるよいドラマでした。
ラストシーン、
戻ってきてしまったことに驚く占い師と助手
それに気づかず、二人仲良く炊飯ジャーを選ぶ楽しげな二人…
よいラストでした!

あまりにバカバカしい展開からの、少しシンミリの後のハッピーエンドは、
なかなか見応えありでした。
脇を固める、脇役たちが、実力派ばかりでしたので
最後まで安心の一本です。
是非、ご覧くださいな!
恐れを感じるのは、人にとって、とても大事ななにかです。

久しぶりに殿様鑑賞!あわや、貸切り(__)ノ彡☆バンバン!
物語!( ̄▽ ̄)ノシ
人間が持つ恐れの感情で存在する妖怪たち。
悪いことをする奴らは、容赦なく怖がらせ、お仕置きするのが妖怪の仕事!
しかし、そんな妖怪の総大将である、“見越入道”の息子である豆富小僧は
相手の恐怖が頂点に達している時でも、その姿を現すと笑われてしまう。
大きな頭と短足、愛くるしい顔は妖怪としては致命的。
手に持ったお盆の上に乗せている、母からもらった大切な豆富が手から離れたら消えてしまう豆富小僧。
その日も豆富小僧が表れた途端に、人間たちは大笑い
逆に刀で切り殺されそうになって、慌てて逃げ出す始末
そんな豆富小僧に、父親の見越入道もカンカン
あまりに怒るもんだから、
ついに豆富小僧は、優しかった母親を探しに家出してしまう。
豆富小僧の着物に住む、達磨先生と一緒に……
仲間たちの元を後にしてすぐ、
長年妖怪たちと対立していた狸一族の罠にハマり
お堂に閉じ込められてしまう豆富...
逃げ出す術もなく、達磨先生と、にらめっこなどして過ごしていると
突如、お堂が爆音と共に破壊された。
見たことない、大きなモノがお堂を壊している!?
慌ててその場から逃げだす豆富と達磨
しかし、彼らの目の前に現れた景色は、見たこともない世界だった。
高い建物や、初めて見る道路…
そう!
豆富たちは、なんと二百年もの間、お堂に閉じ込められていたのだった!
仲間を探しさまよう二名…
とっても高い建物を見つけてそこに登って、遠くまで見渡してみることに!
豆富たちの登ったスカイツリーで、
何と!豆富たちの姿が見える人間の「アイちゃん」と出会う。
アイちゃんにはお父さんがいない
アイちゃんのお母さんは、お父さんが研究していた気象をコントロールする研究を引き継いでいるので、とても忙しく、アイちゃんと過ごす時間も少ない。
そんなアイちゃんは、自分も寂しいはずなのに、豆富小僧に、
「豆富ちゃんにも、きっと役割があるはずだよ!」そう言って励ましてくれる。
狸たちはライバル妖怪を、人間から恐れの心を取り除いてしまい
妖怪たちを消滅させてしまおうと企てる。
妖怪たちのいない間に、人間の欲にとりついて、人間を支配しはじめていた狸たち。
アイチャンのお母さんの研究を利用して、人間から恐怖の心を消そうとしている。
妖怪のピンチに
そしてアイちゃんとお母さんのピンチに、
豆富小僧は、自らの使命に気づく!
狸一族を退け、妖怪と人間が共に暮らせる世界を作り出せるのだろうか?豆富ちゃん!
とにかく凄いメンツの声優陣!
一時期の役者さんがアルバイトでやる声優仕事とは違い
皆さん、まぁ~上手です!
主人公・豆富小僧の深田恭子さんも可愛らしい声で好演!
豆富の相棒・達磨の声・武田鉄矢さんも隙なし!
松平健さん、檀れいさん、大泉洋さんら個性的な妖怪たちを演じていました。
ストーリーは超子供向け!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
鑑賞しながら、
私はもう一つの豆富小僧ストーリーを思いついちゃった(●´艸`)
想像図はコチラ↑ やや妖怪っぽいかな?
それくらい子供向け作品ですので、
あまり、深く考えずに見ることをお勧めします。
この手の作品に文句並べても仕方ないしねd(≧▽≦;)
昨年は、アニメが振るわなかった年でした。
トップクラスの期待度だったアリエッティーもコケてたし…
今年は何とか盛り返してほしいアニメ界ですが、
いまだ、その兆し見られずって感じでした…
当然3Dなんてもったいないのは避け、
それでも、あのCGの出来のよさは脱帽です。
煙の感じとか
本物よりリアルですね~~
これからも発展してほしい技術ではあります。(●´艸`)
いつまで上映されているだろう…
この連休に観れなかった方は、
きっとお正月にでもフジで放送されるでしょうからそれ見てね!( ̄▽ ̄)ノシ
ひさしぶりにマンガ
絵ヘタな漫画家の代表(__)ノ彡☆バンバン
みんなのアイドル蛭子さん'`,、('∀`) '`,、 (ゴメンなさい

