昨日、「西宮市芸術祭 市政100年記念 能・西宮」へ行きました。
阪神西宮駅すぐ北の市民会館へ入場・着席すると、後から来た西宮市長の石井登志郎さんの真ん前の席だったので、えっと思いました。笑
市長の巧みな挨拶で、この「能・西宮」が室町期に途絶えて、平成2年に、西宮の名前の由来である広田神社で復活公演されたと説明。
その後に、小鼓の久田陽春子さん(すごくお綺麗で素敵な方!)の説明で、復活以来の30年以上かけての再復活になるので、
前回の舞をほとんど観ている者が打ちに立つ方々でいないとの事情も明かされました。
例の如く、スケッチ帳を持って参集して、せっせと描きました。(こらこら)
これは漁師。
西宮明神と、龍神の、二人の神々は描きましたが、出来が悪く、載せれません。笑
いやあ、神戸市民の僕も無料でしたから、文句は言えません。
ちゃんと西宮駅前で晩御飯を食べたから、それで許してもらおう。
これで、今年は西宮市のおかげで、能を2曲も観劇できました。
また、年末あたりに、もう1曲、ちゃんとお金を払って、能楽堂で見るつもりです。
1年に、2曲ぐらい観ることにしようと考えております。
途中、どうしてもうつらうつらしてしまいますが、絵を着ている分には寝ません。
昨日はそれと、ここで書いたように、佛教大学OLCの講座「村上春樹『ノルウェイの森』を読む」第1回の見逃し配信をじっくりと視聴しましたが、ほんと面白かったです。
ですので、すでに購入申し込みしていた第2回以外の、残り4回全部を購入しました。
都合、6回分だと6,000円という結構な金額になりますが、時間は各回1時間15分もすごく内容が濃くて面白いので、90分ぐらいの感覚があります。
NHKカルチャーセンターの相場だと、7時間半なら3回分だから、安くて9,000円か、普通で12,000円でも順当かなと思います。
何より、いくつか日高教授の話でサジェスッションをもらえて、その後に読、村上春樹の短編分析がすごく捗り、役に立ちました。
見えなかった構成が、指摘の時間観点から見ると、確かにその通りで、すごく感覚的に納得できたんですね。
きっと研究者視点での当たり前が、創作者目線での盲点になっていることって、他のプロ作家は知りませんが、僕のような素人には大いにヒントになるんです。
明日が、早稲田大学EXTの文学理論講座と、小説教室の第4回です。
それが終わると、そろそろ永井荷風新人賞(旧:三田文学新人賞)100枚の構想をまとめたものを、描き始めようかと思っています。
つまり、今、新規でこの100枚、全く別の書きかけの28枚(群像新人賞10月中旬〆切へ?)、去年の文學界新人賞落選138枚の改稿での再応募(9月末〆切)と、
三つも大きな案件を抱えているんですが、
ほんとに、この1-3月までと新規に手にれた知見で、別人になっているので、色々と試したり、直したりできると思います。
で、もちろん、間の6-8月にやる短編を書く際にも、それらの知見は転用できるので、それはそれで去年と異なる結果を出せそうです。
どうなるか、ほんと予想がつかない。
また、今こうして、どっぷり小説家モードになっていると、全然、詩なんて書く気になりません。
詩を書いている自分が、遠い、別惑星のことみたいに感じます。
さて、今日は午前が小学校での開放教室のバドミントン・コーチで、午後は体育館にトレーニングに出かけます。