TRIQUETRA ~Tributary Zone~ -6ページ目
ゼニスの講座を受講し、
身内やお友達に、モニターになって
もらいながら、ヒーリングの
練習を繰り返していた頃。
夫に、何度かセッションを行った直後、
彼の勤めていた会社が。
いきなり廃業になった。
倒産。ではなく、廃業。
続けようと思えば、十分続けられたのに、
事業主に突然やる気がなくなったのだ。
それを告知されたのが、
廃業する一ヶ月前。
本当に。
何の前触れもなく、
突然すぎるほど突然で。
社員の人達はみんな、
大混乱だったようだ。
若い頃の私だったら。
いきなりそんなことになったら、
もう、パニックだっただろうけど。
あの時はなんだかそれが。
「良い兆し」
・・・にしか感じられなくて。
全然、動じていなかった。
セッションを通して、何かが
動いたのだろうと。
そう思っていた。
そしてそれが、「悪いこと」である
はずがないと。
なぜか、確信していたのだ。
そして。
私がパニクらなければ
夫もパニクらない。
「大丈夫。これは良いことだよ」
・・・と。
私がそう言うことで。
夫もその後、安心して行動できる
ようだった。
そんなものなんだなぁ。。。と。
あの時、そう思っていた。
結局あのあと。
夫は、周囲の協力もあり、
自分で起業することになり。
結果的には、
いろんなことが、以前よりも
良くなった。
ちょうどあの頃、私は。
そろそろ、ヒーラーとしての
仕事を始めようかと思っていた
矢先だったのだけれども。
夫の起業の手伝いや、
会社の業務の手伝いなどで、
バタバタし始めて。
ヒーラー業を開始するのは、
一度、保留になった。
*******
仕事に関しては。
夫は昔から、何かと安定しなくて。
私達はこれまで何度も、
危機的状況を
乗り越えてきたけれども。
二人とも。
どこか、能天気だったところに、
救われてきたな。。。と。
今は思う。
「まぁ、最後の最後には、
どうにかなるでしょう」
・・・と。
本気で思っていた。
こういう性格でなければ多分。
途中で、折れていただろう。。。
それでもやっぱり。
若い頃は私も、
いろいろと、不安になった
こともあったし。
夫を責めたりしたこともあった。
夫といても。
大船に乗った気になんて、
全くなれなくて。
いつ沈むか分からない、
泥船に乗っている気分で。
安心できたことはなかった。
子供が小さかった頃なんて、
特に。
「これから、どうするのよ!!!」
・・・と。
何度、彼を責めたことか(苦笑)
「どうするの?」
・・・と訊いても、安心できる答えが、
夫から返ってきたことがないのだ。
なぜか最後は。
私が、何かを提案しなければ
ならなくなる。。。
夫からしてみれば。
自分が提案したとしても、
私にいつも、却下されるから、
そうなってしまったと。
そう言いたいのだろうけど(苦笑)
でも、そういうことを
繰り返しながら学んだことは。
責めてばかりでは、
何も変わらない。。。ということで。
そういう気持ちは横に置いて、
とにかく、支え続ける。
やっぱりそれしか。
乗り越える手段はなかった。
よくやったよな。と。
この点に関しては、
自分を褒めてあげたい(笑)
*******
夫の家は自営業で。
結婚する時は彼も、
お義父さんと一緒に仕事を
していた。
私の実家は、父は一般的な
サラリーマンで、時代的にも、
ある程度は安定していたし。
弟も、安定した企業の中で、
一般的なコースを進んでいて。
私も、学校を卒業したあとは、
大手銀行系のOLで。
そういう在り方が。
私にとっては、慣れ親しんだ
ルートでもあった。
結婚前、夫のお義母さんに。
「Lyricaさんは、サラリーマン家庭で
育った人だから。
大丈夫なのかしら?」
・・・と、何度も訊かれた。
まだまだ若かった私は、
ほとんど深いことも考えず。
・・・というか、何も解っていないまま。
「大丈夫です」
・・・と、笑顔で答えていたけど(苦笑)
まぁ。。。
いろいろ、あったね。。。
サラリーマン家庭と、
自営業の家庭とでは。
やっぱり、根本的な部分で、
違うところがありすぎて。
私はある意味。
夫という人と結婚したおかげで、
一度、死ななければならなかった。
それまでの自分の価値観を。
生き方を。
根本から崩さないと多分。
夫とはやってこれなかっただろう。。。
どちらの生き方が正しくて。
どちらの生き方が間違っている。
・・・なんてことに、いつまでも
しがみついていたら。
衝突ばかりで、
疲弊していただろうと思う。
そこには、ただ、「違い」が
あるだけで。
でもそれだけのことが、
いろんな場面で、摩擦を生む。
じゃあ。
摩擦を起こして疲れないように
するためには、どうすればいいのか。。。
それはもう。。。
自分が変わるしかないのだ。。。
私は。
今までの自分の生き方を、
すべて壊さなければ。
夫とは絶対に、
一緒には歩けなかった。。。と。
こうして書くと。
私ばかりがそうだったように
聞こえてしまうけれども。
多分。
夫もまた。
私とは違ったところで。
自分を殺したことが
あったのだろう。。。と。
そう思う。
思う。。。というか。
そうなのだ。
それは。
解ってる。。。
私たちは。。。
長い間、夫婦をやってきて。
いろんな話をしてきたから。。。
自分を殺す。。。
自分を変える。。。
それはつまり。
手放すこと。なのだと。
今は思う。。。
*******
夫は、ギャンブルなどには、
一切、手は出さないけれども。
でも。
私から見れば。
夫の生き方は、
ギャンブルみたいなもので。
今、彼は。
小さいながらも、会社を経営し、
社長としてそこにいるけれども。
もうね。
社長。。。というか。
会社経営者の在り方は。
私からみたら。
大いなるギャンブルにしか
見えない(苦笑)
当たれば大きいけれども。
外した時は、本当に落ちる。
サラリーマンのような、
安定した場で育った私には。
そういうのが、怖くて怖くて
しかたなかったけど。
なんだかいつの間にか。
いろんなことに、
動じなくなったな。。。
これだけ長く、
人生をやってきて思うのは。
「最後の最後には、
なんとかなる。
成るようになる」
・・・が。
自分の中で。
もうすっかり。
揺るぎない真実になっているな。
・・・ということで。
多分、この感覚は。
あの、安定した場にいた
ままでは。
得られなかったものだったような
気がする。
夫のような人と結婚して。
一度、死ななければ。
多分私はあのままの
価値観で。
今でも生きていて。。。
その在り方は。
たしかに、安定はしていた
だろうけれども。
なんだか。
色んな細かいことに、
こだわっていただろうと思う。
「こうしなければならない」
「こうでなければならない」
・・・が、たくさんあった世界。。。
でも。
昔の自分と。
今の自分と。
どっちがラク?
