気まぐれ厨房「親父亭」 -32ページ目

気まぐれ厨房「親父亭」

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男の料理レシピ「スウィートポテトサラダ」
     サツマイモとバナナとヨーグルトの組み合わせ
     カレー粉が味を引き立ててくれています
   
サツマイモは食物繊維が豊富で栄養価も高く、美容と健康に理想的な食品の一つです。
秋はサツマイモもおいしい季節、焼き芋、てんぷら、大学芋、スウィートポテトなど調理法もいろいろです。
今回はサツマイモを使って、ジャガイモとは一味違ったポテトサラダを紹介します。
<材料>
サツマイモ(小) 4本(460gありました)、バナナ 1本、ロースハム 適量
プレーン・ヨーグルト 大さじ6、マヨネーズ 大さじ2、カレー粉 小さじ2、塩&コショウ 少々
<作り方>
サツマイモはタワシなどを使い流水でよく洗って、皮のまま1cm程度の輪切りにします。
さっと水をくぐらせ、10分程度蒸かします。
※電子レンジを使う場合、ラップをして7~8分でいいでしょう。
蒸かしたらボウルに移してマッシャーでつぶし、うちわや扇風機で粗熱をとりましょう。
※皮はむかないで、必ずそのまま中に入れます。
   
   
バナナとロースハムを適当な大きさに切って加え、軽く塩&コショウをして、ヨーグルト、マヨネーズ、カレー粉を加えてよく混ぜたらできあがりです。
   
   
干しブドウや干し柿などを加えてもおいしいですよ。
男の料理レシピ「ナスとなめこの和物」
     シンプルなことこの上なし、さっぱりながらしっかりした味
     秘密は袋に入ったアレです

 

ナスもなめこも秋が最も美味しい季節、とくになめこのぬるぬるしたムチンという成分は消化機能を高めてスタミナ保持の働きがあります。
調理はお手軽ですから、ぜひお試し下さい。
<材料 2人分>
ナス(なるべく小さなもの) 2本、なめこ 1パック、即席海苔茶漬け 1袋、塩 少々
<作り方>
なめこは熱湯でさっと茹でて、冷水で冷ましてザルにあげておきます。

 

ナスは薄く(約2mm)にスライスし、塩(小さじ1/2程度)をふりかけて、全体になじませます。

 

しばらくすると水分が出てしんなりしてきますので、軽く絞ってアクを捨てます。
ボウルにナスとなめこを入れ、その上から即席海苔茶漬けをかけて、よく混ぜてできあがりです。

 

 

簡単でしょう。おつまみにもおかずにもなりますよ。


落語に見る食の風景「権助魚」
     やっぱりお肉よりお魚が主役
     近海物で活きのいいもの、、、マグロなんて庶民の味でした

 庶民の味代表、イワシの塩焼き

古典落語でお肉を食べるシーンは極めて少なく、とりわけ牛肉や豚肉はほとんど登場しません。
「二番煎じ」や上方落語の「池田の猪(しし)買い」では猪が出てきますが、昔は滋養によいというので「薬喰い」と称して食べられていた様子が伺えます。
鴨は将軍家や朝廷への献上品として有名です。彦根藩では牛肉の味噌漬けを将軍家に献上していたという記録もあります。武家では時には肉類を食べていたものと思われます。
落語に登場する八つぁん熊さんご隠居など、庶民はお肉なんてお目にかかったことがないと思います。
明治以降は牛鍋や洋食を庶民も食べるようになったとはいうものの、やはり落語の登場人物には無縁のようです。
それに比べると、魚類はいろんな種類があらゆる場面で登場します。
ご存知「目黒のさんま」「ねぎまの殿様」とくれば、庶民が食した下魚といわれるサンマやマグロをお殿様が初めて食して感動するという噺です。

