BEAMS以外で買ったもの | ELEMENTS OF STYLE

BEAMS以外で買ったもの


私の買い物は基本的に自社のものがほとんどですが、それでも毎シーズンBEAMS以外で購入するものがなにかしらあります。

 

 

理由は欲しいアイテムの展開がなかったり、イメージした色柄が無かったりと、そんな単純なことですが、どうしても欲しい場合は他社で購入したりオーダーしたりもします。

 

 

今回は、そんな今シーズンBEAMS以外で購入したものを数点ご紹介します。

 

 

 

 

 


DRUMOHR 8ゲージのメリノタートル



BEAMSでも毎シーズン展開している定番のタートルネックです。

 

 

私も数枚持っていますが、BEAMSで展開しているミディアムゲージのタートルネックの中ではサイズバランス、クオリティー、プライスのバランスが最も良いタートルネックです。


ダークブラウンとキャメルのタートルネックは数枚持っているので、ミディアムブラウンのタートルが欲しくなり、DRUMOHR以外のブランドでも探したのですが展開がなく、代理店さんに残っていた2シーズン前のものを売っていただきました。

 

 

そのタートルがこれです。





 柔らかいブラウンのトーンが絶妙です。

 

 

ブラウンやベージュ系のジャケットやスーツは何着か持っていて、これまではダークブラウンやキャメルのタートルを合わせていましたが、今シーズンはちょっと目先を変えてミディアムブラウンでコーディネートしてみたいと思っていました。

 

単純に気分がミディアムブラウンだったということですね(笑)。

 

 

次の秋冬はこんなトーンのブラウンを皆さんにもおススメしたいので、BEAMSでも展開しようと思います。



最近少し定番の色のトーンが偏っているかなというのも反省点です。

 

 



 

そして、もう一枚は同じ糸を使ったクルーネック。





スエットがわりに着られるシンプルなグレーのミディアムゲージのクルーネックが欲しくて購入しました。

 


ハイゲージやシェットランドのグレーは持っていますが、ミディアムゲージで上品な雰囲気に見えるクルーネックが欲しくて、これも代理店さんが持っていた数シーズン前のものを売ってもらいました。

 

 

このニットは休日にミリタリーパンツやホワイトデニムと合わせてよく着ています。

 

 

コーディネートはお見せできるようなものではないのでインスタにはアップしていません(笑)。



あまりスエットを着ない私にとっては、まさにスエットがわりのニットです。

 

 

このDRUMOHRの8ゲージのメリノウールのウンチクに関しては、このブログで詳しく書かれています。

 

 

 


ご興味がありましたら是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりにオーソドックスなガンクラブチェックのジャケットが欲しくなりERNESTOでオーダーしました。






 生地はABRAHAM MOONのツイードのガンクラブ



ハリスツイードより柔らかく軽いのも自分好み。

 

 

エルネストは諸事情があり今はBEAMSで展開していませんが、軽く柔らかい仕立てでカーディガンのように羽織れるジャケットは個人的に大好きなんです



今回もツイードのガンクラブチェックをいかに軽く柔らかく仕立てるかがポイントだったので、迷わずエルネストでパーソナルオーダーしました。

 

 

モデルは以前展開していたBEAMSの別注モデル。

 

 

通常のモデルと比べるとラペル幅が広く、肩幅と身頃はハーフサイズアップされています。

 

 

少しだけリラックスフィットの大人っぽいシルエットのモデルです。

 

 

軽く柔らかい仕立てと言ってもシルエットは綺麗に出るので、タイドアップしても着られます。

 

 

エルネストは個人的に大好きなので、また展開したいブランドです。

 

 

作りの良さに比べてマーケットでの認知度が低いのは個人的にも残念なところではあります。


一時期個性的な生地に走り過ぎていたのと、作りを簡略化して安いモデルを作ったのが失敗だったかなと・・・

 

 

何事も行き過ぎや軸がブレてしまうのは禁物です。







 

BEAMSでデニムジャケットやカバーオールが人気のFOLLOW

 

