国際家族の世界滞在記　日本編

娘の学校生活の実態

学校のお友達と。4月になって急に気温があがって、春爛漫の日々が続いていたと思ったら、先週半ばから急に気温が下がり、冬に逆戻り。そして最近は職場で色々とあり、ストレスフルな日々を送っていましたが、とっても嬉しいこともありました。イタリアで娘がオンラインの漢字のレッスンを受けていたのですが、そこで知り合ったヨーロッパ在住の親子（国際結婚組）が、日本の、しかも私達が住んでいる街に移住してきたのです♡お互い日本帰国を考え始めたばかりの頃に知り合ったのですが、まさか同じ街に引っ越すことになろうとは、当初は全く思ってもいませんでした。知り合ったばかりの頃を思うと本当に泣ける・・・。このお友達にはどれだけ励まされて支えられたか娘の学校のイベントに来てもらい、先日は朝子どもたちを送ってから待ち合わせて、モーニングもできました。レトロな喫茶店にて。これから親子で遊べそうな感じこの街で知り合いは増えたけど、何でも話せる友達はまだいなかったので、すごく嬉しいさて、このお友達に来てもらった学校のイベントで、娘の学校生活の実態が明るみに、、、なんと、学校の保護者の間では、娘はオテンバのファンキーガールとして知られているそうです〜（知らなかったのは親だけ!）イタリアでは優等生だった娘、家ではふざけてばかりだけど、学校ではしっかりやってるのね、なんて思っていたけど、今はどうやら学校でも家と同じらしい〜それから、担任の先生ともちゃんとお話することができました。今までに何度か保護者面談はあったのですが、私は平日なかなか休みが取れないので、いつも夫が出席。私は先生とは挨拶程度しかしたことがなかったのです実は、このイベントの少し前に、また先生からメールをもらって・・・授業中の悪ふざけやおしゃべりは改善されたものの、また最近おしゃべりが増えてきているという注意のメールでした一回目は娘の言い分もあるだろうしあまり強く叱らなかったけれど、今回二回目もういい加減にしなさい！！！とかなり強く叱り飛ばしました娘の話を聞くと、何人かで盛り上がっているような感じで、まぁ気持ちはわからなくもないけれど（私は高校生になってまで私語が多いと通知表に書かれたしね。）。夫任せにしていたのもあって気まずかったのですが（先生見て、一瞬逃げようかと思ったよね）、先生にひたすら謝ったら、おしゃべりは最近はしなくなったし、それはさておき、娘は本当に素晴らしい子だ！となぜか逆にすごく褒められ。特に娘は人前で話をしたり、プレゼンをするのが超絶上手で、「人に伝えることができる天性の声を持っている」「ニュースキャスターのような、人に何かを伝える仕事が向いていると思う」なんて事まで言ってもらえました少し前に保護者向けの発表会があって、娘が司会をしたのですが、たしかに堂々としてるなーと感心はしたのですが、たくさんの保護者から娘を称賛する声が先生に届いたそうで、私も夫も人前で話したりするのがあまり得意ではないし（できるだけ避ける）、娘は理系科目が強く、人前に立つタイプじゃないと思っていたのでとても意外でした。まぁ、おしゃべりはほどほどに（娘には授業中私語一切禁止！ときつく言っている）、学校生活を楽しんでくれれば良いなと思います。さて、春になって、やっと家族全員の自転車が揃いました！ここは比較的大きな街ですが、自転車でどこでも行けるので、これからはサイクリングで街を開拓したいです