って・・・
蛭子さんの絵の感じは、
もう、デッサン云々のレベルではないので
あれはあれで一つの世界を確立していると思う。
だから、あれでいいのだ・・・(-.-;)

・・・って、何の話かって?
最近、周りで「さらい屋五葉」ってマンガが噂になってて
時代物なんすよ!
アニメ化もされてるらしく、
時代小説ばっか読んでる私としては
それほど噂なら、読んでみようぢゃないかと
とりあえず恐る恐る2巻まで購入し、
タラタラ読んでみたんだけど・・・
なんかこう、話に抑揚を感じず、もう少ししたら盛り上がるかな?って
さらに、3巻・4巻と購入
読み進めていったのですが、
相変わらず、なんかノタ~~~リと進む物語・・・
彼らの過去とか
正体的な?
色んなことを興味引くように描いているんですが
つまんない(-.-;)・・・ ←言っちゃった

そうなるともう、
ページめくるのも億劫で、
4巻はじめで頓挫。
あきらめたみたい・・・(__)ノ彡☆バンバン
で、
第二に話題(ネット上でもかなり聞く)の
「進撃の巨人」に乗り換えてみた。

本屋さんには4巻まで置いてあったので、とりあえずすべて購入。
映画1本分の値段・・・
で、内容なんすけど
※ 世界に現れた謎の巨人たちにより捕食され、存亡の危機に瀕した人類。
生き残った人々は、巨大な壁の内側に生活圏を確保することで安全を得るに至った。
隔絶されたかりそめの平和を享受しておよそ100年。
城郭都市の外縁地区「ウォール・マリア」南端より突出したシガンシナ区にて父・グリシャと母・カルラ、幼馴染のミカサ・アッカーマンと暮らす少年、エレン・イェーガーは幼い頃から「壁の外に出て世界を探検すること」を夢見ていた。
ところがある日、圧倒的な力を持つ超大型巨人の出現により壁が崩され、多数の巨人が市街地に侵入。(通常の巨人は3~4mの身長の者から、最大15m程度の大きさなので、50mの高さを誇る壁を越えて居住区には入ってこれないのだが、超大型は推定60mの高さ)
絶望的な戦いの中、母と生家を喪ったエレンは巨人の駆逐を決意する。
それから5年の時を経て、再び超大型巨人が出現。
兵士たちは次々と命を落とし、新兵のエレンも捕食されてしまう。
戦況は悪化の一途を辿る中、突如巨人を攻撃する巨人が現れ、その体内にいたのは死んだはずのエレンだった。
恐れを抱いた兵団からは攻撃対象にされるが、アルミンの提案で判断は上層部に委ねられ、エレンの処遇は一時保留となる。
混濁する意識の中で父の言葉を思い出し、シガンシナ区奪還を目指すエレンだが、未曾有の存在となった彼の前途には、困難の壁が数多く立ち塞がっていた‥‥。(wikiに加筆しますた

なのだそうです。(-.-;)

で、
こちらの作品は、まぁ、よくこんなこと思いついたな~って世界観で、なかなか楽しいのですが、
ネット上で実しやかに囁かれていた、“絵がクソだ!”の言葉の意味がわかりました(-.-;)
中途半端にデッサン狂ってる人物画で話が進むので、読んでると疲れます。
ちょい、イラッ!

