こんにちわふたぬ～ん♪
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昨日は無事に
義父の納骨を終えました
そして夕方から精進落としと称して
カミさんの叔母と従兄弟の2名
そしてカミさんと長男としげるの3人
合わせて5人でそうとう飲み食いしました＾＾
地元本八幡のお魚の美味しい居酒屋
こんな店ちっとも知らなかったよ＾＾
かなりバカ高いお会計となったようですが
まぁあちらに行った義父も飲んでるはずと
そういうことは度外視して飲みました＾＾
ちなみに次男は納骨が終わってから
用があるとのことで今回は参加しませんでしたが
霊園から次男の家まで長男の運転するレンタカーで送り届けて
一旦帰宅してから出直しました
叔母と従兄弟も一旦帰宅して
わざわざ本八幡まで出直してもらいました＾＾
まぁでもそのくらいの価値はある居酒屋で
まぁ会計がそれに見合って高いので当たり前ですが
まぁそう滅多に飲みには行けないところかも、、、
今後夏とか
また機会を設けてこういう飲み会をしていくと思います！
そして先ほど洗濯を終わらせたカミさんは出かけ
長男も帰っていったのでまたいつもの日曜日になりました
とりあえず洗濯物を干し終わったので
ブログを書くことに☆
で、気づけばしげるがBJCを聞き始めて
今日でちょうど一年なので
せっかくなんでそのとき聞いたベスト盤
「国境線上の蟻」のレビューでもしようかと、、、
ブランキージェットシティ「国境線上の蟻」（1998年）
まぁジャケは前も書いたけど卑猥極まりない、、、
この元になったのは
このベスト盤の3年前のアルバム
「SKUNK」のジャケ写をそのままイラスト化したもので
オリジナルの写真よりイラストになったことで
より卑猥度が上がっている気もします、、、
これだけでなんかもうすごいバンド？＾＾
で、全部で15曲が詰まった70分ほどのベストなんですが
東芝EMI時代の足跡として
まだ解散前のキャリアの中で出たベスト盤です
1曲目とラストの15曲目が未発表曲
さらに1994年のNHKホールでのライブバージョンの「悪いひとたち」も
初収録音源でその他に当時の最新シングル「ガソリンの揺れかた」
あとは2～5枚目のアルバム
「BANG!」「C.B.Jim」「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」
そして「SKUNK」までから選曲されています！
1．水色
2．PUNKY BAD HIP 「C.B.Jim」
3．ICE CANDY 「C.B.Jim」
4．絶望という名の地下鉄 「BANG!」
5．クリスマスと黒いブーツ 「BANG!」
6．Bang! 「BANG!」
7．嘆きの白 「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」
8．Snow Badge 「SKUNK」
9．Dynamite Pussy Cats 「SKUNK」
10．SKUNK 「SKUNK」
11．悪いひとたち
12．風になるまで 「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」
13．15才 「SKUNK」
14．ガソリンの揺れかた
15．John Lennon
こうして今見てみると
そのキャリアの代表曲を微妙にはずしたような選曲ですが
これは「SKUNK」がリリースされる前に
同年シングル集みたいなベストを一度作っているからで
その1995年のベスト「The Six」を合わせて聞けば
東芝EMI時代のBJCのツボは
ほとんど抑えたような形となります！
で、もうひとつ気づくのは
過去アルバムからの選曲が
しげるの大好きな2枚目の「BANG!」と
「SKUNK」からが多くなっていることです！
つまりしげるの好きな曲が
ここで改めて網羅されたベスト盤
そんなざっくりとした分析ともなります！！！
で、この1曲目の未発表曲「水色」が
しげるの聞いたはじめてのBJCサウンドだったわけですが
実はこの段階では普通のバンドの音として聞いていました＾＾
で、初期の代表曲のひとつ「PUNKY BAD HIP」が流れた頃から
あれあれ？なんかすごい音だね～って感じで
ここで一気にしげるのボルテージが上がってきましたが
まだまだガツンというところまでではなかったんです☆
ところが次の「ICE CANDY」が始まった瞬間
なんだこれは？何が起こってるんだ？みたいな感じになって