「まるっきり正反対な人生」

娘はこの週末も学校のお友達のお家にお泊りでした。学校では女の子4人男の子1人で仲良くしているようで、男の子だけ途中で帰ったようですが、女の子は全員お泊り。楽しそうな写真が送られてきました。一つの所に長くいられない私と夫に対して、娘は「今住んでいるところが一番好き」というタイプで、どこにいても楽しくすごす力が家族の中でダントツに高いなと思います。帰り道には近所でお寿司を。先週は回転寿司だったのですが、娘は好きなものが選べる回転寿司の方が断然良いそうです。さて先週は、新卒で入った会社の先輩に約25年ぶりに会いましたが、先輩を通じて、久しぶりに同期のM君とつながることができましたM君は、私と同じ部署に配属されて、隣の席に座っていました。M君は育ちが良さが滲み出ている感じのおっとり男子でしたが、笑いのツボが私と似ていて、当時は辛いと思っていた社会人生活のあれこれを二人で笑いに変えて頑張っていました当時の合言葉は「脱出」。多分、私達の世代くらいから、昭和感たっぷりの会社文化にはついていけなくなっていて、「この会社から早く脱出しなければ」なんてよく話していました毎日隣の席で一緒に耐えていたのもあってか、とても仲良くなって、二人で京都に旅行に行ったりもしました。（あくまで友達として）ほぼ思いつきで、一眼レフを持って「最高の一枚を撮って二人で勝負する」のを目的に、夜行バスで・・・ちょうど今頃の、桜の時期。寝不足でハイになっていたのか、全てが面白くて、涙を流して笑いながら、京都の桜を写真に収めてまわりました朝一番で訪れた桜の東寺が夢のように美しかったのは今でもはっきりと覚えていますそれから私は会社を辞めてイギリスに行って、東京に戻ってきて夫に会い、その後はM君とはあまり連絡を取らなくなっていきました。そして、気がついたら四半世紀が過ぎていました・・・先輩から連絡先をもらってM君にメールしてみると、すぐに返事が帰ってきました。簡単に私の今までを話したのですが、M君は「脱出しそびれて、まだここにいる」そうで、「25年前に席を並べた同期だけど、その先はまるっきり正反対な人生だよね？？」と返ってきました。M君は私のことを、「行動力がすごい」と言ってくれて、「とにかく今を生きるのが精一杯だった気がする。環境を変えることはなかなかできないと思う。○○（私）はその点、当たり前のように自然に行動に移してたように見えて、カッコ良かったよ！ホントに。」と書いてくれたのですが、私はそんなかっこよく行動したわけではなく、ただ単に短絡的で、待てない、我慢ができない飽きっぽい性格で、後先考えずに動いてしまう時もあり、私にとっては「ホトトギスが鳴くまで待つ」ことができるM君の方がよっぽどすごくてカッコよく見えるのです。私たちが働いていた会社は、時間の無駄と思えるような退屈な会議も多くて、私は眠いし苦痛でしかなかったのですが、M君は、会議中に「最高に美しい文字でメモを取る」という目標を立て（笑）、自分なりに時間を楽しく使う方法を編みだして実践していて、その場所その場所で最大限に楽しむ方法を見つけるのが得意で、そんなM君が大好きでした（友達として）M君がそうやって色々な方法を試して過ごすうちに、時代が変わって、会社が変わって、自分の立場も変わって（出世して偉くなってた）、自分が生きやすい環境が整ってきたのでしょう。会社もだいぶ変わったようで、もう脱出する必要はなくなったようです。環境を変えるために行動するのは勇気がいるけど、環境を変えずに自分のいる場所で精一杯生きることもまた、勇気あるかっこいい生き方だと思いますそして、海外＝日本より進んでいる、海外に出ていくのはすごいと思われがちですが、日本のように街や公共サービスがきちんと機能していて、貧富の差が少なく安全で清潔で、医療へのアクセスも良く快適に暮らせる国はなかなか他にはありません。辛いとか苦しいなと思っている時って、ずっとその状況が続くように錯覚してしまうのですが、状況は常に変化していて、気がついたら問題が勝手に解決していることも多々あって、必ずしも行動を起こすだけが解決策ではないのですよね。M君にはそんな事を教えられた気がします。毎日机を並べて一緒に修行していた二人が正反対の人生を歩んだわけですが、お互い自分が持っていないものを持っているから仲良くなれたのかなと思うし、今は二児の父として、長年一つの会社に勤めているM君を心から尊敬します。正反対の人生だけど、お互い自分らしく生きてきたんだと思います。長い時間が経っても、ずっと仲間であり友達でいられる人に会えたあの会社はやっぱり良い会社だったのかな。

