クルーNO.1001

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今日は

新海誠監督による大ヒットアニメーション映画

 

『君の名は。』

 

をお送りします。

 

あらすじ

 

 

 

運命と時間

 

 

『君の名は。』が伝えたいテーマは、運命や絆、そして時間を超えたつながりの力だと思います。

 

まず、一番大きなテーマとして感じられるのは運命と絆ですね。三葉と瀧は、ただの偶然ではなく何か大きな力に導かれて出会います。

 

その運命的な出会い二人を深く結びつけていきます。この作品を観ると、出会うべくして出会う人がいるのだと思わずにはいられません。

 

次に、時間の不可逆性と喪失が描かれています。物語の中では、彗星の衝突という避けられない大きな出来事があり、それによって大切なものが失われてしまうんです。

 

でも、その喪失に対してただ諦めるのではなく、何とかして時間を超えてまで立ち向かおうとする姿がとても印象的です。

 

物語が進むにつれて、彼らが時間や空間を超えて互いに深い絆を結んでいく様子が描かれています。この運命的なつながりは、彼らが経験する様々な出来事、例えば体の入れ替わりや彗星の衝突などを通じて強調され、まるで「出会うべくして出会った」という感覚が作品全体に貫かれています。

 

二人の関係が如何に運命によって形作られているかが、物語の核を成しています。

 

記憶と旅

 

 

 

体が入れ替わることで三葉と瀧はお互いの人生を体験し、それが彼ら自身の成長に繋がっていきます。

 

入れ替わりの中で得た記憶が、彼らのアイデンティティに深く影響を与えていきます。

 

記憶や経験がどれほど自分を形作るのか、そしてそれが最終的にどのように二人の再会に繋がるのかが、物語の中で丁寧に描かれています。

 

失われたものを求める旅もこの映画の中で重要な要素です。瀧が三葉を探し出そうとする旅は、物理的な距離を超えるものではなく、時間や記憶を超えて、大切なものを取り戻すための旅です。観ていると自分も何かを取り戻したくなる。そんな気持ちになり、何か大切なものを取り戻そうとする瀧くんの姿に私も心を打たれます。

 

文化と伝統

 
 

映画『君の名は。』では、神道の「結び」の概念が物語全体を通じて象徴的に描かれています。特に、時間や空間を超えた強い結びつき、そして人と人との縁が重要なテーマとなっています。

 

まず、三葉と瀧の間で起こる不思議な体の入れ替わりは、まさに「結び」の力が表れている象徴的な出来事です。二人は直接出会ったことがないにもかかわらず強く結びつき、お互いの存在を感じ取ります。これが物語の核心であり、彼らの運命が何か見えない力によって結ばれていることを示しています。

 

また、作中に登場する「口噛み酒」や糸を使った組紐も「結び」の象徴です。組紐は、細い糸を結んで強い一つの紐にしていくというプロセスであり、これが二人の運命が一つに結ばれていく様子を象徴しています。「口噛み酒」は、三葉の魂や記憶が瀧と結びつくための媒介として使われ、その結果、瀧が三葉の過去や村の運命を知ることができるようになります。

 

さらに、彗星の衝突という大災害をきっかけに、三葉の村と瀧が再び結びつくシーンは、「結び」の力が時空を超えて人々の命運を導く様子を描いています。過去と現在が交錯し、新しい未来が生まれる瞬間に「結び」の力が最も強く感じられるのです。

 

このように、映画『君の名は。』では、「結び」の概念が時間や空間を超えた人々のつながりや運命、そして再生の力として描かれており、物語全体を通してその深い意味が表現されています。

 

君の名は。

 

 

モデルの一つとされている諏訪湖には、隕石落下に関連する歴史的な伝説があります。特に、長野県諏訪市の諏訪湖にまつわる「諏訪大明神御神渡り」という現象をモチーフにしているかもしれません。

 

御神渡りとは、冬に諏訪湖が完全に凍結した際、氷が割れたり隆起したりしてできる氷の筋を、神が歩いた道と見立てたものです。この現象は、諏訪大社の御神体である男神(タケミナカタノミコト)が対岸に住む女神(ヤサカトメノミコト)に会いに行く際にできる道だとされています。

 

諏訪湖に落ちた隕石が湖底を貫き、冬に湖が凍る際に氷が隆起する「御神渡り」を引き起こすという信仰が生まれたという話も伝えられています。

 

具体的な隕石落下の年代や科学的な証拠については明確ではなく、あくまで伝承の一部として語られている内容ですけど。

 

諏訪湖の御神渡り伝説では、男神と女神の間の神聖な結びつきが氷の道を通じて表現されています。この神聖な「結び」は『君の名は。』でも中心的なテーマとなっています。

 

映画の中で三葉と瀧の運命的な出会いは、時間と空間を超えた「結び」の力によって成り立っています。この「結び」はまるで神話の中の縁のように、見えない力によって二人を引き寄せ、彼らの運命を織りなしていくのです。

 

諏訪湖の伝説は、自然現象である氷の割れ目に神聖な意味を見出すものであり、神話と自然が融合したものです。同様に『君の名は。』でも、自然現象(彗星の落下)が超自然的な体験(時間を超えたつながりや入れ替わり)と結びついています。

 

物語では自然の力と超自然的な運命が交錯し、登場人物たちの行動を導いていきます。

 

諏訪湖の伝説における神々の結びつきと映画の中での瀧と三葉の再会は、どちらも時空を超えた結びつきを表しています。特に、『君の名は。』では過去と現在が交錯し、瀧が三葉の村を救うために時間を遡るという要素が神話的な時間の超越を想起させますね。

 

これによって、物語は一種の神話的な再生と救済の物語としても読むことができます。

 

このように、諏訪湖の伝説と『君の名は。』には、隕石や天体現象を通じた運命の結びつき、神話的な力と自然現象の融合、そして時空を超えた再会と救済といったテーマが共通しており、両者は互いに響き合う物語として捉えられるのです。

 

 

新海監督による2016年の大ヒットアニメーション映画

 

『君の名は

 

を紐解き、『結び』について考えてみました。
 

神道の「結び」の概念が物語全体を通じて象徴的に描かれていますが、本来の意味は長い時の中で忘れられてしまったとしても、形として残った伝統には、歴史や戒め、習うべき所作が含まれているのだと想うのです。

街の人を守ったのは
三葉さんの巫女の力
神道の家に生まれ、その日のために
引き継がれた神の加護(力)なんだと思います。

そしてそれは、日本人として守り伝えなければならない『何か』なのかもしれませんね。

 

では、今日はこの辺で
 
『君の名は
 
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いま、私にできる事は少ないですが
何かを伝える事が私ができる事の一つだと思っています。

 

YOU-MIN

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