・・・と訊かれると、私はやっぱり。
「今」
・・・と。
そう答えたくなる。。。
通ってきた道とかそういうのは
ともかく。
とにかく今が。
前よりもラクだ。。。と。
そう思えることが。
幸せだな。と。
自分の人生に、、、
無駄はなかったのだな。と。
そう思う。
*******
つづく
ヒーラー時代の。
自分の中での心の動きは。。。
かなり複雑であり。
同時に、ものすごく抽象的であり。
だから、こうして
文章にするのは、ものすごく難しい。
・・・というか、多分。
正確に言葉で表現するのは
無理かも。
・・・と、書いていて思った。
娘や息子みたいに。。。
私の本当のところを、
ほぼ、完璧に解っているな。と。
そう思わせてくれる人たちですら。
この頃の私の心情を。
確実に、正確に理解するのは、
難しいようだから。。。
*******
10代であの体験をした時。。。
「すべてのもののもとはひとつ」
・・・の、その「もと」である
自分の意識を思い出した。
すっかり、忘れていたことを。。。
結局、今も昔も未来も。
本当にあるものは、それしかなく。
私はそれまで。
自分は、ひとりの、
Lyricaという人間だとばかり
思っていたけれども。
それは単に、、、
「もと」が、自分の夢の中で、
自らあえて。
記憶喪失になっていた
だけであり。。。
Lyricaというものは。
本当は、実在していない。
その、幻の夢の中にしか、
それは、存在しない。。。
本当は今も。
存在しているのは。
その「もと」でしかないんだ。。。と。
その「もと」が。
私だったんだ。。。と。
それを思い出した時。
私の場合は、ホッとした。。。
なぜか。。。
ホッとしたのだ。。。
*******
「もと」。。。
「すべてである私」の視点から
見れば。
私も、あなたも、あの人も、この人も、
あれも、これも。
神だろうと、天使だろうと、
宇宙人だろうと。
エレメンタルでさえも。
素粒子でさえも。
音も、香りも、色も。
もう。。。何もかもが。
この「顕現した世界」に存在する
すべてのものが。。。
「私(もと)」
・・・であることはもう。
当たり前のことで。。。
そこに、疑う余地もなく。。。
*******
とっさの「親切心」というのは。
誰にでもある「良心」
みたいなものは。
それはもう。
本能のようなものだと。
そう感じていた。
でも。
宗教の世界で説かれるような、
「利他の心」とか「奉仕の心」と
いうのは。。。
私にとっては、
「偽善」でしかなかった。
そんな心境に、
「本当に」なることは、
おそらく。
人間である限りは、
無理だと。
そう思っていたし。
それでいいのだとも、
思っていた。
人間は、まず、
自分の利を考える。
それでいいのだとも思う。
だからこそ、人間なのであり。
そういう人間たちが、
ここで、様々なドラマを起こすこと。
それこそが。
「すべてである私」の。
望みであるのだと。。。
*******
子供を生んだ時。。。
「母性」によって、可能性を見た時。
あの。。。
「すべてである私」の感覚を。
もしかしたら、「人間としての私」の
感覚を通してでも。
それを、体現できるのかも
しれないと思った、あの時以来。
私の人生の目標は。
本当の目標は多分。
それになったのかもしれない。
「人間の感覚」を通して。
他者のことを、本当に、
自分のことのように感じること。
*******
結論から言えば。
それは、無理なのだと。
そういう結論に辿り着いた。
「鍵」は、「母性」だと。
そう思ったけれども。
ヒーラー時代に。
結局。
演技でしかそれを出来ないことを。
実感してしまった。
演技では。。。
私にとってはそれは、、、
「偽善」なのだ。
そのあたり。。。
もっともっと、「軽く」考えられる
人のほうが、ヒーラーには向いている。
多分。
でも私の場合。。。
10代のあの経験を通して、
リアルにあの感覚を知ってしまったから。
「欲」が出てしまったのだと
思う。。。
その「欲」を。
手放すために。
私のヒーラー時代の修行は
あったのだろうと。
今は思う。
*******
つづく
父が亡くなった時。
母は、すごくあっさりしていて。
長年連れ添った伴侶が
いなくなったというのに。
母はなんだか、崩れないよな。と。
そう思った。
まぁ。
母らしいとも思ったけど(苦笑)
気心知れた美容師さんと、
何気ない世間話をしていた時。
その美容師さんも、言っていた。
「女の人ってそんなものだよ。
旦那さんが亡くなって、逆に
生き生きしてる人、多いよ。
奥さんに先立たれた旦那さん達は、
ガックリと元気なくしちゃう人が
多いんだけどね」
・・・と。
なんだか。
虚しくなる話だ。。。と(苦笑)
あの時、思ったっけ。
でも例えば。。。
女性がその男性のことを、
心から愛していれば。
尊敬していれば。
話はちょっと違うのではないのか。。。
・・・と、そう思った時、ふと。
じゃあ。。。
もし、母の敬愛する紀野先生が
亡くなったとしたら。
その時、母はどうなるのだろう?