25年ぶりの再会

スキーシーズン、終わってしまいました・・・厳密にはまだ滑れるようですが、雪がガリガリ状態のようで、もう今シーズンは行くことはないかな・・・昨日はスキーの代わりに、一人温泉まで。温かいお湯につかりながら、流れ行く雲をぼーっと見て、あがったあとは、大広間で漫画読み放題。あぁ、幸せなりそして、スキーシーズンの終わりとともに、娘に自転車を買いました。これからはサイクリングの季節ですさて、先週末は嬉しいことがありました。金曜日に娘が学校の友達のお家にお泊まりに行くことになり、夫も出かけるというので、急にできた自由時間新卒で入った会社でお世話になった男の先輩と25年ぶりくらいに再会することができました。この会社はものすごく昭和な会社で、毎日のサービス残業に女子社員のお茶くみ、定時をすぎるとデスクで喫煙（私はよく覚えてないのだけど、先輩によると飲酒もしてたらしい！）、強制飲み会に社員旅行、今だったらセクハラパワハラでアウトな発言の数々。当時はこんな所早く辞めてイギリスに留学するぞー！と思っていましたが、今振り返ると楽しかったこともたくさんあって。同期や年の近い先輩はみんな仲が良くて、みんなで遊びに行ったり、泊まりに行ったり、仕事終わってから思いつきでみんなで東京から宇都宮まで餃子を食べに行って誰かの家に泊まったこともあったな・・・そんな会社で、すごく仲良くしていたわけではないけれど、たまに映画に誘ってくれたこの街出身の男の先輩がいました。映画を観て帰りにお茶して、たまに映画の感想とかどの映画が良いとか社内メールする間柄で。（先輩がミニシアター系の映画好きで、色々教えてもらいました。もう何の映画を観たかも忘れてしまいましたが、先輩によるとベルベット・ゴールドマインは一緒に観たらしい）先輩は学生の頃からおじいさまが作った会社を継ぐことが決まっていて、いつかこの街に帰ることは決まっていました。当時は「会社を継ぎたくない」と漏らしていましたが、今では運命を受け入れ、立派に社長を務めているようです。先輩とは会社を辞めてからしばらく連絡はとっていませんでしたが、ある日フェイスブックで連絡が来て、そのときに何人かの元同僚ともまたつながることができました。最後にこの会社の人と会ったのは15年位前。九州に住む同期二人に沖縄から会いに行ったのが最後でした。先輩とは会社帰りに街で会ったのですが、夕飯の時間なのに、昔のように「カフェ」でお茶しながら昔話を延々と。いつも履歴書をかばんに入れていると自慢？していたイケメン先輩がまだ会社にいたり、いつも辞表をデスクに入れていたという先輩が本当に転職して他のところで偉くなっていたり、独立した人、離婚した人、再婚した人、亡くなった人・・・早く辞めたくて1年半しかいなかった会社ですが、同期や先輩にはすごく良くしてもらって、今では本当に良い思い出。コンプライアンスなんてなくて、色々な理不尽がまかり通っていた昭和に戻りたいとは思わないけど、ひどいと思っていたあの会社の人たちは、すごく人間的で温かかったな逆に、コンプライアンスはバッチリなある会社は、隣の人と話すのもメールで、人間的な交流はほとんどなかったり。コンプライアンスも人間関係も良い会社もあったので、両立できないということではないのだと思うけれど。色々な会社で色々な経験をしたけれど、自分の人生に最後まで残るものってまた会いたいと思える人との出会いなのかもしれない。そう言えばこの街には、高校時代に初めてつきあった彼氏も住んでいるのよね。私がここにいる間に会うことはあるかしら。偶然でも会えたら嬉しい25年の時を経て、全然違う道を通ってきたけれど、なぜかこの日本の地方都市でまた昔のようにお茶しているのが、なんだか不思議な夜でした

娘と2人の週末

今週末は最後のスキーかなと思っていたら、珍しく夫が多忙で、土日の2日間を娘と過ごすことになりました✨突然だったので何も計画していなかったけど、娘と2人で行きたい所はたくさんある土曜日は、普段はあまり行かない街の中心部まで。夫が好きではないので行く機会がない、海鮮丼のお店へせっかく日本にいるのに、なかなか行く機会がないなぁと思っていた所だったので、即決でしたその後、お買い物して、ミスドでドーナツを食べて、街をブラブラ。娘がイースターグッズを買いたいと言うので、色々なお店を覗いてみましたが何も見つからず日本ではイースターは馴染みのない行事ですからね。立ち寄ったデパートで、娘があるタオルハンカチに一目惚れして動かなくなりました。こちらです。大事そうに手にとって、「大人になった自分みたい。」と。娘、普段は子供らしさ全開で、自分がいつか大人になるなんて考えてないんだろうなぁと思っていたけど、自分の中にしっかり大人になった自分のイメージがある事に驚きました。普段、夫が娘にものをたくさん買ってしまうので、私は娘にほとんど買わないのですが、すごく気にいってじーっと見ているし、イギリスブランドだし、娘の想像がかわいすぎて、思わず買ってしまいました。今までは、小さな娘をどこかに連れて行ってあげるという感じだったけど、もうすっかり大人みたいに、一緒に街でご飯食べたりショッピングできるようになってきたのがとても感慨深かったです。日曜日はどうしようかなと思いましたが、娘のリクエストもあり、娘と2人で先週も行った遠くのスキー場まで。先週のパウダースノーが忘れられず、もう最後かもしれないと思うと、行かずにはいられなくてどれだけ好きなんだ〜(笑)あいにく最近晴れて気温が高い日が続いて、数日間積雪がなかったので、雪質は全然でしたが青空が広がって遠くの海まで見えたので、景色を楽しむには最高でした青と白のコントラストに心奪われる。考えてみたら、娘と2人で過ごす時間はすごく久しぶり。年末年始の東京以来かな。日々忙しくて、娘の話をゆっくり話を聞いたり、気の向くままにお出かけすることも最近なかったなぁ。娘は自分が大人になった姿をイメージしているようだけど、娘がいつか大人になるって事をちゃんとわかっていなかったのは、私の方かもしれない。きっと素敵な大人になるであろう娘に、一緒に歩いてもらえるような年配女性にならねば。（ちょうど昨日年上の友達と話していて、パークハイアット東京のニューヨークグリルバーに気後れせず行くという目標を立ててみたけど、いつか娘とも行きたい）3歳や5歳の娘にはもう会えないように、10歳の娘に会えるのは今だけ。娘とゆっくり過ごす時間を意識的に増やしたいなと思った週末でした。

