真夜中のキャプチュード -72ページ目

私って誰なの?





「96時間」が結構ハマったので


リーアム・ニーソン最新作「UNKNOWN」行ってきました!



テイストがかなり似た作品でした







スターウォーズでお馴染み、リーアム・ニーソン





物語は、


植物学者・マーティン=ハリスは、学会に出席するため、妻・リズ(エリザベス)と共にベルリンに降り立った。

ホテルに到着し、タクシーから荷物を下ろそうとしたが、バッグが一つ足りないことに気づく。

慌てて空港に取りに戻るハリス博士だったが、その途中で事故に遭い、タクシーごと河に落下してしまう。



タクシーごと河へ落下!こんな恐ろしいことってないよ~~






そのタクシーを運転していた不法滞在・不法就労者のジーナに救出され、一命はとりとめた。

その様子を確認した運転手ジーナは、不法滞在の発覚を恐れ、雲隠れしてしまう。

4日間の昏睡から覚めたハリス博士は、混濁する意識の中に、ホテルに一人残してきた妻リズのことを思い出し、

慌てて自主退院して滞在予定のホテルに急行する。



身分を証明するものもなく、パスポートも紛失した海外に一人、

彼を知るものもいない。


自らを証明する術のないハリス博士だが、ホテル内のパーティー会場へと入っていく妻の姿を確認する。

警備担当者に事情を説明して、妻との面会を果たすのだが、

妻リズからでた言葉は、「あなたのことを知らない…何かの勘違いでは?」だった。




いったいどんなカラクリが?!







さらに、その妻であろう女には、もう一人のマーティン=ハリス博士という夫がいた。

自分が本当のマーティン=ハリスだと主張するが、身分を示すものが一切ないため、警察へ連行されてしまいそうになる。





もう一人自分がいたら、そりゃ怒るわな・・・





やむなく、自分は記憶を無くしたのだと言い、いったん、その場を去ることにしたハリス。

何が何やら整理もつかぬまま、記憶をよみがえらせようとするが、もう一人のハリス博士は、自分の記憶だと思っていた、妻との思い出の写真まで所持していたのだ。

知り合いもない異国の地で、途方にくれるハリス博士。

手元にあるのは携帯電話と、一冊の本のみ。

わずかに冷静さを取り戻したハリス博士は、

 今回のすべての出来事の大本であるタクシー運転手のジーナを探しだそうと動きだした。

ところが、彼が動きだした途端に、謎の集団が彼に襲い掛かってきた。

そして、ようやく探し出したジーナの命をも危険にさらしてしまうこととなる…


一時、自らの正気を疑ったハリス博士だったが、この謎の集団の存在により、陰謀を感じ取った博士は、自分を探す戦いを決意する。


  彼を知るもののいない異国の地


    襲いくる殺人集団…


  唯一の手がかりである運転手ジーナ


   ハリス博士ははたして、その記憶を取り戻し、すべてに決着をつけることは出来るのか?













  96時間やタイタンの戦いでその存在感をアピールした演技派俳優リーアム・ニーソン。

今回も余すことなくその実力を発揮!



共演は、トロイ、ナショナルトレジャーのダイアン・クルーガー。

不法労働者でありながら、すばらしいアクションで敵をなぎ倒す一般人役を好演!
                              (__)ノ彡☆バンバン!
                 もう、強すぎ!'`,、('∀`) '`,、














そして本作のMVP!


  ブルーノ・ガンツ!



超渋!ブルーノ=ガンツ!





 もうヨボヨボのじいちゃんだけど、

かつては東ドイツの秘密警察に所属していた、若かりし頃は、そりゃ~~出来る男だったに違いない感じ!


アナログな捜査がまた、かっこよくて、足で捜査するタイプ?

特捜最前線の、船村刑事(しらね~か?)のようなベテラン刑事のニオイもよい!

特に好きだったシーンは、はじめてハリス博士が、

ブルーノ・ガンツ演じる、エルンスト・ユルゲンを尋ねた時!

初対面なのに、

一言二言会話しただけで、すべてを悟り、

彼を部屋に招き入れる


この時のブルーノの手招きが超カッコいい!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;


    渋すぎるぅぅぅ!_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!



そして、彼のラスト!


暗殺者ロドニー・コールに居所を突き止められたユルゲン!

