Bさん。
たった一日しか会っていない上に、深い仲にもなっていないのに、強烈な印象を残している人です。多分、彼が語った亊以上に、彼の育った複雑な環境や生きづらさを、読み取ってしまったのかな。HSP的な何かと、観察力と、単に勘と、さらに多分私の妄想も入ってしまい、Bさん自身は軽く語ったつもりだったのに、それ以上に「わかっている感」が出てしまったのが、Bさんを怖がらせたのかな、と思う。
なので、半分は私のせいでもあるかなーと思ってる。私が自分のこういう所を自覚して、口や態度に出さないようにしないと、人を怖がらせてしまうのかな、と思う。
アビにも言われた。「君には隠し事が出来ない」と良い方向でも、「君は考えすぎるし、再考しすぎる」と悪い方向でも、言われてる。自覚せな、あかんな。
もっと物事をシンプルに考えなくては、いかんな。でも、その前に一回、やっぱり、熟考させて ←凝りてません www。
回避型愛着スタイルについて、Bさんとの亊があってから考えてみた。いろんな資料やPodcastを見てみた(英語で)。もちろん、しょうもないエセカウンセリングみたいなものあったし、一般化しすぎているものもあったけれど、回避型愛着スタイルを持つ当事者のPodcastもあって、なかなか興味深い。もちろん、回避型愛着スタイルを検索しているので、コンシャスバイアスもあるのだけれど、やっぱり、一人っ子Bさんは、この傾向が強いんじゃないかなぁと思った。
いくつかのPodcastやカウンセラーの内容を合わせると・・・。
- 子供の頃の環境で愛着形成がなされる時期に、困難な状況にあったり、上手く愛着を形成できなかったケース。
- 愛情を欲しているけれど、同時に、愛情を得る事自体が恐怖でもある。
- 愛情が欲しかったけれど、言い出せない環境にあり、自分には愛情は必要ないと言い聞かせる環境にあったかもしれない。
- 子供らしく愛情を欲する亊で愛情をもらうのではなく、愛情を欲しがらない亊で、自分の価値を認めてもらう環境にあったかもしれない。
- 愛情を素直に欲した時に、もらえなかったというトラウマがあるのかもしれない。
- 自分が愛情を受けるのではなく、相手に与える事で自分の価値を認めてもらったり、愛情を条件的にもらえていたのかもしれない。
- 愛情は欲しいが、それを真っ向から受けると無意識化で自分を守る機能が働いてしまい、回避してしまう。
- 回避し、自分をその愛情から切り離し、自分と向き合う時間が必要になる。
- 自分との向き合い方は、仕事だったり、友達だったり、メディテーションだったり、あるいは別の異性と一緒にいる事で自分の意識をもらえるかもしれない愛情からそらす亊だったり、いろいろ。
- 特に恋愛関係では、同じ経験を繰り返す亊で「自分は深い付き合いは要らない」と思う亊が多く、パートナーをあくまでも短期間や、セ●レや、グループ恋愛にとどめておく亊で、自分を保とうとするケースも多い。
- でも、本能では深い付き合いで愛情を欲しているので、時々さみしくなり、深い愛情をくれそうな相手を探してしまう亊が多い。
- 結果、愛情をくれる相手が居ても、愛情を自分に向けられると無意識化の恐怖を感じて、回避・逃げてしまう。
- 回避型愛着スタイルの人と本気で向き合うには、根気が必要なのと、あくまでも、その人のペースに自分を合わせる必要がある。
- その人のペースで、Pull & Push (引く・押す)のサイクルがあり。相手が押している時にその場に居ないと関係性は終わるし、相手が引いている時に押してしまうと、余計に避けられてしまう。
はぁ。Bさんの亊を話しているとしか思われへん・・・。特に当事者のPodcastは、まさにBさんの特徴そのもので。その人は自覚があるので、自分のパートナーにも自分の傾向を伝えてあり、「僕が引いたら、どうか追いかけないでほしい。自分と向き合う亊が出来たら、戻るから。君の亊を嫌いになったわけではなく、ただ、一人の時間が必要なだけなんだ。でも、君がそれが耐えられないのであれば、それはしょうがない。だから、君が僕から去っていく亊にしたとしても、しょうがないと思ってる」と言っているそうである。
