気まぐれ厨房「親父亭」 -44ページ目

気まぐれ厨房「親父亭」

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男の料理レシピ「レンコンの煮物」
     いたってシンプルな懐かしい味
     いりこ(煮干)と油揚げとの相性抜群
  
レンコンはいろんな調理法があります。穴が開いていて「先が見通せる」ということで、縁起がよい食材としてお節にも欠かせません。
水分が多い割にはシャキッとした食感が心地よく、煮物、炒め物、天ぷらなどで調理されます。
水分と炭水化物が多いので、すりおろして蒸し物や焼き物にも利用されます。
今回は、母がよく作ってくれた昔ながらの煮物を作ります。
<材料 3人分>
レンコン 400~500g、油揚げ 大1枚、いりこ 20~30g(お好みで加減)
水 400cc、昆布茶 大さじ2/3~1、酒 大さじ8(120cc)、醤油 大さじ3、みりん 大さじ4、塩 一つまみ
※いりこはダシとして用いますが、食材でもありますので煮干しといわれる大き目のものがよいでしょう。
  
<作り方>
レンコンは皮をむいて下茹でをし、1cm幅程度の輪切りにします。
油揚げは熱湯をかけてから、適当な大きさに切ります。
いりこは頭やワタを取らずに、軽く流水で洗って埃を落としておきます。
(新鮮で形のよいものであれば、頭やワタを取る必要はありません)
お鍋に400ccの水を沸騰させて昆布茶を入れた後に、酒、醤油、みりん、塩を加え、レンコン、油揚げ、いりこを入れて煮ます。
  
やや強い火で落し蓋をして、煮汁が少し残るくらいまで煮詰めてできあがりです。

※火が強いので焦がさないように注意が必要です。
いりこの香りと旨味が出て、レンコン独特の歯ごたえがあり、懐かしい味がします。昆布ダシでもかまいませんが、手軽なことと独特の風味が出るので、昆布茶を使うこともポイントです。
いりこを一緒に食べるので、カルシウムもたっぷり摂れてとってもヘルシーです。
 
男の料理レシピ「新タマネギのソテー」
     春のこの季節だけの味わい
     甘くてジューシーな新タマネギを手軽に味わいましょう。
  
普通タマネギは日持ちをよくするため、収穫してしばらく乾燥させます。それで外皮が茶色くて硬くなります。
新タマネギは乾燥させないで収穫したらすぐに出荷されるため、水分が多くて柔らかく、甘みが多いのが特徴です。ただし、傷みが早いので買ってきたら早くに調理して食べきることが大事です。
この時季だけしか味わえない物・・・手軽な調理で美味しくいただきましょう。
<材料 2人分>
新タマネギ 2個、バター 40g、塩&コショー 適量、小麦粉 大さじ2
大根おろし&ポン酢 適量
   
<作り方>

タマネギの皮をむいて1㎝程の輪切りにする。
その両面に、軽く塩&コショーをふる。
さらに両面に小麦粉を薄くまぶす。
フライパンにバター20gを溶かし、両面を適度に焼く。
(この量では1度に焼けないので、2回に分けて焼く)
  
  
※火が強すぎると焦げてしまうので、中火で両面同じくらいに焼きましょう。
※バラバラにならないように、箸やフライ返しをうまく使って上手に両面を焼きましょう。
おろしポン酢でいただくと新タマネギの甘さを感じられていいですね。
ビールやワインにピッタリです。
男の料理レシピ「海鮮丼」
     手間いらず・・・でも高級感たっぷり
     新鮮な材料が決めて・・・

    
今回はマグロ、サーモン、ホタテを使用しましたが、イカ、タコ、イクラ、ウニやその他新鮮な魚介類なら何でもOKです。
海鮮丼は酢飯でもいいのですが、今回は普通の温かいおまんまを使用しました。
<材料 3人分>
マグロ 切り落とし 1パック、サーモン 1パック、ホタテ 1パック、小ネギ 少々
すりごま 大さじ1、醤油 大さじ2、酒 みりん 各大さじ1、わさび 少々
他に温かいご飯 適量
   
<作り方>
酒とみりんは予め煮切っておきます。
ボウルにすりごまと調味料を入れてよく混ぜて、タレを作ります。
そこにマグロを10分くらい漬けておきます。
サーモンを刺身よりやや厚めに切っておきます。
    
ご飯の上に、ヅケにしたマグロ、サーモン、ホタテを並べ、残ったヅケのタレをかけます。
最後に小ネギをふりかけ、ワサビを少々のせてできあがりです。
簡単ですが、旨いこと請け合いです。
男の料理レシピ「コンニャクステーキ」
     タレを工夫してあっさり味に!
     ビールに合います

