前回記事はこちら『③庇 建ってからでもできる日射遮蔽は!?』前回記事はこちら『②庇 庇を付けるだけでは意味がない!?』前回の記事はこちら『①庇 10:3は間違い!? 』今回は庇について書いていきます。そして関連の記事は…リンクameblo.jp



今回はブログが追いついていないので6時に投稿してみました笑い泣き



それでは今までは南面の日射取得、遮蔽する方法を書いてきました。


でもみんな都合よく家の方向が東西南北に向いてる人って少ないですよね?

ある程度広い土地の人は調整できますが、住宅街の人とかはそこまで都合よく家の方角を変えるのって難しいかな?って思います。


そしてそんな人向けに計算してみますニヤリ



では、勝手にColorさんの家を想像しますよだれ

平屋でリビングが南から西側に45度傾いてるとします🤔


今回も東京で想定

軒の長さ90cm

窓の高さ220cm

窓上から軒まで40cm



夏至の日射取得する時間は11:00〜18:45になります。

そして軒があることによって12:45〜18:45までが日射取得に変わります。


仮に45度南東へ向いてみる。

軒が無いパターンだと4:30〜12:45となります。


これを見ると45度ズレているだけで全然変わりますね。

家と方角の大切さが分かります。

でもこれは机上の数値であって周辺環境によって変わるので、土地土地に合わせた方角が大事だと思う。



それでは話を戻します。

夏至の南中高度での軒の長さは67cm必要になり、夏至では十分な軒だと言える。

そこから秋分の日では9:45〜17:30まで陽が入る計算になる。

必要な軒の長さは南中高度で219cm必要だと分かる。

対策としてはすだれを2m垂らすことで対策ができます。




  それ以外のパターンは?

それでは掃き出し窓から奥行き2mのウッドデッキを取り付け、軒からスタイルシェードを手すりに取り付け日射遮蔽してみます。



検索条件は

先ほどの条件+軒から2m離れた所に2mの柱を建てて軒からシェードをかけてみます。


そしたら秋分の日で日射取得するのは14:45〜17:30までだと分かる。

今回は軒なので軒の先端からシェードをしたので軒の90cmがそのまま影響します。

庇の場合だと窓の上から取り付けることが多いので、庇の長さは考慮しない。

そのパターンだと13:45〜17:30まで日射取得してしまうことになる。



そして日射取得ですが今までも日射取得の時間を計算してきましたが、これらは東西南に遮蔽するものが無いパターンなので実測値はもっと短くなるだろう。



今回だと一番右の列がマイナスの場合だと日射取得するが中身を見ていくと


14:45だと14cmの取得

17:30で8,592cmの取得だが太陽高度を見てみると1.29度の位置に太陽がある。こんな角度だと建物が絶対にあるので日射取得しないことが分かる。


この表を見てみると太陽の高さ、太陽の方角に建物があるかで日射取得、遮蔽が全然変わってくるので参考にして頂けたらと思います。


今は隣家の影響とかも計算していってるので、最後の方はもっと理論値より実測に近い数字を出せると思うので、ぼちぼち見守ってあげてください💦

※すべて素人の計算なので参考にもならないと思ってください。



でわでわ!

まだまだ続きますので♫