シーワールドイルカではないです

シールドワールドですもやもやヘビ

↑今回のターゲットはこれらの5本

 

シールドなんかなんでもいいとか、逆にあり過ぎてどれを選べばいいか分からないとか、エレキギターを楽しむうえでどうしても必要な機材ではあるものの、あまり重要視されないことも多いパーツです

でもでも弦を弾いた音(振動)が、一番長い距離を伝わる(10メートルとか)部分だと思うので、これが重要でない訳はないでしょう

ギター、アンプは高価で重たいし嵩張る、エフェクターも高い、でもシールドであれば比較的安価で(高級ハイエンドケーブルもありますが)、グルグル巻きにできますので、格好の嗜好品対象となり得ます

 

今日、手にするギター、使うエフェクターを考えるだけでも楽しいわけですが、使う機材に合わせてシールド選びをすることも、どんな音が飛び出すか、更に楽しみが増えてますます妄想がひどくなる可能性がありますよ

シールド選びに迷った時(自分のギター、音楽の指向に合うシールドはどれかな?)、シールドなんか何でもいいとおっしゃる方はともかく、シールド選びに困っている方には、是非シールド選びの楽しさを味わってもらえればいいかなと思います

 

シールドメーター!

そもそもいろんなメーカーが出しているシールドは何が違うのか

導体がOFCとか、芯線の太さが○○AWGとか、絶縁体の種類とか低静電容量でローノイズとか、1芯か、2芯か、シールド、ジャケットの構造とかいろいろあるんですが、我々素人には電気的スペックから出てくる音まで想像するのは困難ですよね

そこで、みんながよく口にする音楽用語?からコレでしょ!というものに絞って採点(⭐️3つです)してみました

 

1音が太い!

2抜けがいい!!

3ハイがよくでる!!!

 

ノイズが少ないとか、音がクリアとか、コードの分離感が、とかは勘弁して下さい

ほとんど歪み環境で、パワーコードくらいしか弾かないので、それらの項目は自分のポテンシャル的にちょっと評価不能です

 

実際使ってみてどうなのか?

また、メーカーの宣伝文句は正しいのか⁈

 ↑①CANARE GS-6(F-15)、いちおうコレを基準とします

↑②CAJ Guitar Cable(Switchcraft 280)、優等生っぽい

 ↑③BELDDN 8422(CLASSIC PRO)、変わり種

 ↑④OYAIDE NEO G-SPOT CABLE(オリジナルゴールドプラグ)、見かけ重視?

↑⑤Fred The Tone CU-6550(オリジナルプラグ)、大人っぽい雰囲気

ケーブルの太さ、プラグの違いなど、こんな感じです

パープルのG-SPOTが一番やわらかいです

CU-6550はやや太め、つやなしタイプ

 

では、実奏!判定!!

 

L音が太い→低音がよく出ると置き換えます

M抜けがいい→ミッドレンジ(中音域)が強い!と考えます

Hハイがよくでる→気持ちいい〜

 

 (★で3段階評価してみました)

 全くの主観ですので、お気軽にみて下さい口笛

 

  canare 普通、特徴なし
Low      
Mid    
High    
  CAJ 音が大きくなった!
Low    
Mid  
High  
  BELDEN8422 ローエンドがタイト!!
Low      
Mid  
High
  G-SPOT 高音がすばらしい!!!
Low    
Mid
High
  CU-6550 高音が大人しい
Low    
Mid  
High    

 

どうですか?(って、こっちが聞きたいよ)

ですよね

寸評しますと、

①CANAREカナレGS-6(プラグはカナレオリジナルのF-15、戦闘機みたいな名前ですね)は、国産シールドケーブルの定番、業界標準と言われていますが、音的にはまあまあです、というかむしろにっこり

特に感動的なものはなく(小さな頃から慣れ親しんでいるからかもしれませんけど)、元気がない、張りがないという感じです

シールドを忘れた時に、スタジオにあるやつを仕方なく借りる、というレベル(ディスってませんよ

〜)あくまで好みの問題です

シールド、プラグも含めて品質の安定性とか耐久性という面では優れているかもしれません(そういう意味で業界標準と言われても納得です)自分も40年物、持ってますから

 

次に、②CAJ Cable(プラグはSwithcraft 280)

これは何となく期待できそうなのはネームバリューでしょうか

でも実際、アンプのセッティングもそのままに、カナレから差し替えただけで音が大っきくなった?ように感じます

特にトガッたところはないですが、ハイからローまで万遍なく音がしっかり出ている印象です

まあバランスがいいということでしょうか

カナレとコレなら、絶対CAJを選びます

 

さて、(見た目が)変わり種の③BELDEN8422

細身(カナレやG-SPOTと同じくらい)でグレー、ややしなやかさに欠ける掃除機の電気コードのようなシールドです

見るからに期待できなさそうですが、音はビックリです

CAJの低音を絞ったような感じで、逆に高音が強く出ているように感じます

ローエンドがタイト!高音のジャキジャキ感が刺激的!!そんな感じで期待を裏切るサウンドです(楽器屋さんで制作済みのものを購入したのですが、残念ながらプラグはSwitchcraftのコピーものです)

変わったシールドをお探しなら、コレは案外オススメですよ〜

 

いよいよちょっと見た目の派手な④OYAIDE NEO G-SPOT CABLE👀

コレがサイコ〜です!

ローは8422と同様、ほどほどにタイトで、中音域は濃厚で音抜けがよく、高音はそれほどきつくないけど、ハイポジションでのロングトーンが非常に気持ちいい、本日サイコ〜のシールドでした(ゴールドのプラグはG-SPOT専用デザインのOYAIDEオリジナル)

 

トリは、落ち着いた印象の⑤Free The Tone CU-6550(今はCUI-6550にモデルチェンジしています)ですが、そのまま、非常に大人しい抑揚の抑えられた穏やかな印象のサウンドです(フリーザトーンオリジナルプラグ)

高音はしっかり抑えこまれており、ミッドレンジが強く、低音はそこそこ出ていて、まさにマイケルシェンカーならコレ!的シールドです(ホンマの話し)

いかがですか?