 
秋刀魚の味を知ったお殿様は夜毎さんまの夢を見るほどに恋焦がれました

「猫の災難」「寄合酒」とくれば、魚の王様タイが出てきます。
「三方一両損」は3両入った財布を落とした大工の吉五郎がイワシの塩焼きで一杯やっているところに、それを拾った左官の金太郎が届けに来たところが幕明けで、その3両を受け取る受け取らないで大喧嘩になり、やがて南町奉行の裁きを受けることに相成ります。
自らが1両を足して双方に2両を与えるという大岡越前の裁きに二人とも納得し、「腹が減ったであろう」と大岡越前から膳部(ご馳走)を振舞われます。
「鰯と違って、鯛の塩焼きは旨いな」と二人が口を揃えて言うと、大岡越前が「両人、あまり空腹だからといえ、たんと食すなよ」。
二人が「お~かぁ~(大岡)食わねぇ、たった一膳(越前)」というのが落ちです。
ご存知「芝浜」は主人公が魚屋です。古今亭志ん朝の音源にはこういうやりとりが出てきます。
「今日は何があるんだ」
「へいメジのいいのがあります」
「メジか、うちの嬶(かかあ)が好きだ。刺身にしてくれ」
メジ・・・メジマグロはご存知、最高級マグロの「クロマグロ」の子供である。1~2kgの小さい物から10kg以上の物まで高級外道して人気がある。クロマグロは大きくなると200kgを超える大物だが、小さな物はカッタクリやオキアミのコマセ釣りで釣れる事がある。またキハダマグロの幼魚はキメジと呼ばれて区別されている。時期は秋から初冬だが、大原辺りでよくヒラメ釣りのイワシ餌に大型が掛かり話題になる。本マグロより脂ののりは少ないが、あっさりした中にも旨みのある美味しい魚です。
先代(三代目)三遊亭金馬が得意とした「居酒屋」で小僧さんが酒の肴を並べていう件が有名ですが、やっぱり肉は登場しません。
「できますものは、つゆ、はしら、たら、こぶ、あんこうのようなもの、ぶりにお芋に酢だこでございます。ふぇ~い」てな具合です。
「権助魚」というばかばかしい噺があります。 ある大店の女将さん、最近旦那の様子がおかしいので「おめかけさんがいるに違いない」と疑っています。 いつも旦那のお供をしている飯炊きの権助に問い質しますが、旦那に小遣いをもらって口止めされていてシラをきるばかり。 女将さんはピンと来て、権助が好きな饅頭と旦那より多めの小遣いで買収に成功。 旦那のお伴をしたらきちんと後をつけて、行き先を報告するように命じました。 ある日旦那が「用があるから」と権助を連れて出かます。 いつものように権助をまこうとしますが、権助はしぶとくついてきます。 女将さんに買収されたんだと察した旦那、小遣いを上乗せして再度買収に成功します。 旦那は権助に「家に帰ったら、旦那は両国橋で中村さんにバッタリ会って、柳橋の料理屋さんに上がって芸者さんを揚げてドンチャン騒いで、日和が良いので隅田川に出て網打ちをした。旦那さんは明日の昼頃湯河原から帰りますと言いなさい。魚屋さんで網打ち魚を買って、女将さんにお土産だと言って渡しなさい」と申し付けます。 早速権助は魚屋へ・・・しかし山家育ちの権助、魚のことはトンと分かりません。 「これは何ですか。網打ちの魚ですか?」 「それはニシンとスケソウダラで、当然網で獲ったもの」 「貰っておきましょう。目にワラを通した団体のこれは何かね。これも網打ちの魚だかね」 「メザシですよ、それも元々網獲り魚だよ」 「この赤いのは何だね。どうして赤いんだ。これも網獲りかね」 「そりゃあタコだよ。茹でたから赤いんだよ。それも網にひっかかっていたもんだね」 「貰っておきましょう。この板っ切れに乗った白いのは何ちゅう魚かね。これも網で獲ったかね」 「そりゃあお前さん、蒲鉾だよ。それも元々は網で獲れたもんだ」 「それじゃあ貰いましょう」と、それらを買って意気揚々と戻ります。 旦那から教わったとおりに女将さんに説明しますが、隅田川で網打ちをしたなんて嘘はすぐにばれてしまいます。 「小さくてはぐれちゃいけないからメザシはワラを刺している」 「寒がっていたからタコは湯に入れてやったら赤くなった」 「蒲鉾は泳ぎを知らないから板に乗ってやってきた」等々、権助の一つ一つの言い訳が実にくだらないところが面白いじゃありませんか。

 おせち料理に欠かせないカマボコ

男の料理レシピ「秋のカレー」
     キーマカレー風にしてみました
     キノコやサツマイモなど、秋の食材を味わう

 