・・・と。
もしかしたら、やっぱり。。。
ガックリきたりするのかしら。。。と。
そう考えたりもした。
でも実際に、紀野先生が
亡くなった時。。。
母はやっぱり。
特に何も変わりがなかった。。。
もちろん。
心の中では思うことはたくさん
あったと思うけど。
父の時もそうだったのだろうとは
思うけれども。
表から見た感じ。
母は、普段と全く変わらず。
何にも動じていないように見えた。
だから母は。
そういうところは、強い人なのだなと。
その時の私には、
そう見えていた。
*******
ヒーラーの仕事をしながら
いつも思っていたのは。。。
クライアントさんの多くが、
セッション前のカウンセリングの段階で、
8割9割は癒されているよな。
・・・ということだった。
人は普段。
「本音」こそ。
なかなか、語れないもので。
いつの間にか、処世術を身につけ。
鎧を身につけ。。。
そうやって、社会の中で
なんとか生きていて。
だからみんな。
どこかで、疲れているけど。
もし、この人生の中で、
たったひとりでも、本音で語れる
相手に巡り合えることが出来れば。
素のままの。
何も飾ることのない裸の自分を、
そのまんま、受け入れてくれる人が、
そばにいてくれれば。
それなりに、幸せに
生きていけるのだろうとも思う。
ヒーラーを仕事とし、
色々なクライアントさんと
接しているうちに。
以前、聴こえてきたあの、
「Listen!」
・・・という言葉の重さを。
しみじみ実感した。
多くの、傷ついている人達が、
心の底で本当に望んでいること
というのはやっぱり。
「聞きたい」
・・・ではなく。
「聞いてほしい」
・・・なのだな。。。と。
すごく、感じた。
きっと。
人は誰でも。
「すべてを受け入れてくれて、
どこまでも親身になってくれる母親」
・・・というものを。
心のどこかで、
求めているのだろうな。。。と。
そう感じた。
ヒーラーというものは、きっと。
そういう人達にとっての、
「母親役」でいるものなのだ。。。と。
そう感じていた。
ただ。
実際に母親でもある私は。。。
もし、自分の子供達に何かあったら。
それがクリアになるまでは、
そのことはずっと、頭から離れないし。
子供が本当に笑顔になるまで、
ずっと一緒に、考え続ける。。。
無理矢理、頭の切り替えなんて、
出来ないし、したくもない。。。
他者が嬉しいこと、悲しいこと。
そういうことすべてが、
まるで、自分自身のことのように
感じられること。
自分のことを考えているかのように、
他者のことを考えられる自分。
そういう自分でいられる瞬間が、
私にとっては、幸せだったのだから。。。
けれども。
職業ヒーラーとしての
在り方は。
「切り替え」を必要とする
在り方は。
私にとってはそれは、
どこか「演技」であり。
その演技をすることが。
私には少し、苦痛だった。
そこには本当の「一体化」が。
まったく、ないのだから。。。
クライアントさんに対して、
「母親役」になるのは。
セッションの間だけ。
そういう在り方が。
私には「嘘」に見えた。
相手に対して嘘をついている。
というよりかは。
自分自身に対して、
嘘をついているような。
そんな苦痛。。。
仕事としての、うわべだけの。
うすっぺらい、「母親役」
・・・みたいな。。。
*******
ある時、娘がこう言った。
「あのさ。世の中の人達、
そこまで他人のことなんて、
多分、気にしてないよ。
ママほど、そんな真剣に、
他人のこと考えてる人なんて、
ほとんどいないから」
・・・と。
「あなたもそうなの?」
・・・と訊くと、「そうだよ」と。
娘は答えた。。。
この言葉は。。。
私にとっては、
かなりショックな一言だった。
自分では当たり前だと思っていたことが、
そうではなかったと解ったショック。。。
実際に、これを聞いたのは、
私がヒーラーをやめたあとの
ことだったのだけど。
あの時、初めて気づかされた。。。
自分の愛は、
重かったんだな。。。と(苦笑)
そして。
やっぱり自分は。
ヒーラーには、
向いていなかったのだな。。。と。
他の人にとっては、
どうでもいいことで。
自分は葛藤していたんだな。。。と。
まぁ。。。
今にして思えば。
あれが、最後の荷物。
・・・だったような気がしないでもない。
*******
つづく
昔、アロマテラピーの勉強の中で、
「ドミトリー効果」について知った時。
体験的に私は。
そういうことは、ありだな。。。
・・・と、感じていた。
ある頃から、そういうことを否定する
説が有力になってきたようだけど。
学会などでいくら否定されたとしても。
私はやっぱり、自分自身で
そういうことを体験したから。
だからやっぱり、
ありなのだ。。。と。
そう思う。
何がどうなって。。。ということは、
よく解らないけど。
伝染する。ということは、
きっとある。。。
例えば、ある日。
なんだか、かすかに吐き気がするな。。。
・・・と思っていたら、学校に
登校途中の娘から、、、
「電車の中で気持ちが悪くなって
きたから、今から帰る」
・・・という電話がかかってきた。
帰宅した娘の体調が全快すると
同時に、私の吐き気もおさまった。
ある時は、右の耳の奥に、
かすかに変な痛みがあるな。。。と
思っていたら、その日、帰宅した夫が。
「右耳が中耳炎になっちゃって、
今日は耳鼻科に行ってきた」
・・・と言ったり。。。
そうやって私が。
誰かの不調を受信してしまうのは。
それは、相手が家族だからなのだな。と。
家族だから、どこかで何かが
繋がっているのだろうな。と。
そう思っていた。
けれども。
ヒーリングの練習を始めると、
そういう「受信」は。
何も、相手が家族に
限ったことではないんだな。。。と。
そう思うようになった。
私の場合はよく。
「身体的な痛み」
・・・として、それが出た。
ああいうのは、なんというか。
前述の憑依現象のような。。。
エレメンタルによる影響とは、
ちょっと違うな。。。と。。。
なんとなく、そう思う。
感覚的に。
うまく説明できないのだけど。
「痛み」を受信している時は
おそらく。
無意識に。
混じってしまっているのだと思う。
相手の霊体と、
自分の霊体が。
ああいう時に感じる「痛み」は。
普通の痛みとは、少し違っていた。
なんというか。。。
痛みが、点いたり消えたりする感じ。
・・・とでも言えばいいのか。
あれ?お腹のここが痛い?
痛いような気がする?
あ、やっぱり痛いのかも。
あれ?消えた?
やっぱり、気のせい?
いや、やっぱり痛い。。。ような?
・・・を、繰り返す。
なんだろう?と思っていると、
あとあとになってそれが、
ヒーリングをする人が痛がっていた
場所と一致していたことが解る。
・・・なんてことが、
しょっちゅうあった。
あとは。
ちゃんと、プロテクション(防御)せずに
ヒーリングをすると。
セッションが終わった途端に、
自分が具合が悪くなる。
なんて失敗も、
何度も、繰り返した(苦笑)
ああいう時点でも。
やっぱり、私は。
多少、躊躇していた。
ヒーラーを仕事にすることを。。。
良くも悪くも。
こういうことが、無自覚で
起こってしまう自分。
そういう体質。
その体質を、自分がちゃんと、
コントロールできるようになる自信が。
私にはあまりなかったし。。。
そのたんびに、具合が悪く
なっているようでは、やっぱり、
身が持たない。。。と。
そう思っていた。
こういう体質?の自分が、
ヒーラーなんてやっていけるのか。。。
・・・と。
*******
実際は、経験を重ねるうちに、