メーカーの宣伝も鵜呑みにはできませんが、OYAIDE G-SPOT(中低域の密度が濃く、太い音 かつ 腰の据わったサウンド、10Hz以上の高域もナチュラルなため、耳障りの無いサウンドが特徴、サステインもあるので、ロングトーンなどソロにおいても、ストレスのない演奏が可能、音量の強弱の追従性が優れているので、 微妙なニュアンスの演奏にもしっかりと対応、メーカーHPより抜粋)、FREE THE TONE CU-6550(ずっと弾いていたくなる音、音の柔さ、ナチュラルなサウンド、メーカーHPより抜粋)に関しては、HPの謳い文句と実奏した印象も一致していました

CAJのケーブルはひょっとするとMOGAMI製かもしれません

 

試奏に使用したギターはGibson Melody Maker、シールド1本だけ、アンプに直差しです

メロディメイカーはハムバッカーを割ったようなシングルコイル1発で、電装系も1ヴォリューム1トーンとシンプルですから、こういう弾き比べにはむしろ最適かな?ということでセレクト(といいながら、実はゲイリームーアを意識しています、シドニーのアレの)

アンプはMarshall JCM2000 Dual Super Lead

クラシックゲイン(クランチ)とウルトラゲイン(LEAD1)を切り替えながら試奏(トーンコントロールはプレゼンスも全て5、トーンシフトなし、レゾナンスオフ)

 さて、それで自分が使うならとチョイスしたのは、CAJとG-SPOTです

マイケルサウンド狙いならFree The Tone CU-6550でもいいですけど、全編マイケルというわけにもいかないので(ベックの恋人たち、ゲイリーのスティルガットザブルースが試奏曲、この2曲が気持ちよく弾けるかどうか、主に判断材料にしました)

抜けがよく伸びやかな高音が際立つG-SPOTをギター側に、エフェクターを挟んでアンプ側をフラットでロスの少ないCAJケーブルにすれば、せっかく作り込んだ音がそのまま、何も失われずにアンプに届きそうな気がします(気のせい、かな?)

ということでシールドワールド牧場第1回コアラの結果、でした

他にもシールドがたくさんあるので、全5回くらい予定していますが、いつまで根気が続きますか不明です

では、また🖐️、次のシールドはコレとコレと

さて、本題

ギタ探!エレキギター探訪も回を重ねてまいりました

Gibson Les Paul編①〜③と駆け足で紹介しましたが、全部Les Paul Classicでしたね

好みがが偏り過ぎている、とお感じになるかも知れません

事実、そうです

ですが、今回、エレキギター探訪(ギタ探!)〜Gibson Les Paul編④はちょっと変化球、レスポールジュニア〜Les Paul Juniorです(大谷クンのスライダーほど変化しませんけどw)

↓おなじみ、CANADA製!カナダ製!!ブラウンケース

例の、ヒラヒラの内カバー付きです

チラッ、1ヴォリューム、1トーン

ということで、

91年製Gibson Les Paul Junior Vintage Sunburst↓

ん〜、ラップアラウンドのバーブリッジとちゃうやん、とお思いですか?

そうです、時期によりますが、ABR-1とストップバーの組み合わせの時もあったんです(このギターは91年製)、現行はバーブリッジ

この辺の仕様は、結構、年代により変遷します

サウンド的にはバーブリッジの方がトレブリーになるようですが、演奏面ではスタンダードに慣れていると、ブリッジが独立している方がテンション感が得やすく、ブリッジミュートもしやすい、こっちの仕様の方がしっくりきます

ジュニアらしい見た目、見栄えはバーブリッジですけどね

でもバーブリッジだとオクターブチューニングも出来ないし、一長一短です(そんなチューニングに拘ってへんがな、と言われそうですけど)

そしてピックアップもジュニアJr.といえば、ドッグイヤーのP-90ですが、これはP-100です

P-100はノイズ対策でスタックハム構造となっているため、見た目には分かりませんがP-90より厚みがあり、横から見ても分かりませんがボディ側のザグリも深い、ハズです

なのでP-90からP-100への換装は困難、メンドーですが、逆にP-100からP-90への載せ換えはカンタン、なハズです

そもそもP-90サウンドを肌で知らないので違いが分かりませんが、できればP-90がよかったな〜(なんとなく)

ピックアップカバーも表面が細かな梨地になっていて艶がないので単に古く見えてよくありません

見栄えが悪いので、Seymour Duncanダンカンのアンティクイティーか、Gibson純正のP-90を交換候補として考えています

全体的に塗装も綺麗で、カラーリングなど、決して悪いルックスではありません
このギターを買ったのは、ゲイリー師匠の影響が大です
Gary Mooreゲイリームーア(2011年没、享年60)と言えば、1978年、Thin LizzyシンリジーのSydney Opera Houseシドニーオペラハウス公演での、1ハム(DiMarzio Super Distortion Double whites 搭載)Gibson Melody Makerメロディーメイカーで爆速早弾きが有名ですが、このカラーのジュニアも確か持っていたように思います
(でも買う時に、店員さんからゲイリーはメロディーメイカーでしたよね?と、疑問符をつけられましたっけ)
ええ〜っ!?、そんなこと先に言ってくれる〜と思いましたけど

ペグはヴィンテージものはオープンタイプのボタンペグですが、現行は見かけボタンでもスクリューブッシュタイプ

このギターのミニタイプではない、レギュラーサイズのkidnryキドニー型GROVERに換装されていますので、サウンドもガッチリ気味です

塗装はいわゆるダークバック?

