ELEMENTS OF STYLE -14ページ目

クラシコ ニッポン

 

2002年の春に発行されたMEN'S CLUB別冊のDORSO

 

 

今から20年前の2000年代前半頃はイタリアンクラシックの大ブームで、とにかくメンズドレスが注目された時代でした。

 

そんな2000年代前半にメンズクラブの別冊として創刊されたドルソは、自ら日本唯一のスーツスタイルマガジンと謳っていただけあって、内容は毎号ドレスクロージングの濃いコンテンツが満載の内容でした。

 

今回はこの号の誌面を少しだけ紹介します。

 

 

 

 

 

ナポリスーツの特集は LONDON HOUSE や ISAIA のファクトリー取材。

 

 

 

マリアーノ ルビナッチもジャンルカ イザイアも若いですね。

 

この頃のイザイアはまだナポリのクラシックなテイストでしたが、今はちょっとアメリカっぽくなってしまったなと言うのが個人的な印象・・・

 

ルビナッチは息子のルカ ルビナッチがファッショ二スタとして有名ですが、自分は父親のマリアーノのエレガントな着こなしが今でも好きです。





別のページではブリオーニの服作りが紹介されています。

 

 

KITON、ATTOLINI、BRIONIが当時からイタリアのプレタポルテの最高峰と言われていましたが、度々イタリアのサルトリアや有名ブランドの深掘り取材のような特集が組まれていました。

 

当時ブリオーニと言えばクラシコイタリア協会の会長も務めたウンベルト アンジェロ―二が有名でしたが、そのアンジェロ―二はその後CARUSOのオーナーになって、現在は彼の息子のマルコ アンジェロ―二がカルーゾのCEOになっているのも時代の流れを感じます。

 

 

 

 

 

当時はイタリアのクラシックが全盛でしたが、ドルソはイタリアだけでなく英国の特集もしっかり組まれていたのが他誌との違いでした。

 

 

 

 

サヴィルロウの特集は今見ても面白い濃い内容の特集です。

 

 

 

 

 

スーツの特集ページは75着のスーツが紹介されています。

 

 

 

 

 

 

イタリアだけでなく、アメリカ、イギリス、フランス、日本のブランドのスーツが紹介されています。

 

五か国のブランドのスーツを探して、全てコーディネートを組んでボディーに着せて撮影するのはかなり大変だったと思います。

 

スタイリストさんの苦労がうかがえます。

 

コーディネートも奇をてらわず基本がしっかりしているので安心感があります。

 

 

 

 

 

日本の職人にフィーチャーした特集もありました。

 

マリオペコラの佐藤さん。

 

 

私も雑誌の対談で何度かご一緒させていただきました。

 

今ではイタリア帰りの日本人テーラーは何人もいらっしゃいますが、この当時は佐藤さんだけでした。

 

イタリアでサルトリアの技術を学び日本に持ち帰った先駆者でもあります。



 

 

 

靴のページでは今や靴好きの人なら誰でも知っているお二人も紹介されています。

 

 

イル ミーチョの深谷さん と スピーゴラの鈴木さん

 

この時はまだ新鋭の靴職人として紹介されていますが、お二方とも今や靴好きの方なら誰もが知っている存在です。

 

 

 

 

 

 

ドルソが注目して度々特集を組んでいたのが日本のスーツファクトリー。

 

 

クラシコ ニッポン最強列伝という特集で当時の日本の優良ファクトリーが紹介されています。

 

 

 

 

リングヂャケット、天神山、創作屋服飾研究所など、当時すでにイタリアのファクトリーに匹敵する技術を持っていたファクトリーがかなり詳しく紹介されています。

 

天神山は東和プラム、創作屋服飾研究所はブティック創と名前は変わりましたが、今も当時以上の高いクオリティーのスーツを生産しています。

 

メーカー機能(自社ブランド)を持つリングヂャケットの知名度が当時から高く、一般的にはリングヂャケットが群を抜いて有名でしたが、それに肩を並べる優良ファクトリーとしてこの2社は業界的には当時から有名な存在でした。

 

実は今でもBEAMS Fのオリジナルスーツをこの2社で生産しています。

 

正確にはハンドメイドラインをリングヂャケットさんにお願いしているので、この時紹介されている3社で今もBEAMS Fのオリジナルスーツを生産しています。

 

BEAMSのオリジナルと言うと、とかくリングヂャケット製のBRILLAが注目されがちですが、BEAMS Fも東和プラム(旧天神山)とブティック創(旧創作屋服飾研究所)という、日本屈指のファクトリーで生産されているのです。

これは意外と知られていないことなので、今度詳しくYouTubeでお話したいと思っています。

 

 

 

 

 

 

その3社以外にも技術の高いファクトリーが紹介されていました。

 

 

ファイブワン工業も以前BEAMS Fのオリジナルスーツの生産をお願いしていました。

何度か一緒にイタリアのファクトリーの視察にも行ったので、個人的には今も思い入れのあるファクトリーです。

 

事情があり今はお取引はないですが、また一緒にお仕事ができればと思っています。

 

 

 

 

 

ロンナーも90年代にオリジナルの生産をお願いしていたことがあります。

 

 

日本のファクトリーならではの繊細で丁寧な服作りは、駆け出しのバイヤーだった自分にとってとても勉強になりました。

 

 

 

 

 

茂木縫製は以前インターナショナルギャラリーのスーツやBEAMS Fのカジュアルジャケットの生産をお願いしていました。

 

 

当時はモード系からクラシックまで守備範囲の広いファクトリーでした。

 

 

 

 

 

帝共ソーイングは天神山と同じくイタリアンのサルトリアの流れを汲むファクトリーでした。

 

 

BEAMSはお取引が無かったので詳しくはわかりませんが、とてもクオリティーの高いスーツを作る優良ファクトリーだったそうです。

2013年に惜しまれつつ工場をクローズしました。

 

 

 

 

 

 

この当時はドレスクロージングが盛り上がっていたので、他誌でも日本のファクトリーにフィーチャーした特集が組まれていました。

 

その中でもドルソの特集が最も詳しく、ある意味マニアックなものでした。

 

それを担当していたのが、

 

 

遠山周平さん。

 

服飾評論家の遠山さんは、欧米の服飾だけでなく日本のファクトリーにもかなり精通された方。

 

ドレスクロージングの服飾評論家としては一般的に落合正勝さんが有名ですが、個人的には遠山周平さんの文献の方が共感するものが多いです。

 

徹底した現場主義でモノづくりの現場に近いというのが、自分の仕事のやり方と近く文献にも説得力があるのがその理由です。

 

 

 

 

 

 

最近はそのようなモノづくりにフォーカスした特集や書籍も少なくなりました。

 

SNSの発達で簡単に情報が手に入るようになった反面、表面的なことばかりが目立ち内容が薄いモノが多くなってしまったというのが正直なところ。

 

20年前のこの雑誌を見ると、明らかに労力も時間もかけて作っていたことがわかる内容の濃さは、当時小学生や中学生だった30代の人たちにも是非読んでもらいたい内容です。

 

このDORSOは数年間(3年?)しか発行されなかったので古本もかなり見つけにくくなっていますが、値段は高くないので見つかることがあれば是非購読してみてください。

 

現在も通じるクラシックの様々な基本が良くわかると思います。

 

そして、スーツを学びたい人は遠山周平さんの著書 ”背広のプライド”を是非購読してみてください。

 