コツを覚えていった。
「受信」しないようにする
コツ。。。のようなもの。
プロテクションをすることは
もちろんだったのだけれども。
それ以上に。
ヒーリングする相手に対して、
出来るだけ、意識を向けないように
することで。
それを防ぐことが
出来るようになっていった。
セッションをする時以外は、
その人のことは考えない。。。
・・・というか、意識的に、
忘れてしまうようにしていた。
あの頃。。。
よく、思い出していたことがある。
昔、フォーラムの彼に
言われた言葉。。。
「ヒーラーは、ブラックコーヒーの
中のミルクにならないといけません。
コーヒーに、完全に
混じらなければならないけれども。
そのあと、そこから
そのミルクだけを、取り出せるようにも
ならないといけません」
あの時のあの言葉が、
その頃になってやっと。
自分の身に染みた。
セッションをする時だけは、
クライアントと完全に同調し。
けれども、それ以外の時は、
そこから完全に自分を分離させること。
そういうことを、、、
私はだんだんと、覚えていった。
そして、それは。。。
「痛み」から。
自分を守るためでもあった。。。
*******
ヒーラーを「仕事」とするのであれば。
こういう風にせざるを得ない。
・・・と。
それはどこかで。
重々、解っていた。
たくさんのクライアントさんを
相手にする場合。。。
すべての相手と混ざったままでは、
身が持たない。。。
・・・ということも。。。
納得していたつもりだった。
でも。
正直言えば。
私はそれが、イヤだったのだ。。。
そういう在り方が。
どこまでもどこまでも。。。
相手に寄り添いたい。。。
相手と、ひとつになっていたい。
・・・みたいな願望が。
おそらく、私の中にあって。
それは私の中にある、
「蠍座」の気質によるものが
大きいような気がするのだけど。
実は、そういう「重さ」が、
自分の中にはあり。
人付き合いに関しては、
普段はかなり、ドライで。。。
いつも観察ばかりしている
私なのだけれども。
ある条件のもと。
その「重さ」(情)が発動される。。。
そのことは、
自分でも気づいている。。。
その条件というのが。
「私が相手のことを、
本気で知りたいと思った時」
つまり。。。
相手のことを、本気で
好きになった時。
・・・だったりする。
自分でもそういうのがめんどくさいのか。
無意識にその「重さ」を
回避しようとしているのか。。。
私は滅多に、、、
本気で人を好きになることはない。。。
ないのだけれども。
その状態になった時だけ。。。
私は本気で。
相手のことを思える。。。
この人を本気で理解したい。
寄り添いたい。と。
心から思える。
私の中で「水」が
活性化するのは。
そういう時だけなのだ。。。
相手を本気で。
好きになった時。
だから本当は。。。
一度に一人。。。
一人の人に、
じっくりと寄り添う。
どこまでも。
自然と手が離れる
その日まで。
・・・みたいな在り方が。
本来の私なのだと思う。
同時に。
不特定多数。。。というのは、
無理なのだと思う。。。
私には。。。
でも。
職業ヒーラーとして
やっていくのであれば。
それを「仕事」とするのであれば。
そのあたり、自分の中で
割り切る必要があり。
「どこまでも深く知りたい」と、
「どうでもいい」の、その二極しか
なかった私にとっては。
その割り切りがだいぶ、
難しかった。。。
多分、このあたりもまた。
私が、自分はヒーラーには
向いていないな。。。と。
そう思う要素の一つだったのだろうと。
今は思う。
思うけどもまた。
職業ヒーラーとしての在り方は、
良い学びにもなったな。。。と。
思ったりもする。
*******
つづく
あの神社があった辺りが、
昔、遊郭街だったと知ったのは。
本当に、偶然だった。
セッションルームを持とうと思った時、
最初に契約しようとした部屋が、
たまたま、そこにあったのだ。
契約前に、その部屋を内覧するために、
そこを訪れた時。
その一角。。。というか、
その通りだけが、他とは全く、
雰囲気が違っていることに気がついた。
見た目の景色や、建っている建物が
違っていたわけではない。
そういうところは、他とは
まったく変わらなかった。
何が違ったのかと言えば。
「その場から感じる匂い」
・・・とでも、言えばいいのか。。。
ヒーラーとか、スピ好きの人は、
そういう時にすぐに、「エネルギー」
という言葉を使うけど(笑)
もっと誰にでも解るように言えば、
それは、「雰囲気」が違う。ということだ。
その通りだけなぜか、
他とは雰囲気が違っていたことが
気になった。
なので、すぐに契約はせず、
家に帰ってから、少し、
調べてみることにした。
そのあたりの歴史を。
最初は単に。
心霊系というか。。。
曰く付きの何かがあったりしたら、
イヤだから。。。と。
そういう思いしかなかったのだけど。
そうして調べていくと。
そこが昔、遊郭通りだったことが解り。
妙に納得した。
あの時、あの場で感じた「雰囲気」は。
昔そこで、事件があったとか
言われるよりも。
昔そこに、遊郭があったと
言われたほうが、しっくりくる
感じがしたからだ。
当時は、遊郭のことが
自分の中でクローズアップされて
いたこともあり。
またか。。。とは思ったけれども。
さすがに。
そういう場所で、ヒーリングの
セッションをする気になれなかったので。
その部屋は結局。
契約はしなかった。
*******
その土地に。
「思念」が残ることというのは、
本当にあると思う。。。
地縛霊。なんて話は
よく聞くけれども。
私はそういうことに関しては、
それとは少し、違った考えを
持っている。
こういうことに関しては。
ダスカロスの説明していたことが、
私の考えに、一番近かった。。。
ダスカロスは。。。
人は毎日、天から一定の
エネルギーを得ていると言っていた。
彼はそのエネルギー。
その「素材」を、「マインド」と
呼んでいたけれども。
呼び名はなんでもいい。。。
私はそれを。
「粘土」としてイメージしていた。
毎日一定の量が供給される
その粘土を。。。
人は、自分の「思考力」を使って、
何かの形にする。。。
そうやって。
自分の現実を創り上げる。。。
粘土を使って創り上げたものを、
ダスカロスは、「エレメンタル」と。
そう呼んでいた。
エレメンタルは、
目には見えないけれども。
ちゃんと「形」として、
そこに存在し。
私達の現実に、
影響を及ぼす。。。
例えば遊郭街で。
遊女たちが。
お客たちが。
そこで働く人たちが。
日々、何かを考え、考え、考え。。。
そうやって出来上がった
エレメンタルは。
その場に、実際に存在し。
今度は逆に。
その場にいる人々の思考に、
影響を及ぼし。
影響を受けた思考は、
また更に、エレメンタルに
粘土を付け足していって。
そのエレメンタル自体の力は、
どんどん大きくなっていく。
だから私は思う。。。
人々の信じる神々やら、
天使やら宇宙人やら。。。
そういった異次元存在のほとんどが、
エレメンタルなのだろうと。
そして。
人々の思考力。
想像力によって。
そういったエレメンタルは
実在し。
それが私達の意識に、実際に
影響を及ぼすこともあるのだろうと。
長い歴史を通して、
人々に信仰され続けた
エレメンタルなんて。
それはそれは、
強力なのだろうな。。。と。
一度創り上げてしまった
エレメンタルは。
消滅することなく、ほぼ永久に、
存在し続ける。。。と。
だからもし。
良くないエレメンタルを作って
しまった場合は。