ただ、この問題は
話が進むにつれ、腕もあがり解決されるかなと思いますね・・・
それより
この発想・・・
夢ででも見たのかな?それがヒントなのかな?
凄いなと思った。
ある日
突然、
人喰い巨人が現れるんだよ。(__)ノ彡☆バンバン
誰しも一回くらい考えますよね?
地球上の覇者、人間を超えるモンが人間を頂点から引き摺り下ろそうと企てるっての。
その対象が、人喰い巨人って・・・
また、中途半端な大きさなので怖いよね。
すべての巨人が
ゴヂラ並の60mなら、人ひとりなんて、その他大勢だけど
15mだと、一対一で対峙しちゃうもんね。
どさくさで逃げられないよね'`,、('∀`) '`,、
そういう点で、恐怖の対象として、見事に確立されてますよね。
まぁ、なぁ~~~んとなくですが、オチわかっちゃった気もするんだけど、
ちょっと、読み進めたい気がします。
で
冒頭の蛭子さんの話なんですが・・・(-.-;)
絵ヘタな漫画家って、
アイディア勝負ONLYでどこまで勝負できるのかな~って思った・・・
そんな日記でした・・・。
また、関西人を誤解させるような表現入ってますよ'`,、('∀`) '`,、

「阪急電車 ~片道15分の奇跡~」観ました。
物語!( ̄▽ ̄)ノシ
婚約中に彼が別の女をはらませ、
「お前は大丈夫だろ?泣かないし」と言われ別れた男の結婚式に
花嫁を越える、純白の美しいドレスで出席し、痛い復讐を果たしたOL翔子。

息子夫婦との関係が、どうもぎこちない時江。
息子達の都合で、孫の亜美を預かることしばしば。
ある日、亜美と共に、いつもの阪急電車に乗っていると
およそ、車内に似つかわしくない純白ドレスの女性を見かける。
気になった時江は思わず声をかける…
誰もが羨むイケメン彼氏が自慢の女子大生ミサ。
しかし、この彼。
ミサにDVをはたらいていた。
ある日、同棲するための部屋探しに阪急電車に乗ったミサは純白のドレスを着た女性を見かける。
その彼女のことを彼氏と話しているうち、些細なことで口論となり、
彼は車内で大声を出してミサを恫喝する。
その様子に亜美は泣きだし、その亜美にまで怒鳴り散らすDV男!
次の駅で降りてしまった彼と、ホームで突き飛ばされたミサ。
怪我をしたミサに黙って絆創膏を貼ってやる時江
「くだらない男ね!」と吐き捨てその場を去って行った。
時江のその言葉に、別れを決意するミサだった。