カレーライスは今や日本人のソウルフード。多種多様なカレーメニューがあります。
市販のカレールウを使えば、手軽にレストラン並みの味に・・・。
爽やかな秋風が吹く頃には、秋の食材を使ったカレーを楽しみましょう。
<材料 4人分>
合いびき肉 250g、市販のカレールウ(お好みのもの) 4皿分、マイタケ 1パック、エリンギ 1パック、サツマイモ 1本(小さなものだったので2本使用)、タマネギ 2個(小さなものだったので3個使用)、ニンジン 1本、トマト 1個、ニンニク 1片、ミックスビーンズ 1袋(55g)、オリーブオイル 大さじ2、バター 40g、コンソメキューブ 1個、赤ワイン 50cc、水700cc、塩&コショー 少々、醤油 小さじ2、牛乳 50cc、ご飯 適量
※食感をよくするためにジャガイモは入れません。サツマイモを使いますが、カレーの具材としてではなく、あくまでトッピングです。ポイントの一つです。
<作り方>
ニンニクやタマネギは薄くスライスし、人参も薄めのいちょう切りに、トマトは皮のまま小さなサイコロ状に切っておく。
マイタケは適当な大きさにほぐし、エリンギは適当な長さに切ってスライスしておく。

 

サツマイモは1cmほどの厚さで斜めにスライスして軽く水にさらし、水気を切っておく。
口径が大きめの鍋にオリーブイルとスライスしたニンニクを入れて火を点け弱火で熱する。
ニンニクの香りがし始めたら、バター(20g)とタマネギを加え中火にして炒める。

 

タマネギが透き通ってきたらニンジンを加えて炒め、しばらくしてひき肉を入れ塩&コショーをしてさらに炒める。
お肉の色が変わったら赤ワインを入れて、トマトも加える。
トマトから水分が出て全体が緩くなったところで、水を加え、コンソメキューブを入れる。

 

沸騰してきたらキノコを入れて、煮込んでいく。
カレーの方はタマネギやトマトの形がなくなるくらいになったら、一旦火を止めてから市販のカレールウを入れて蓋をしてしばらくそのままにする。
3分ほどしてから再び火を入れ、隠し味として醤油と牛乳を加えて一混ぜしたらOK。
 

 

カレーを煮込む間の別作業として、フライパンにバターを溶かしてからサツマイモを並べ、軽く塩を振って蓋をし、やや弱火で両面を焼く。
お皿にご飯を適量よそってサツマイモを載せ、カレーをかけ、さらにミックスビーンズをトッピングして、さあいただきましょう。


男の料理レシピ「洋風おでん」
     コンソメベースで具材は自由に
     心も体もほっこり温まりますよ

 

「おでん」といえば何とも日本的なイメージで、熱燗ちびちび屋台酒なんて感じがしますが、お出汁をちょっと変えるだけで、ワインやウィスキーにもピッタリの一品になります。
材料は余りものの野菜などを中心にいいろんなバリエーションが考えられますので、先入観を捨てて自由な発想でいろんなお味を楽しみましょう。
<材料 3~4人分>
大根 ジャガイモ ニンジン シメジ トマト タマネギ 卵など適量
豚バラ肉 200g、 ウィンナーソーセージ 適量
水 1200cc、コンソメキューブ 4個、塩 小さじ1/2、胡椒 少々、醤油 白だし 各小さじ2、白ワイン 60cc
<作り方>
まずスープを作りましょう。
1200ccの水を沸騰させ、コンソメキューブを入れてから、白ワイン、塩、胡椒、醤油、白だしを加えます。

 

具材の準備をします。
トマトは湯むきしてそのまま使います。
ジャガイモ、ニンジンは適当な大きさに切り、タマネギはなるべく小さなものを使い半切して爪楊枝を刺しておきます。
大根は熱く皮をむいて適当な大きさに切って面取りをします。
大根の皮はきれいに洗って7~8mm幅×5~6cmに細く切っておきます。
それを軽く塩コショウ(分量外)をした豚バラ肉で巻いておきます。
 

卵は茹でておきます。
しめじは石づきを取って適当にほぐしておきましょう。

 

スープが煮立ったら、具材を丁寧に入れて弱火でコトコト90分ほど煮込んで出来上がりです。
マスタードや辛子もいいですが柚子胡椒をつけて食べるのががおススメです。

 