それ以上そこに、エネルギーを
注がないようにするしかなく。
エネルギーが不足してくれば、
そのエレメンタルは、活動を休止し、
冬眠状態になる。。。と。
ダスカロスは言っていた。
だから。
エレメンタルと戦ったり、
無理矢理消そうとしても。
それは結局。
そのエレメンタルにエネルギーを
与えることになるだけなので。
逆効果なのだ。
エレメンタルをおとなしく
させたかったら。
そこから、意識をはずすしかない。
つまり。。。
完全に忘れる。。。しかない。
でも。
忘れる。。。というのは。
口で言うほど簡単じゃないけどね。
*******
「その場の雰囲気」というのも。
その正体というのはきっと。
「エレメンタル」なのだろうと。
私は思っている。
あとは。。。
占星術のホロスコープに
現れるものも。
あれも結局は。
その人が、どういうエレメンタルを
持っているのか。
・・・ということを、言っているのだと。
私は思っている。
ホロスコープは、あなた自身。
・・・とよく言われるけれども。
私はそれは。
「あなたが抱えるエレメンタル」
・・・だと思っている。
それを「個性」と言ってもいいし。
「運命」と言ってもいいし。
だから。
そのエレメンタルを、
すべて休止させたときは。
最後に残るものは、
みんな同じで。
それは。
魂のみ。
その魂は、完全に
中庸で。
どこにも、傾いてない。。。
ホロスコープに現れる、
「個性」とは違って。
よく、言われる法則に。
「類は友を呼ぶ」
・・・が、あるけれども。
自分の持つエレメンタルが。
それと同じ振動数を持つ
エレメンタルを引き寄せ。
引き寄せられ。
それがこの。
人生の物語になっていくのだと。
私は、そう思っている。。。
あの時の憑依現象も同じだ。
あの時。
足のつま先から入ってきたのは。
あの地に残っていた、
遊女たちの「エレメンタル」
だったのかもしれない。
そのエレメンタルが。
私の思考に影響した。
でもそれは。
そのエレメンタルを
引き寄せるような振動を持った
エレメンタルを。
あの頃の私は自分の中で、
活性化させていたからだ。。。と。
今は、思う。。。
エレメンタル。。。
それがカルマの、、、
正体なのだろうか。。。
*******
だから。。。
この世はすべて。
思い込みで出来ている。。。と。
そう思うのだ。。。
そういう、漠然とした思いが、
あの時から。。。
10代の時のあの体験のあとから。
自分の中にあったけど。
その感覚を、見事に言葉にして
説明してくれたのは。
ダスカロスだったと思う。
「エレメンタル」
・・・という「表現」を使って。。。
その概念を獲得したことで。
私はますます。
自分の中に湧いてくる
感情や思考を。
「本当の自分」
・・・だとは、思わなくなり。
それはただの、
エレメンタルなのだと。
そういう感覚が、
自分の現実になった。。。
その思いを更に強化したのが。
あの時の。。。
ヒーラー時代の、
いくつかの憑依体験
だったと思う。
その体験を。
意識的に。
客観的に見つめることによって。
私の中の「エレメンタル」の概念は、
どんどん、確信めいたものになり。。。
憑依されているにしても、
されていないにしても。
そういうことは実は。
どうでもよく(苦笑)
どうでもいい。。。というか。
単なる物語に過ぎない。。。
・・・と。
私には映っていた。
結局。
その時の自分の感情や思考に、
完全に巻き込まれさえしなければ。
それを「自分」だと。
完全に信じ込みさえしなければ。
何事も。
なんてことはないのだ。。。
ほとんどのことは。。。
ただ、過ぎ去るだけなのだから。
憑依されていようが、
どうだろうが。
普段も、いつも、常に。
自分の中にある思考は、
ただのエレメンタルであり。
本当の自分ではないのだ。と。
そう思う。
「思考力」や「感情発生装置」は。
この、人間というものには、
常備されているけれども。
ただ。
それだけのことなのだ。。。
それを解ったうえで。
そこに生み出される人生を。
生み出される物語を。
ただただ。
楽しめることが出来たならば。。。
「すべてである私」の視点から
だけでなく。
「人間としての私」の視点からも。
多分。
「愛」しか見えなくなって
くるだろう。。。と。
私は思う。
*******
つづく
ただ、あの日以来。。。
私は、あの神社のことが、
無性に気になるようになった。
そして、散歩に出れば必ず、
そこに寄る。。。なんてことを、
結構繰り返していたのだけど。
でもなぜか。
なんとなく、怖くて。
神社の前までは行っても、
その鳥居をくぐることは、
躊躇していた。
調べてみるとその神社は、
大きな川が近くにあるせいか。
祀られているのは、
ミヅハノメという水神様で。
もしや。
水神様に呼ばれでも
しているのかしら?
・・・なんて思ったりもしたけど。
よく、解らなかった。
ある日、意を決して、
その神社の鳥居をくぐった。
なんてことない、小さく、
寂れた神社で。
でも、拝殿の中は、
綺麗に掃除されているのが、
外から見ても解った。
薄暗い拝殿の中に、
招き猫の置物があるのが見えて。。。
その置物の目が。。。
なんだかじっと、
こちらを見つめているような
異様な感じがして。
私はそこから目が離せなくなった。
でも、そのあと。
心臓が止まりそうになった。
招き猫の置物だと
思い込んでいたそれが、
いきなり動いたのだ。
それは、
なんと、本物の猫で。
しばらくお互い見つめ合ったあと、
あちらが、ピョンと。
その台から飛び降りた。。。
私はもう。
腰が抜けそうになった(苦笑)
それにしても。
拝殿の中に猫なんて。
一体、どこから入ったのやら。。。
・・・と。
そんなことはあったけど。
そこでは特に、何も感じず。
神様の気配みたいなものも、
ほとんど感じず。。。
私にとってはそこまで、
重要な神社ではないな。。。と。
そういう印象を持った。
*******
それなのに。。。
いつまで経っても、
毎日毎日。
その神社のことが、
忘れられないのだ。。。
気になって気になって、
仕方なかった。
ある時、とうとう。
こんなに気になるのなら、
素直に参拝に行けばいいのでは。
・・・という気持ちになり、
娘に言った。
「これから、あの神社への参拝を
日課にしようかと思うんだけど」
・・・と。
その時は娘は。
「ふーん。いいんじゃない?」
・・・としか、言わなかった。
ただ私も。
そうは言ったものの、
仕事などに追われて。
なかなかそれを、実行に
移すことが出来なかったのだけど。
それでも。
神社への思いは消えなかった。
*******
あの頃は。
ヒーラーという職業柄。
自分に対する日々の浄化も
結構、マメに行っていたのだけど。
ふと、なんとなく。
その日は、除霊でもしてみるか。
みたいな気分になった。
除霊と言っても。
ゼニスには、除霊セットがあるので、
私はただ、その手順を行えば
いいだけなのだけど。
すると、あの時は。
ルービックキューブのようなものが、
頭の中でガチャガチャと
動くような感覚がして。
それが、カチッとハマったと同時に、
何かがスッと。
身体から抜けた感じがした。
それが抜けたあとになって、
初めて、気がついた。
今までずっと、
自分の頭の中に、霞のような
ものがかかっていたことに。
しばらくの間はそれがずっと、
通常状態になっていたので、
まったく違和感なかったけど。
それが取れてみると、
ハッキリと解った。
あの、モヤの存在が。
・・・と同時に、「あれ?」となり。
今までの自分。。。
何をやっていたんだろう?