さらに、私のものづくりの師の一人である柴山登光さんの著書 ”モデリストの深イイ話” もとても勉強になる本です。

 

 

 

 

今のクラシコ ニッポンの話は自分のYouTubeでやるしかないかなと思います。

 

動画でどこまで詳しくわかりやすく話せるかが鍵です。

 

難しいことを難しく話すのではなく、誰にでもわかりやすく話す。

それが私の使命だと思っています。

 



 

 

 

 

 

MR_BEAMS CHANNEL ”ELEMENTS OF STYLE” 更新しました。

 

 

今回はカジュアルアウター編です。

是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

久しぶりにCHANNEL KOTAROに出演しました。

 

 

今回は今まで語られてきた英国靴の話とは少し違う角度からマニアックなお話をしています。

 

是非ご覧ください。



 

 

 

春夏のオススメのネクタイ ジャガード編

 

コロナ禍でスーツもネクタイもしなくなったという声をよく聞きます。

 

競合他社もドレスアイテムを減らしてカジュアルアイテムを増やすショップが増えていますが、BEAMSは変わらずドレスアイテムをしっかり展開しています。

 

と言いますか、BEAMSは世の中で言われているほどドレスが売れなくなったいうこともないんでです。

 

それは何十年も軸をぶらすことなくしっかりドレスアイテムを扱ってきた強みなのかもしれません。

 

と言うことで、今回は毎シーズン恒例のおススメのネクタイについてです。

 

おススメがたくさんあるので、今回はジャガード編と言うことでおススメのジャガードタイをご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

FRANCO BASSIのオーバル柄のジャガードタイ。

 

 

 
 
このネクタイのおススメのポイントは、絶妙なビンテージ調のモチーフとブルーの色目

ライトブルーに少しグレーとグリーンを混ぜたような色目は、今シーズンのトレンドでもあるニュアンスカラー
 
画像ではなかなか微妙な色目が出ませんが、3段目の画像が実際の色に近いです。

ブルー好きの私も今まで見たことがない絶妙なカラーです。
 
 
 
 
ビジネスシーンを想定して、ネイビースーツにサックスブルーの無地とオーソドックスなネイビーのストライプシャツで合わせてみました。
 

 

 
このような感じで手持ちのアイテムで合わせることができます。
 
 
 
少し変化をつけるのであれば、こんな合わせがおススメです。

 

 

 
GUYROVERのハケメのタブカラーはサックスブルーにグリーンを混ぜたような絶妙なカラー。

つまり、ネクタイと同系色のシャツなんです。
 
少し浅めのネイビーのスーツにこの色目のVゾーンはかなり洒落ています。
 
個人的にもこんな感じで合わせたいなと思っています。
 
ちなみに、グレーのスーツで合わせる場合は、ミディアムグレーかライトグレーと合わせるのがおススメです。
 
スーツがグレーでもシャツはやはりブルーの方が馴染みがいいですね。
 
 
 
 
このネクタイ、色違いでネイビーベースもあります。
 
 
私はこんな感じで合わせています。
 
ハウンドトゥースやグレンプレイドのようなモノトーンの柄のスーツにも良く合います。
 
ミディアムサイズのジャガードやプリントは今の流れでもあるので、このオーバル柄のジャガードはおススメです。
 
 
 
 
 
同じくFRANCO BASSIのリーフ柄?のジャガードタイ。

 

 

 
リーフ柄(葉柄)と勝手に名付けたものの、モチーフが葉っぱなのか木の実なのかはっきりわかりません(苦笑)。

80年代のアルマーニに代表されるイタリアンデザイナーのネクタイには、このような独特な柄のネクタイが多かったので、当時を知る自分にとっては懐かしさもありつつ今また新鮮に感じます。
 
 
 
 
柄が独特ですが難しく考えることはないので、皆さんがイメージしやすいように最初のネクタイと同じくネイビーのスーツにサックスブルーとネイビーストライプのシャツで合わせてみました。
 

 

 
こうやって合わせてみると難しいことはないですね。
 
このネクタイもグレー系のスーツにも良く合います。

ベースカラーがロイヤルブルーなので濃いグレーのスーツにも良く合います。
 
そう言った意味ではビジネスマンの方でも手持ちのアイテムで合わせることができるネクタイです。
 
 
 
 
ちなみに、このネクタイもグレンプレイドと良く合います。
 
ネクタイ単体で見ると難しく感じるかもしれませんが、意外と合わせやすいネクタイです。
 
それがこのネクタイの良いところで、おススメのポイントでもあります。
 
似たような柄があまりないので、いつも似たような柄を選んでしまうという方には特におススメです。
 
 
 
 
 
 

さらにもう一本はFRANCO BASSIのダイヤ柄のジャガード。

 

 

 
シルバーのジャガードのネクタイは難しいという声も聞きますが、個人的に大好きなのでおススメしないわけにはいきません(笑)。
 
 
 
このネクタイは無地のスーツでも合いますが、どちらかと言えばストライプのスーツで合わせた方がイメージなので、グレーのストライプスーツと合わせみました。

 

 

 
白のワイドスプレッドで合わせるとフォーマルな雰囲気が強くなるのでタブカラーで合わせました。
 
もうひとつはブルーに白襟のクレリック。

この組み合わせは80年代から90年代のブリティッシュアメリカンのイメージなので、自分にとってはある意味セオリー的な合わせでもあります。
 
どちらのコーディネートも自分がBEAMS Fのショップマネージャーだった頃によくしていたコーディネートなので、新しいというよりは懐かしいコーディネートでもあります。
 
柄のテイストは英国的なにおいが強いですが、それをシャツの襟型やテイストで堅さを和らげるのがポイントです。
 
ちなみに、インスタグラムでアップしていますが、私も上の画像と同じくこんな感じでコーディネートしています。
 
 
キリっとしたドレッシーな雰囲気が気に入っています。

シャツをブロードのダブルカフスのワイドに替えてダークスーツに合わせれば、結婚式のようなフォーマルなシーンにも使えます。
 
そういった意味では合わせるスーツやシャツによって様々なシーンで使えるネクタイでもあります。
 
 
 
 

 

 

FRANCESCO MARINOのサテン地のジャガード。

 

 

 

 

フランチェスコ マリーノは個人的にも大好きなブランドです。

 

毎シーズン他のブランドには見られない独特な色柄の生地が多いのもこのブランドの特徴です。

 

一般的な知名度はまだまだ低いですが、もっと評価されるべきブランドだと思います。

 

その中でも今シーズン特におススメなのが、ベースがサテン地のジャガードタイ。

 

ネイビーベースにブラウンとベージュのモチーフはいわゆるアズーロ エ マローネのカラーコンビネーションで、縦長の絶妙なモチーフと相まってとても洒落たジャガードタイになっています。

 

 

 

 

このネクタイは色柄のバランスが非常に良いので複雑なコーディネートは必要ありません。

 

 

 

 

ご覧のように、スーツもシャツも手持ちのもので合わせるだけで気の利いたVゾーンにまとまります。

 

ストライプのスーツに合わせる場合は、ストライプのピッチがネクタイの柄の間隔と近くならないように気をつければ大丈夫です。

 

ちなみに、私はグレンプレイドのスーツにも合わせています。

 

 

 

ご覧のように、このネクタイはコーディネートがとても簡単なうえに気の利いたVゾーンになるという、とても使い勝手のいいネクタイです。

 

 

 

 

おススメしたいジャガードタイはたくさんありますが、その中でも特にこの4本は今シーズンのおススメです。

 