これを踏まえて、Bさんとの会話を見直してみると。言うてるねん・・・。
Bさん: 僕はもう怒ってない。ただ、君が僕にはクレイジーに思えたんだ!君が感情的過ぎた。だから、僕は時間を置いたんだよ。君が冷静になる時間を。だから、もう大丈夫だよ。君が、線を越えなければ大丈夫だよ。
私: だからと言って、無視していいという亊にはならないと思う。無視をする亊で、線を越えた私を罰するみたいな亊は、受け入れられへん。
Bさん: 僕は誰も罰してなんかいないよ!ただ、君から距離を置く必要があったんだ!でも、もう大丈夫だよ。君はもう、いつもの君戻ってるだろう?だから、そのまま、弱くない君のままで、僕と付き合っていけばいいんだよ。
私: 私は弱くないし、そういう付き合いが欲しいわけじゃないから。だから、会わなくていいよ。
Bさん: 僕たちは最初からカップルになるために会ったわけじゃないんだ。それを君が受け入れられれば、全部がうまく行くよ。
私: そうやんな。それは、受け入れたわ。受け入れたからこそ、あなたとはそもそもニーズが合ってへん亊がわかった。だから、もう、会わんでええねん。
Bさん: 何を言ってるんだよ!僕が君を罰したとか、そんなの、全部君の頭の中の出来事だろ?妄想だよ!
私: ・・・ええ?じゃあ、もうそれでいいよ。うん、妄想やわ、そもそも、Bさん好きやと思ったのも、私の妄想の中のBさんやったと思う。だから、現実に戻るねん。もう、会わん亊にしよう。
Bさん: 一体何を言ってるんだか。僕がそっちに行ったら、どうなるか、様子を見よう。君はあの時、僕に手料理を食べさせてくれるって約束してたからね。それを果たしてもわらなきゃ!
私: B、それはもうないよ。私を傷つける人を、受け入れたり、料理を作ったりなんて、出来ないよ。ありがとうね、B。好きだったけれど、お互い合わないって亊を受け入れよう。
Bさん: はぁ?!こっちだって、ごめんだよ!何なんだよ!君がそうやって自分にやってる亊も、人にやってる亊も、全部必要ない亊なんだよ!
正直、最後の1文の意味がわからなかったのだけれど。これ以上何も言う気が起きなくて、そのまま放置、チャット事消しました。要するに、深く考えずに、Bさんの欲しいままに軽い付き合いでいけって亊かな・・・。
無理。
めっちゃ深いねん、私。何しろ、濃いめのHSPやろうからな。深海より深いねん・・・。
Podcastの当事者さんの言うてた亊を思い出す。
- 無自覚な回避型愛着スタイルの人と付き合う亊になった場合。そして、その相手が「Pull」の状態にはいった場合。多分、普通の人は「どうしたのかな?」と思って、「Push」になると思う。それは、ナチュラルな亊なのだけれど、回避型愛着スタイルの人にとっては、ただの恐怖でしかない。
- 「Pull」状態にある回避型愛着スタイルの人が「Push」された時には、相手を遠ざけるために、ありとあらゆる言われて嫌な亊を相手に言うと思う。
- You are too emotional (君は感情的になりすぎだ)。You are crazy (君はクレイジーだ)。You are too heavy, needy , dependent(君は重いし、かまってちゃんだし、依存しすぎる)という言葉を相手に言う亊がある。
- これは、これを言った本人の亊だと思ってほしい。愛情をもらうのが怖くて感情的になっているが故に、そんな自分に対処できずに逃げ出す・回避するのが、回避型愛着スタイルだし、自分がクレイジーで自分を持て余しているだけだ。しかも、相手にそんな自分を理解して物言わずに合わせてほしいと思う重く、かまってちゃんで、依存体質なのは、本人だ。
- 彼らは自分の感情も、人の感情もハンドリングできない。
- 君がそんな自分勝手な重めの回避型愛着スタイルに愛情を注いでくれるのであれば、完全にこの人のニーズに合わせる必要があるぐらいに、このタイプの人は込み入ってるし、複雑だ。
- それが出来るのであれば、良いけれど。そうじゃなければ、どうか、罪悪感を持たずに、歩き去ってほしい。