イギリスの豊かさ
少し前に、上司と感覚が合わなくて仕事の面白みが半減、と書きましたが、なんと、急なチーム替えがあり、上司の指揮下を外れましたーーー次の上司は、マイクロマネジメント型だった元上司と真逆の超放任(放置?)型沖縄で放任型の上司が自由にやらせてくれてすごく楽しかったので、同じ感じだといいな週1でリモートワークも始まり、同僚とも仲良くなって、仕事面はすごく好調ですさて、イギリスでは本日月曜日が祝日なので、3連休でした。娘は土曜と今日はお友達と約束があったので、昨日は家族でロンドンに行きましたJapan Centreでラーメンを食べて、National Galleryへラファエロ、ミケランジェロ、レオナルドダヴィンチ、ヴァンダイク。。。今回はルネサンス期まで。いっぺんに観きれないので、時代毎に訪問する事に何度も言うけど、ものすごい傑作のコレクションを全部無料公開って太っ腹すぎる。全ての人が芸術を楽しめるように、という精神がイギリスっぽくて好きです娘は、絵を観るよりも解説を読む方が面白いんだとか。娘が好きなのはこちら↓Master of the Story of Griselda | The Story of Griselda, Part I: Marriage | NG912 | National Gallery, LondonMaster of the Story of Griselda, The Story of Griselda, Part I: Marriage, about 1494. Read about this painting, learn the key facts and zoom in to discover more.www.nationalgallery.org.ukナショナルギャラリー前のトラファルガースクエア。帰りはバッキンガムパレス近くのSt. James Parkを通って。きれいだなーーー世界の主要都市の中でも、ロンドンは公園や緑地の占める割合が非常に高いそうです時系列が前後しますが、娘が出かけてしまった土曜日は、同じ街に住む日本人の友達と街の公園をお散歩しました。小さな街ですが、公園が驚くほどたくさんあるアヒルの赤ちゃんが!!一緒にお散歩できる友達もできて嬉しい手作りのパスタソースなどを頂いてしまった歩き疲れて入ったかわいらしいカフェ。きれいに整備された街なみや公園、森や遊歩道、美術館に素敵なカフェ、イギリスってなんて豊かなんだろうと思う日々。先日、いつも楽しく拝読しているウメさんのブログに、豊かさに関する考察が書いてあって、国によって全く軸が違う色々な豊かさがあるというお話にとても共感したのですが、7年前に私も豊かさに関する考察を書いていますね↓『豊かさとは何なのか』少し前に、現在私達が住むドイツのこの街は、戦争で破壊されて何もない街だけど、緑や公園がたくさんあって、ドイツ人の働き方(残業なし、有休/病休いっぱい)もあって…ameblo.jpウメさんが書かれているように、豊かなものを目にした感動ってなかなか拭い去れるものではなくて。私が長年憧れて求めていたものは、初めてこの国に来たときから感じていたイギリスが持つ豊かさなのかもしれない、と思います。うまく言葉にできないけど、歴史ある古いものや芸術を大切にする心とか、動植物に対する愛情、あとは人々の余裕かな。そこには、収入とか物価とか、何かの指標で測ることができない、感覚的にしか捉えられない豊かさがあって。電車はどうやったらそんなに遅れる理由を見つけられるの?と思うほど遅れるのですが、チケットの検察係さん達は何故かたいてい上機嫌、電車が遅れても誰も焦ったりイライラしたりしない。むしろ何事もなかったかのように回っているのが豊かさの証に見えると言うか。通勤電車の車窓から。未だに感動する日本の電車は1分の遅れもなく正確に走っていて、それはそれで素晴らしいし、それを豊かさと言うこともできるのだけど、別の角度から見れば、1分の遅れも許されない、遅れる余裕がないという意味では、それは豊かなのかな?と疑問も湧く。養老先生いわく、機械化が進めば人間の方がそれに合わせて機械のようになるそうで、日本では、確かに毎日の通勤で自分も機械みたいだと感じる瞬間があって。(更に、AI化が進めば人間がAIのようになる、とも。10年後、みんなAIのようなことを喋って、AIのような文章を書く人ばかりになったらそれは豊かさなのか・・・?)7年前のブログでは、『東京に自分が求める「豊かさ」をまだ見つけられない』と締めくくっているんですよね。で、7年経った今思うこと。インフラが整っていて安心して暮らせる日本は確かに豊かだけど、それを当然のものとして育ってしまった私の中には、もっと違う豊かさへの憧れがずっとあって、その答えがイギリスにあるように思う。けど、振り返ると、あの後ドイツを出たあとは孤独な時期が続いたので、、、どんなに豊かな国に住んでいても、私の人生を豊かにするのは、その国の豊かさよりも、やりがいある仕事や家族や良い友達なんじゃないかと思い始め、その意味では、東京は私にとってすごい豊かさがある場所なんだなと気が付きました。(7年前のブログではシチリアの豊かさがダントツと書いたけど、実際に住んだら仕事もなく友達も少なくてあまり幸せではなかった)今はイギリスで仕事をして、義家族もいるし、仲間も友達もできてきているからこそ、豊かさを実感できているのかも。沖縄を出て以来、今が一番いい時期だと感じます。ただ、イギリスの暮らしはとても満足度が高いけど、母国語で生活できる安心感は何ものにも替えがたいので、やっぱりいつかは日本に帰りたいと思うだろうなぁ。と思います。