ミラノ5日間の旅。
博物館をさんざん楽しんだ翌日は、こけものZが「ミラノに行きたい理由」として一番に挙げた場所へ。
スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
って言われても普通、なんのこっちゃ?ですよね。
これは、ミラノ近郊にあるサッカースタジアムで、ミラノ2大チームの
です。
昔は「サンシーロ」と呼ばれており、正式名称が上記の「スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ」になった今でも「サンシーロ・スタジアム」でみんなわかるそうですYO。
「イースター小旅行に行こう」ってなった時、Zさん「バルセロナかミラノがいい」って真っ先に言うから理由を聞いたら「FCバルセロナかACミランのスタジアムに行きたいから」と鼻息荒くして言うではありませんか。
もう、この人の足が向く先はスタジアムしかないんかいね。
というわけで私ら、ミラノに居りまして(笑)、サンシーロに、着いたよー。
やっぱりZさん、めちゃめちゃ嬉しそうです。
けっこう空いていたので、サクサクと入場し、まずはミュージアムへ。
クラブが戦った様々な歴史的試合の遺物が
たくさん集められてます!
サッカーの神様・ペレのサイン入りシャツも!
世界中のクラブチームなどからのコレクションが詰まったミュージアムで、ここでもZさん感動。
さて、その後はいよいよスタジアムへ。
どうでもいいけど「サンシーロ」じゃなくて
「三四郎」に見えてしまうのは
日本人だから仕方ないよね。
入ったら、すぐにインタビューコーナーでした(笑)。
「ワンワン選手、今日のプレーについて一言どうぞ」
そんでもって、このコーナーを抜けると、唐突にロッカールーム!
こちらはACミランのロッカールーム。赤い。
お隣にインテルのロッカールーム。青い。
一番盛り上がるはずのロッカールームいきなり持ってきちゃっていいんかい?と思ったのですが、この先、特にほかの部屋は見れずに、トンネルを通ってスタジアムに出るのみでした(笑)。
出た。
さすが、由緒あるスタジアム。荘厳な感じです。
こないだ行ったロンドンのスパーズのスタジアムツアーに比べると、まぁシンプルよね。
金儲けする気がまったくない感じ(笑)。
写真撮るコーナーとかもないし、ツアーガイドさんもおらず、セルフツアーだし。
まぁ緩くていいじゃないの。
観客になってみたYO。
まったりとスタジアムを見て回った後は、最後にイタリア代表ミュージアムがありました。
ワールドカップ等の国際試合のユニフォームやボールなどが展示されてました。
国際試合のチケットコレクション。
日韓共同開催W杯のチケットもあったよ。
ACミランやインテルといえば世界のトップチームですし、やっぱりサッカー小僧にとっては聖地だよねぇ。
Zさん、大満足だったようです。
そんでもって、ACミランのシャツが欲しくて、お高いけれども自分のお小遣いで買おうと心に決めてスタジアムショップに入ったZさんでしたが、ジュニアサイズがいっこもなくて、最後がっかりでした。
帰りのトラムにて。
外に見えるのは桜な気がする。
が!
ミラノの街の中心・大聖堂の近くに戻ったらお土産屋さんに4分の1くらいの値段の偽物が売ってて、光の速度で飛びついたZさんでした(笑)。
アパートに帰るまで待ちきれず、大聖堂前の人混みの中でシャツをさっそく着替える男子。
そしていったんアパートでひと休憩した際に記念撮影。
どや。
よほど嬉しかったらしく、この後3日間このシャツを着続けました…。
さて、この日の夕方は、ナヴィッリ運河まで行ってみて、運河クルーズというのをやってみました。
なんかいい感じに見えるでしょ?
運河沿いのバーなどはいい感じなんですよ。
のんびり水辺で飲むカクテル、美味しかったし。
でも、1時間弱というクルーズは、このまーっすぐな運河を5キロくらい行って帰ってくるだけでした(笑)。
景色もずーっとこんな感じ。
唯一、ダ・ヴィンチ先生の『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会が見えるんですが、それも裏側からちょろっと見えるだけだしねぇ。(この教会と『最後の晩餐』についてはまた後程記事にします♪)
たぶんこれまでやった運河クルーズの中で最強につまらなかったですわ。
2人は作り笑顔できるけど
約1名、もうグダグダになってる人がいます(笑)。
なんかこう、がんばって人を楽しませようとするよりも「各自、好きなように楽しみましょーや」という感じって、イタリアの精神なんですかね?(すいません全然イタリア精神については知りませんので勝手な想像で言ってます)
好きですけどね、押しつけがましくなくて。
楽しめるかどうかは自分にかかってる!みたいな(笑)?
そうそう、クルーズしてたら道端のACミラン・ファンが「ACミラン!どうのこうの!いえーい!」ってZに向かってものすごい手を振ってきて、みんなで「いえーい」と叫び返しました。
そんなわけで、Zさんにとってサイコーな1日となった三四郎ツアー、もとい、サンシーロツアーの日だったのでした。