冬よ、終わらないで。

娘の学校（インター）が今週は春休みなので、娘は今週は地元の公立小学校へ。普段お弁当なので、給食が出るのが嬉しいさて、昔から冬が苦手で、東京の晴天続きの冬でさえ辛く感じ、意外と雨風が強くてジメジメした沖縄の冬も苦手で、最低気温マイナス19度を経験した極寒のニューヨークではただただ春が待ち遠しくて、日が短くてどんよりしていて、2週間も太陽を見れない時もあったドイツでは、その暗さに心が沈み、沖縄と似た、意外と雨風が強くジメッとしたシチリアの冬も好きになれず、、、どの土地でも、夏が終わる頃には冬が来る事を憂鬱に感じて、私にとって、冬は耐えるシーズン。でした。今住んでいる土地は、東京よりもだいぶ寒いので、来る前から、寒い冬を乗り切れるかそれはそれは心配だったのですが、そんな寒い地にもやっと春の足音が近づいて来ている今、冬が終わってしまうことに、なんとも言えない寂しさを感じてます。「冬が終わっちゃう〜」って、初めての感覚かも。寒くて雪は降るけど、晴れる日も多くて暗くないし、何より冬ならではの楽しみがある1月末にスキーセットを手に入れてからは毎週末スキーに行っていましたが、土曜日に行った近場のスキー場ではもう雪がガリガリになっていたので、日曜日は遠くの山奥のスキー場まで行ってきました。車窓からこのスキー場、娘が年末にスキー教室に通ったのですが、私と夫は初めて。雪質が良いとは噂に聞いていたけど、今まで滑っていた雪は何だったんだ〜!と思うほどフワフワサラサラで、感動ものパウダースノーとはこのことかこの後、かなり吹雪いたのですが、あっという間に積もった新雪もサラサラで、病みつきになる気持ちよさ。（私の安物ゴーグルが暗くて霞んでて、強い吹雪の中少し前を滑る娘しか見えず、鬼滅の刃何とか編みたいな雰囲気だったけど）日本のパウダースノーを目指して来る外国人観光客の気持ちがわかってしまったスキーの良いところは、家族一緒にいながら滑走中は自分一人の世界に入れることでも、一緒に滑った体験は確実に共有しているのです（夫は途中でギブアップしたけど）こうやって夢中になれていたものに終わりが来てしまうのがすごく淋しいです。実は、シチリアからここに引っ越して来る前は、ここの寒い冬に耐えられないかもと怖くなって、移住を何度も諦めようとしました。この寒い土地で、あれだけ苦手だった冬が終わってほしくないと思うなんて。人生って何がどう転ぶか本当にわからない。一番の不安要素が、蓋を開けてみたら実は素敵なものだったと言うこと、人生には結構多い気がします。とは言いつつも、春はやっぱり特別な季節。沖縄では日本本土で主流のヒラヒラ散る桜がなかったので、久しぶりに日本の桜を見るのもとても楽しみです春も楽しみ、また来る冬も楽しみ。今年はそんな冬の終わりです