口を割ってしまわないように、自ら青酸カリを飲んで自害する!

   プロだ!

     かっこいい。+゚(゚´Д`゚)゚+。








さてさて、


話変わって、途中、

とんでもないカーアクションを繰り出すハリス博士(__)ノ彡☆バンバン!

この段階で、単なる植物博士でないことがわかってしまう…


   おい!って軽く突っ込んでしまう(-.-;)

       

  しかし、そのオチとか、

     ハリスの正体とかって想像つきにくいですよ。


  しかしね、もし見たら、

   まさかそっち方面のオチですか~~?って思いますよ(-.-;)



     ある意味、衝撃的ラストかもね
                    ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、


  これ以上は言えません

   だってその部分が大きな肝であり、

    そこだけで成り立っている内容だと思われるので…





ちょいラブシーンまがいな部分も間違って存在!







  しかしこの手の作品は、アクションシーンがその価値観のすべてにも思えるので、

  興味があるなら劇場鑑賞をおすすめしますよ!


  巨大プロジェクチャーを有する方ならDVDでもいいけど|(-ι_- )))





山男にゃ~惚れるな!こんなに危険なんだぞ!









石塚真一原作・片山修監督の


「岳-ガク-」公開翌日に観てきた!


 




物語です!



ミニスカートの制服と決別を果たし、

山岳救助隊を志願した新人救助隊員・椎名久美。

配属先の長野県警北部警察署・山岳遭難救助隊に着任する前日、

軽い気持ちで着任挨拶のために隊を訪れると

救助隊本部はまさに今、出動する矢先であった。





長澤さん演じる「椎名久美」









滑落により、遭難者の生命の危機までわずか30分!

今からでは到底間に合わない、

そんな中、

隊長の野田がつぶやいた・・・

「穂高には三歩がいる・・・!」

どこかの誰かと無線で連絡を取る隊長

   何故か、隊員たちの顔にも安堵の色が・・・?




佐々木さん演じる「野田隊長」







訳もわからないうちに隊長らと共に軽装のままヘリに乗り込む久美。


現着した際に彼女の目に映ったのは、早々に遭難者救助に成功していた、山岳救助ボランティアの“島崎三歩”の姿だった。

やがて、

涼しい顔をして山を渡り歩き、遭難者を難なく救助する三歩と、現地訓練の名目で行動を共にする久美。



しかし

山を知っていくうちに

遭難者の山への安易な考え方や

  変に、人の死に慣れているように映る三歩の態度に疑問を持ち出す久美。




不安定な気持ちを抱え、

ついに自らを過信しだし、

 命令無視をした挙句、久美はついに、救助隊員となってはじめての遭難者の死に直面する。





華奢な体で頑張れ!久美!