トップもバックも塗りつぶしなので、マホガニー材が1Pなのか、2Pなのか、とか、材の質、善し悪しは分かりません

ボディの生鳴りはいいほうではありませんが、アンプで鳴らせば関係ありませんから

メイプルトップ、ハムバッキングのスタンダードとは完全に異なる、キレのあるシングル(P-100ですけど)サウンドを奏でます

ネックのグリップは細め

こうしてみると、アイドル的存在のマイケルに対し、魂の師匠ゲイリーの影響が如何に大きいかわかります(知らんがな、そんなん)

ギター欲しいだけやんか、お〜ん

そうです

では、また次回まで!乞う、ご期待!!


昨日はもうひとつ、年末に注文した商品が届いていました

中身はパール金属さんの中華鍋風のフライパン、鉄製、深型炒め鍋です

蓋を開けると簡素にフライパンのみ🍳

注文時にはそれと知りませんでしたがパール金属さんは新潟県の会社で、今回の地震で倉庫などが被害を受けしばらく出荷もできなかったそうです

ジャーン!鉄職人!!極深!!いため鍋です

20cmと小ぶり、鉄板もあまり厚くなく550gと軽量ですので片手で楽々

底が平なのでIHヒーターで使えます

新潟県 燕三条メイド

野菜炒めもパラパラチャーハンも鍋ラーメンも丼も、何でもできそうです

すべての熱源に対応!マルチファンクショナル!!

テフロンは剥げる、アルミはIHで使えない(使いづらい)、鉄は傷まないし長持ちするのでオススメです

しばらく料理もしていませんでしたが、この機会にお料理コーナーも始めようと思っています🍝

例年この時期、大阪和泉市の風物詩とも言える信太山クロスカントリーに参加してきましたハンバーガー

この大会にはマラソンを始めた頃、10年以上前から参加していますが、ある時期から爆発的に参加人数が増えて会場駐車場が満タンでよっぽど早く会場入りしないと停められなくなったので、大人しく大会運営の無料送迎バス(南海バス、JR和泉府中駅より)のお世話になりました


小中学生から一般まで、距離も3km、5km、10km、20kmと複数カテゴリーに分かれているので順次スタートできるようにスタート、ゴールゲートが分けられています

招集はスタート10分前、前の方でも後ろの方でも、好きなところからスタートできます

マクドナルド協賛ハンバーガー

信太山名物、陸上自衛隊装甲車の展示

中に入ったり記念撮影も自由です



オフロードバイクも

自衛隊員も随時募集しています日本


マルちゃんのキッチンカーラーメン

ゴールしたランナーにマルちゃん正麺が無料で振る舞われます(すごいちょっとでした🤏)

以前は自衛隊員さん直々に塩っ気の強い豚汁を炊き出しして頂けましたが、その後、チキンラーメンとなり今はマルちゃんのようです

自分は一般男子の部20kmに参加

10kmでもよかったのですが、スタート時間が早いほうにエントリーしました(午後からスタートになると1日つぶれるので)

演習場として造成されているので、だいたい砂利道、曲がりくねっていてわざとアップダウンがある結構タフなコースです

平地でも砂利で滑ってスピードが乗りにくいし、路面の凸凹に足を取られて捻挫しないよう注意が必要です

装甲車の車輪で踏み固められた轍を走るか、足に優しい端っこか真ん中の草地を走るか、路面状況を見ながらコース取りしています

いつも早いランナーに平坦路でおいていかれるので、池のほとりに下りていく大きな下り坂を利用して追いつく作戦をとっていますが、砂利で滑りやすいのと足がもつれて転倒するキケン大なので大胆な走りをすることができず作戦は不発に終わりました

体重が軽くて身体がしなやかな子供ならまだしも、いい大人がやると派手にコケるか、足や腰を痛めます

なんとか1周目は先行する健脚ランナーに遅れまいと気合いを入れてがんばりましたが、コース終盤の長い登りを上りながら、これは2周目もたんな、と感じました

スタート/ゴール会場が近づくと応援の太鼓の音なども聞こえるのですが、みっともないのでゴール手前で失速するのは避けたいところです

1周目のラップは48分でしたが、2周目に入ってテキメンにペースダウン、先行ランナーに引き離されてしまいしばらく単独走行、後方から追い上げてきたランナーに抜かれざまになんとか追走し、しばらく引っ張って頂きましたが、あと5kmほどのところで気持ち的にも脚的にも終わってしまい、なんとかゴールまでツラくても切れないための練習と言い聞かせてペースを落としながらも走り続けました

最後はスローモーションのようになりながら、観客のいるところはなんとか走るカッコをしてゴールイ〜ン🙌

結局、2周目は50分以上かかってしまいました

反省としては、水分補給とエネルギー補給、ペース配分です

エネルギージェルは2本持っていましたが、スタート時と10キロ時にそれぞれ1本

でも1本で10キロは持たないです、もう1本必要でした

水分補給は苦手で、コース上2箇所に給水場がありましたが全部こぼすか、1、2口程度しか飲めません

おかげでレース後、1キロ以上は体重が減ってしまうのでいつも脱水症状が激しいです煽り

あと、最近のトレンドがネガティブスプリットである、というのはレース後に知ったキーワードです

最初はペースを抑えて走って体力を温存、後半のペースアップに備える、というのがいい記録を出すには重要のようです(当たり前か)

前々からゴール手前で自分より年配のランナー、女性ランナーにどんどん抜かれていくので、うすうすなんかおかしいな、と気づいていましたが前半飛ばしすぎてはいけないようです

今回の経験を次に生かしたいと思います

コーヒーコーヒー

たびたび休憩します

近頃、なんでも値上がりしますが、レスポールクラシックは上がりすぎです

一時期、コロナ過の煽りでタマ数が少なくなり(ギターの生産や出荷が停滞したのか、ステイホームでギター購買層が拡大したのかわかりませんが)、中古ギターのお値段も全部ではないけど一部の人気機種に限ってはどんどん値上がりしていきました

2020年4月に緊急事態宣言が出された時も、繁華街ではみんなお店を閉めているのに楽器屋さんは開いてたんですよね〜

ギター好きが大勢集まるのにもかかわらず、飲食関係ではないのでオッケー(あるいはグレー)だったんでしょうね

輸入ギターの値上がり(Gibson USAやHeritage Guitarsも)は円安の影響と考えれば致し方ないですが、国内流通の中古ギターに為替は関係ないですけどね

