皆さま、おはようございます!
先週末のことですが、青春18きっぷを利用して
常磐線・小高(おだか)駅を訪れました。
ここは、4月1日から列車の運行が再開された浪江駅、桃内駅よりも早い、
昨年7月から運行を再開した駅です。
小高駅がある南相馬市は
フクイチ事故による避難指示解除準備区域の解除が
一足早く行われたのですよね。
再開後に訪れる機会がなかったので、
青春18きっぷが利用できるこの時期に、絶対に訪れたかったのですよ。
小高駅の魅力と言えば、なんといってもこの木造駅舎!
重厚な門構えに白/茶のスッキリとした配色。
常磐線内ではナンバーワンのハンサム駅舎じゃないかしら?
小高駅は明治31年に開業した駅です。
この駅舎が開業当時のモノだったら嬉しいのですが、
基礎が新しいので、
おそらくは過去に、建て替えされてるのではないでしょうかね?
駅舎のすぐ隣には、駅便マニアを唸らせる木造の便所があるのですけど…
建物財産標を確認したところ、昭和13年に建てられたモノのようです。
だとすると、駅舎もこの時期に建て替えされたのかなぁと。
小高駅は昨年夏の再開に際し、改装工事が施されたようで。
小高駅が再開した当初は
付近で暮らす住民の数はまばらだったようですけど、
少しずつ、その数を戻しつつあるようですね。
今回再開したばかりの浪江駅と比べると、駅の利用者数は段違いでした。
おっ、ダンボーがいる!
こちらは駅舎の中に飾られていた暖簾ですよ。
よく、鉄道の復旧=街の復興の象徴…みたいな言い方をされますけど、
本当にその通りだと思います。
自分が浪江駅に訪れたのは、再開2日目の4月2日でしたが、
運行を開始した電車の姿を見るために
大勢の住民の皆さんが小高駅周辺にいらしてましたもんね。
今後は、10月辺りに竜田駅-富岡駅間が運行再開予定、
平成22年度中には常磐線全線が再開予定です。
現在の不通区間は津波被害による路盤流失が酷かった地域。
どのような姿で再開するのか、今から楽しみでしたよ。
小高駅は、列車の退避に利用されていた中線を挟んだ
相対式ホーム2面2線構造でした。
昨年夏の運行再開から先週末まで、
列車は小高駅で折り返し運行が行われていたために
信号設備の関係から中線に仮設ホームを組んで利用されてましたが、
地元の方の話によれば、これは近々撤去されるらしく。
本来の1番線ホームも改装されて、キレイな姿を見せてましたよ。
小高駅には明治31年に開業した当時から使われている
煉瓦積みの油庫もあるんすよね。
小高駅は、鉄道ファンでしたらハピネスになれる駅、間違いなしです!
こうして、今回も駅巡りを楽しませて頂いた小高駅でしたが…
浪江駅に向かう際に、電車の車窓から気になるモノが見えたのですよ。
小高駅を出発してすぐの場所。
見間違いでなければ、あれは鉄道車両だと思うのですが…
どうしても確認したくて、再び小高駅にやって来てしまいました。
ネットで調べても出てこない(調べ方が悪い?)のですけど、
コレってひょっとして触れちゃいけないネタなの?
続きもぜひチェックくださいね。
→ 小高駅付近で見ることが出来るタム500?の廃車体のこと。
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