どれも今シーズンのトレンドを盛り込んだネクタイですが、トレンドが変わってすぐに着けられなくなるようなものではないのでご安心ください。

私がそのようなものをおススメしないことは、このブログの読者の方ならお分かりだと思います。

 

行き過ぎた色柄ではなく、シンプルで上品で気の利いた色柄のネクタイをおススメしたいといつも思っています。

ストライプもおススメしたいものがたくさんあるので近々アップする予定です。

 

インスタグラムやインスタライブで着けているので、既にお問い合わせもたくさん頂いているようですが・・・

 

業界的にはコロナ禍でスーツもネクタイも売れなくなったという話もよく聞きますが、BEAMSはそのようなこともなく変わらずたくさんのお客様にお求め頂いています。

今シーズンもしっかりドレスアイテムを展開していますので、是非ご来店いただければと思います。

先日あるセレクトショップのドレスコーナーに行ったら、スーツもジャケットもネクタイも極端に少なくカジュアルなアイテムばかり、スタッフもカジュアルな服装の人しかいなく・・・

それがファッション業界の実情なんです・・・

寂しいかぎり・・・

 

です。

 

 

 

 

 

 

新たなコンテンツ ”MR_BEAMS CHANNEL” がスタートしました。

 

 

私のチャンネル ”ELEMENTS OF STYLE” 第一回目は今シーズンのおススメのスーツとジャケットについてです。

以前Youtubeで紹介したスーツやジャケットについて、おススメのポイントとコーディネートについてお話しています。

 

是非ご視聴ください。

 

 

 

 

 

 

 

先週金曜日に行われたインスタライブのご視聴ありがとうございました。

 

 

見逃された方は私のアカウントにアーカイブをアップしましたので是非ご視聴ください。

 

 

ABARTH 595C インプレ

 

ABARTH 595C TURISMO 納車されて2ヵ月経ちました。

 

 
走行距離は2ヵ月で500㎞。

あまり遠出しないわりには、まあまあ乗っているほうでしょうか。
 
グリジオカンポボーロは昼は思ったより白っぽく見えますが、夜になるとグレーの色が引き立ちます。
 
白い車があまり好きではないので、夜の見え方が気に入っています。


 

 

 

 

この時期は寒くてほとんど開けて走ることのないルーフですが、フルオープンにするとこんな感じです。

 

 

 

 
開放感はありますが、後方視界は殆どなくなるので交通量が多い都内ではあまり向かないかなと言うのが正直な印象。
 
空いている道でゆっくり流す時の方が向いています。
 
なので、普段はフルオープンのひとつ手前のリアウィンドウが残るこの位置まで開けて乗っています。

 

 
これでも充分に開放感が得られます。

 

春になるのが待ち遠しいです。

 

 

 

 

 

 

ミッションは前に乗っていた時と同じMTA。

 

 
ABARTHはマニュアルが人気ですが、595Cは日本ではMTAの設定しかありません。
 
もっとも自分はマニュアル乗る根性がないので、最初からMTAしか選択肢はありませんでした(苦笑)。
 
前の車はシリーズ3だったので、ボタンを押すと ”カチャ” という機械音がしましたが、シリーズ4では改良されていて機械音はかなり小さくなりました。
 
MTA特有のシフトアップやシフトダウンのラグもマイルドになったように感じますが、よりスムーズになるとネットで評判のTHREE HOUNDREDのMTAアースケーブルを付けました。

 

 
ネットの口コミで評判の良いこのアースケーブルですが、取り付けてみると 「なんとなく変わったかな・・・」というくらいの変化。

それでも¥3,850-のプチチューンナップでミッションには良い影響があるようなので、これはこれでいいかなと思っています。
 
 

 

 

 

タイヤは前のアバルトと同じ PIRELLI P ZERO NERO

 

 
改良されて以前よりマイルドになったとネットで書かれていますが、逆に前よりゴツゴツして堅い印象。
 
空気圧が高めに入れられているので少し様子を見ないとわからない感じです。

ノイズは小さくなったように感じます。

私の周りのクルマ好きの人たちの間では、P ZERO NEROからMICHELINのPAILOT SPORTS 4に替えるケースが多いですが、年間走行距離が少ない私にとってはタイヤ交換は何年も先の話。
 
なので、上手く付き合っていこうと思います。


 

 

 

 

7インチのタッチパネルモニターは、エンジンをかけるとガレージからアバルトが現れます。

 

 

 


そして、エンジンを切ると車がガレージの中に入ってシャッターが下がり画面が消えます。
 
これはアバルト好きにとってはたまらない演出ですね。
 
イタリア人のセンスの良さが感じられます。
 
 
 
 
 
 
オプションのナビは付けずにスマホを繋げてAPPLE CAR PLAYでナビアプリを使うことにしました。

 

 
AUDI TTの時にサブとして使っていたYAHOOナビを使っています。
 
たまに反応が遅いこともありますが概ね問題なし。
 
最後までAUDI CONNECTのMMIナビゲーションに慣れなかったので、行先を事前にスマホで検索して繋げればすぐにルート案内をしてくれるは本当にストレスを感じません。

このクラスのクルマに高い純正ナビは必要ない時代になったのかと思います。
 
 
 

 

 

 

フロントグリルにアバルトのロゴを入れて、ナンバープレートをヨーロッパ仕様と同じになるようにポジション補正のパーツを使い上げました。

 

 
パーツ代¥28,600- 作業時間30分 DIYなので工賃なし(笑)。
 
こんな手軽に着けられるアフターパーツが豊富なのもアバルトならでは。
 
 
 
 
 
 
シリーズ3までレッドだったブレーキキャリパーはシリーズ4ではシルバーに。

 

 
なんとなく味気なくなりました・・・

ホイールをマットブラックに塗装したので、シルバーのキャリパーが目立つようになりました。
 
予算オーバーでできなかったキャリパーをイエローにする塗装を近いうちにやりたいと思っています。
 
 
 
 
 
 
次はスペーサーを入れてタイヤをツライチにして、サスペンションに良いと言われているパーツを取り付けようと思います。
 
車高も指二本くらい下げたい感じ・・・

いい歳のオッサンがハマって色々いじりたくなるのもアバルトならでは。
 
ドイツ車のような快適性はなく、最新のシステムは何もついていない。
 
それでも純粋に運転が楽しいのでネガティブな部分も仕方がないと思える。
 
アバルトはそんな車です。
 




 
 

 
 
 
 

 

ディスプレイ指導 2

 

前回に続きショップディスプレイについてです。

 

今回は私がグッドコメントを入れたディスプレイについてコーディネートのポイントも含めてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

ベージュとブラウンの同系色でまとめたコーディネート。

 

 

 



トーン オン トーンのコーディネートは濃淡を上手く表現できないと野暮ったくなります。

濃いパンツ、明るいベージュのジャケット、中間のオーソドックスなベージュのコートと、色のトーンのずらし方が上手いコーディネートです。

ジャケットの柄の大きさに対して、ネクタイのストライプのピッチが広いのでVゾーンのまとまりもいいです。
 
差し色にサックスブルーが入っているネクタイをチョイスしたのも正解です。

最近のディスプレイを見ると、ベージュやブラウン系のコーディネートにはクリーム色やベージュのシャツを合わせるケースが多く見られますが、ホワイトの方がグラデーションにメリハリがつくので正解です。
 
他の店舗では見られない独自性があるのもグッドコメントを入れたポイントです。




 
グレーの無地のスーツを同系色でまとめたコーディネート。
 
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シルバーベースのジャガードタイは意外と難しいという声をよく聞きます。