主婦の康江は、給料前の苦しい家計にも、
愛情もって家族に安くても美味しい手料理をふるまうことに生きがいを感じ、
そんな料理を喜んで食べる夫と息子に囲まれ幸せなはずだったが、
息子のPTAで知り合った、セレブきどりの主婦グループと嫌々ながらつきあっていた。
毎日のように誘われる高級ランチも断れず、ついには胃痛がおこるほどになった。
ランチに出かける阪急電車の車内。
傍若無人な振舞いで車内を席巻する関西おばちゃん軍団に向けられる白い眼に、
肩身の狭い康江だったが、隣に居合わせたミサに
「おばちゃんってサイテー!」と言われ、
ついに胃痛がピークに達し、次の駅で一人降りることになった。
仕方なく付き添ったミサが看病することになったが…
おしゃれな大学に通う、地方出身の圭一。
いまどき、パンクファッションに身を包むも、なぜか軍事ヲタク。
飛び去る自衛隊の輸送ヘリにヨダレをたらし見つめる垢抜けない学生だった…
同じ大学に通う、やはり地方出身者の美帆。
趣味は野草を摘んで、それを食べること。
さらに美帆はあるコンプレックスを抱えていた。
それは、彼女の“権田原”という痛い苗字だった。
そんな、都会に馴染めない、友達もいない二人が偶然、阪急電車に乗り合わせたことで、急速に距離を縮めだした。
人はいいが真性にアホな社会人の彼・竜太と付き合う悦子は、大学受験を控えた女子高生。
周りの友人からの興味津々なエッチな質問攻撃にも、
あくまでプラトニックを貫いていた悦子だが、
進路指導で、第一志望校が難しいと言われ、ヤケになって竜太をホテルに誘ってしまう。
しかし、竜太はやさしく、この時、この場所でなければダメだという時が来るまで大事にしたいと告げる。
そんな竜太の優しさに、もう一度がんばってみようと決意し、
一か八か、志望校に通う先輩を無差別に捕まえて、受験の心がけを質問してみる。
突如、女子高生から質問をぶつけられた関西大学に通う美帆と圭一。
しかし、歯に衣を着せぬ、正直な二人の回答に、悦子は好感をもち、受験に前向きになるのだった。
同級生からのイジメに悩む小学生の翔子は
ある日、イジメの現場を、かつて阪急電車で時江と会話し、励まされたことで過去を吹っ切った翔子に目撃され、
優しく励まされた。
名前が同じこともあって、強気にふるまっていた小学生の翔子も
翔子の優しい言葉に、思わず塞き止めていた涙が流れるのだった。
片道15分、全線7.7kmのいつもの電車にいつものように乗る
関わりないように思える乗客たちだが
思わぬところでつながってしまう…
電車がつなぐ、それぞれの運命と決断…
終点に到着するまでに、それぞれの決断がよい方向に向いていくのだろうか?
序盤から真ん中一時間くらいまでは慌ただしくそれぞれの登場人物紹介&無理やりリンクで時間が過ぎます。
おそろしく展開の早いオムニバスってノリな流れなんですが、
無理くりにそれぞれの事情をリンクさせようという展開が、
一時間過ぎに落ち着いてきて、こなれてきます。
そんな無茶っぷりに一服の清涼剤として、芦田愛菜ちゃんの存在が大きかった。
美人ではないけど、超カワイイよね~~(●´ω`●)ゞ

主要キャストは、
中谷さん・戸田さん・宮本さんの三本柱に、
玉山鉄二さん
谷村美月さん
南果歩さんらが隙間なく脇を固める編成は完璧なキャスティングと言えるでしょう。
谷村さんとは共演してるからなぁ~~(←また言ってる(●´艸`) )
特別出演のチョイ役のみなさんも大物ばかりで、
安心感は抜群でした。
しかし!
そんな中でも、宮本信子さんは抜群に上手かった。
かつて、タンポポで見せた、中途半端な激昂シーンのセリフに
怒りの芝居苦手?と思わせたものだが、
本作ではもうお見事!
とにもかくにも
この人のセリフ回しは美しすぎる!
これこそ教科書って感じ!
しかもいい声してますね~~
セリフが朗読のような流れでスンナリ入ってくるのが素晴らしい!!魔法だ!
ちょこっと出演の大杉漣さんも重かったな~
やはりダテにテレビドラマ出ずっぱりぢゃね~~な!
存在感抜群でした!
戸田恵梨香さんの成長も目を見張るものがありましたね。
常々安定した女優さんだとは思ってましたが、
かなり幅広いキャパをお持ちのようです。
全体の流れは、電車の往路復路に別れて、一駅一駅を追いかける形でエピソードが紹介されています。
その一つ一つは大した物語でもなく、やや嘘くさいものの
いくつも重ねることで、なんとか流れをつくってしまっています。
まぁ、ほっこりとハートウォーミングな物語ですので、
誰が観ても、問題なく、気分よく帰れることでしょう。
これは機会があったら観てほしいですね。
日本俳優会の至宝「宮本信子」さんを観に…|∀ ̄*)…