具材はその他の野菜やキノコ類、ベーコンやロールキャベツなど様々なものが考えられます。トマトは甘さのポイントです。できれば必ず入れたいものですね。
体が温まります。これからの季節にぴったりですね。
男の料理レシピ「鶏とキノコのクリーム煮」
     鶏肉とクリームソースとキノコの相性が抜群です
     美容と健康にもってこいの食材キノコをたっぷり食べましょう

 

ビタミンやミネラルそして食物繊維が豊富なキノコのクリーム煮
深まりゆく秋にぴったりのメニューです。
<材料 4人分>
鶏モモ肉 1枚(約400g)、シメジ エリンギ マイタケ 各1パック、タマネギ 1/4個、小麦粉 大さじ3、牛乳 600~700cc、白ワイン 大さじ2、チキンコンソメ 1個、砂糖 塩 各小さじ1弱、サラダ油 大さじ2.5、酒 少々
<作り方>

シメジは石づきを取ってほぐし、エリンギは縦半分に切ってそれを更に縦長にスライスしておく。
マイタケはほぐしてから20~30秒電子レンジで熱を通しておく。

 

鶏肉は縦半分に切って、それを一口サイズに細長く切って酒少々をかけておく。
タマネギはみじん切りにしておく。

 

まず、クリームソースを作ります。
鍋に(親父亭では中華鍋を使います)サラダ油を入れて熱し、タマネギのみじん切りを程よく炒めます。
そこに小麦粉を加えて、ダマにならないように素早く牛乳を3カップほど入れゆっくりと混ぜながら火を通していきます。
沸騰してとろみが出てきたら、白ワイン、チキンコンソメ、砂糖、塩を入れ、少し牛乳を加えてのばしながら味をみて一旦火を止めておきます。
※味は砂糖と塩の加減によってかなり変わってきます。濃いと思った場合は牛乳を加えて調整します。したがって牛乳はまず3カップ(600cc)弱入れてから少しずつのばしていくようにするとよいでしょう。

 

 

フライパンに薄く油をひいて、鶏肉の皮目を下にして焼きます。
完全に火が通らなくても、皮に程よい焦げ目がついてきたところで、キノコ類を上にかぶせ1分ほど火を通します。

 

そこにお鍋のクリームソースを入れて後はしばらく煮込んで出来上がりです。
鶏肉とキノコとクリームソースのハーモニー、何とも言えない美味しさです。

 



男の料理レシピ「にしんとジャガイモの煮物」
     ほっこりジャガイモと甘辛いにしんの組合せ
     身欠きにしんの佃煮を上手く利用

「イモの煮っ転がし」はご存知フーテンの寅さんの大好物。
ジャガイモはいつでも入手できますし、ちょっと濃い味でほっこりと煮ると懐かしいおふくろの味といった感じ。
今回、金沢の知人から送っていただいた身欠きにしんの佃煮(にしんそばの上に乗っている、あれです)を加えて、一緒に煮てみました。そうしたら、美味しいこと美味しいこと・・・。
その知人からの手紙には「金沢では身欠きにしんを甘辛く炊き、その煮汁でジャガイモを煮るのがおかずの定番です。この佃煮を使うと簡単に作れます。じゃがいもを甘辛く煮て、火を止める寸前ににしんを適当な大きさに切り、ジャガイモの上に乗せ、ひと混ぜしますと出来上がりです」と書いてありました。
<材料>
身欠きにしんの佃煮 2袋(2尾分)、ジャガイモ 4個、だし汁 100~150cc、砂糖 大さじ1、醤油 大さじ2/3、白だし 大さじ1/3、酒 みりん 各大さじ1

 

<作り方>
ジャガイモを洗って皮をむき、一口サイズに切ります。
それを軽く水にさらして水を切り鍋に入れ、全体がひたひたになるくらいのだし汁を加え蓋をして煮ます。

 

沸騰して少し柔らかくなったところで砂糖、酒、みりんを加え、しばらくして醤油、白だしを加え、味を調整してさらに煮ます。
煮汁が少なくなったら、適当な大きさに切った身欠きにしんと袋の中の煮汁の残りも一緒に入れて火を止めます。

 