 
確かにホワイトシャツと合わせるとフォーマルっぽく見えるので、お客様にとってはビジネスシーンで着るにはちょっと華やかすぎると感じるのかなと思います。
 
自分の場合はファーマルっぽく着ないのであればブルーのシャツで合わせます。
 
このディスプレイはクレリックのシャツを合わせていますが、ベースのストライプの色が淡いのでVゾーンの主張が強すぎず上手くまとまっています。
 
もう少し押しが強い感じが良ければベースのブルーをもう少し濃くしてもいいですね。

イタリアっぽくも英国っぽくもなく、ブリティッシュ アメリカン風で個人的にも好きなコーディネートです。
 
 
 
 

 

ネイビースーツにジャガードのネクタイというベーシックなコーディネート。

 

 
このコーディネートにグッドコメントを入れた理由は、制約の多いビジネスマンのお客様の参考になると思ったからです。
 
会社で決められた服装規定の中では必然的にスーツやシャツの色柄は限られてしまいます。
 
一番変化をつけやすいのがネクタイの色柄ですが、ネクタイもあまり押しが強いとネクタイだけが浮いてしまいビジネスシーンでは難しくなります。
 
このコーディネートのポイントもネクタイの色柄です。
 
中程度の大きさで適度にスペースの開いた小紋柄は今シーズンのトレンドでもあり、淡いブルーにグレーをさしたようなニュアンスカラーのトーンも今シーズンらしい色づかいです。
 
ビジネスマンのお客様には、こんな ”トレンドをおさえつつも 行き過ぎず気の利いた色柄のネクタイ” をおススメしたいのでグッドコメントを入れました。
 
ちなみに、グッドコメントを入れたのは私ひとり・・・
 
洋服屋っぽい主張の強いディスプレイが多くなりがちですが、制約の多いビジネスマンの方達の参考になるようなコーディネートがもっとあった方がいいと思っています。
 


 

 

 

ブラックのバブアーのスペイを使ったブラック×ブラウンのコーディネート。

 

 

 

 
ショート丈のスペイをクラシックなジャケットやスーツに合わせるコーディネートが多いですが、個人的にはこんな感じでカジュアルに合わせた方が雰囲気がいいと思っています。
 
クリケットセーターに千鳥のパンツと言うトラッドなコーディネートですが、色がブラック×ブラウンと言うのが今の雰囲気に見えるところです。
 
ラギッドな感じになりがちなバブアーをモダンな雰囲気に見せているところがいいですね。
 
ちなみに、自分の世代はブラックにブラウンを合わせるのは洋服に無頓着な人の色合わせと言われNGでした。
 
昨今モード系やウィメンズから広まり今ではNGではなくなりましたが、違和感を感じる方は無理に合わせないほうがいいです。
 
一般的にはブラウンに対してはネイビーの方が合わせやすい色であることは間違いありません。

 
 


これも同じくブラックのスペイを使ったコーディネート。

 

 
カジュアルなジャージジャケットにドローコードのパンツという、都会的なジャケットコーディネートにラギッドなバブアーのスペイを合わせています。

本来はテイスト的にミスマッチですが、色づかいのバランスがいいので違和感がなく、むしろクラシックなスーツやジャケットと合わせるよりも気の利いたコーディネートに感じます。
 
バブアーを都会的なコーディネートに取り入れるのは難しいですが、上手く取り入れている良い一例だと思います。
 
モノトーンにサックスブルーを差し色に使っているのもポイント。
 
これも他のショップにはない独自性のあるディスプレイです。
 
靴はもう少し軽い方がいいかなと思います。
 


 

 

フライトジャケット風のレザージャケットを使ったコーディネート。

 

 
80年代のフレンチアイビーを彷彿させるコーディネートです。
 
当時であればシャツはボタンダウン、パンツは2プリーツのテーパードしたチノパン、ネッカチーフはアスコットタイやスカーフ、足元はモンクストラップという感じでした。

コーディネートしたスタッフはフレンチを意識した訳ではないとないと思うので、偶然アップデートしたフレンチスタイルになったという感じでしょうか。
 
自分にとっては懐かしさもありつつ、しっかりアップデートされたフレンチシックなコーディネートがとても良く感じます。
 
レザージャケット以外は定番的なアイテムなので、オトナのカジュアルスタイルとしておススメしたいコーディネートです。
 
 
 

 

 

デニムジャケットとハーフコートのレイヤードコーディネート。

 

 
 
 
アウターのインナーにGジャンを着るのは最近SNSでもよく見かけるコーディネート。

自分が大学生の頃に少し流行ったコーディネートなので、なんとなく懐かしさもあります。
 
このようなレイヤードスタイルはラギッドな雰囲気になりがちですが、都会的なアイテムと色づかいでラギッド感を感じさせないコーディネートになっています。
 
軽快なオフホワイトのカーコート(ハーフコート)なので、レイヤードによるやり過ぎ感がなく、ブラックデニムのGジャンにグレーのジャージパンツという都会的なコーディネートをモノトーンでまとめ、グリーンのポロを差し色に使うという、とても気の利いたコーディネートだと思います。
 
足元はホワイトのダンスシューズですが、自分ならホワイトのスニーカーを合わすと思います。
 
グリーンのポロは普通にボタンを外して着るか、クルーネックのニットに替えます。

世代が違うということもありますが、フレンチカラーのポロシャツのボタンを全て留めるのは自分が高校生の頃に流行ったので、逆にかなり古臭く見えるんです・・・(苦笑)
 
世代が違えば感じ方も違うもので、これもディスプレイでは気をつけなければならないポイントです。
 
自分と同じように感じる人はポロシャツのボタンは外して着てくださいね(笑)。
 
 
 
 
 
自分がグッドコメントを入れるのは、お客様目線に近いものがあります。
 
なので、今回ご紹介したコーディネートも行き過ぎてなくバランスが良く、ちょっと気が利いていてお客様が取り入れやすいコーディネートばかりです。
 
そして、なんとなく同じようなコーディネートが多くなる中、他の店とは違った独自性がある事も評価のポイントです。

独自性と言ってもインスタ映えを狙ったようなコーディネートもショップディスプレイとしてはNGです。
 
基本を理解したうえでハズすことが大事で、理解せずにハズれることはNGなのです。
 
ハズシとハズレは違う。

これはとても大事なことなんです。
 
 
 
 
 
 
 

 

ディスプレイ指導

 

春夏の商品も徐々に入荷し、店舗のディスプレイも春夏のモノがメインになってきました。

 

最近チェックできていなかった店舗ディスプレイの画像も先週から1ヶ月分まとめてチェックし、気になるポイントはコメントを入れてアドバイスしました。

 

皆さんのコーディネートの参考になる部分もあると思いますので、私が気になったポイントを紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

明るい色柄のジャケットとグレーのパンツという定番コーディネート。

 

 
コーディネートは最も定番的な合わせですが、気になったのはグレーのトーン
 
上着のトーンに対してグレーのトーンが濃すぎるので、なんとなく野暮ったく見えます。
 
ミディアムグレーやライトグレーの方が柔らかい印象になるので、この手の明るいトーンのジャケットにはよく合います。
 
明るいジャケットに対して濃いグレーのパンツを合わせるとなんとなく古臭く見えるので注意が必要です。
 
奥のブルーのジャケットにグリーンのストライプも色合わせがチグハグなのが気になります。
 
 
 