「結局は帰れない」話から考える

娘作のハムスターのおうち。先日は、初めて働くママとして、娘の体調不良を経験しました。今まではずっと家にいたので、娘の体調不良時は家でみることができましたが、フルで働く身としてはこんな時に数少ない有休を使うかどうか迷う所。少し熱があって食欲がなかったものの、元気そうだったので、仕事に行きました。夫が在宅勤務可＆日本語がある程度できるので、こんな時は夫にお任せできる（一抹の不安はありますが）・・・運悪く、私の職場でも体調不良者が続出していて、人手不足もマックス！マネージャーに、娘の体調が悪いので、何かあったら帰るかもしれない、と告げると返ってきた言葉が、「人が足りていないので、最後までいてもらわないと・・・」で、これ、私にとってはもう、ぶちキレポイント？地雷？色々言いたいのをグッと抑え、「いや、娘に何かあったら帰ります」と真顔で静かに伝えたら、マネージャーは絶句していました最終的には、夫に近所の病院に連れて行ってもらい、薬をもらって翌日には元気になったのですが。自分の子供より仕事を優先させる事を期待してる?と怒りさえ湧いてきたのですが、外資系航空会社に長く勤め海外生活も長かった同僚（50代おじさん）に話したら、「日本はまだそういう会社多いよね〜。オレ達、考え方が完全に外人だと思うよ〜」と。もちろん日本の職場の全てがそうではなく、今までの経験としては、家庭や私生活を優先する職場が半分くらいかな〜、という感じ。日本の職場が変わりつつあることも知っています（新卒で入った会社は仕事最優先でほんと昭和だったわー！）時短勤務や在宅勤務で働く友達もたくさんいるし、休みも一昔前に比べたら格段に取れるようになった。私の仕事は特に現場にいなきゃいけない仕事なので、スタッフの急な休みが重なると厳しいというのはわかるのですが、それを何とかするのがマネージャーの仕事！と私は思うと、この話をドイツの友達に話したところ。ドイツでは労働者の権利はすごく強いけど、（例えば体調不良時は医師の診断書があれば休んでも欠勤にならず、有休も減らない。職場によっては子供の体調不良でも診断書があれば同様の扱いとか。）最近はストが頻発していて、トラムが一日止まっていたり、電車も全然動いていないし・・・という話で。職場は早退できるかもしれないけど、交通機関が止まってるから、家に帰れないかも・・・なんて話になり、「どちらにしても、結局、家に帰れない。」という笑い話に。つまるところ、多くの人が望むものが、「生活の質」の維持向上なのだと思うのですが、より良い生活のためにしている仕事が、いつのまにか「生活」よりも大事なもののように考えられていたり、生活水準を維持向上するための権利の主張によって社会が機能しなくて困る人がたくさん出れば、結局は生活の質を下げることになる。そう言えば、最近話題のドラマ「不適切にもほどがある」を観ているのですが、日本はこの40年間で本当に大きく変わったとはっきりとわかりますね。そして、どちらの時代もかなり極端だなぁと感じます。私達世代（特におじさん）と話していると、昭和は良かったなーという感想が多いのですが、昭和のゆるい空気感に懐かしさはあるものの、男尊女卑や労働者からの搾取が普通にまかり通っていた時代に戻りたいとは私は思いません。（職場の20代の女子に昭和の実態を話したら、絶句された。学校の先生に頭殴られる、暴力暴言、職場はサービス残業当たり前、夕方5時以降はデスクで喫煙＆下ネタ天国などなど・・・）かと言って今の時代はどうだろう？昨日は役所に用事があって行ったのですが、「カスハラ（カスタマーハラスメント）」防止の啓発ポスターが貼られていました。（ちなみに、日本ではドイツやイタリアだったら丸1日かかりそうな手続きも30分で終わる・・・）セクハラ、モラハラ、パワハラ、カスハラ・・・気を遣いすぎてがんじがらめで、もはや何も言わない・関わらないほうが良いという場面も多い。そして希薄になる人間関係（希薄＝悪、でもないと思うけど）。時代が変われば価値観も大きく変わるわけで、そんな中で行きつ戻りつ試行錯誤しながら、自分たちにちょうどよいバランスを見つけていくしかないのでしょう。娘が大人になる10年後20年後には、また時代は大きく変わって、全く違う価値観の中で生きているのだと思います。これからの時代を生きる子供達に必要なのは、自分たちにとってより良い社会を作って生きるためのバランス感覚になるのではないかな。と言うわけで、今週末も我が家はスキー三昧！で、バランス感覚を鍛えてきます