レスポールクラシックと言えば、少し前まで気軽にビンテージテイストが味わえるレスポール好きにとってはむしろ穴的な存在だったのに、何時の間やらカスタムショップ製レスポールに次ぐプレミアムな扱いに様変わりしてしまいました

Les Paul Classicといっても、言ってしまえばGibson USAレギュラーラインのバリエーションに過ぎず、モダン路線で絶え間なく変化してきたStandardに比べて、杢の出た綺麗なトップ材やクルーソンペグ、ABR-1ブリッジなどビンテージ路線に寄せたパーツセレクトの違いはあるにしてもギターのクオリティーは同年代であればマホガニー材の品質にしてもそう違わないはずなんですけど

カスタムショップの次はコレだ!と、高値を付けても売れるギターとして楽器屋さんに目を付けられてしまったんでしょうね

ヒスコレは高くて買えないけど、クラシックなら〜という方はおられると思いますが

特に杢の強いプレミアムプラスなんか、もうちょっとがんばればヒスコレが買えそうなお値段ですよ

一線を超えてます

その分、買い取り価格も高くなっているので手放す人も結構いるんでしょうね

そしてまた買う人もいるから〜

悪循環ですにっこり

ギタ探、レスポールコーナーの③番目はコレ↓

ケース?!

ギブソンユーザーにはお馴染み、CANADA製のブラウンケース(カナダ製?金田?兼田??といろいろ考えていたら、メーカー名ではなくMade in CANADA、カナダのBOBLENボブレンという会社の製品ということが分かりました)を開けると…

おお〜っと、こんな綺麗なヒラヒラのカバー付きかよ(自分の知る限りでは、90年代前半のケースには内カバーが付いてました)

チラ見、うお〜っとええ感じの杢なんとちゃう〜

で、ぱさ〜っと開けるとこんな感じ↓

↑92年製Gibson Les Paul Classic Plus HCS、鮮やかなチェリーサンバーストです

ピックアップカバーがテカりすぎ!で全体にキラキラして見えます

実際、92年製の割にはとても綺麗ですけど

ピックアップはオリジナルのオープンハンバッカー496R/500T(セラミックマグネット、Hot & Super Ceramic)からフロント(ネック側)が490R、リア(ブリッジ側)は490T(Alnico II)か498T(Alnico V,Hot Alnico)か不明ですが、交換されています

↓Les Paul "MODEL"表記のシルクスクリーンロゴにClassicの文字入りトラスロッドカバー

この時期(クラシック発売当初の90年〜92年)はレギュラーラインのスタンダードと一線を画する造りになっていて、このカッタウェイ部のバインディング処理もそのひとつです

もともとレギュラーラインのちょっと上、現行モデルとして展開されるLes Paul Standardに対して、1960年レスポールを元にしたVintage reissueビンテージリイシューモデルとして製品開発されたので、細かな仕様の違いで差別化していたものと思われます

70年代のギブソン暗黒時代からレスポールの復活を目指して、80年初頭に発売されたLes Paul Heritage 80(エイドリアン・ヴァンデンバーグがトラスロッドカバーを裏返しにして使っていたギター、と記憶している)や59 Vintageといったビンテージレスポールのリイシューモデルはすでに存在していましたが、Historic Collection登場以前の話しで完成度が低く、その割に少数生産で高額だったので、このLes Paul Classicが開発されたのではないでしょうか

そして93年、本格的ビンテージリイシューとしてHistoric Collection(ヒストリックコレクション、略してヒスコレ)の登場とともにクラシックの仕様も変更され、ヘッドのロゴが"MODEL"から"CLASSIC"に、バインディングもレギュラーラインと同様、トップ材のメイプルを完全に覆うようになりました

違いはハードウェアではピックアップ、ABR-1ブリッジ(スタンダードはナッシュビル)、ブッシュタイプのクルーソンペグなど

トップ材はプレーンメイプルのClassic、杢の入ったClassic Plus、更にバリ虎のPremium Plusとバリエーションが展開されました

↓バックのマホガニーとバインディングの隙間からトップのメイプルがチラッと見えていますね

↑エスカッションがヒスコレのようにトールタイプではないので、ピックアップが飛び出し気味です

ヘッドは綺麗な状態を保っています

スモールヘッドなのはいいんですが、ヘッドの両端が反り上がり気味です

再生産以降のレスポールによく見られる形状で、国産レプリカも70年代はこんな形でした

どんどんエスカレーして、一時期まるでサリーちゃんのパパみたいになっていました(別にパパは悪くない)

カスタムは尖ってても違和感ないですが、ビンテージのスタンダードはもっと撫で肩でタレ目な感じでしたよね

このへんのニュアンスは80年代のGrecoグレコのEGシリーズ、Mint Collectionがよく再現していました(いずれジャパンビンテージ編もやりたいと思います、ウフフ)


8+4桁のスタンプシリアル


バックはシロクロで!(ちゃんと綺麗なチェリーですけど)

さて、エレキギター探訪、Gibson Les Paul編

最初の3本は92年製HCS、98年製HCSとGold Top、どれもLes Paul Classicでした

実は、レギュラーのStandardは1本も持ってないのですガーン

理由はナッシュビルブリッジが嫌い(それだけかよっ!)、逆にいうとクルーソンとABR-1の組み合わせが好きなのでどうしても今のスタンダードに手が出ないんですね(50sレスポールとかあるんですけど、コンバージョンポストとか使っても元も子もないし...)