 

 

 

上と同じジャケットですが、こちらはミディアムグレーのパンツを合わせているので上下のバランスは良いと思います。

 

 

 
このコーディネートのポイントはシャツとネクタイ。
 
スポーティーな明るいチェックジャケットに対してVゾーンはクレリックにビンテージテイストのプリントタイというクラシックなスーツの合わせになっています。
 
テイストが真逆なのでかなりチグハグな感じです。
 
スポーティーとドレッシーという基本的なことを理解したうえでコーディネートをすることが重要です。
 
 
 

 

 

 

スーツにバブアーのトランスフォートジャケットというミックステイストなコーディネート。

 

 
ジャケットやスーツにショート丈のバブアーというコーディネートは、BEAMSのディスプレイでよく見られるハズシ的なコーディネートです。
 
このスーツコーディネートはビンテージテイストのネクタイを合わせたかなりクラシック感のあるコーディネートなので、スポーティーな感じが強いショート丈のバブアーはちょっとミスマッチです。

ネクタイがストライプでもう少しスポーティーなVゾーンであればギリギリ成立するかなという感じもありますが、いずれにしてもクラシック感が強いスーツにはショート丈のバブアーはハズシとしても無理に合わせない方が良いと思います。
 
コットンスーツのようなスポーティーなスーツであればハズシとしては有りだと思います。
 
 
 

 

 

 

春らしい色づかいのスーツコーディネート。

 

 
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ライトグレーのスーツにクリーム色のシャツ、ベージュのジャガードタイは色合わせ的にとても良いと思います。
 
個人的に気になったのはネクタイのトーン。

全てが淡いトーンだとVゾーンがぼやけて見えるので、もう少しネクタイのトーンが濃いとさらに良いと思います。
 
ネクタイのトーンが少し濃くなるだけでクリーム色のシャツがさらに引き立つと思います。
 
チーフの入れ方がいいですね。
 
 
 
 
 
 
 
ウィメンズと連動したオケージョンを意識したディスプレイ。

 

 
卒園式、入学式を意識したディスプレイというコメント付きでしたが・・・

このスーツコーディネートで卒園式や入園式に出席するお父さんはいません(苦笑)。
 
押しの強いネクタイは特にNGですね。
 
特にオケージョン的な場では、男性は女性より控えめな装いにするというのが基本です。
 
ディスプレイでそれを表現するときも、女性のシックな装いとバランスをとったコーディネートにすることが重要です。
 
 


 
 
ライトグレーのスーツに大柄のプリントタイ、サックスブルーのテーラードコートという春らしい色づかいのディスプレイ。

 

 
 
クレリックのシャツに大柄のプリントタイという、足し算的な要素が強いスーツコーディネートにさらに派手に見えるサックスブルーのコートを合わせているので、全体で見ると押しが強すぎて少しやり過ぎな感じに見えるのが惜しいところ。
 
スーツのコーディネートは悪くないので、このコーディネートであれば同じモデルのベージュを合わせた方がコートもスーツも引き立つと思います。
 
 
 
 

 

ジャケットにバブアーを合わせたコーディネート。

 

 

 
イタリア的な明るいジャケットコーディネートに対してラギッドなバブアーの対比が強すぎてテイスト的にミスマッチな感じがします。
 
この場合、インナーをブラウンのニットに変えて落ち着かせればギリギリこのジャケットのでも成立するかなと感じです。
 
バブアーブームなのでなんでもバブアーを合わせてしまう傾向がありますが、特に春夏のイタリアっぽい明るい綺麗な色のコーディネートにはバブアーのラギッド感はミスマッチなので注意が必要です。
 
 
 

 

 

 
グリーンのチェックジャケットにストライプのタイを合わせたコーディネート。

 

 
 
ジャケットの柄の大きさとネクタイの幅のピッチが近いので、柄がうるさくてガチャガチャした感じに見えます。
 
色数を使い過ぎているのもコーディネートがまとまりにくい要因です。

ネクタイを柄にしたい場合はストライプの幅のピッチが広いものを選ぶか、大柄のペイズリーのようなものを合わせるとまとまりやすくなります。
 
柄のジャケットに柄のネクタイを合わせる場合は、柄の大きさにできるだけ差をつけるのがポイントです。
 
 
 
 
 
 
春夏のアイテムが少ない中でコーディネートを組んでいるのであまり厳しいことも言えないのですが、少し変えるだけで良くなるポイントや基本的な間違いはアドバイスしました。
 
最近は基本を知らずにハズしたコーディネートが多くなっているのは私としても危惧しているところ
 
セオリーだけのコーディネートだけではつまらないですが、行き過ぎたコーディネートもお客様に理解されなければただのおかしなコーディネートになります。
 
なので、春夏も ”優しくうるさく?” 指導していこうと思います。
 
基本無くして応用無し。
 
ここ数年ずっと言い続けているので、そろそろ疲れてきました・・・(苦笑)。
 
オヤジの小言は言う方も疲れるものなんです(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

CROOTS キャンバス ポーチ

 

スマホひとつあれば手ぶらで出かけられる時代にアナログな私は長財布に小銭入れ、パスケースにスマホと、休日でもなにかと持ち物が多く小物が入るミニバッグは必須。

 

 

このブログでも様々なミニバッグを紹介してきたとおり、すでに10個以上所有していますが、それでもしばらく使っていると新しいものをバリエーションに加えたくなります。

 

 

20代の頃に使っていたアメリカ製のコーデュラナイロンのポーチを別の素材で作れないかと思い色々探すも見つからず、無いのなら作ってしまおうというのがBEAMS魂なので別注で作ってしまいました。

 

 

 

 

 

そして、完成したのがこのポーチです。

 

 

 

 
 
これまでも数々の別注バッグを作ってきたCROOTSのキャンバスポーチ。
 
今回も型から起こした完全別注です。
 
 
 
 

 

生地はスコットランドの老舗メーカー HALLEY STEVENSON(ハリー スティーブンソン)へオリジナルのカラーで別注しました。

 

 

 

 

ハリースティーブンソンの生地はバッグだけではなくウェアにも使われています。

 

英国ブランドを中心に多くの有名ブランドがハリースティーブンソンの生地を使っています。

 

防水性のある18オンスの厚手のキャンバスは英国のバッグブランドの定番生地でもあります。

 

 

 

 

 

 

ハンドルもタブもブライドルレザー。

 

 
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厚手のキャンバスにはブライドルレザーがベストな組み合わせです。
 
英国ブランドのモノづくりはこうでないといけません。
 
 

 

 
 
 
ジップはスイスの高級ジップメーカー riri

 

 

ririは70年以上の歴史があるスイスの老舗メーカーで、今も世界中のデザイナーから注目を集め多くのハイブランドで採用されています。

 

他の素材とのマッチングを考えてもririのファスナーがベストチョイスです。

 

 

 

 

 

 

2ルームでマチ幅もあるので収納力は充分あります。

 

 
色々入れて持ち歩きたいアナログな私には嬉しいですね(笑)。
 
 
 
 
 
通常英国ブランドは型から別注すると大量のミニマムが発生してなかなか作りたいものが作れないというケースが多いのですが、CROOTSはそのようなことが無いので、こだわった製品を適正な数量で作りたいという我々にとっては頼れるメーカーです。
 
 
これまでもCROOTSで数々の別注を作り、お客様に好評を得てきましたが、今回も自信を持っておススメできるものが出来ました。
 
 
デリバリーは4月なのでちょっと先になりますが、私のようにミニバッグが必須な方には是非おススメしたいポーチです。
 
 
 