・・・と、思った。
あの神社のこと。
どうして今まで、あんなに必死に、
あそこに行かなければ。。。と。
そう思っていたのか。。。
強迫観念。。。とまでは
いかなくても。
なんだか、「そうしなければ」
みたいな思いが、自分の中で、
すごく強くなっていたこと。
それが、「異常」であったことに、
やっと、気づいた。
娘にそれを話すと、
彼女はこう言った。
「実は。今だから言うけどさ。
ママがね。
あのママがね。
あんなこと言いだすなんて、
一体どうしたんだろうと思っていたよ」
・・・と。
娘は私のことを、よく解っている。
だから、いつもの私が、
神社参拝を日課に。なんて。
そんな、信心深いことを
言い出す人ではない。
・・・ということもまた、
彼女は、重々解っていた。
そういう、身近な人から見て
私は、変だったのだから。
おそらく、本当に、
変だったのだろう。
けれども。
ゼニスの除霊をするまでは、
自分が自分でなくなっている自覚は、
全くなかった。
自分の中に浮かんできていた
感情や思考が。
自分以外のものであるなんて。
考えもしなかった。
そういうことは。
それが抜けた後に。
初めて気づけるのだ。。。
以前の、大通りで転んだあとの、
あの異常なイライラ感も。
あれもきっと。
そういうものだったのだろう。。。
あぁ。。。
憑依状態というのは。。。
こういう感覚なのだな。。。と。
「乗っ取られる」って。
こういう感じなんだな。と。
そういう経験を通して。。。
私はそれを、実感した。
*******
つづく
憑依現象と言えば、もうひとつ。
あれは、ヒーラーとしての仕事を
もう始めていた頃で。
ある程度、波に乗ってきたので、
そろそろ、自分のセッションルームを
持とうと思っていた時だった。
部屋も無事に決まり。
新しいセッションルームを
開く準備をしながら。。。
時々、息抜きに近所を
散歩したりしていた。
その日は、娘と二人で、
近所の知らない道を、
風の向くまま、気の向くまま
散策していた。
自分たちがどこを歩いているのか、
全然解らなかったけど。
でもまぁ。
いつか、知っている場所に
辿り着くだろう。と。
のんびり歩いていたのだ。。。
ある場所に来た時、
突然、すごく寒くなってきた。
ものすごく寒いので、
娘に言うと、彼女は
全然寒くないと言う。。。
寒いよ。寒くないよ。と、
そんな会話をしながら
先に進んでいくと。
それまであった塀が途切れて。
その塀の向こう側に、
お墓が並んでいるのが見えた。
私が急に寒くなったところは、
その塀を挟んで、隣がお墓である
場所だったのだ。
お墓だ。。。と、思うか思わないか
くらいのタイミングで。
スーッというか、ヒューッというか。
風というか、液体というか。
ちょっと、表現が難しいのだけど。
「何か」が、私の足のつま先から
入って来るような感覚があった。
その瞬間。
「やだ~~~(涙)
何か入ってきた~~!!」
・・・と。
ちょっと。。。
・・・というか、かなり
騒いでしまったけど(苦笑)
でも、その一瞬以外は特に、
身体に変化もないし。
娘もなんだか、半信半疑で
変な顔をしているしで(苦笑)
なので、すぐに気を静めて。
何事もなかったように歩きだそうとした。
でもその時、初めて気づいたのだ。
目の前に神社があることに。
そして、その神社がそこにあることで、
自分たちが今、どこにいるのかが、
やっと解った。
セッションルームの近所に、
昔、遊郭街だったところがあることは、
少し前に知ったのだけど。
私達が今いるところは、
その通りの、すぐ裏手。。。というか。
遊郭街そのもの。で。
なんでまた。
よりによって、こんなところに
来てしまったのだか。と。
ちょっと、苦笑いしてしまった。
あの神社が、その昔、そこの遊女達が
いつも参拝していた神社だということは。
少し前に調べて、知っていた。
・・・ということは、あのお寺は?と。
帰ってから、それを調べてみると。
あのお寺のあの墓地には、
無縁仏となった遊女たちが
埋葬されていることが解った。
*******
あの頃。
「遊郭」に関するシンクロなどが、
身の回りで立て続けに起こったりして。
なので私は、
「遊郭」に関わることに、だいぶ、
意識を向けさせられていた。
そのせいで。
波長があってしまったのかも?
・・・と。
あの時、
なんとなく、そんな気がした。
けれどもその後。
特に、体調が悪くなるわけでもなく、
なんら、気になる変化もなかったので。
とりあえず、そのまま、
放っておくことにした。
考えたところで、解らないし。
気のせいだったのかも
しれないし。。。と。
*******
つづく
このあたりのことになってくると、
なんだか本当に、色々思い出せない。
なので、時系列はメチャクチャに
なるかもしれないけれども。
思いついたままに、
書いていこうかと。。。
*******
先日書いた、「怖いこと」というのは、
主に、「憑依現象」のことで。。。
ああいう仕事をしていると、よく、
「受ける」と言われるけれども。
エネルギー的にガードして
おかないと、いろんなもの。
特に「思念」みたいなものを
受けてしまう。。。
こういうことに関して。
あれこれ専門的なことを書くと、
長くなりすぎるから省くけど。
でも、普通に生活していても。
こういうことって、おそらく。
日常茶飯事なのだろうな。と。
そう思う。
気づいていないだけで。
ヒーラーは、そういうことを
常に意識しているから、気づきやすい。
・・・というか、そういうことに対して
意識し過ぎているところもあるよなぁ。
・・・とも思う。
私はもともと、
変に過敏なところがあり。
だから、精神的にショックを受けると、
すぐに倒れてしまうような。
そんなところがあったし。
変に察しが良すぎたり。
幽霊を見たり。
そういう敏感さは、むしろ。
自分の欠点のように感じていた。
どうしたらもっと、
鈍感になれるのだろう。。。と。
若い頃は、そんなことを、
あれこれ考えたこともあったけど。
結婚したり、子育てしたりで、
だいぶ鍛えられ。
神経はどんどん太くなり(笑)
昔よりはだいぶ、
たくましくなった(笑)
そして。
ああいう「思念」みたいなものは、
そういう「図太さ」があれば。
だいぶ跳ね返せるものだと。
そう思うようになっていた。
外から受ける影響に、
翻弄されない強さがあれば。
でも。
ああいった仕事をしていた時は、
エネルギーやら、思念やら、霊的存在やら。
そういったものを、
意識しすぎていたせいなのか。。。
逆に、そういったものに、翻弄されて
しまったような気がしないでもない。
*******
まだ、ヒーリングの練習中だった頃。
知人にヒーリングを頼まれた
ことがあった。
彼女と色々話しているうちに、
これは、除霊関係かな。と。
そういう話になり。。。
セッションの日取りを決めた。
そのすぐあとだった。
私は、車の往来の激しい道路の
真ん中で、派手に転んだ。
信じてもらえないかもしれないけど、
あの時。
両足首を、誰かに掴まれた
感覚があった。
道路にうつ伏したまま、
しばらく動けなかったのだけど。
前を歩いていた夫が、
やっと気づいてくれて。
戻ってきて、起き上がらせてくれた。
起き上がってみれば、
両ひざは血だらけだったし。
あちこち、傷だらけで。
体中が痛かった。。。
そして。
もしあの時、ひとりだったら。。。
もしあの時、車が来ていたら。。。
・・・と思ったら、ゾッとした。
ただ、それ以上に。
すぐ後ろで私が転んだことにも
気づかずに。
サッサと先に行ってしまった
夫に対して。
イライラが爆発していた(苦笑)
そこからはもう、
ヒステリー状態のようになり。
私は夫にずっと、当たり散らし。
夫は、そんな私にビクビクしていた。
あの頃はもう、夫が起業していて、
その事務所にいたのだけれども。
私があまりに荒れているので、
その日は、早々に仕事を切り上げ、
家に帰ることになり。
夫は車のエンジンをかけに外へ。
そして私は、部屋の戸締りをして。
でもその時に、棚の扉を、
怒りに任せて、バンッ!!と
閉めようとしたら、手が挟まり。
あっという間に、
血豆が手のひらに広がっていった。
その痛さと情けなさに。
私の中でまた更に。
イライラが増し。。。
でも思っていた。。。
そんな自分をずっと観察して
いたのだけれども。
こんなにイライラするなんて、
どうしてなんだろう?