これを機に大きく成長をはじめる久美。

訓練を重ね、

また、不幸にも死をむかえた遭難者の家族をも気遣う三歩や仲間たちに触れていくうちに、考えが改まっていく久美。



山に慣れ始め、徐々に山の魅力を知り始めた頃、

多重遭難が発生し、

  全隊員出動の元、全力で救助活動が行われるも、

   一組の親子だけが、急速に悪化した低気圧の中、山に取り残された。



 先ほど、山小屋で休憩していた親子だ。




親





子





 娘の結婚式のお祝いにと、山好きの父と娘が登頂に訪れたのだ。



 爆弾低気圧と呼ばれる、猛烈な悪天候に、

 隊では2次災害の危険を避けて、捜索打ち切りの決断がくだされる


しかし、

 三歩だけは、猛吹雪の山へ単身、救助へと向かう。


 しかし、途中で雪崩に遭い、一命は取り留めたものの

  負傷してしまう。





山のプロフェッショナルでも手こずる爆弾低気圧到来









 無線で、

山の空を熟知する、「昴エアレスキュー」の牧へとヘリ出動と、山小屋に待機する久美のピックアップを要請する三歩。


 ベテランパイロットの牧であれば、この悪天候の中も飛べると考えるのだが、救助のチャンスは一度きり。


それでも、三歩の依頼に応える牧は、久美を連れ、猛吹雪の中を飛ぶことを決断する。


運良く無傷の要救助者を発見する牧と久美だが、

 ヘリを空中待機させられる場所へと移動しなければ救助は困難だったため、

久美は要救助者の元へ降り立ち、

  先導してピックアップポイントへと徒歩で向かう。


 まず、娘を救助した後、父親を救助するため降下を始めるも、

 急速に風向きが変わり、その場から離れるしかない状況に陥る。



 降下中の久美を呼び戻し、

   父親の救助をあきらめる決断をする牧。


  ヘリから泣き叫ぶ、要救助者の娘を見上げる久美・・・

  上でどのような決断が降りたのかを察知した久美は、

  おもむろにポケットから山岳ナイフを取り出し、

   自らの命綱を切ってしまった。


 はたして経験の浅い久美は、この爆弾低気圧下のアルプスで、

   三歩と救助者を救い出し、無事帰還することが出来るのか!?















 世界中の山々を歩いてきた、山のスペシャリスト島崎三歩に「小栗旬」さん

新人救助隊員・椎名久美に「長澤まさみ」さん

隊長は「佐々木蔵之介」さんと、

どこをとっても、山に生きる人種とゎ思えない

  線の細い役者ばかりが集結!

 知名度や実力は問題ないものの

  主人公の小栗さんは、

  かなりの訓練を積んでからの撮影だとは聞きますが、

  イメージとして、人一人担いで絶壁を登ったり、

  山荘名物のメガナポリタンスパゲティにむさぼりつくって画が

   決して似合ってないように思えました。


  まぁ、ミスキャストとは言いませんが、

    スポーツマンって感じまでで、

      山男ぢゃねぇ~~な'`,、('∀`) '`,、



 長澤さんも、

  顔に日焼けが出来るほどに訓練し、

  本物の山での撮影にのぞんだようで

  努力のあとはハッキリと見えます。


 特に好きなシーンは、

     救助者が巨大な氷塊に足を挟まれ、身動きできなくなり、

        帰還への途が閉ざされかけたとき

  「足を切断しましょう!」そう言って、ピッケルで足を切り落とすシーンは鬼気迫っておりました。

 もう、アイドルではないですね!役者です!間違いなく!




少々残念なのは、

 昴エアレスキューの代表、牧役の渡部篤郎さん

   彼のあの滑舌の悪さは致命的だ。

  なんかモゴモゴ言うセリフの聞き取りづらいこと!


  何だか大事なシーンでセリフ聞き取れない!。+゚(゚´Д`゚)゚+。


 しっかりしゃべれ!

    舞台で鍛えろ!(╬◣д◢)クッ! 




基本は、

 山で大事な家族を失った者たちが、真の山の魅力に気づく人間ドラマ。

いろいろなところで、山を媒体としてつながる人間関係を紹介しながら

   どちらかというと長澤さんの成長を描いています。




  要所要所で、グッとくるシーンはありますが

   何とか泣かせよう!ってみえみえなつくりだったりもします
                    (__)ノ彡☆バンバン


  ちょい、

  今が旬の役者を揃え、

    お涙方向に作った感じがしました。


  原作は読んでいませんが、いろいろと受賞しているベストセラー作品だそうですね?


 マンガのほうが面白いかもよ?





しかし、


険しい山での撮影や

   自然の美しさなどは余すことなく表現されておりますので

  映画でしか味わえない画づくりを堪能するにはいいかもです!



 涙腺の弱い方は、きっと泣けますので、

       劇場に足を運んでいただくのも一興かも?(●´艸`)





カッコえ~~わぁ・・・小栗さんてば!








私は結構、山が舞台の作品好きです!

  剣岳も損はしなかったし


  クリフハンガーや、

   バーティカルリミットなども楽しく観れた!

 特に、

 バーティカルリミットの頃は、

 映画を観るってより、

  映画館を楽しむようになってきた時期だったので

 特に印象に残っている作品がこの頃に集中しています。


 朝から、ビール片手に鑑賞なんてしてたし


  スペースカウボーイとか

     インビジブル


    パーフェクト・ストームなんかが記憶に残ってますね~~(人´∀`)




  岳には、サスペンス色は一切ありませんが

    気が向いたらごらんを!













会ってもいないのに、もう愛してしまっている





八日目の蝉










角田光代の最高傑作ともいわれる、同名小説原作の

                  「八日目の蝉」行ってきました!

 監督は、

  「ミッドナイトイーグル」「孤高のメス」の成島出








物語は

95年...東京地裁...