 
 
 
実は同じキャンバス生地を使ったトートバッグもあります。
 
 
既に入荷していますが、これも型から作った完全別注です。
 
そして、このトートバッグも別注に至ったウンチクがあるんです。
 
これを見て、「あれか」と思う人はかなりのBEAMS通。
 
その話は長くなるので、また別の機会に・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
ELEMENTS OF STYLE YouTube版 アップしました。

 

 
今回は2022年春夏のおススメのアイテムを紹介しています。

是非ご覧ください。

 

BEAMS以外で買ったもの


私の買い物は基本的に自社のものがほとんどですが、それでも毎シーズンBEAMS以外で購入するものがなにかしらあります。

 

 

理由は欲しいアイテムの展開がなかったり、イメージした色柄が無かったりと、そんな単純なことですが、どうしても欲しい場合は他社で購入したりオーダーしたりもします。

 

 

今回は、そんな今シーズンBEAMS以外で購入したものを数点ご紹介します。

 

 

 

 

 


DRUMOHR 8ゲージのメリノタートル



BEAMSでも毎シーズン展開している定番のタートルネックです。

 

 

私も数枚持っていますが、BEAMSで展開しているミディアムゲージのタートルネックの中ではサイズバランス、クオリティー、プライスのバランスが最も良いタートルネックです。


ダークブラウンとキャメルのタートルネックは数枚持っているので、ミディアムブラウンのタートルが欲しくなり、DRUMOHR以外のブランドでも探したのですが展開がなく、代理店さんに残っていた2シーズン前のものを売っていただきました。

 

 

そのタートルがこれです。





 柔らかいブラウンのトーンが絶妙です。

 

 

ブラウンやベージュ系のジャケットやスーツは何着か持っていて、これまではダークブラウンやキャメルのタートルを合わせていましたが、今シーズンはちょっと目先を変えてミディアムブラウンでコーディネートしてみたいと思っていました。

 

単純に気分がミディアムブラウンだったということですね(笑)。

 

 

次の秋冬はこんなトーンのブラウンを皆さんにもおススメしたいので、BEAMSでも展開しようと思います。



最近少し定番の色のトーンが偏っているかなというのも反省点です。

 

 



 

そして、もう一枚は同じ糸を使ったクルーネック。





スエットがわりに着られるシンプルなグレーのミディアムゲージのクルーネックが欲しくて購入しました。

 


ハイゲージやシェットランドのグレーは持っていますが、ミディアムゲージで上品な雰囲気に見えるクルーネックが欲しくて、これも代理店さんが持っていた数シーズン前のものを売ってもらいました。

 

 

このニットは休日にミリタリーパンツやホワイトデニムと合わせてよく着ています。

 

 

コーディネートはお見せできるようなものではないのでインスタにはアップしていません(笑)。



あまりスエットを着ない私にとっては、まさにスエットがわりのニットです。

 

 

このDRUMOHRの8ゲージのメリノウールのウンチクに関しては、このブログで詳しく書かれています。

 

 

 


ご興味がありましたら是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりにオーソドックスなガンクラブチェックのジャケットが欲しくなりERNESTOでオーダーしました。






 生地はABRAHAM MOONのツイードのガンクラブ



ハリスツイードより柔らかく軽いのも自分好み。

 

 

エルネストは諸事情があり今はBEAMSで展開していませんが、軽く柔らかい仕立てでカーディガンのように羽織れるジャケットは個人的に大好きなんです



今回もツイードのガンクラブチェックをいかに軽く柔らかく仕立てるかがポイントだったので、迷わずエルネストでパーソナルオーダーしました。

 

 

モデルは以前展開していたBEAMSの別注モデル。

 

 

通常のモデルと比べるとラペル幅が広く、肩幅と身頃はハーフサイズアップされています。

 

 

少しだけリラックスフィットの大人っぽいシルエットのモデルです。

 

 

軽く柔らかい仕立てと言ってもシルエットは綺麗に出るので、タイドアップしても着られます。

 

 

エルネストは個人的に大好きなので、また展開したいブランドです。

 

 

作りの良さに比べてマーケットでの認知度が低いのは個人的にも残念なところではあります。


一時期個性的な生地に走り過ぎていたのと、作りを簡略化して安いモデルを作ったのが失敗だったかなと・・・

 

 

何事も行き過ぎや軸がブレてしまうのは禁物です。







 

BEAMSでデニムジャケットやカバーオールが人気のFOLLOW

 

 

実はファイブポケットが秀逸で個人的に気に入って購入しました。






モデルはFOL MP002/MODERN STRAIGHT


シルエットに関してはモダンストレートと謳っているモデルだけあって、オーセンティックでありながら綺麗なシルエットのストレートです。

 

 

レザーシューズに合わせることを考えた裾幅も絶妙です。

 

 

特にウンチクは気にせず購入しましたが、ウンチクがたくさんある作りなのは見ればわかるので、メーカーさんに細かいウンチクを聞きました。

 

 

たくさんあり過ぎて書くのが大変なのでコピペします(笑)。

 

 

バックポケットのステッチワーク・裾の三つ折りも細めに設定するなど丁寧なステッチワークを施し、ステッチ自体も、上糸(金茶_ブラウン気味)と下糸(金茶_黄色気味)で微妙に色差のある糸で縫製を出していたりと立体的が感じられるようにしています。

 

表地とともに経年変化していくステッチ糸を使用したり、Vintageデニムの仕様である隠しカンドメや隠しリベットもバックポケット口に入れるなど、細部までこだわりぬいておりますが、あくまでもさり気なく取り入れているのもポイントです。

 

オリジナルの14ozセルビッチデニムを使用しています。旧式力織機(シャトル織機)でじっくりと長い時間かけて製織されています。

*通常の革新織機の5倍時間を織り上げるまでに要します。

 

生産効率としては悪いですが、通常の革新織機より旧式力織機の最大の特徴である生地の凹凸感やふくらみがあり、コシのある柔らかな風合いと穿きこむほどに馴染んでくる感覚を履くごとに感じることができます。

 

タテ糸にスーピマコットン(超長綿)を混ぜた糸を使用することで、しなやかな風合いをさらに追い求めています。

 

また、あえて製織する際の経糸の引っ張るテンションを緩くして、生地の凹凸感をより強く出すよう製織方法にもこだわっています。

 

その為、高密度に製織されているのに硬くならず、滑らかで柔らかな風合いを実現しています。

 

経糸の染色もロープ染色で染めを繰り返すことで、日本製独特の深みあるインディゴブルーを表現しています。長く履いていくごとに、すこしずつ味のある表情になっていきます。

 

また、通常セルビッチデニムというと、生地の端(耳)に赤い糸が通っているのが一般的ですが、followの求める洗練されたイメージを表現するのに、メインのステッチや革ラベルと同じ、金茶カラーに染めた糸を使用しております。

 

脇にセルビッチを利用していますが、裾をロールアップした際にもよく馴染み、必要以上にカジュアルには映らないのもポイントです。

 

 

このようにウンチク満載で相当こだわって作っているのですが、それをあまりアピールせずにシルエットの良さをを一番アピールしているところも自分が気に入っているポイントです。

 

 

このデニム、細すぎず太すぎず絶妙なシルエットなので、ファイブポケットを綺麗に穿きたいオトナの方には特におすすめしたいデニムです。

 

 