 
<材料>
コンニャク 1枚(今回 はねだしコンニャクなるものを使いました)、すりごま 大さじ1、味噌 大さじ1、砂糖 小さじ2、醤油 大さじ1.5、酒 大さじ1、みりん 小さじ2、オレンジマーマレード 大さじ1、、ニンニク 1/2片、片栗粉 大さじ1.5、サラダ油 大さじ1
    
<作り方>
コンニャクは一口大に切って、両面に包丁で格子状に切れ目を入れておきます。
それを茹でてアク抜きをしておきます。
その間に、タレを作ります。
    
ボウルにすりごま、味噌、砂糖、醤油、酒、みりん、マーマレードを入れよく混ぜます。そこにみじん切りにしたニンニクを入れてもう一度よく混ぜ、タレを作っておきます。
   
アク抜きをしたコンニャクをよく水気を取って、片栗粉をまぶしておきます。
熱したフライパンにサラダ油をひいて、コンニャクを両面よく焼きます。
     
少し焦げ目がつくくらいになったら、作っておいたタレを回しかけて、全体になじむまでさらに焼きます。
   
タレがほとんどなくなったらできあがりです。
マーマレードがさっぱり感を出していて、市販の焼き肉のタレに比べるとあっさりした上品な味になります。
男の料理レシピ「ウドン・ナポリターナ」
当ブログ得意のうどんレシピ
うどんを硬めに茹でるのがポイント

「スパゲティ・ナポリタン」はお子様ランチを卒業した中学生や高校生の頃、デパートの大食堂で食べた懐かしい味です。てっきり代表的なイタリアンかと思いきや、日本で生まれたパスタ料理だそうです。
 
これまで当ブログでは「ウドリア」「ペペウドンチーノ」など、パスタ料理を真似たうどんレシピをいくつか紹介してきました。それじゃあ、うどんを用いてナポリタンを作ってもいいではないかと思って、作りました。
ちなみに、わが郷里の福岡県直方市を代表するB級グルメは「焼きスパ(パスタを使った焼そば)」ということですが、私が住んでいる頃にはありませんでした。
<材料 3人分>
  
うどん(乾麺・・・細めのものがよい) 3束(100g×3)、タマネギ 1個、ピーマン 1個、粗引きウィンナーソーセージ 100gほど、オリーブ油 大さじ1、トマトケチャップ 大さじ8(120cc)、塩&コショー少々、ウスターソースまたは中濃ソース 大さじ1、牛乳 大さじ1
<作り方>
タマネギは半切して繊維に沿ってスライスし、ピーマンは1cm角程度にきっておきます。ウィンナーソーセージは5mm幅ほどの小口切りにしておきます。
  
なるべく大きな鍋にたっぷりの湯を沸かし、乾麺を硬めに茹でます。
※茹で時間8分と書いてありましたので、6分で火を止めました。
  
うどんを茹でながら、同時にパスタソースを作ります。
フライパンにオリーブ油をひいて、ソーセージと野菜を一緒に炒めます。
うどんを茹でたら、冷水で締めてザルに上げ水切りをします。
フライパンでは、塩&コショーを少々加え、タマネギの色が透き通ってきたら、ケチャップ、ウスターソース、牛乳を加えます。
そこでうどんを入れ、ケチャップソースが麺にしっかり絡むまで炒めて出来上がりです。
  
  
お好みで、粉チーズやタバスコをかけて熱いうちにいただきましょう。
男の料理レシピ「はんぺんのチーズサンド」
味付け不要・・・手軽さこの上なし

 
調理時間がきわめて短いので、急な来客時などに最適。
<材料>
はんぺん 2枚、ピザ用チーズ 適量、サラダ油 少々
  
<作り方>
はんぺんに包丁で切れ目を入れて袋状にします。
そこにピザ用チーズを入れて、油をひいたフライパンで両面を焼くだけ。
蓋をしたほうが、チーズがしっとりします。
  
火が強すぎると焦げ安いので、注意しましょう。
 
何にもつけずに、そのままでいただきましょう。
こんなに簡単で、凄く美味しい!おススメです。
男の料理レシピ「たきぎゴボウ」
     あっさりした素朴な味
     豊富な食物繊維が魅力
  