 

実はファイブポケットが秀逸で個人的に気に入って購入しました。






モデルはFOL MP002/MODERN STRAIGHT


シルエットに関してはモダンストレートと謳っているモデルだけあって、オーセンティックでありながら綺麗なシルエットのストレートです。

 

 

レザーシューズに合わせることを考えた裾幅も絶妙です。

 

 

特にウンチクは気にせず購入しましたが、ウンチクがたくさんある作りなのは見ればわかるので、メーカーさんに細かいウンチクを聞きました。

 

 

たくさんあり過ぎて書くのが大変なのでコピペします(笑)。

 

 

バックポケットのステッチワーク・裾の三つ折りも細めに設定するなど丁寧なステッチワークを施し、ステッチ自体も、上糸(金茶_ブラウン気味)と下糸(金茶_黄色気味)で微妙に色差のある糸で縫製を出していたりと立体的が感じられるようにしています。

 

表地とともに経年変化していくステッチ糸を使用したり、Vintageデニムの仕様である隠しカンドメや隠しリベットもバックポケット口に入れるなど、細部までこだわりぬいておりますが、あくまでもさり気なく取り入れているのもポイントです。

 

オリジナルの14ozセルビッチデニムを使用しています。旧式力織機(シャトル織機)でじっくりと長い時間かけて製織されています。

*通常の革新織機の5倍時間を織り上げるまでに要します。

 

生産効率としては悪いですが、通常の革新織機より旧式力織機の最大の特徴である生地の凹凸感やふくらみがあり、コシのある柔らかな風合いと穿きこむほどに馴染んでくる感覚を履くごとに感じることができます。

 

タテ糸にスーピマコットン(超長綿)を混ぜた糸を使用することで、しなやかな風合いをさらに追い求めています。

 

また、あえて製織する際の経糸の引っ張るテンションを緩くして、生地の凹凸感をより強く出すよう製織方法にもこだわっています。

 

その為、高密度に製織されているのに硬くならず、滑らかで柔らかな風合いを実現しています。

 

経糸の染色もロープ染色で染めを繰り返すことで、日本製独特の深みあるインディゴブルーを表現しています。長く履いていくごとに、すこしずつ味のある表情になっていきます。

 

また、通常セルビッチデニムというと、生地の端(耳)に赤い糸が通っているのが一般的ですが、followの求める洗練されたイメージを表現するのに、メインのステッチや革ラベルと同じ、金茶カラーに染めた糸を使用しております。

 

脇にセルビッチを利用していますが、裾をロールアップした際にもよく馴染み、必要以上にカジュアルには映らないのもポイントです。

 

 

このようにウンチク満載で相当こだわって作っているのですが、それをあまりアピールせずにシルエットの良さをを一番アピールしているところも自分が気に入っているポイントです。

 

 

このデニム、細すぎず太すぎず絶妙なシルエットなので、ファイブポケットを綺麗に穿きたいオトナの方には特におすすめしたいデニムです。

 

 

だったら、なんでBEAMSで展開しないの?という話ですが・・・

 

 

実はデニムのバリエーションが多すぎて、ショップからもこれ以上のバリエーションはいらないと言われているんです・・・

 

 

ということで、現状はBEAMSで展開はしていませんが、FOLLOWのECサイトで購入することができますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

これ以外にも色々欲しいものがあるのですが、なかなか見つからず次の秋冬に持ち越しです。

 

 

次の秋冬に持ち越しということは、もうすぐ始まる来秋冬の展示会でいいものがあればBEAMSで展開する可能性もあると言うことです。

 

 

私はもともと自分が欲しいものよりお客様が欲しいものが優先と言う考えが強く、自分が欲しいものはいつも後回しなんです。



ここ数年は特にその傾向が強かったのですが、もう少し自分が欲しいという目線でディレクションやバイイングしてもいいかなと思っています。

 

 

その方が皆さんにも喜んでもらえるかなと・・・



ちょっと我をとおしてみようかなと思います(笑)。