野々宮希和子に懲役6年の判決がくだった。


希和子は、勤め先の上司秋山丈博と不倫関係を持った挙句、丈博の子を身ごもる

しかし、丈博の身勝手で堕胎させられる…

堕胎手術の後遺症で、二度と子供が産めない体になった希和子...



その後、事実を知った丈博の妻・恵津子から執拗なまでの嫌がらせを受け続けることとなる。

丈博との別れを決意した希和子は、

生まれたばかりの丈博と恵津子の子供を一目みることで、

生まれることの叶わなかった自らの子との決別をし、

         すべての事柄に別れを告げるつもりで丈博の家を訪れた。






想いを断ち切るために丈博の家へとむかう







ちょうど目の前に丈博夫婦が出勤のための送りで家から出てきた。

豪雨の中、車で出かけていく二人、

留守宅に近づくと、リビングの窓の鍵が開いていた。

思わず家に足を踏み入れてしまう希和子…

 すると赤ん坊の泣き声が聞こえ、その声に導かれる・・・

赤ん坊を一目みた希和子は、丈博との間に恵まれたものの、

  生まれることのなかった赤ん坊、

  二人で命名した「薫」だと思い込む


抱き上げると、薫は笑顔を見せた


気づくと希和子は赤ん坊を抱き、

   雨の中を走り出していた。





希和子は恵理菜を薫だと勘違いする






関西へと逃げる希和子だが、

  見知らぬ土地で途方に暮れてしまう…

そんな中

  様々な事情を抱えた女性だけが共同生活をしているエンゼルホームという

    駆け込み寺のような施設に縁あって身を寄せる。


  しばらくは静かな、自給自足の生活が続くも、

  しかし、

  エンゼルホームはエンゼル様と呼ばれる教祖を仰ぐ、カルト教団だった。

   
     この種の団体は

  サリン事件以来、警察からのマークが厳しくなり

   ついにエンゼルホームにも警察の家宅捜査が行われることとなる。

そのことを知った希和子は、

 薫を連れ、エンゼルホームを後にする



実の母の元に戻るも、この家を逃げ出す恵理菜





エンゼルホームで知り合った沢田久美の実家がある小豆島へと逃げる二人

  久美の安否を両親に伝え、

  家業のそうめん工場で働かせてもらうこととなる。

  久美の実家の離れに住み、

   この島で一日でも長く薫と生きていきたいと願う希和子だったが、

  この地の祭りの写真が全国紙に掲載されてしまい

  そこに希和子と薫が映りこんでしまう


  即座に島を出る決意をし、フェリーに乗り込む希和子だったが、

    フェリー乗り場で、ついに逮捕され、

                  薫との別れが突然訪れたのだった…



   薫、4歳の夏だった…






別れの予感に記念写真を撮る希和子と薫









   秋山恵理菜に戻り、21歳になった薫は

   現在、ぎこちない親子関係から逃れ、

   一人暮らしをしている大学生だ。

  
   妻のいる岸田と不倫している。

   
そんな中、

  フリーライターだと名乗る安藤千草が過去の誘拐の件を取材させてほしいと近づく。


  実は千草はエンゼルホームで薫と共に育ったのだった


  岸田の子を身ごもってしまった恵理菜は、

    岸田と別れ、一人子供を産む決心をする






妻のいる岸田との関係を清算しようとする








  そんな恵理菜を応援する千草

  二人は取材旅行と称し、

   希和子と薫がたどった4年間の逃亡生活の道をたどってみることとなる…

 そこで明らかになっていく、希和子の薫に対する愛情を確認していく恵理菜

 徐々に変わっていく、おなかの子供への想い…


   複雑に絡みあう過去

     少しづつ、見えなかったものが見え始める


           はたして、そこに恵理菜は何を見出すのか……











徐々に打ち解けていく恵理菜と千草











  サスペンス作品という括りで紹介されていた本作ですが、

  実際は、かなり濃い味の人間ドラマとして描かれていました。

  
  誘拐犯の母親により形成された人格も

    教わった愛情もすべてが本物であり、

   実際の母親に何年もの間違和感をぬぐえず生きていく主人公


  しかし、

  逃亡生活を追いかけるうちに気づく真の愛情が描かれています。


 


  どちらも自分自身であり、

   受け入れる現実である


  実際には、このような境遇の子供は見つけ出すことも難しいでしょうが、

  血のつながりと愛情の天秤


   このテーマって誰でも興味がわくと思いますよ!