・・・と。
普段は、こんなことで、
ここまでイライラすることなんて、
ほとんどないのに、なぜ??
・・・と。
そう思った時、突然、
ハッとなった。。。
帰る準備出来たよ~と、
戻ってきた夫に。
「ごめん。ヒーリングするから
待って」
・・・と言って、私はそのまま
部屋に籠って。
ゼニスの「除霊」を。
自分に行った。
そうしたら、スーッと。
何かが消えていった。
それまでのイライラも、
嘘のようにおさまった。
夫はその間、黙って
待っていてくれて。
ヒーリング後、私は夫に
謝った。
「ごめんね」
・・・と。
「え?何のこと?」
・・・と、夫はとぼけてくれたけど。
こういう時私は。
夫の心の広さをしみじみ
実感する。。。
もしあの時。
あのイライラしたままで
帰宅していたら。
事故にでもあっていたかしら?
・・・なんて思ったりもした。
そして、あの時。
あそこで私の足首を掴んだのは。
もしかしたら、知人に憑いていた
霊だったりしたのかしら?
・・・なんて思ったりもした。
除霊されたくなくて。
もし、ヒーラーを仕事としたら。
今後、こういうことも増えるのか。。。と。
そう思ったら。
ちょっと、戸惑ったりもした。
防御を。。。
業界用語ではそれは、
「プロテクション」と呼ばれていた
けれども。
それを本当にしっかり
やらないと。
身が持たない~~(涙)
・・・と。
あの時、そう思った。
そういう「思い込み」が。。。
どんどん強くなっていったのだ。。。
*******
つづく
JR原宿駅の解体工事が、
明日から始まるのだそう。。。
想い出があり過ぎる駅だから、
なんだかすごく、寂しいけど。
こうやって。
いろんなことが、
過ぎていくんだなぁ。。。と。
*******
「ゼニス・オメガ・ヒーリング」には、
レベルがあって。
このツールを使って、仕事をするには、
レベル3までのコースを、
すべて受講しなければいけなかった。
レベル3まで受けて、課題をこなせば、
いちお、「ヒーラー」として認定される。
そしてもし、このツールの使い方を
人に教えたいのであれば。
「ティーチャー」になりたいのであれば、
レベル5のティーチャー・コースまでを
受講しなければならなかった。
でも、コースの受講には、
高額な費用がかかった。
ニューエイジ系のものって、
どうしてみんな、こんなに高いの???
・・・というのが、本音だ。
バレエでもお金はかかったけど。
多分、スピのほうがもっと、
お金がかかる。
私は。。。
ダンスや歌にかかるお金には、
ある程度、納得していたけれども。
こと、スピにかかるお金に対しては。
どうしても最後まで。
違和感をぬぐうことは出来なかった。
これってなんだか、
おかしくない?
・・・というのが、正直な私の
気持ちだ。
今でも。
だから、ゼニスのああいった
システムも。
「なんだかなぁ。。。」
・・・と思っていたけれども。
「郷に入っては郷に従え」
そうしなければそれを、
学ぶことも出来ないのだから、
そこは、妥協するしかなかった。。。
*******
私には。。。
こういったヒーリングというのもまた、
普通の医療と同じように。
「対症療法」
・・・のように見えていた。
「本当の根本治療」
・・・ではない。。。と。
だから、その時は一時的に、
症状は治まるけれども。
根本を解決しない限り、
それはまた、形を変えて
繰り返すものだ。と。
そう思っていた。
でも。
その「根本」。。。
つまり、カルマは。
本人でなければ、解消できない
ものだとも思っていたし。
根深いものは、時間もかかるもので。
この人生の中で。。。
たくさんの経験をしながら。
自分の中にあるテーマに
少しずつ、気づき。。。
そうやって。
この一生をかけて取り組むものだと。
そう思う。。。
もし。
こういったヒーリングで。
本当に、誰もが一瞬でそれを
浄化しきることが出来たのならば。
この世界は。
もうとっくに、消えてなくなって
いるだろう。。。
何度も石につまずいて転び。
でも、転ぶたびに、
ヒーラーのもとに通い続けていては、
それこそ、お金がすごくかかる。
セッションひとつにしたって、
すごい高いのだから。
しかも、そうしているうちに、
ヒーラーに依存し。
自分の足で立つことを、
忘れてしまうこともあるだろう。と。
そうなったら、
元も子もない。。。
そんな無駄な遠回りを
するくらいなら。
最終的にはその人自身が、
このゼニスというツールを、
自分自身で使いこなせるように
なったほうが、効率がいい。。。と。
そう思っていた。
なぜ、自分は転ぶのか。
どうしたら、転ばなくなるのか。
それは。
この人生の中で経験を重ね。。。
自分で気づいていくしかない。
転ぶこと自体は、悪いことでもなく。
ただ、転んで傷ついたり、
疲れたりした時の「お薬」として。
「ツール」を自分で持っていれば、
だいぶ、ラクになるのでは
ないのかな。。。と。
そう思ったから。
だから、それを「教える資格」を
取ることを。
ティーチャー認定してもらうことを、
選択して。
ゼニスの講座をすべて受講し、
その課題に、長いこと、
取り組むことになった。。。
*******
こういうことを思い返してみても。
私はやっぱり、本質は。
「ヒーラー」ではないのだ。。。
「ヒーラー」というか。
「職業ヒーラー」ではないのだ。
もし私が人を癒すのであれば。。。
そういった「ツール」を使うのではなく。
それを、ビジネスのような形で
行うのでもなく。
ただただ。
縁あって、自分と関りを持った人を、
自分の存在そのもので
癒せれば。
それでよかったのだ。。。
ただ、そこにいるだけで。
周囲の人が癒されるような。
そんな人になりたかった。。。
それが私の。
本当の望みで。
そのためには本当は。
ああいった「ツール」なんて、
必要なかったのだ。。。
私自身が自分の中で、
ただ、「美」を体現できるようになれば。
それだけでよかったのに。
なんだか本当に。
見失ってしまっていたな。
ああいう世界に、
入り込めばこむほど。。。
*******
もうひとつ思ったのは。
私のように、微妙に、
霊感体質の人は。
逆に、ああいった世界には、
あまり踏み込まないほうが良い。と。
今は、思う。
怖い思いも。
時々、体験したからだ。
ああいう時は、天使とか
守護霊とか。