いやあ流石に食文化を誇る金沢のおばんざい。美味しいですね。

落語に見る食の風景「強飯=赤飯」
     赤飯が出されるのは祝いの席ばかりではなかったようです
     お弔いの土産に、強飯と煮しめが出ていました

 

「弔いを山谷と聞いて親父行き」なんてマクラで振ったら、落語通はすぐに「子別れ」と察しがつくものです。
山谷といえば吉原のすぐ傍、息子に行かせるわけにはいかないと言って親父が出かけていくというのですが、親父がはたして真っ直ぐに帰ってくるものやら・・・。
「子別れ」は長い話なので、寄席では上下に分けて演じられることが多く、上を「強飯の女郎買い」下のほうを「子は鎹(かすがい)」といって、独立させることもあります。
下の部分はかつて当ブログ落語編で、鰻をテーマにして説明しましたが、離縁して一人ぼっちになった大工の熊五郎が、酒も女もやめてまじめに働くようになり、あるとき木場へ出かける途中で、息子の亀と出会います。
息子や元の女房が苦労をしている話を聞いてしんみりします。
亀に小遣いをあげて「そうだ、おめえ鰻が好きだったな。明日のお昼に鰻を食わせてやらあ」と約束します。

翌日、熊五郎が亀と鰻屋の二階にいるところへ元の女房がやってきて、復縁へと話が運びます。
前半部分はというと、大往生した隠居のお弔いを手伝いに来ていた熊五郎、土瓶に入った酒をいっぱい飲んで寝込んでしまいます。
弔問客も手伝いの人たちもほとんどみんな帰ったので、同じ町内の甚兵衛が熊五郎を起こして帰ります。
熊五郎は背中には土産の強飯とがんもどきの煮物を背負って帰ります。
「いいお弔いだった」と話しながらの帰り道、熊五郎が吉原へ行こうと甚兵衛さんを誘いますが、甚兵衛さんは「女房子供にいい思いをさせてやれ」と諭してそのまま一人で帰ってしまいます。
熊五郎はふてくされて、一人で吉原へ行くことにしますが、婚礼の帰り道だという紙屑屋とばったり出くわします。
親方から銭を借りていて懐具合がいい熊五郎、紙屑屋に一緒に行かないかと誘います。
紙屑屋が三銭しか持ってないというので、酔った勢いで太っ腹の熊さんが面倒をみてやることに・・・。
途中、紙屑屋が背中を叩いたので、背中に隠していた土産のがんもどきの煮汁が染み出て、ふんどしまで垂れてきて気持ちが悪いこと。
吉原に着いて、声をかけてきた店の若い衆から「お手軽に」と言われ、熊五朗は気分を害し「金は持っているんだ」と啖呵を切ります。
しかし「弔いの帰りだ」と言うと、若い衆は「はかがいくので縁起がいい」なんてえことを言うので、気分をよくして背中の土産をを若い衆にあげちゃいます。
「ありがとうございます。でも、がんもどきのお汁がたいそう少ないようですな」
「そうだ少ないんだ。最初はたっぷりあったんだがね、俺がそいつを背負って歩いてたら、こいつが後ろからどんと叩いたもんだから、つゆがみんな出ちゃって、今お汁がね、俺の腹巻きからふんどしにかけて染みこんでるんだ。おめえ、汁ほしい?欲しかったら、がんもどき出せよ、ふんどし搾ってかけてやる」
という掛け合いがあって、それからお遊びへと相成ります。
やがては吉原の女の口車に乗ってその女を家に入れて、女房子供を追い出してしまうというとんでもないことになっていくのであります。

 神事で出された赤飯弁当

強飯(こわめし)とは一般的におこわといわれ、もち米を蒸して作る硬い飯のことで、小豆を入れて赤く色づいたものを赤飯といい慶事の膳に出されます。
この噺のように弔いの膳や土産にされるものは、小豆ではなく黒豆を入れたものが出されていたようです。
我が家では赤飯の担当は家内ということになっていますので、レシピは紹介できませんが、もち米だけではなくうるち米を混ぜて炊飯器で作っています。
祝い事の折には、必ず出てくるのがこのお赤飯。とてもこれを持って女郎買いになんかいけませんよね。