とにかく頭を通り過ぎざまにひっぱたかれたような衝撃が、、、
でもそのときですらまだこのままこのバンドを好きになるのかどうか
全く判断がつかないままで
とにかくしげるがこれまで聞いてきた音とは全く違ったのです！
そして唐突にアクセルが全開になったような
「絶望という名の地下鉄」♪
ここで完全にやられてしまいました、、、
今ではその直前の「ICE CANDY」のほうが
実はしげるは好きなのかもしれませんが
この1年前のこのときは
「絶望という名の地下鉄」のインパクトがあまりに巨大すぎて
「ICE CANDY」の衝撃をしばらく忘れていたくらいです＾＾
そしてかなりストレートなフォークロック調の
「クリスマスと黒いブーツ」にもそのまま引っ張られて
さらに同アルバムのタイトル曲の「BANG!」の渋さ、、、
ここまでリズム隊ががっしりとした
骨太のロックが日本にあっただろうか、、、
そのときは既にそんな感覚に酔いしれていました＾＾
ちょっと浅井のボーカルはかなりくせがあるけど
後に知ることになったパンクバンドのくくりよりも
もっと魂の叫びに近いような印象を持ちました！
たぶん恣意的に音をはずした歌い方をしているのか
そういう風にしか歌えないのかはわかりませんが
メロディに収まりきらない歌詞の洪水が
だかといってラップみたいな歌い方でもないし
とにかく主張してくるのもすごかった、、、
そしてそんな浅井の声を聞きながら次にやっぱりガツンと来たのが
「SKUNK」からの「Dynamite Pussy Cats」だったのです！
その前に4枚目のアルバムの曲とか
「SKUNK」のしっとりとした「Snow Badge」なんてのも聞きましたが
「Dynamite Pussy Cats」が流れ出した瞬間に
そのアバンギャルドロックともいえるようなかっこよさに
完全に飲み込まれてしまったのです！
そして続けざまの「SKUNK」！
渋すぎる演奏と本格的なロックに乗る日本語の歌詞、、、
イメージに想起されたのがZEPサウンドだったかもしれない
そしてライブバージョンだけど当時の彼らの最大の代表曲
「悪いひとたち」の世界観、、、
これは理解するまでにけっこう時間がかかりましたけど
浅井が訴えたかったことは革新的で
日本のロック史に残る名曲だと思います
そしてまた4枚目から「風になるまで」になったんですが
この4枚目のアルバムはやっぱりしげるにはあまり響きません
でもフォーク調の3拍子ロックの「15才」の純粋性は
やっぱりいいと思って聞いていれば
後から気づけばやっぱり「SKUNK」からでした♪
そして最後の最後に来たような「ガソリンの揺れかた」の
ものすごいオリジナリティあるリフとバンドの一体感！！！
こんなリフを刻む日本のロックバンドは
やっぱり未だに現れきっていないとも思います！！！
これも後に何度も聞くうちに気づいたことですが
実は歌詞の一部が他の過去曲につながっていて
先の「Dynamite Pussy Cats」の
アンサーソングにもなっています！！！
つまり喧騒のバンド巡業に対して
いつまでこんなことを続けるのかという問いに対して
この細く美しいワイヤーが切れるまで
と答えを導いたのが「Dynamite Pussy Cats」なんですが
その3年後の「ガソリンの揺れかた」では
あの細く美しいワイヤーは最初からなかったよ
と悲しすぎる最終解を求めてしまうのです、、、
浅井の目が見つめるものの純粋さと文学性が
歌詞に現れた瞬間だったと思えます
とにかくシンプルで押し寄せるようなバンドサウンドに対して
繊細な浅井の感性が言葉になって
荒々しく乗っかってくる独特なロックなのです！
この直前に聞いたのは
フジファブリックの初代ボーカル在籍時のベストで
フジファブリックも一気に好きになったわけですが
こうしてそれがかすんでしまうほど
BJCにやられてしまったきっかけとなったベスト盤だったのです！！！
アルバム最後の未発表曲は
しげるの敬愛し続けているジョン・レノンについて
これまた浅井の純粋な感性を通して
浅井も敬愛していることが伺える一曲
今さらのジョンに対する幼稚ともいえそうな歌詞には
少し笑ってしまいましたが
それも浅井の繊細な感性が感じて生み出した言葉＾＾
そこまで聞き終わってこのまま
このベストだけで済ませてはいけないバンド
それがしげるの答えとなって
翌日東芝EMI時代の中古をすべて買い占めてきたというわけでした！
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