ご紹介した3本は同じクラシックですが、個体差が大きく、ピックアップも違うのでそれぞれキャラクターはぜんぜん異なります

ギターはどれもそうですよね、ね、ね

逆に全体違うひとのギターが、音めっちゃ似てるやんっていうこともたま〜にありますけど

ということで、もはやビンテージレスポールは天文学的価値を有するものとなり、90年代レスポールも貴重になりつつあるのでこの子達(ペットじゃないぞ)、これらのギターも大事にしたいと思います♪

コーヒー

マニアの世界にはいろんな沼がありますが、ギタリストにはシールドの沼がありますねもやもや

国産のcanareは学生時代からずっとお世話になっていました(発祥は名古屋の香流川の上流、カナレガワ!らしいですよ)

同じく国産ですMOGAMIモガミ最上っていうのがあると知ったのは、最近のことです

BELDENベルデンも人気ですね

Revelation Cableという、いろんなメーカーのシールドケーブルにカラフルなジャケットを被せたオシャレで高級感のある手作り高級バンドメイドシールドのブランド(CANADAカナダ)もあります(三○楽器扱い)

あとは、Custom Audio Japan(CAJ)とか、Ee-pro、Free The Toneフリーザトーンとか、楽器関連器機メーカーがリリースしているものなど

僕はシールドを第4の楽器(ギター、アンプ、エフェクターを1、2、3と考えたら)、と考えています

ギターの微弱な電気信号が、3〜5メートル、場合によっては10mとか、シールドの中を流れていく時間?距離?が他のどの機材よりず〜っと長いわけですから、シールド選びの影響は、エフェクター、アンプ並みに大きいと思います

シールドはトーンコントロールのコンデンサーと同じで、音を加える事はできず、必ず何かが失われていくので、如何に損失を少なくするかで音色が変わってくるのだと思います(違うかな??)

エフェクター、アンプに拘るならシールドケーブル(パッチケーブルも含め)にも拘らないと、結局、何かが抜けているということになるでしょう

今日使うギターとかエフェクターを選んだら、最後にどのシールドを使うか決めてます(銘柄だけでなく、スタジオの広さで長さとか、使うギターでプラグもL字かストレートかの違いがあるので)

ちなみ同じシールド2本でなく、キャラクターの違うシールドを1本づつ持っていきます

そして個性の強い方のシールドをギター側に、クセの少ないシールドをアンプ側に刺してます

 

そこで〜、オススメのケーブルはあるのかい(ギター側)

電気的なスペックはともかく、単に自分の好みでしかないですけど

1着 BELDEN 8428

2着 MOGAMI 3368

3着 OYAIDE G-SPOT CABLE

 

ええ〜、そこ〜?!

というセレクトかもしれませんが、どれも音が生々しいです

ベルデンは8412が定番ですが、自分は一度もいいと思った瞬間がなく、どちらかと言えば9335か、9778が好きなんです

マニアックなところで8410というのがあったんですが、廃盤なのか入手困難となっていて、そこで見つけたのが8428です

径7.37mmと太くて、外皮がちょっとネト付きのあるゴムなので見た目が業務用掃除機の電気コードのようですが、音はサイコ〜です

まさに何も失わずに全ての音をはき出しているような、生音感と力強さがあります

モガミ3368も同様(定番は2524ですが、これはカナレのGS6的な立ち位置かと思うので使ったことがないです)、BELDEN8428と似た太めのケーブルで、音は8428と甲乙つけがい生々しさです

問題はお値段で、MOGAMI3368 5mm SSフォンフォン(Neutrikノイトリク)で、6600円とかします

ケーブルとプラグをサ○ンドハ○スさんとかで買って、自作するとだいたい半額程度では仕上がりますが、手間ですよね

さらにBELDE8428は数年前より倍ほど値上がりしており、ケーブルメーカーに注文しても5メートルSwitchcraftプラグで12000円、ハ〜ァ!?というお値段になってます

自作してもケーブルが時価2480円/mですので、メリットなし、です

そして、意外なところでオヤイデのGスポットですが、紫色で細くて(6mm)しなやかで、プラグがメーカーオリジナルの真鍮削りだしとなっており、ネーミング通りの艶めかしい音を奏でます(ほんまかいな〜)

お値段、4600円/5mmSSオリジナルフォンプラグとなっておりますので、上記2本と比べると常識的な価格設定です

(切り売りだと、カナレGS6 220円/m、モガミ2524は160円/mなので、とにかく安く、という方は、これらで自作するのが一番です)

BELDEN 8428とEx-pro FA↑

8428も太いですが、FAほどではありません

ゴムが少しネトネト感がありますが、FAも硬くてクセがあるのでどちらも一長一短です

OYAIDE G-SPOT↓

G-SPOTとEX-PROのFA

コレはスピーカーケーブルの通称"ウミヘビ"

↓Revelation Cable とCAJ(CAE)のシールド

CAJはプラグがSwitchcraft、最近はオリジナルものに変わりました

シルバーとゴールド、ジャケットの異なるリベレーションケーブル

中身のシールドも違うメーカーで、いろんな仕様があります

レベレーションのプラグはG&H、ガッチリしてます

↓CAJプラグの細身の長尺パッチケーブルは独Klotzというメーカーのケーブル使用

↑新旧カナレのプラグ比較

上の古い方は40年モノですwww

定番のBELDE9778とSwitchcraft280(少し緩んでます)

国産メーカーのFREE THE TONE CU-6550↑、プラグもオリジナル

カバーが緩みやすいのがちょっと🙅‍♂️ですけど

マイケルシェンカーが来日した時に、日本のローディーさんの提供でコレを使っていたそうです

 

(モガミ3368だけ写真がありませんでしたガーン

 

さて如何でしたでしょうかでしょう

自分の好きな、よく使っているシールドケーブルをご紹介したまでですが、シールドだけでもいろいろ楽しめますネ

定番といわれるシールド以外にも、まだまだアッ!?と驚く製品があるかもしれません

あなたもシールド沼に飛び込んでみてはいかがでしょうか

 昔、サスペリアというイタリア映画(ホラーとサスペンス)でくるくるワイヤーがいっぱいの部屋が出てくるシーンがありましたね、アレです

えっ!ポーン

ギタ探、第②回目は、レスポールの2本目、チェリーサンバースト(HCS)のクラシックです
先日、映画を見てからレザーフェイスと呼ぶことにしました🪚(ホラー映画の、テキサスチェンソ)