男の料理レシピ「豚バラ肉のあっさり焼き 2種」
     高カロリーのバラ肉と敬遠してはいけません
     調理法を工夫して適量を

 

もも肉よりもロース、ロースよりもバラ肉の方がカロリーが高いのは百も承知です。しかし脂質は三大栄養素の一つであり、豚肉はビタミンB6が豊富で、疲労回復などに効果的な食品です。脂という字は「肉+旨い」で構成されているように、バラ肉が旨いんです。
てなわけで、今回は調理法を工夫してあっさりとした味に仕上げます。
①豚バラ肉のレモン焼き
<材料 3人分>
豚バラ肉 450g、キャベツ 数枚、赤ワイン 大さじ1、レモン 1個、焼塩 少々
<作り方>
豚バラ肉は赤ワインを振って、10分ほどそのままにしておきます。
※これでお肉が上品になります。塩はしません。
油をひかず熱したフライパンで両面を軽く焦げ目がつくくらいに焼きます。
フライパンに出た油をキッチンペーパーで拭き取った後に、火を止めてそのままの状態で、レモン半個分を絞りかけます。

  

お皿にキャベツの繊切りを盛って、その上に乗せてテーブルへ。
食べる時にもう一度レモンをふりかけて、焼塩を少しつけていただきます。
レモンのクエン酸とビタミンCの効果も加わって、疲労回復にいいですよ。

 

②お酢でさっぱり豚バラ肉
<材料 3人分>

豚バラ肉 450g、白ネギ2本、赤ワイン 大さじ1、酢 大さじ1、白だし 大さじ1
<作り方>
豚バラ肉は①同様に赤ワインを振ってなじませておきます。
ネギは3cm程度の長さに切っておきます。

 

油をひかずにフライパンを熱し、豚肉を両面焼きます。
ある程度火が通ったらネギを入れ、お酢と白だしを加えてざっくりと炒めて出来上がりです。

 
ネギの甘味とお酢の酸味が上手く絡み合って、いいお味です。
豚肉のビタミンB6をネギがより有効にしてくれますし、お酢のクエン酸効果もあって疲労回復にはもってこいです。
お酒の肴にもご飯の友にもなりますよ。



 

男の料理レシピ「キノコ鍋」
     鶏肉とキノコのハーモニー
     秋の味覚を存分に

 

ススキ、名月、虫の声・・・食欲の秋到来!!
ついつい食べ過ぎてカロリーオーバーになりがちですが、キノコ類は低カロリーで食物繊維が豊富なヘルシー食材です。
この時季がまさに旬、栄養バランスのよいキノコをたくさん食べましょう。
そんなわけで、今回のメニューはキノコ鍋。手軽で美味しい秋の味覚を存分に味わいましょう。
<材料 3人分>
鶏もも肉 1枚、キノコ各種 適量(シメジ、マイタケ、エノキ、シイタケを用いました) 野菜各種 適量(カボチャ 小松菜 ネギを用いました)
油揚げ 3枚、昆布(5cm×5cm程度) 2枚、水 1,000cc、醤油 大さじ2、白だし 大さじ1、酒 大さじ3、みりん 大さじ2、バター 20g、塩 小さじ 1/2程度
※野菜はささがきゴボウや白菜、水菜などもおススメです。キャベツ、ニラ、モヤシなどはあまり合わないと思います。コンニャクや豆腐も入れないほうがいいと思います。

 

<作り方>
鶏肉は一口大よりも少し小さなサイズに切り、軽く酒を振ってもんでおきます。
野菜やキノコ類も適当な大きさに切っておきます。
お鍋に水を張って昆布を1時間以上浸しておき、火を入れて沸騰直前に昆布は取り出します。
そこに鶏肉を入れてアクを取ったら、調味料を全て入れます。
その後、バターを入れてから野菜を入れます。
※キノコとバターの相性がすごくいいので、ここがポイントの一つです。
カボチャが柔らかくなった頃を見計らって、キノコ、油揚げを入れていきます。

 
 

キノコ類はすぐに火が通りますので、煮過ぎないようにしましょう。
味を見て塩または醤油で調整して出来上がりです。
七味や柚子胡椒などの薬味で頂きましょう。

 

締めはうどんがいいですね。刻んだネギをたっぷり入れて、溶き卵を加えてハイ出来上がり・・・たまりませんね、このお味。