前回記事はこちら



今までに庇だけで日射遮蔽、そしてすだれを追加して日射遮蔽をやってきました。

実はそれだけでは遮蔽できないところをご存知ですか??


今までは太陽が真南の時に太陽高度が高く、そこを中心に考えてきましたが少し目線を逸らしてみます。



それはここ!

この三角ゾーン?三角コーナー?


ここは普通に庇を付けている人で太陽が窓に対して真っ直ぐ当たる時には現れなくて。斜めから陽が当たる時に発生します。


もし庇を付けてなければこんな感じ。





実際にその部分って僅かな時間だけ照らされますが。

その部分を見ていきます。



今回の家の条件は

庇 1,000mm

窓の高さ 2,200mm

窓と庇の距離 100mm

窓の幅1,800mm

真南に窓

です。

コロコロと条件が変わってすみません笑



今回参照にするのは列「奥行き〜面積」までです。


5時45分頃から太陽方位が90度超えるので南面には陽が当たってきます。壁の厚みを計算に入れているので窓の外枠のサッシ部分に陽が当たっていると言うことになり、その時間は室内への日射はありません。


そして6時15分から室内へ陽が入ってきます。

その時の床に陽が入る角度は約95度、距離は349cm、幅28.7cmになります。

面積は4,997m2です。

これは三角ゾーンの面積であって実際に取得している面積はもっとあります。

参考でこの時間での陽が入る距離は1,404cmです。


そして太陽が南に近づくにつれて三角ゾーンは減っていきます。




そして11時30分頃が太陽の方位が178度(180度で真南)


この時はほぼ三角ゾーンが無くて庇だけを頼りにしてるってことです。


  対策

この三角ゾーンの対策は横からの遮蔽になります。


・庇の場合だと窓より長くする。



・横も遮蔽できる庇を付ける。



・庇の横にシェードを付ける。

などが思い浮かびます。



そもそも気にしなくて良いのは?


窓のすぐ外を日射遮蔽することです。

そーしたら横からの光なんて関係ないですから笑



本日はこんな感じでまだ続きますよ♫『⑥庇 日射遮蔽は分かったけど日射取得は??』前回記事はこちら『⑤庇 太陽を南面に考えるだけでは日射遮蔽できない所』前回記事はこちら『④庇 家が真南じゃない人は??』前回記事はこちら『③庇 建ってからでも…リンクameblo.jp