楽器屋さんで見つけて、これはもうそのまま買って帰りますよね〜きっと、的な流れでした

手前の赤みのつよいチェリーサンバーストのギターが98年製Les Paul Classicです

遠目には分かりませんが、近づいてみると細かいウェザーチェックがびっしりです

といってもヒスコレでよく見る線状に走った亀裂状のものでは無く、網目状の正に皮膚の皺のようなレザーフェイスです

後ろの肘の当たる部分があからさまに剥げてるギターは試奏用でしょうが、赤いほうも年式からして塗装の劣化が激しすぎるので、これも試奏用に店頭に出していて風雪に晒されていたものを商品として売りに出したのではないかと勘ぐっていますが、その核心に触れる部分は敢えて訊ねませんでした

表面の劣化がありますが、クラシックに限らずこの年代のレスポールによく見られる雨だれ状の白濁になっていないのでOKです



買います(欲しいです)、ポットとか蓋開けて見れますか、とか言ったら、その場で対応してくれました

普通にアッセンブリータイプのサーキットで、コンデンサー(キャパシター?、自分はコンデンサー という方が慣れてます)もノーマルのままの小さなセラミックコンデンサー でした

コンデンサーはバンブルビーやブラックビューティーに代表されるようなビンテージパーツでカスタマイズされる定番部品になってますが、僕は何気にノーマルのセラコンが好きです

ドライで色気のない漢らしい感じがします(音楽的な表現でないですけど…)

ヒスコレレスポールも90年代、2000年代初頭はセラコンでした

それが2003年、ただのオイルコンデンサーにバンブルビー柄のプラスチックカバーを被せただけの、冗談みたいなレプリカコンデンサーに変更されました(分解されたらすぐバレるのに)

評判がすごく悪くてビンテージものに交換する人が続出していましたので、2019年、59レスポールの60周年モデルを機にLuxe社製のもう少しマシ、なコンデンサーにアップデートされたようです

ピックアップはオリジナル、Hot & Super Caremic(496R/500T)

60年レスポールオマージュ(hommage)にしては、ちょっとそぐわないハイパワーピックアップです

スタジオで試走

ハハハハ、笑けるほどハイパワー

しかも重量が4.5kgほどあり、立って弾いてるときはストラップが肩に食い込むぐらいでまだいいですが、座ると重量がアンバランスでヘッド落ちとは逆にボディが反対側に落ちそうになりますwww

レスポールでは一番好きな❤️チェリーサンバーストのプレーントップです

レスポールクラシックの特徴で、指板のディッシュインレイが緑がかっているのが普通ですが、このギターは割と白っぽいですね

固体差かな?

とういことで、第1回でいろいろ話しすぎたので第2回はザクッと、98年製Gibson Les Paul Classic HCS ”Leatherface”のご紹介でした


第③回へ、続く…

 

エレキギター!といえばストラトキャスター!?

否定しません

だけどやっぱりレスポール!!


特にトラ目(虎杢)のスタンダードが小さい頃から憧れでした

ゲイリームーア師匠のアレです🐅

物心ついたころはレスポールの貴公子、ジョンサイクスの黒いカスタムに心を奪われましたが、レスポールの原点、といえばやっぱりレスポール御大のゴールドトップでしょう

えっ、そっち?


ということで、愛蔵のギターたちを紹介したいと思いますが、まずレスポールとは、から

レスポールとはギタリストであるレスポールさんのお名前であり、氏と共同開発したギブソン製のギター、シグネイチャーモデルがレスポールです

数年ごとに少しずつ仕様が変更されますが、59年のサンバーストモデルで完成形に至り、60年で一旦、生産終了となります(一旦、というのは後に再生されるので)


レスポールのコピーモデルは無数にあり同じシェイプのギターを全てレスポール、と呼んでしまってはマズいのでしょうか

アコースティックギターなんかむしろ、ほとんどどのメーカーも同じやん、少しずつシェイプと大きさが違うだけやけど?

レスポール、ストラトキャスター、テレキャスやプレベ、ジャズベもそれくらい普遍的にはなってますが、そもそもソリッドボディのエレキギターの歴史が49年のフェンダー エスクワイヤー(テレキャスターの先祖)と言われているので、アコースティックギターと違い歴史が浅く、元祖とコピーが区別されるのも当然ですよね

なのでメーカー名+レスポールタイプと言ったりしていますが、今では国産レスポールタイプのギターもジャパンビンテージという独自のジャンルを確立しており、グレコならEG、ミンコレ(ミントコレクション)、トーカイならLS、あるいはLove Rock!(ラブロック!)と言ったらソレと分かりますね

ちなみに自分はレスポールといえばグレコ!なので、ラブの方には馴染みがありません


今回は、最近、市場価格が異常に高騰しているレスポールクラシックのお話から


①エントリーナンバー1番

1998年製Gibson Les Paul Classic Gold Top


レスポールさんの話で引き合いに出しましたが、最初のレスポールはゴールドカラーのスタンダードモデルで、おおざっぱに言うとシングルコイルのP-90、バーブリッジ仕様、ABR-1仕様、P-490、いわゆるPAFが載ったハンバッカー仕様を経て、58年にサンバーストカラーになります


以前は国産のコピーモデルしか持ってなくて、レスポール好き❤️を公言しながら"ギブソン製"レスポールは弾いたこともなかったのですが、このギターが初のマイギブソン、ホンモノのマイレスポールです

今時の、再生産以降、ヒスコレなども含めギブソン製のレスポールさえも所詮はビンテージレスポール(1950年代〜1960年までに製造された)のコピーでしかないと言ってディスる?人に忖度して本物でなくホンモノと言っておきますが、いったんディスコン(discotinued)となった自社製品を再生産したからといって何か問題がありますでしょうか?

