運命の出会い 310 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

TRIQUETRA ~Tributary Zone~

2代目のブログです

憑依現象と言えば、もうひとつ。

 

 

あれは、ヒーラーとしての仕事を

もう始めていた頃で。

 

ある程度、波に乗ってきたので、

そろそろ、自分のセッションルームを

持とうと思っていた時だった。

 

 

部屋も無事に決まり。

 

新しいセッションルームを

開く準備をしながら。。。

 

時々、息抜きに近所を

散歩したりしていた。

 

 

その日は、娘と二人で、

近所の知らない道を、

風の向くまま、気の向くまま

散策していた。

 

自分たちがどこを歩いているのか、

全然解らなかったけど。

 

でもまぁ。

いつか、知っている場所に

辿り着くだろう。と。

 

のんびり歩いていたのだ。。。

 

 

ある場所に来た時、

突然、すごく寒くなってきた。

 

ものすごく寒いので、

娘に言うと、彼女は

全然寒くないと言う。。。

 

 

寒いよ。寒くないよ。と、

そんな会話をしながら

先に進んでいくと。

 

それまであった塀が途切れて。

 

その塀の向こう側に、

お墓が並んでいるのが見えた。

 

 

私が急に寒くなったところは、

その塀を挟んで、隣がお墓である

場所だったのだ。

 

 

お墓だ。。。と、思うか思わないか

くらいのタイミングで。

 

 

スーッというか、ヒューッというか。

 

風というか、液体というか。

 

ちょっと、表現が難しいのだけど。

 

「何か」が、私の足のつま先から

入って来るような感覚があった。

 

 

その瞬間。

 

「やだ~~~(涙)

何か入ってきた~~!!」

 

・・・と。

 

ちょっと。。。

 

・・・というか、かなり

騒いでしまったけど(苦笑)

 

 

でも、その一瞬以外は特に、

身体に変化もないし。

 

娘もなんだか、半信半疑で

変な顔をしているしで(苦笑)

 

 

なので、すぐに気を静めて。

何事もなかったように歩きだそうとした。

 

 

でもその時、初めて気づいたのだ。

 

目の前に神社があることに。

 

 

そして、その神社がそこにあることで、

自分たちが今、どこにいるのかが、

やっと解った。

 

 

セッションルームの近所に、

昔、遊郭街だったところがあることは、

少し前に知ったのだけど。

 

 

私達が今いるところは、

その通りの、すぐ裏手。。。というか。

 

遊郭街そのもの。で。

 

 

なんでまた。

 

よりによって、こんなところに

来てしまったのだか。と。

 

ちょっと、苦笑いしてしまった。

 

 

 

あの神社が、その昔、そこの遊女達が

いつも参拝していた神社だということは。

 

少し前に調べて、知っていた。

 

 

・・・ということは、あのお寺は?と。

 

帰ってから、それを調べてみると。

 

あのお寺のあの墓地には、

無縁仏となった遊女たちが

埋葬されていることが解った。

 

 

*******

 

 

あの頃。

「遊郭」に関するシンクロなどが、

身の回りで立て続けに起こったりして。

 

なので私は、

「遊郭」に関わることに、だいぶ、

意識を向けさせられていた。

 

 

そのせいで。

波長があってしまったのかも?

 

・・・と。

 

あの時、

なんとなく、そんな気がした。

 

 

けれどもその後。

 

特に、体調が悪くなるわけでもなく、

なんら、気になる変化もなかったので。

 

 

とりあえず、そのまま、

放っておくことにした。

 

 

考えたところで、解らないし。

 

気のせいだったのかも

しれないし。。。と。

 

 

*******

 

 

つづく