   会ってみたいもん!

    もし本当にこんな人いたらさ…


  そんな興味をくすぐるように、
   
  小豆島を背景に見事に撮られていました。


  ここに住んでみたいと思わせるほどに(●´艸`)


  この監督、

   結構はずれないよね。




角田さんの小説はあまり文体がすきではないので、積極的に読むことはないです。


  短編集にたまたま載ってた作品を何本か読んだ程度ですが

  あまり心に残ったものはないです。


   本作も、映像があったので受け入れられたのだと思う。


  これからも、あまり手はださないでしょう。



  150分という長い作品ですが、

    それこそ、あっという間に終わってしまう脚本の妙を感じます。


   現代と過去を行き来しながら進む話は隙もなく、

      かなり引き込まれるでしょう( ̄▽ ̄)ノシ



    希和子役に、

    永作さんが好演!

    エンドクレジットもラストで登場

  その実力は本物となったようです。


    きっと、本年度の賞に絡む作品でしょうね。









育ての母の愛を知り、おなかの赤ん坊への愛を深めていく恵理菜










  長く地中で生活する蝉は

  ようやく地上に出てきても7日で死んでしまう。


  だけどもし、八日目をむかえた蝉がいたら気の毒だ

  だって、

  八日目には周りに仲間が誰もいなくなってしまうから



  でもね

    八日目の蝉は、誰も見れなかった世界を見られるんだよ・・・・










同業種の方ですが・・・(-.-;)







ハンセンとベンチュラ


             スタン・ハンセンとジェシー・ベンチュラ・・・







              似すぎ(-.-;)あせる




様々なバカたち






微力ながら、撮影に参加させていただきました作品


    「バカがウラヤマシイ」DVD、本日29日発売ですぅぅぅ!!
                _|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!








バカがウラヤマシイ






エンドクレジットに名前も出てますうぅぅ!
          (  …って名前知りませんもんね…皆様…(-.-;)  )




  もし、どこかで本作のDVDに出会ったら、是非是非、ご覧ください!














それぞれの場所









かの、

フランシス・コッポラ監督の娘さんである、ソフィア・コッポラ監督の最新作

「SOMEWHERE」観ました!

フランシス・コッポラ監督の娘ってことゎ、

     ニコラス・ケイジが従兄弟ってことだな…そんな家に生まれたかった…(-.-;)


  つぅ~~ことゎ、

   ロッキーの「エイドリアァァァァァン!!」が叔母さんだ!(タリア・シャイア)
                       ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、 すげ~~







お話ゎ、



人気俳優、ジョニー・マルコは、ロサンゼルスでホテル暮らし

愛車のフェラーリで女性の尻を追いかけ、

部屋にはポールダンサーをデリバリー…

俳優らしく、自由に、派手に、ゴージャスな生活を満喫している。

傍で見ていると、セレブな毎日に見えるが、その実、

  中身のない、虚しい日々を送っていた。





フェラーリを駆るジョニー


















離婚した妻レイラとの間に11歳の娘・クレオがいて、月に数回面会している。

クレオと共に過ごす時間は充実していた。

クレオのフィギアスケートを観て手が折れんばかりの拍手を送り、

共にテレビゲームに興じる。

日頃の乱痴気騒ぎな日々を忘れられる貴重な時間だった。





愛娘・クレオ


















ある日、

クレオが荷物と共に、部屋にやってきた

レイラが、しばらく家を空けると言うので、キャンプ参加の日まで一緒に暮らすこととなる。


イタリアでの授賞式参加が控えていたのだが、クレオを連れて行くこととなる。




世界的有名俳優であるジョニー














イタリアでの滞在は、プール付の高級スウイート、

別世界のようだが、彼のいままでの自堕落な生活は容赦なくクレオをも巻き込んでしまう。

  娘が寝た隙に、部屋に女を連れ込み、翌朝の朝食は何故か三人で摂ってみたり…





娘との時間は美しかった





 そんな不自然な身の回りから、ジョニーはクレオと共に逃げ出す。

 どこにでもある親子の風景…

 しかし、それも終わりの時をむかえる…

  当たり前の生活に幸せを感じるジョニー…

     ジョニーはこれを機に、自分を取り戻せるのだろうか?









