皆さま、こんにちは!
福島県と宮城県の県境にある常磐線・新地駅。
震災前の新地駅の様子もぜひチェックくださいね。
【まったり駅探訪】常磐線・新地駅に行ってきました。(平成21年10月25日)
平成23年3月に発生した東日本大震災の津波により被災し、
相馬駅‐浜吉田駅間は長らくの間、不通の状態が続いておりました。
震災直後の平成21年3月31日に撮影した新地駅。
そんな新地駅がついに…
昨年12月10日のダイヤ改正で復活したのでした!
自分が社会人になりたての頃の話ですが、
新地&相馬は仕事のテリトリーで、よく通った場所でしたの。
新地駅の海側は田んぼで、よくそこの畦道で昼寝してましたっけ。
帰りは国道6号線を通らずに、海側にある道路を使ってました。
クルマの交通量が少なく景色が良い道でしたのよ。
そんなことを思い浮かべながら、新しくなった新地駅をチェックします。
まず驚いたのがこちら。
新しい駅舎なので当然なのかもしれませんが、
駅舎の中は空調が効いていて、とても快適でした!
昔の新地駅とは比べものにならないくらい中が広いし、そして明るいです。
駅前には建物はなく、復興はまだまだこれから、といった感じですが、
駅前ロータリーや駐輪場の整備も終わり、準備も整ったようですね。
駅には運行情報や広告のディスプレイなど、
様々な情報端末が設置されていてビックリ!
未来ずら~
今回は新地駅のほか、山下駅・坂元駅が
内陸側に移転した新線区間に復活しましたが、
3駅がそれぞれ異なった構造を持つ点がユニークですの。
新地駅は相対式ホーム2面2線構造で、旧駅同様の地上駅でした。
ホームは上下線で線別されているわけではなくて、
新地駅で列車の行き違いが行われたり、折り返し運転が行われる以外は、
原則、駅舎側の1番線ホームから発着するようで。
ちなみに新地駅で折り返す列車は夜に2往復が存在しますが、
こちらは震災前から設定されていたダイヤですよ。
2本のホームを結ぶ跨線橋ですが、
新地の海側を見渡せる展望台のようになってました。
ここからは正面に太平洋を見ることが出来ます、が…
昔はこの辺りも民家が点在していたはずなのにね。
震災前の様子と見比べると、まるでウソの様な光景でした。
なお、新地駅は無人駅ではなく、職員さんがいらっしゃる簡易委託駅です。
駅に入場する際は入場券が必要ですので、念のため。
構内には駅の東西を結ぶ自由地下通路も完成したようですし、
いずれは海側も開発が進むのでしょうね。
これからの新地が楽しみだわ!
さてさて、
願わくば、新地駅がJR東日本・仙台支社エリアで発売されてる
週末に有効なフリー切符「小さな旅ホリデーパス」の
フリーエリアだと助かるのですが…
新地駅は水戸支社の駅で、切符のフリーエリアは坂元駅までなのです。
新地の人たち、買い物のために週末に仙台を訪れる方、
ホントに多いのですから。
↑(日暮里駅方面)
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草野駅
四ツ倉駅
末続駅
広野駅
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竜田駅
富岡駅
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小高駅
原ノ町駅
相馬駅
新地駅(平成21年10月25日) ・新駅(平成28年12月31日)
亘理駅