ギブソンも低迷期があって特に70年代はヒドかった、ってそん時は幼くてようわからんかったけど

70年代後半〜80年代はNWOBHM、ハードロック、ヘヴィメタル、つまりエレキギターの全盛期を経てギブソンも見事に復活を遂げましたね


その頃、国産コピーモデルも最盛期で、むしろグレコのスーパーリアルSuper Real、ミントコレクションMint Collection シリーズなどのレスポールモデルの出来(コピー度、再現度)が素晴らしく、日本人のギターマニアとしての熱意と職人技が遺憾なく発揮されていました

それは本家のギブソンも日本製のコピーモデルを参考にした?という話があるほどです

だからギブソンのレスポールもコピーのコピーです

僕はフジゲン、Grecoグレコを高く買っていますが(評している)、Tokaiはちょっと?です

トーカイは東海で、異常高値となっていますが、レスポールのコピーというより、レスポールの形をした東海楽器のギターという感じがします(分かりにくいですか?)


さて、最近のカスタムショップCustom Shop製レスポールはビンテージレスポールを徹底的に分析して、スキャンしてトップのアーチを再現したり接着剤(ニカワ)や染料など製法も含めて当時のスペックに限りなく近づけて製造しているそうですけど、1990年に製造、販売が開始されたレスポールクラシックはまだレギュラーラインのレスポールスタンダードをビンテージテイストに仕上げた程度だった?、と言っても言い過ぎではないでしょう


それ以前にエイドリアン・ヴァンデンバーグの使用で有名?なLes Paul Heritage 80などビンテージレスポールのリイシューの機運が高まっていたところにレスポールクラシックが登場し、93年に満を持してヒストリックコレクションが展開されます

そしてレスポールクラシックもビンテージリイシュー的な立場から、レギュラーラインのバリエーション的な扱いに格下げ?された訳ですね

ヒストリックコレクションの登場によりやや影の薄い存在となってしまったレスポールクラシックは2012年にいったんディスコンとなりますが、2014年にそれまでとは違う仕様でモダンクラシックモデルとして復活し現在まで細かなというか、結構大胆な仕様変更をされながら生産が継続されそのネーミングは今に生き残っています


えらい前置き(ウンチク)が長くなりましたが、やっと自前のギター紹介です↓

バックの赤に映えてゴールドトップが綺麗です

ゼブラのピックアップはオリジナルのダブルブラック496R/500Tから交換された57Classicです

ブリッジ、テールピース がくすんで汚くて嫌だったので、新品のニッケルメッキのものに交換しました

ブリッジはSCUDのインチ規格ABR-1のノンワイヤータイプ、テールピースはクルーソンのアルミ製です

レギュラーラインなので、特にディープジョイントというわけでもありません

レモンオイルで指板のお手入れ

クルーソンのテールピース 

クルーソンてペグだけじゃないんですね




先に等間隔になるように弦を当ててマーキング

それから専用ヤスリで溝切りしてます


ピカピカ✨

ペットの突板の雨垂れのような白濁もなく綺麗

シングルカッタウェイ部のバインディングがメイプルトップの厚みに合わせてあるのが、この時期93年以降)のクラシックの特徴、と言われていますが、つまりこの時期のレギュラーラインレスポールと同じ仕様なわけです

ビンテージレスポールと同様、ラバースタンプ押しのシリアルですが、ヒスコレと違い文字が太く雑な感じもします

98年製の8 0×××の5桁シリアル

この頃はまだバックはマホガニー単板ですが、2010年代後半にはレギュラーラインは2Pバックとなってしまいました

地図のような板目も出ていない導管も真っ直ぐな1Pマホガニー

ネックも同様

いわゆる細身の60年プロファイルで、スリムテーパーと呼ばれますが写真では分からないですね

ヒスコレの丸太を割ったようなネックとは違います(レスポールクラシックは、60年モデルのリイシュー的な扱いです)

エンド側から見るときれに斜めに並んだ木目から、元の木のサイズ感が想像できます

この角度からだとアーチトップの削り出しの具合がよく分かりますね

ということで、この1年?で価格が爆上がりしている90年代レスポールクラシックのゴールドトップモデルをご紹介しました

サウンドまで話している余裕もなくなってきましたので、この回はこれにて終了、また次回以降アレやコレやお話したいと思います

続く…

今回は久々に、はりちゅう(播磨中央公園)でクリテリウム出場のため、機材の準備風景と参戦記を…

ホビーのサイクルレース事情に詳しい方ならご存知の方も多いと思いますが、はりちゅうのコースはスタートしてすぐガッと登ります(8〜10%程度)

前回、大台ヶ原ヒルクライム用にAC号(アスリートカンパニー特製アルミ、元ネタは名機TNI 7005MkII)を激坂仕様に変更したので、外して余っているアルテグラのカセットスプロケット11-30Tを平地仕様のFast Forward F6Cに載せ替えて、登り仕様に模様替えします

↑FFWD F6C

トライアスロンを始めて3年目にWi◉◉leで入手しました

普通よくあるのはF6Rですが、F6CのCはcontrol versionの略で体重の重たいサイクリスト向けホイールです

自分は大きい方ではありませんが、セールで格安になっていたのでコレをポチッとしました

Rとの違いはスポーク数が多い事ですが、デメリットとしては超軽量エアロスポークのSapim CX-Ray数本分重くなるくらいです

むしろ剛性が上がり、ギアの掛かる登り仕様には向いているように思います

F6Cであるということと、10速専用なのでセール対象となったようです

さて、作業時の立ち位置はホイールを前にして前屈みになります

24mmメガネレンチ↓

↓フリーの空回りを押さえる専用工具

スプロケを外す前に、ギアフロスでチェーンオイルや汚れをサッと落としておいたほうがいいですね

フリーはグリスでギトギト、どうせまたギアを嵌めるのでそのままでもいいですが、一応古いグリスは拭いて新しくシマノのプレミアムグリス(前はデュラエースグリスと言っていた)を塗りつけました