だったら、なんでBEAMSで展開しないの?という話ですが・・・

 

 

実はデニムのバリエーションが多すぎて、ショップからもこれ以上のバリエーションはいらないと言われているんです・・・

 

 

ということで、現状はBEAMSで展開はしていませんが、FOLLOWのECサイトで購入することができますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

これ以外にも色々欲しいものがあるのですが、なかなか見つからず次の秋冬に持ち越しです。

 

 

次の秋冬に持ち越しということは、もうすぐ始まる来秋冬の展示会でいいものがあればBEAMSで展開する可能性もあると言うことです。

 

 

私はもともと自分が欲しいものよりお客様が欲しいものが優先と言う考えが強く、自分が欲しいものはいつも後回しなんです。



ここ数年は特にその傾向が強かったのですが、もう少し自分が欲しいという目線でディレクションやバイイングしてもいいかなと思っています。

 

 

その方が皆さんにも喜んでもらえるかなと・・・



ちょっと我をとおしてみようかなと思います(笑)。

 

 


 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


 

 

 

ダウンジャケット

 

明けましておめでとうございます。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

年末年始は2年ぶりに新潟に帰省しました。

 

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今年87歳になる一人暮らしの父も久しぶりの帰省なので喜んでくれたと思います。

 

 

 

 

 

大晦日から元旦にかけて寒波が来て、新潟市内も雪が降り風も強く、久しぶりに ”これが新潟の冬” という感じでした(苦笑)。

 

 
 


高校生の頃はこんな風雪でもライナー無しのバルカラーコートを着て足元はローファーを履いて通学していたのが信じられない感じです。

 

 

すっかり東京の暮らしに慣れたオッサンには辛い寒さです(苦笑)。

 

 

あまりにも寒いのでほとんど外出はしませんでしたが、買い物は私の役目なので毎日買い出しだけは出かけていました。

 

 

買い出しついでに食べた みかづきのイタリアン

 

 
帰省したらこれだけはハズせません(笑)。
 
 
ポッポ焼きと拾番のラーメンが食べられなかったのが心残りです(笑)。
 
 
 
 
 
私が唯一持っているダウンが、このMOORERのダウンコート

 

 

 
MOORERらしいラグジュアリー感があってとても気に入っているのですが、これを着るほど寒い日は東京の冬では数日あるかどうか・・・
 
 
ラグジュアリーなうえにオーバースペックで重いこともあり、なかなか普段使いにガンガン着るという感じではないんです。
 
 
 
 
 
 
休日に近所に買い物に行ったり散歩をするときに軽く着られるダウンが以前から欲しかったので、ここ数年なんとなく気になっていたブランドのダウンを年末に購入しました。
 

 

 

 
 

アウトドア好きの方はご存知だと思いますが、アークテリクスはカナダのアウトドアブランド。
 
 
BEAMSのカジュアル店舗でも毎シーズン展開している定番ブランドです。
 
 
街着ではなく近所に買い物に行ったり散歩したりするときに着るダウンを探していたので、ヨーロッパブランドのダウンではなく、アウトドアやスポーツブランドのダウンを探していました。
 
 
ポイントは機能性が高く軽く暖かく、フードがついていてブランドネームが目立たないもの。
 
 
そして、手頃な値段と言うのも重要なポイントでした(笑)。
 
 
 

 
 
当初はBEAMSで展開しているこれを購入しようと思っていました。
 
 
ダウンではないですが、機能性のある中綿を入れてダウンと同じ保温力があるというジャケット。
 
 
シンプルでイメージ通りのジャケットですが、購入しようと思った11月末には既にマイサイズが完売・・・
 
 
アークテリクスはBEAMSでもとても人気のあるブランドなんです。
 
 
アークテリクスは他にもたくさん展開しています、これ以外はアウドア感が強いものが多く代わりになるものはありませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
そこで、アークテリクスの公式サイトで探して購入したのが、このソリューム AR フーディー
 
 
ダウンは750フィルパワーで充分な保温性があり、摩擦に強い素材で防水性もある軽いダウンジャケットと言う、私が求めていた全ての要件を満たしていました。
 
 
値段が¥39,600(税込)というのもいいですね(笑)。
 
 
 
 
 
 
ということで、久しぶりにダウンジャケットを購入しました。
 
 
コーディネートは何も考えていません(笑)。
 
 
ニット、ファイブポケット、ドローコードのパンツといったシンプルな部屋着?に羽織ってサマになる、そんなダウンが欲しかったので、難しい着こなしは逆に考えたくないというのが本音です。
 
 
軽く羽織るだけでもサマになる。
 
 
それがアークテリクスのダウンでした。
 
 
かなり気に入ったので、次の秋冬は早めにBEAMSのラインナップをチェックしようと思います。
 
 
スタイリッシュなアウトドアブランド。
 
 
ちょっとだけマイブームです(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
年末ギリギリにアップされたELEMENTS OF STYLE YouTube版 2022春夏 Nakamura Note Vol.3

 

 

まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

新年早々アップされたVIVA FASHION ”THE BRAND” シリーズ第二弾 TAGLIATORE

 

 

タリアトーレの歴史や様々なエピソードについて話しています。

こちらも是非ご覧ください。
 
 

 

オレンジのタートル

 
この時期になると出番が増えるタートルネック。
 
 
ジャケットやスーツに合わせるだけでなく、休日もミドルゲージのタートルを着てアウターを羽織るというシンプルなコーディネートが多いので、これから2月末くらいまでオン・オフ共にかなり着る頻度が増えます。
 
 
ネイビー、ブラック、グレー、キャメル、ブラウンという定番カラーはひと通り持っていますが、明るいカラーはサックスと昨年購入したブルーくらいで、20枚くらい所有しているものの、意外と色モノは持っていないんです。
 
 
 
 
 
実は、昨年から気になっているカラーがあり先日購入しました。
 

 

 
 

GRAN SASSOの12ゲージのタートルネック

 
色はオレンジです。
 
 
 
 
 
オレンジのニットを着るのは人生初めて。
 
 
何故オレンジかと言えば、手持ちのブラウン系のジャケットに合わせたいと思い購入しました。

 

 

 

 

 
これらのジャケットに同系色のキャメルやブラウンのタートルを合わせて着ていましたが、なんとなく色のメリハリがなく、ぼやけた色合わせに感じていました。
 
 
ブラウン系のカラーにオレンジは相性がいいのはわかっていたので、昨年すでにオレンジを買い足そうと思いましたが、似合うかどうか迷っているうちに売り切れてしまい買いそびれてしまいました。
 
 
そのような経緯もあり、今年は似合うかにあわないかは置いといて、とりあえず購入しました。
 
 
 
 
 
 
先日インスタにアップしたコーディネートがこちらです。
 

 

 
似合っているのかいないのかわからないですが、とりあえずジャケットの色柄が映えて、自分の顔色も良く見えるというのは予想通りでした。
 
 
自分くらいの年齢になると顔の色つやも悪くなり、肌もくすんでくるので色の選び方も大切になってきます。
 
 
 
ある意味、色でアンチエージングを考えるということでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
オレンジはブラウン系以外にもベージュ系と相性がいいです。
 
 
例えばこんな感じ。
 
 

 