それこそ、ゼニスの、
目に見えないヘルパーとか。
そういった存在に、
結構、真剣に助けを
求めてしまった(苦笑)
ああいう時は、理性は吹き飛び、
あれこれ考える余裕がなくなる。
「怖いから、助けて~~(涙)」
・・・みたいに、なっていた(笑)
なんだかんだ言って私は。。。
結構、臆病なのかもしれない(苦笑)
*******
つづく
ゼニスを学び始めたばかりの頃は、
それを「仕事」にしようとか。
そういうことは、ほとんど
考えていなかった。
あの頃の私も。
こういうことをビジネスとして、
お金をとることは。
「邪道」だと思っていたから。
とりあえず、そのツールを
学んでみる。
・・・ということしか、
考えていなかった。
こういった、ヒーリングというものが。
果たしてどこまで、有効なのか。
・・・ということに関しても。
まだまだ、疑いの心は
いっぱいだったし。
*******
ゼニスには、いろんな背景があり。
それがこの現実に生み出されるまでには、
様々な物語があったようだ。。。
宇宙人とか。
ウォークインとか。
うーん。。。と思ってしまうような
エピソードもたくさん出てくる。
それを初めて聞いた時。
アメリカ人らしい物語だなと。
正直、そう思った。。。
ニューエイジ系というか。
今どきのスピ。。。というか。
そういう部分に対しては私は、
ちょっと、違和感を持っていたりもした。
自分は宇宙人の転生者だ。とか。
宇宙人の魂がウォークインした
存在だ。。。とか。
そういうことを言っている人に、
今まで何人も会ってきたけど。
自称そういう人たちも、
私の目から見たら、
普通の人間だったし(苦笑)
たとえ転生云々が本当だとしても、
でもあなた。
今は人間でしょ?
・・・と。
そういう言葉がいつも。
喉元まで出かかったりしていた。
「人間というものを経験するために
ここに生まれてきた」
・・・なら、まだいいのだけど。
「地球を救うために。
人間を助けるために」
・・・とか言われると。
なんだか。
すごく違和感を感じた。
昔。
自分を「天帝」だと名乗る人に、
怒鳴り散らしたことがあったけど(苦笑)
私はどうも。
そういうのは、好きではないらしい。
好きではない。というか。
私の目にはそういうのは。
「落とし穴に落ちている」
・・・と、映るのだ。。。
宇宙人だろうが何だろうが。
「すべてである私」
・・・の意識を、その人が自分の中で
目覚めさせているかいないかは。
見て解るから。
そしてもし。
それを「実感」していないのであれば。
宇宙人が人間より進化しているのは、
多分。「知識」だけなのだろうから。
まぁ。。。
自分が宇宙人の転生者とか、
ウォークインした魂とか。
そういう風に信じ込むこともまた。
その人にとっては、
「道」なのだろうけれども。
ゼニスのそういった、
ニューエイジ的な側面は。
すべて「保留」にしていたけれども。
ただ、創始者のウィリアムさんが、
キリスト教の牧師だったり。
その奥さんが、カバラなんかを
やっていたと聞いて。
そういう。
解りやすいところに、私は。
なんとなく、縁を感じたりもした。
*******
なんとなく感じたのは。。。
なんでもそこに、
「背景」を。
「面白い物語」をつけることで。
人の好奇心をそそることは出来るし。
「ツール」に対する説得力も
増したりして。
意識をそこに。
「ツール」にフォーカスさせる
効果はあるものだよなぁ。。。
・・・と、いうことで。
そして人間には。
そういう「物語」って。
必要なのかもしれないな。。。
なんて思ったりもした。
こういうことを私は多分。。。
ウイングメーカーを通して、
学んだのだと思う。。。
結局。。。
この世はすべて、
「思い込み」
・・・で、出来ていると。
私は、思っている。
だから。
背景というか、物語の中の、
エピソードが本当か嘘かということには。
あまりこだわっていなかった。
その物語を創ったのが、
神であっても、魂であっても。
ウィリアムさんとその奥さんの
自我であっても。
その背景によって、
「ツールを信じる心」が
少しでも強くなれば。
それだけ、ヒーリングも
成功しやすくなるのだから。
エネルギーというのは。
「意志」に従って動くものだから。
ヒーラーやクライアントの
心を掴むには。
「物語」というものは、
重要なのだな。。。と。
そう思っていた。
そして。
ゼニスに限らず。
こういった種類のヒーリングは。
私にとっては、「瞑想状態」に
なることと、あまり変わりがなかったけど。
もしかすると。
こういった「ツール」を
使うことによって。
普段は、瞑想なんてしない人でも、
その、「思い込む力」によって、
瞑想状態に入りやすくなったり
するのかも。
・・・と。
そんな気がしてならなかった。
ただおそらく。。。
これまでゼニスに関わってきた
人達の思念よって作られた。
エレメンタルとしての
天使。というか。
目に見えないヘルパーも。
きっともう既に、
存在しているのだろうから。
そこは素直に。
使わせていただこう。。。というか。
ヘルプしてもらおう。と。
そう思っていた。
*******
多分。。。
あの部屋でゼニスを一緒に
学んでいた人達の中に。
私と同じようなことを
考えていた人は。
いなかっただろうな。と思う。
あそこにいた人達はみんな
純粋で、真っすぐで。
やっぱり、「信じる人」が
多かったような気がしないでもなく。
それこそ。
ヒーラーに向いた人達だったな。
・・・と。
今は思う。
もし私が。
ウイングメーカーと出会う前に。
ダスカロスと出会う前に。
スピリチュアルのことなんて、
まったく知らなかった頃に、
ゼニスと出会っていたとしたら。
もしかしたら私も。
そこにいた他の人達のように。
もっと、純粋。。。というか。
信じる気持ちで。
ゼニスと向かい合って
いたのだろうか。。。と。
そう思ったりもした。
でも、私が出会ったのは、
今。だった。
それはそれで。
必然の流れでもあったのだろう。
けれども。
私がああいった物の見方を
していた時点でもう。
私は、「ヒーラー」では
なかったのだ。。。と。
今は、思う。
それに気づかずに。。。
私はどんどん流されていき。。。
次第に。
それを、「仕事」にすることを、
考えるようになっていった。。。
*******
つづく