ゴボウを食用にしているのは日本だけという話ですが、何でも食用にする中国人が美味しいゴボウを食べないというのは解せません。
ゴボウはその種子が牛蒡子という生薬で、薬用として平安時代くらいに日本に伝わったといわれています。
食用として栽培するようになったのは江戸末期といわれ、主に根を食べます。
新ゴボウの出回る初夏には葉の部分も食用として市場に出回ります。
独特の歯ごたえは炭水化物の一種のイヌリンと繊維質のセルロースで、便秘を解消して腸内の老廃物を排出する働きがあります。
ゴボウといえば「きんぴら」が代名詞のようになっていますが、煮物や天ぷらなどにすると豊かな滋味風味を感じられ、味わい深い食材です。
さて今回は「たきぎ(薪)ゴボウ」・・・「叩きゴボウ」ではありません。初めて聞いたという方も多いと思いますが、それもそのはず私が名付けました。
丸いゴボウを縦に4等分した形が、斧で割った薪のように見えますよね。
<材料>
ゴボウ 大1本、ダシ 300cc、醤油 大さじ2、砂糖 酒 みりん 各大さじ2/3、いりゴマ 適量
  
<作り方>
ゴボウはタワシを使って流水でよく洗い、皮をむかず、水にもさらさない。
鍋に入る長さに切って下茹でをして、5~6cmの長さに切りそろえ、縦に4等分にする。(この形が薪に似ています)
ペーパータオルなどで水気をきって、お鍋にダシと調味料を煮立たせた中に入れます。
中火でダシがほぼ無くなるくらいに煮詰めたらできあがりです。
  
器に盛ったら、仕上げにすりゴマをかけてください。
 
※佃煮風に少しこってりとしたものをお好みの場合は、下茹でしたゴボウをサラダ油で少し炒めてから調味料を加えて煮るとよいでしょう。
そのときはダシの量を200~250ccにして、醤油が大さじ2.5、砂糖、酒、みりん各大さじ1とアジを濃いめにします。
男の料理レシピ「アジフライ」
     ときどき無性に食べたくなるもの
     安くて旨くて栄養満点
  
きれいなアジを買ってきました。どうしようかな・・・アジフライに決めた!!
<材料 3人分>
アジ 6尾、塩 コショー 小麦粉 パン粉 適量、 卵 1~2個
※他に付け合せとしてキャベツなどの野菜
<作り方>
アジのウロコやゼイゴを取って、頭を落としてワタを取ります。
腹開きにし、中骨を取って身に塩&コショーをして30分ほどおいておきます。
  
キッチンペーパーで水気を取って、小麦粉をまぶして溶き卵をくぐらせてパン粉をつけます。
 
それを180℃の油でこんがりと揚げます。両面同じように揚がるように途中で裏返します。揚げたてが一番です。ウスターソース、タルタルソース、おろし醤油などお好みでお召し上がりください。
  
おまけとして、中骨に塩をして小麦粉をまぶして揚げると、美味しい骨せんべいができます。これもビールのつまみに最高です。
  
落語に見る食の風景~「王子の狐」
     今も残る「扇屋」の玉子焼き
     関東風の甘い厚焼き玉子
  
落語「王子の狐」は現在の東京都北区王子が舞台です。
京浜東北線・王子駅横の飛鳥山は、八代将軍吉宗公が享保の改革の一環として、今でいうリゾート地にしようってんで桜をたくさん植えさせました。
今でも春になると大勢の花見客で賑わうところです。梅雨時には線路沿いに多くのアジサイが咲き誇ることでも有名です。
明治通りを挟んで飛鳥山の反対側に、王子神社や王子稲荷があります。
王子稲荷は凧市で有名で、火除けのおまじないとして参拝客が凧を買っていきます。
  
  
写真(↑)は一番奥にある祠で、狐の巣穴の跡だといわれています。
とはいうものの王子といえば当時は江戸のはずれで、あたりは野や畑ばかりの寂しいところ、狐が人を化かすというので有名でした。

