☆十干・その5☆
 
戊(ぼど)=山、山岳
 
 
土性・陽
動形=不動
 
 
土性の陽干
戊(ぼど、つちのえ)
どっしり構えている
気高く美しい山。
 
自分からは動かず
みんなが登って来てくれるのを
大きな心で受け止めます。
 
来る者拒まず、去る者追わず。
 
差別することなく
誰にでも
何も言わず
そこを登らせてくれます。
 
「来たい人はいつでもおいで。
大丈夫。
私はずっとここにいるよ。」
 
とでも
言っているかのように。
 
そこにあるのは
人々への
大きな愛と信頼かもしれません。
 
 
山は
自分からは動かず
どこにも行かず、
 
四季に合わせた風景の美しさ、
そこに住む動植物の可愛らしさ、気高さ、
清浄な空気のおいしさ、
 
そんな魅力的な環境を
その身に備えることによって
たくさんの人を集めます。
 
 
戊(ぼど)さんは
そんな山の性質を持った人。
 
自分からは動かず
居場所を守り、
人が来てくれるような
魅力的な家づくり、部屋づくりをします。
 
基本、真面目で
あまり動かないので
ボケやすいという説も・・・。
 
人は動物なので、
適度な運動をして
人との会話も楽しみながら
心身を動かしてくださいませ☆
 
 
山にはやっぱり木が必要。
 
木の存在は
見た目の美しさだけではなく
 
根が土中深く伸びていき
空気が入ることで土が耕され
 
落ち葉が腐葉土を作り
綺麗な水を流してくれて
そこに他の生物も住み
豊かな生態系が作られ
 
より豊かな土を、
そして魅力的な山を作る。
 
そんな大事な役目を果たしています。
 
 
自分の性質に合った
生き方ができる環境に身をおき、
スムーズに生きられますように☆
 
愛川 結
 
 
星星星
 
 
 
☆十干について☆
 
十干(甲乙丙丁戊己庚申壬癸)は
五行(木火土金水)× 陽・陰
です。
 
木性の陽→甲(こうぼく)、木の兄(きのえ)
木性の陰→乙(おつぼく)、木の弟(きのと)
 
火性の陽→丙(へいか)、火の兄(ひのえ)
火性の陰→丁(ていか)、火の弟(ひのと)
 
土性の陽→戊(ぼど)、土の兄(つちのえ)
土性の陰→己(きど)、土の弟(つちのと)
 
金性の陽→庚(こうきん)、金の兄(つちのえ)
金性の陰→辛(しんきん)、金の弟(つちのと)
 
水性の陽→壬(じんすい)、水の兄(みずのえ)
水性の陰→癸(きすい)、水の弟(みずのと)
 
 
陽は単純明快。
スケールが大きく単独で動きます。
 
陰は複雑。
かよわく見えて実は芯が強いです。
 
 
星星星
 
 
(過去記事リンク)
☆イラストで覚える「算命学のきほん」
 
1、陰陽五行説

 

2、甲(こうぼく)

 

 3、乙(おつぼく)

 

 4、丙(へいか)

 

 

 
5、丁(ていか)

 

 

 
 
星星星

 

 

ゆるゆると更新します☆
 
次回は己(きど)です。
 
お楽しみにラブラブ