☆一極二元論
(いっきょくにげんろん)
 
 
占い、というと
「吉凶」を判断するもの、という
イメージがあるかもしれません。
 
ですが、算命学では
「物事それ自体にいい、悪いはない」
「置かれた背景によって捉え方が変わる」
と考えます。
 
一つの物事には必ず
「陰」と「陽」のように
異なる二つの面がある。
(一極二元論)
 
 
例えば
どんな人にも長所、短所といわれる
個性があるはずです。
 
でも、その性質は
場面によって解釈が変わってきます。
 
元気なのは良いことだとされる世界、
静かにしていなくてはならない世界。
 
たくさん話すのが良いとされる世界、
黙って話を聞くのが良いとされる世界。
 
どんな世界にいるかで
その人の持つ個性は
「長所」にも「短所」にもなる。
 
 
一日には
太陽の出ている昼間と
太陽の見えない暗い夜がある。
 
昼間は明るいから活動しやすい。
夜は暗いから物が見えにくい。
 
ならば、昼間が「良い」ことで
夜は「悪い」ことなのか?
 
そうではありませんよね。
 
 
どちらもそれ自体に善悪はなく
異なる性質がある、ただそれだけ。
 
 
算命学では
「この星を持っているから幸運☆」
「この星があるから不運★」
ということはありません。
 
大事なのは
その星を
どんな背景(環境)で使うか、
です。
 
星の持つエネルギーを
存分に発揮できるか(陽転)。
 
うまく使いきれずに
持て余してしまうか(陰転)。
 
同じ星を持っていても
道は一つではありません。
 
 
 
☆三極(さんきょく)でとらえる
 
人のの形は
「日干」に現れています。
 
霊魂、精神()は「陽占」
(十大主星、十二大従星)。
 
肉体、現実行動()は「陰占」
(宿命六文字)。
 
この三極がうまくつながった時に
物事が形になると考えられています。
 
 
車に例えれば、こんなイメージです。
 
・「あそこへ行こう」と心を決める(・日干=エンジン)
 ↓
・決めることで「やる気」が出る(・陽占=ガソリン)
・実際に身体が動き、そこまで行ける(・陰占=車体)
 ↓
・目的地に着くことができる(結果が形になる)
 
心、気、体。
どれが欠けても結果は形にはなってくれません。
 
 
中でも
あなたの「心」というエンジンは
車体とガソリンを繋ぐ大事な起点。
 
心の形=あなたの日干。
 
迷った時、悩んだ時には
あなたの日干に示された
十干の性質に沿った生き方をすると
自分の自然な生き方に戻っていけるでしょう。
 
 
 
 
☆☆☆
 
自分の性質に合った
生き方ができる環境に身をおき、
スムーズに生きられますように☆
 
愛川 結
 
 
星 星 星
 
 
(過去記事リンク)
☆イラストで覚える「算命学のきほん」
 
1、陰陽五行説

 

2、甲(こうぼく)

 

 3、乙(おつぼく)

 

  4、丙(へいか)

 

5、丁(ていか)

 

6、戊(ぼど)

 

9、辛

 

10、壬

 

 11、癸

 

12、五本能

 

13、貫索星

 

14、石門星

 

 

15、鳳閣星

 

 16、調舒星

 

17、禄存星

 

18、司禄星

 

19、車騎星

 

20、牽牛星

 

21、龍高星

 

22、玉堂星

 

 

星 星 星

 

 

ゆるゆると更新します☆
お楽しみに。