私の仕事と日本の子供たち

前々回の投稿で、娘が学校で悪ふざけがすぎると注意を受けてちょっとショックだったと書きましたが、先日、久しぶりの高校の友達に連絡を取った時に思い出した、私の高校時代（一応進学校）高校生になってもまだ「授業中の私語が多い」「遅刻が多い」と成績表に書かれ友達と先生をからかって（怒られてるのにニヤニヤしたり）職員室に呼ばれたこともあったっけそんな私の娘ですからね。そんなもんでしょうさて、三連休の一日目は仕事、二日目は娘の学校のお友達家族とスキーに行きました。（3日目もスキーの予定が娘体調不良で断念）今までママさんとは何度か立ち話した程度で、あまりゆっくり話したことはなかったのですが、今回二人乗りのリフトでたくさんお喋りできましたこのママさんは、学校のイベントにも積極的に関わっていて、学校事情にも詳しく、普段あまり知る機会もないクラスの子供たちの様子を聞くことができました。高学年ともなると人間関係も結構複雑なようで、知らなかった話がたくさん。娘はあまり人間関係については話さないので、そうだったんだー！と驚きもありました。（後で娘に聞いてみたら、やっぱり鈍感力高すぎて色々気づいてないみたいですが）娘が注意を受けたことに関しては、インターとは言え日本人が多いので、日本的なお行儀の良さを求められることもあるかもねーという結論になったのですが、（ちなみにうちは色々な国に行くので言語を英語で統一した方が良いと言う理由でインターを選んでいますが、言葉の問題がなければ断然公立派です。）じゃあ、日本の公立に通う子達は、学校で厳しく躾けられて、ルールを守りお行儀よく振る舞うのかと言ったら・・・いやいやいや、そんなことは（少なくともこの地域では）ないと思うと言うのも、今更ながら私の仕事をあかしますが、実は民間の英語学童のスタッフをやっています。なので、日々3歳〜12歳の大量のキッズたちと接しているのですで、そのキッズたち。すーーーごく自由だし、めーーーちゃワイルドな子もたくさんいるし、もうなんというかね、娘なんかかわいいもんですよ、本当に！レッスン中に喋るふざけるは当たり前（娘も時々職場に来るので、娘を知ってる上司や同僚は「愛されキャラ」の娘を力強く擁護してくれたちなみに、私の職場で一番しつけ重視なのは北米の女の先生。）でも、みんな、ステキな子達ですよよく、日本の教育では子供をのびのびと育てられない、と耳にするのですが、良くも悪くもみんなすごくのびのびしています（面倒見る側は大変よ）子供って、大人が作るルールをものともせずに、自分なりの解釈で勝手に逞しく育っていく力を持っているんだと思う毎日大量のキッズと関わって、体力的にはしんどい時もあるのですが、色々な子供を見ることはとても面白いし、刺激を受けることも学ぶこともたくさん毎日色んな意味で面白い（何なら先生がたもなかなか個性的）やっぱり私はたくさんの人と関わる仕事が好きなんだな〜と感じる毎日。会社には色々不満あるけど。そして、子供たちが本当にかわいい！特に幼稚園児たちがなついてくれてかわいすぎる。何人かの子は私のことをママと呼んでくれます色々な国で子供たちを見てきたけど、日本の子供たちはイキイキしてないとかのびのびしてないとか全く感じません（むしろイキイキしている）私の住む地方に限ったことかもしれないけど、故坂本龍一大先輩がおっしゃっていた、「日本の小学生と話していると、日本はまだまだ大丈夫だと思える」というのを日々感じるのです。だから、あまり日本の教育に不安を持たなくても良いのではないかな〜、と個人的には思います。（確か、中学生以降に元気がなくなっていくとおっしゃっていたのですが、これは日本に限ったことでもないような気はしますが、どうなんでしょう。）と言うわけで、注意を受けて少し早めに保護者面談をしてもらった娘ですが（夫のみ参加）、注意後、授業中はマシにはなったけど、遠足のバスの中でかなりうるさかったようで・・・もう、そういうキャラってことで、定着しそうな予感裏を返せば、それだけ娘が安心して素の自分でいられる学校なのでしょう。まぁ、元気があってよろしい！ということで・・・そんな娘は今日も元気がなく＆学級から学級閉鎖の可能性のお知らせが来てるので、今日はお休みします。もう静かにしてー!って思う事もあるけど、娘が元気ないと、本当に淋しいうるさくても良いから、元気になってくれ〜そしてこれから私は今日も、自由なキッズ達との楽しい時間のスタートです