10速専用フリーなので、スペーサーの枚数を間違えないように注意

10速フリーに10速カセットなので、薄い方の1.0mmスペーサーを1枚のみ使用します

↑ロー25Tと30Tの違い、デカい

↓グリスとフリー外しの専用工具

コー○ンで買った手洗い石けん

以前は右側のオレンジスクラブを使っていましたが、なんとなく上等そうなパワーハンドソープを導入

手に優しい成分が入っているようです

ガッサガサの手で恥ずかしいです

見た目、クレンザーみたいです

スクラブ感はゼロ

油落ちはまあまあでした

 

工具や自転車が油っぽくなるのが嫌なので、1回の作業中に結構何度も手洗いしてます

 

後はスプロケ締め込み、24mmのソケットデカいです

一応、東日のトルクレンチを使用していますが、なくても壊れない程度にじわ〜っと力を掛けて、もう回らないというところまで締め込めばだいたいそこが指定トルクの40Nmあたりです

アルミホイールのキシリウムから、カーボンホイールに履き替えるのでブレーキパッドもカーボン用に交換

カーボン用ブレーキシューをアルミリムに使用することはできますが、逆はやめた方がいいです

また一度アルミホイールで使用したカーボン用シューを、そのままカーボンホイールで再使用することも止めたほうがいいです

アルミ用の硬いパッドでカーボンリムを削ったり、埋まり込んだ金属粉で痛めることもあります

image
と言う自分は黄色いカーボン用シューを外すのが面倒で一時アルミリムに使用していたので、黒いアルミ用シューと同様の溝のあとがついています
それをもう一度カーボンホイールで使用するときは、ブラシでカスを落として、金属片が埋まっていたら取り除いてサンドペーパーで表面をならしています

ブレーキシューを嵌める舟?の溝も、たまにブラシで掃除しておかないとシューが嵌め難かったりします

アルテグラグレードのブレーキはシューの固定ネジが2mmの六角ですが、頻繁に交換する場合、作業が面倒なのと2mmではネジが固いときに山をなめてしまう可能性があるので、作業が楽で確実なプラスネジに交換しています

新しいブレーキパッドを買うと、緩み止めのついたネジも付属してきますが、いちいち新品には交換していません

1回の走行でネジが緩んで外れて、シューまで外れてブレーキが掛けられなくなって落車する、ところまでいくことはまず無い、と判断しています(構造上、ストッパーがあるのでシューはタイヤの回転方向へは外れないようになっている)

シューの交換後は、というか1回走行するとだいたいブレーキアームのセンターがずれるので、レバーの握った時に左右のシューがバランスよくリムに当たるよう3mmの六角レンチで調整します

きちんと調整できると、レバーを握ったときに、手拍子するみたいにシューがパンパンパンッとリムを叩くような感覚になるので分かります

準備完了〜

愛車のプラド号でしゅっぱ〜つ

さて、会場入りで〜す

 

前置きが長くなったので、ここからはサクサクッといきます

開場時間に合わせて早めに出たので、最寄りの駐車場に入れました

自分の出場するカテゴリーの出走が遅い時間だからとゆっくり出かけると、会場併設の駐車場がいっぱいになり近隣の駐車場に停めて自転車で自走しないといけないのでメンドーです

今回、自分のでるレースが朝からだったのでがんばって早起きしました

ここがスタート直後の坂⊿

ローリングスタートで先ず登り、登り切ったところで180度ターンするように折り返し裏コースをビュンビュン飛ばして、反対側の下りヘアピンコーナーをぐるっと回って、その勢いを維持したまま東側のストレートをこなして立体交差を潜ってスタート地点に戻ってくる、というコースですが、1周(3km)したなと思ったらまたすぐ登るので、結構堪えます

はりちゅうはこんな↓コース

西側に向かって登りスタート、時計回りです

北側のヘアピンは下りながらなので、結構スピードが出ていてスリル満点(キケン!)です

立体交差は裏コースからホーム(スタート地点)に戻ってくる手前に設置されています(上はコースではなく、歩道ですけどね)

北側の裏コースに下りながら左右に切り返すコーナーもあり、雰囲気、ミニ鈴鹿サーキット風です

シマノロードでスズカも走りましたが、F1とか自動車レースとは逆回りでシケインに向かって登りスタートですよね

立体交差も、うねるようなS字コーナーとバンクのついた第1コーナーとか

あかん、話しが長くなってきた〜

 

↓自分にはカンケーない表彰台

安心メカニックの方もこられていました↓

MATRIX POWER TAGのプロライダーがサポートしてくれます

前を引っ張ってくれたり、しんがりを守ってくれたり

自分はというと...

このデッカイ30Tのおかげではりちゅう名物の登りを従来よりずいぶん楽に上れるようになりましたが、集団についていけたのはローリングスタートの1周目だけでした。。。

2周目以降はほぼ最後尾を単独走行、マトリックスの選手も付き合いきれず僕をおいて前にいってしまいました

ありがとう、デッカギア、そして105のGS

ゴール手前の立体交差から上がってくるところ↓

近づくとこんな感じ

↓歩道の上から、向こうから走ってきて下を潜ります

で、立体を潜って出てきて向こうがゴール(スタート)地点

葉っぱも色づいていました

お天気は朝から晴れて、サイコ〜のレース日和でしたが、朝早かったので試走時には指先がシビレて痛くなるほど寒かったです

レース時間頃には少し、気温も上がりましたが、ガーミンで2℃〜4℃くらいでした

 

と、いうことではりちゅうはエンデューロなどで結構走ってますが、今回は2021年以来の参加となりました

自分は自称トライアスリートなので、クリテリウムやスプリント競技的な自転車レースは専門外(苦手)です

瞬発力の求められるロードレースですが、たま〜にそういう変な汗がでるような強度の高いレースで刺激(気合い)を入れるのことも必要なので、撃沈覚悟で参加しています

今回も、みんなアホほど(失礼!)速いのでなんでやねん!と思いながら、これも練習練習〜といいながら走ってました♪

おつかれ様、AC号(アスリートカンパニー号)!

じゃ、また!!