 
BEAMSのウェブサイトの画像ですが、ご覧のようにベージュ系との相性はとてもいいです。
 
 
オレンジをブラウンやベージュと合わせたコーディネートがもう少しあるかと思いましたが、あまりありませんでした(苦笑)。
 

カラーニットは複雑な色づかいは無用なので、サラッとシンプルに合わせることをおススメします。
 
 
スタッフコーディネートやフォトログも意外とサラッとしたコーディネートが少ないかなと・・・
 
 
すみません、ひとりごとでした(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
オレンジのタートルはブラウンやベージュのジャケットをお持ちの方には特にはおススメです。
 
 
私と同じく着たことがないという方がほとんどだと思いますので、気になる方は是非最寄りの店舗でご試着してみてください。
 
 
ミディアムゲージがいい方にはこちらもあります。
 
 
 
DRUMOHRの定番8ゲージのメリノのタートル。
 
 
何枚か持っていますが、少し厚手のモノが良い方にはこちらがおススメです。
 
 
タートルが苦手な方は他のモノもあります。

 

 

こちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

オレンジのニットをこんなに展開しているショップもないでしょうね。

 

 

コロナ過で展開を絞っているショップがほとんどなのにBEAMSは真逆です(笑)。

 

 

今シーズンはカラーニットの流れが来ているので中途半端なことはできません。

 

 

やる時はやる、それがBEAMS魂です。

 

 

多すぎるという店舗の声もありますが・・・(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

そして、次はグリーンのタートルが欲しいと思っています。

 

JOHNSMEDLEY 30ゲージタートル

 

 

まさに理想的なグリーンなんですが、なんとマイサイズ完売・・・

 

 

来年まで待つしかないですね。

 

 

昨年のオレンジと同じ。

 

 

来年はしっかり展開します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ELEMENTS OF STYLE YouTube版 2022春夏中村ノート Vol.2 アップしました。

 

 

是非ご覧ください。

VINTAGE STRAP

 
少し前からマイブームでミリタリーウオッチやクロノグラフに着けているヴィンテージストラップ。
 

 

 

 
ヴィンテージ加工を施したトスカーナレザーなどを使い、根元と剣先部分にハンドステッチを施してあるのが特徴で、2~3年くらい前からイタリアで大流行し、現地のファッション業界人達の間でもちょっとしたブームになっています。
 
 
私も数本所有していますが、使っているうちにひらめいて、クロコダイルを使ったヴィンテージストラップが欲しいなと思いネットで調べましたがヒットするものはなく、知り合いの時計ストラップの販売会社さんに聞くと、以前少し展開したことがあり、その残りがあるということで譲っていただいたのがこのストラップです。
 
 
グレーのクロコダイルのという、かなり私の好みのヴィンテージストラップです。

 

 
日本の職人さんがハンドメイドで作っていたのですが、クロコダイルの高騰と不安定な供給、そして工賃が高いため値段が合わず販売するのをやめたそうです。
 
 
個人的には気に入っていて他の色も欲しかったので、生産が出来なくなったのはちょっと残念ですが仕方ないというところです。
 
 
その後、クロコダイルのヴィンテージストラップに出会うことはなかったのですが、似たテイストのクロコダイルのNATOストラップに出会いました。
 
 
時計好きの人たちの間でちょっと話題になっている、THE SOLEのクロコダイルのNATOストラップです。
 
 
日本の職人さんが一本一本手作りで作ったこだわりのNATOストラップは、これまで見たことのない完成度の高いストラップ。
 
 
自分も実際に使ってみてクロコダイルのクオリティーとフィット感が素晴らしく、こんなクオリティーのものがこの価格でできるのかと感心しました。
 
 
このTHE SOLEを手掛けている神藤さんは旧知の仲なので、個人オーダーでクロコダイルのヴィンテージストラップを作ってもらえないかとお願いしたところ、快諾して頂いて気長に待つことにしました。
 
 
待つこと半年、出来上がってきたのがこのストラップです。

 

 
途中経過は聞いていたのですが、お願いした自分が恐縮するほどこだわりのクロコダイルストラップが出来ました。
 
 
ライニングにオーストリッチのレザーを張り合わせた平造りのコバ磨き仕様というハンドメイドで作られ、厚さも腕にフィットするように少し薄く作られています。
 
 
厚くもなく薄くもなく絶妙な厚さで作られていて、フィット感も抜群にいいです。
 
 
ヴィンテージストラップの特徴であるハンドステッチはレザーと同色。

 

 

 
ステッチが目立たないので、ドレスウオッチに着けても違和感がありません。
 
 
尾錠はジュエリーの金具を作る職人さんにアンティークの時計のバックルを参考に作ってもらいました。

 

 
なるべく薄く作り手磨きで仕上げてあります。
 
数百万円する高級ブランドのものに引けを取らないクオリティーです。
 
 
可能であれば付け替えしやすいクイックリリースにして欲しいとお願いしたところ。

 

 
クイックリリースの穴も専用の穴あけを作るほどのこだわり。
 
正直自分は軽くお願いしたつもりでしたが、とんでもないこだわり満載のクロコダイルのストライプが出来上がってきました。
 
 
実際に着けて見るとこんな感じです。
 
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計算された厚みで作られているので本当にフィット感がいいです。
 
 
通常時計ストラップは腕にフィットするまで時間がかかりますが、このストラップは着けた瞬間からフィットします。
 
 
自分は時計だけでなくストラップも好きなので色々なストラップを見てきましたが、今まで見たこともないような時計ストラップができました。
 
ということで、私の個人オーダー分だけではもったいない完成度なので、既製品として販売することになりました。
 
 
神藤さんも作っているうちにどんどんハマっていき、途中から既製品として販売することも視野に入れて作ったようです。
 
11月に初回分がデリバリーされましたが、すぐにほぼ完売し現在はネイビーだけ若干在庫がある状況です。
 
 
次回の入荷は1月末から2月初め頃になるということ。
 
 
ハンドメイドで大量生産は出来ないので、次回分もすぐに完売になる可能性もあるそうです。
 
 
再入荷連絡登録ができるそうなので、ご興味のある方はウェブサイトをチェックしてみてください。
 
 
 

 

 
実は、また個人的に欲しいストラップが見つかり神藤さんに相談しました。

 
作れるかどうかわかりませんが、良いものが出来たらまたご報告します。
 
 
気がついたら洋服のベルトより時計のベルトの方が多くなっていました(笑)。
 
 
何十本も買っていたら、そこそこの時計を買える金額になってしまいますね(笑)。
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

時計と言えば、先日EBERHARDのトークイベントにご招待いただき、ISHIDA表参道店でトークショーを行いました。

 

 

エベラールの歴史から新作の発表、お客様との懇親と、エベラール好きの自分にとってはとても楽しい時間でした。

 

ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

 

トークショーの様子はInstagramのアカウントにアーカイブを残しましたので是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

新作で刺さるモデルがあり、予約を入れてしまいました。

 

 

SCIENTIGRAF(サイエンティグラフ)

 

自分は勢いでモノを予約するタイプではないですが、これはひと目で欲しくなり予約を入れました。

 

1960年代のモデルの復刻版。

 

ミリタリーウオッチ風のシンプルな文字盤がいいですね。

 

ベルトはクロコダイルのヴィンテージストラップを着けるつもりです。

 

2月入荷予定 待ち遠しいです。

 

 

 

そして、私が愛用しているTRAVERSETOLOのライトハンド仕様

 

 

 

なんと、廃盤にになりカタログからも外れました。

 

日本で最後の一本がISHIDA表参道店にありますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

 

 

 

 

久しぶりにYouTubeアップしました。

 

 

2022春夏の傾向を初めてお話ししています。

 

是非ご覧ください。