主人公、ジョニーにワールド・トレード・センターの「スティーヴン・ドーフ」



スティーヴン・ドーフ




娘・クレオにベンジャミン・バトン、今夏公開Super8にも出演の、「エル・ファニング」



$エル・ファニング





ポールダンサーの双子、誰だろう?(●´艸`)

    かわいかったなぁ~~~








さて、
         
物語は静かにすすみます。

  BGMも流れないシーンが実に心情を表わすのに効果的でした。

ただ、

 どうもワンカットが長いのが気になります、

  場面転換時に差し込むカットがやや長いのって、是枝監督もそういう演出するんですよね

 それが効果的な場合もあるとは思いますが、

  どちらかというと、しつこい!って思えることが多い。


特に本作では、しょっぱなからうっとうしい場面があり、

    この辺り整理して、

   この作品って、もう少し短い作品にならないだろうか?とも思えてしまいます。

 これが意図的な演出なんだろうか?

是枝監督は、全てのカットが、こちらのタイミングを外しているので演出なんでしょうが、

コッポラ監督、

   バラバラな感じ…?


 そこを評価する人がいるんだろうけど…



なんというか、

全体的に、一歩届いていないような印象も受けますが、


ジョニーが娘とのふれあいで自分を取り戻すシーンはよかった!



 別れの時、

  クレオは泣きながら言う

  「ママはいつ帰るのだろう…パパは忙しいし…」

  愕然とし、

   娘を抱き寄せるしかないジョニー…

  そして、ふり絞るように
  
    「傍にいれなくてごめん」とだけ伝える


  一人、ホテルに戻るジョニー。

  孤独な部屋…

  たまらずクレオに電話し、泣きながら「こっちに来れないか?」と伝える…



  この辺、

   なかなかでした(●´ω`●)ゞ

   ただ、私的には泣くには到底至りませんが…







 そしてラスト、

  ジョニーはホテルをチェックアウトする

    セレブなホテル住まいを捨て、

  フェラーリも乗り捨てるジョニー…


  ようやく彼が、彼自身の足で歩ける場所にたどり着いたのだった。

  


 突然、お終いになっちゃいましたが、

   それはそれでいい終わり方だったと思えます。


  そろそろ公開も終了でしょうが、

  この先に偶然どこかで本作に出会ったら、

  どうか、手に取っていただきたい一本でした!( ̄▽ ̄)ノシ



















そのキレイな肺を煙で汚してしまえ!











「まほろ駅前多田便利軒」観てまいりましたよ


原作はソコソコ売れたのに、

劇場はガラガラでした・・・公開2日目なのにね'`,、('∀`) '`,、








物語です・・・




東京から神奈川へ向けて突き出るように存在する街“まほろ市”。

ここは都会というほどでもない・・・かといって田舎でもない。

天気予報はだいたい外れる。

まほろという街は、人もモノも流行も最後に流れ着く。

ゆりかごから、墓場まで、まほろに生まれた人はまほろを出て行かない。

例えこの街を出て行っても、必ず戻ってくる・・・

そんな街の駅前

走って1分・・・

   歩いて3分のところで便利屋を営む多田啓介


ある年末、

1匹のチワワを預かる仕事を引き受けたことから物語は始まる・・・

新年早々に、常連客である老人に、路線バスの運行監視の依頼が来る。

   間引き運行をしているからと・・・

その仕事を終えた帰り、預かっていたチワワの「ハナちゃん」が行方不明になる!