一人温泉で思うこと

先週末はまた家族でスキーに行きました。この際、雪が溶けるまで毎週末スキーに行こうと思います！めざせ上級コース！（今は怖くて泣きそう）沖縄では海と離島巡りと食べ歩き、NYではシティと郊外探索、ドイツでは公園とサイクリング、シチリアでは海と街歩き、今は公園ハイキングとスキー、とその土地その土地で家族で楽しめるものを見つけることが、この世界各地滞在生活をうまくやっていくコツかなと思います。数年おきに違う土地で暮らす我が家は、休日となると「家族3人で」行動することが多いのですが、たまにはほしい、お一人さま時間。私は平日は仕事、休日は家族で過ごす事が多いので、なかなか一人の自由時間が取れません。先週末はどうしても温泉に行きたくなって、娘と夫を誘ったのですが、無下に断られせっかく近く（1時間以内）に温泉がいくつかあるのに、この環境を楽しめないなんてもったいなすぎるので、四十肩（まだ治らないどころかひどくなってる！）の治療を言い訳に、一人で温泉に行かせてもらいました久しぶり、というか、多分初めて行く、一人温泉。好きな時に、好きなお風呂に入れて、好きなように行動できるなんて最高すぎるゆーっくり温泉に浸かって、露天風呂から青空と景色を楽しんで、ジェットバスで疲れた身体を癒やして、四十肩もかなり良くなった！（と思ったら翌日には元に戻ったけど・・・）ランチもみんなの食べたいものを探す必要もなく、誰に気を遣うこともなく、自分のことだけ考えて、気の向くままに・・・ああ、なんと贅沢で最高な時間なんだろうと思っていたのは最初だけで、ランチが終わる頃には、娘が何をしているか気になって、娘にLINEしてみたものの、既読にもならず返信も来ないので、だんだん寂しくなってきてしまいました一日ゆっくりして、夕方家に着いたら、夫と娘は出かけていたようで誰もいなくて、西日が入るリビングがやけに寂しく見えるああ、こうやって娘はどんどん手を離れていくんだろうなぁ。娘が巣立ったあかつきには、絶対に一人暮らしして、一人心ゆくまま好きなように生活してやるーと思っていて、めぼしい土地に物件探しもしているのですが、あまりに自分の好きなように何でもできてしまうと、それはそれでつまらなくなってしまうのかしら？さて、今日は天皇誕生日の祝日ですが、私は休日出勤です。休日に出勤したら、平日に代休が取れます。今から代休の日に一人で何をしようかとウキウキしているけど、子供が成長するのは嬉しいけど、どんどん手を離れていくのは寂しいように、ひとり時間は嬉しいけど、あまりに自由だと淋しさを感じるものなのかなー。ちなみに夫から、「○○（娘）が休みじゃない日に仕事休みって意味なくない？」と言われたのですが、うーーん？？？どういう意味？？？将来の一人暮らしの夢を温めつつも、娘や友達の近くに住むとか、でも夫と同居や海外は無理、考えてみようと思った日帰り温泉旅行でした。