ある男が王子稲荷に参詣した帰り道、一匹の狐が若くてきれいな娘に化けるところを見かけます。
「どうやらこれから人を化かそうってんだな。ここはひとつ、化かされたふりをしてやろう」と娘に化けた狐に声をかけます。
「お玉ちゃん、俺だよ。いやあ、しばらく見ねえうちに立派な娘さんになっちゃって。どう、そこの店で食事でも」と知り合いのふりをして近づきます。
「あらお久しぶり」と狐も話を合わせてきます。
かくして王子稲荷の脇にある「扇屋」という料理屋に上がり込みます。
酒と一緒に油揚げならぬ天ぷらや刺身などを注文して、男は矢継ぎ早に狐に酒を飲ませます。
すると狐のお玉ちゃんはすっかり酔いつぶれて、すやすやと眠ってしまいました。
そこで男は玉子焼きを3人前包ませて「娘は今気持ちよく眠っているので、ゆっくり休ませてやってくれ。勘定は財布を預けているので娘が払う」と言い残して、そのままさっさといなくなっちゃいます。
随分長い時間眠っていて、もう遅いからと言って店の者に起こされたお玉ちゃんは、男が勘定も払わずに帰ってしまったと聞いて驚きます。
騙されたとわかったとたん、耳がピンと立って尻尾がにゅうっと生えてきて、狐の姿に戻ってしまいます。
今度は店の者が驚いて、みんなで箒や棒切れを持って退治しようと追いかけ回して、狐はほうほうの体でそこから逃げ出しました。
狐を化かした男は、お土産の玉子焼きを持って友人の家に行き、事の次第を話して自慢します。
「ひどいことをしたもんだ。狐は執念深いぞ。ひでえ目にあっても知らないぞ。そんないわくつきの玉子焼きなんかいらねえ」と脅かされます。
男は青くなって、翌日王子まで詫びにやってきました。
「昨日はこの辺で見かけたんだけどな・・・」と探していると、巣穴の辺りで子狐たちが遊んでいました。
男はその子狐たちに「昨日は悪いことをした。謝っといてくれ」と手土産をそこに置いて帰ります。
穴の中では痛い目にあった母狐がうんうん唸って「お前たち静かにおしよ。頭が痛いんだから」と言うと、
「今、人間の男がやってきて、謝りながらこれを置いていったよ」と母狐に手土産を渡し、恐る恐る開けてみるとおいしそうなぼた餅が入っていました。
子狐たちは喜んで「母ちゃん、美味しそうだよ。食べてもいいかい?」
「いけないよ!馬の糞かもしれない」・・・という噺です。

当ブログ89~「玉子焼」http://ameblo.jp/bendream/entry-11220481311.htmlで、関東風の「厚焼き玉子」と関西風の「だし巻玉子」の違いを紹介していますが、この噺に出てくるのは「厚焼き玉子」のことです。
「扇屋」のコマーシャルのために、この噺が作られたという説もありますが、今日のような厚焼き玉子はいつ頃からあったのでしょうか。
玉子料理の集大成である「万宝料理秘密箱」(1785年・天明5年刊行)という書物に「厚焼き玉子」は出てきません。それには玉子焼きはとんどが薄焼きで、他の料理の素材として出てきます。
たぶん、今日の江戸風厚焼き玉子は江戸の末期から明治になって一般化したものと思われます。
「王子の狐」に出てくる「扇屋」は江戸初期から実在した老舗の料理屋です。
料理屋の方はなくなってしまいましたが、今日もテイクアウト専門の玉子焼きを小さな店舗で販売しています。
  
これで1200円(2013年2月現在)・・・前述の「玉子焼き」のブログにも書いていますが、関西のだし巻き玉子と比べるとかなり甘いと思います。でも美味しいですよ。
男の料理レシピ「竹輪の旨煮」
     懐かしい素朴な味です
     手間いらずで、財布にやさしくてヘルシー

  
昔、休日のお昼などに母が「今日は何にもないから・・・」と言って、冷蔵庫の中の竹輪を見つけてよく作ってくれていました。
竹輪はそのまま食べても美味しいものですが、煮物にするとまた一味違った美味しさがあります。
手間がかからないので「さあ困った、何にもない」という時に役立ちますよ。
<材料 2~3人分>
竹輪(小)1パック・・・大きいものなら2本くらい
白菜 適量(芯の部分の葉っぱの薄くなったところが旨い)
長ネギ 1本、卵 2個
ダシ 150cc、砂糖 小さじ2~3、酒 醤油 みりん 各大さじ1
<作り方>
竹輪とネギは5mm幅くらいの斜め切りにします。
白菜は適当な大きさに切っておきます。
お鍋にダシを煮立たせて調味料をすべて入れます。
そこに白菜とネギを入れて煮ます。

 
野菜が少ししんなりしてきたら竹輪を入れます。
野菜がかなり煮えたところで、卵を溶き入れて蓋をします。

  
卵が半熟状鯛になったところで火を止めてできあがりです。
器に注ぎ分けておかずにしてもいいですが、暖かいご飯にそのままのせれば「竹輪入り木の葉丼」といったところでしょうか。
七味や柚子胡椒などを薬味にすると、味が引き立ちます。
  
私にとってはおふくろの味の一つです。