周辺を捜索すると、すでに最終の出た後のバス停に、ハナを抱えた男性を発見する。




瑛太&龍平出会い






その男は多田の中学生時代の同級生“行天春彦”だった。

多田はかつて、行天に

   ちょっとした不注意の事故で大怪我をおわせたことがあった。



行天は多田に、タバコを欲し

さらに

    今夜泊めてくれとお願いする。



それを無碍に断る多田だったが、

    昔の一件が心に引っかかってしまい、

   気まぐれで泊めてしまうと、行天はそのまま居ついてしまった・・・






行天居ついてしまう






チワワのハナを飼い主に戻す日、

   当然のようについてくる行天と共に依頼者の自宅を訪れると、

  その家は、もぬけの殻となっていた

                夜逃げした後だった・・・

 しかし、

  多田の機転により、この家族の引越し先は即座に判明、

  後を追う多田達だったが、

   立派な一軒家を捨て、

     流れ着いた一家は小さなアパートに隠れるように住んでいた。


  家族の事情を汲んだ多田は、やさしい飼い主を見つけると約束し、

  ハナを引き取った。




2人と1匹のヘンテコな同居が始まる





  行天は、勝手に飼い主探しを始める

    やがて二人の前に現れた飼い主候補は、

   コロンビア人娼婦のルルだった・・・

  そしてルルを取り巻く、危険な関係者たちの起こす事件に


  徐々に巻き込まれていってしまう多田と行天。






高良くん素敵!






 やがて、明らかになっていく行天の過去・・・


    そして多田の過去・・・


  必ずこの街に戻ってくる、この街で生まれた人々のように

        彼らの元に、もう一度幸せは戻ってくるのだろうか?















キャストは、

多田に瑛太さん





瑛太さんも子供が出来てパパの顔


































行天に松田龍平さん







弟ほど派手に見かけないが良い役者です!松田龍平さん



























  脇を囲む、

   大森南朋、高良健吾、松尾スズキ、鈴木杏、本上まなみ、岸部一徳


    豪華絢爛の個性派揃い





  特に子役時代、超かわいかった鈴木杏さんは、金髪頭のコロンビア人の売春婦“ハイシー”役に体当たり!

 物語の重要なキーマンとなっています。すごいです'`,、('∀`) '`,、

  立派にあえぎ声も発し、子役脱却も堂に入ったもんだ+.(*ゝд・)b゚+.゚

   この変貌っぷりゎ、ウゴウゴルーガちゃん以来だなぁ~~(遠い目...)





 本上まなみさんも相変わらずキレイでした。

    不思議なキャラクターだった・・・??






 物語もスッキリした輪郭でわかりやすく、

  それでいて、アレコレと細かく絡み合っていく、

   追いかけるのが楽しいストーリー展開で、

 私的には、映画で久しぶりに観た感じの松田龍平さんも
                    なかなかによい役者な印象。

     行天という変人っぷりが自然だった。

 なんか、カッコつけてるだけの役者だと思っててすいません(-.-;)

 弟のほうが好きとか言ってすいません






出会えば、別れもまたあるのも真理






 劇中には

  細かく笑える芝居やセリフもあり、

   肩の凝らない一本です。




  瑛太さんが自家用軽トラックのフロントガラスを

   悪者に割られるシーンで

  「なんじゃぁぁあぁ!こりゃぁぁ~!」のセリフに

  松田龍平さんが

  「誰?それ?似てない!」と返す掛け合いは笑いました'`,、('∀`) '`,、

           今更ソレ?(__)ノ彡☆バンバン






 私的天才役者、高良健吾くんは今回、

  ヤクの売人の若き元締めでした。

  出演シーンはわずかでしたが、存在感は見事!

      何でも出来るな・・・この子ゎ(●´艸`)





  なんかさぁ~

   自由に生きるって、自由ぢゃないんだなぁ~~

     そんなことを考えさせられたよい一本でした。


   
   DVD出たら見てみ!+.(*ゝд・)b゚+.゚












鉄!














成田エクスプレス



               新型成田エクスプレス…(-.-;)























アイアンマン



                   新型アイアンマン











                             顔似てる…(-.-;)(-.-;)














スタバと名画








スターバックスコーヒーのロゴから

    “COFFEE”の文字が消えました。






スターバックス新ロゴ








  文字だけでなく、

   さらに色々と消してみるとなんと!














ムンク「さけび」'`,、('∀`) '`,、

     ムンク「さけび」(ll'∀')









    


      …まさかこんなところに名画が…(__)ノ彡☆バンバン!














彼らは、なんて呼ばれたらうれしいのだろう






帰り道

 バス運転手が

  ヘタクソな井上陽水のモノマネみたいな話し方だったのがツボで、

           笑いをこらえるのが大変な帰宅のバスでした。














   今となっては、超有名な、

     おはようさぎとか

       こんばんワニとか

      さよならイオンとか


    なぜ?犬だけ、ワンなのでしょう…((φ( ̄Д ̄ )



   
   やはり、

    桃太郎において、

    猿・犬ときて、鳥ではなく、雉な、あの感じ??