優等生から問題児へ・・・

週末は街のイベントとスキーに行ってきました。今回は娘に付き合ってひたすらリフトに乗って滑り降りる練習を繰り返し・・・。夫は一人自主練家に帰ったら文字通り身体が動かなくなりましたナイターまでガンガン滑ったさて、先週はアップダウン（というかダウン）の激しい週でした。まずは職場の20代の同僚が退職することにとても頼りになる、人間的にも魅力ある素敵な女の子だったので、本当に残念で次の職場は海外だそうで、この先たくさんの冒険が待っているのだろうな。若さが眩しいそして、娘の学校からレポートが届きました。成績自体は良かったのですが、気になるコメントがちょこちょこ・・・長いコメントから、簡単に抜粋すると・・・国語（英語）：読み書きは素晴らしい。スピーキング＆リスニングは、気が散りやすく、喋る順番を待てない、お喋りが大好きで、適切ではない時に喋るので授業の妨げになることがある日本語：2年生の漢字を頑張っている。冗談が多すぎることがある算数：数字に強く、理解が早い。素晴らしい成績だが、ケアレスミスが多いので注意すること体育：ポジティブでユーモアがあり人気者。頑張っている音楽：・・・・・この音楽が、かなりひどい書かれようで・・・「自分の番じゃないのに喋る、文句を言う、他の子が立っていても座ったり寝そべったりする、お友達の迷惑になっているのにハグしたり触ったりする。非常に残念。」レポートに書く前に教えてほしかったわ・・・何も知らなかったので、寝耳に水よ。え・・・なんか、かなり、問題児じゃない・・・？？まぁ、これがお調子者でハメを外しがちな本来の娘の姿ではあるのですが、イタリアのインターでは優等生的存在だった娘。イタリアの最後の年の先生とは特に相性がよくて、先生からは、「全教師がこんな生徒がいたらいいなと夢に見るような生徒」とまで言われていたんです。えらい違い夫がコメントについて詳しく教えて欲しいと担任に質問したところ、娘の悪ふざけがすぎる、3月に保護者面談があるけど、早めにやっても良い、と返信が私からも担任にメールをして、悪ふざけをしているとは今まで全く知らず申し訳なかった。本人としっかり話をしたので、改善することを期待している、と書いたのですが、ちょっと怒りがこもった感じの返信が来て、特に音楽の授業での態度について話したいから、あなたも面談に来てくださいと（色々あり、結局夫だけ行くことになりましたが）前々から感じていたけど、娘は先生と相性が合うとすごく評価されるけど、合わないとかなり辛い。少し前にこちらのブログにめちゃめちゃ共感したのですが、『担任の先生が...最高すぎる。』先日は朝の7時半からコボちゃんの保護者面談でした。日本の常識からしたら、え？朝の7時半ッ！？って感じでしょ？多くの小学校は保護者面談の週は学校を…ameblo.jp娘も「クラスをまとめる、言うことを聞かせる」ことに重きをおく先生とは相性が悪いと思います。シチリアでまた別の先生（娘を高く評価してくれた）には「○○ has a super inquisitive mind（探究心がすごく強い）」と言われた事があったのだけど、すぐに疑問を追求して次々に質問してしまう娘、話に夢中になって周りが見えなくなったり、本題からそれていってしまうことも多くて、そういうのが苦手な先生にとってはすごく扱いにくい生徒だろうな・・・。何はともあれ、娘には、人と話す時は相手のことも考えること、悪ふざけや冗談がすぎると不快な思いをする人がいること、他の子の学習の邪魔になってしまうことを話しました。（音楽の時間に関しては、仲良しの男の子がふざけ始めたのでつられてやってしまったとのこと。素直にごめんなさいと言ってくれた。）学校的には、寛容なイタリアのインターの方が娘にはあっていたような気がするけど、（イタリア人は話す順番を待たない人が多く、娘のインターでは特にその傾向が強かったらしいので、娘は問題にならなかったんだろう。娘いわく、日本のインターは授業中とても静か。）娘は今の学校の方が楽しいらしい。まぁ、そこまでふざけられるというのは、それだけ素の自分でいられるということなのかもしれないし。最終的には学校と言うよりは、先生との相性なのかなと思います。先生からお怒りのメールをもらった時はかなりショックで、私が仕事始めて娘が寂しさでグレた??とか、日本の生活がストレスで問題行動を起こしている??はたまた夫婦仲悪いから??とだいぶ落ち込んだのですが、嬉しかったのは、娘を知っている職場の上司や同僚たちが力強く娘の味方をしてくれたこと。明るくてムードメーカーなのが○○（娘）の良さなんだし、学校の言うことが全て正しいわけではないよ、むしろ、そういう時にうまく生徒を導くのが先生の力の見せ所じゃない？文句言うだけ？と怒ってくれて。（一人は、大爆笑して、◯◯がいないと寂しいな、会いたいなぁ、と言ってくれた）まぁ、娘は気が散りやすくハメを外しすぎるのは事実だし、そこはもう少しコントロールが必要で、レポートは娘らしいと言えば娘らしいのですが学校が楽しくて仕方ない娘が、この件で小さくなってしまわないと良いなと願いつつ・・・家ではふざけてばかりの娘がイタリアで優等生だったのが信じられなかったのですが、ところ変われば娘の評価も変わって、今は問題児的な存在になっているようです

子育て支援、ファミリーサポート

週末は家族でスキーに行きました。バイトやサークルの先輩や大学の友達に連れられて、叱咤激励されながら半泣き状態でスキーの特訓してもらったのはもう30年近く前。初めはジタバタしましたが、途中から身体が思い出してくれました娘は本当に4日間スキースクール行ったのか？と思うほどへっぴり腰で、45度はある(笑)急斜面を滑ったという話はいったい??夫は娘と同レベル（後ろの方にちっちゃく写ってる夫）初心者コースしか行けませんでしたが、久しぶりのスキーはとっても楽しかったです。（中級上級コースは私も見るだけで怖くて震えた）早くまた行きたい楽しかった週末ですが、先週は職場でどうしても納得がいかないことがあり、会社と戦っていました。今までの職場はホワイトな会社もたくさんあったけど、日本では未だにブラックな会社も多いと思います。最終的には妥協案を出されて受けようと思いましたが、地元の親友が社労士の資格を持っていたのを思いだし相談してみたところ、やっぱり妥協しないほうが良さそう。私一人の行動は小さなものかもしれないけど、泣き寝入りすることはこの労働環境に賛同するのと同じ。声をあげなければ何も変わらないと思うので、もう少し頑張ってみようと思います。さて、労働環境はヨーロッパに比べるととても悪いと言わざるを得ない日本ですが、行政の子育てサポートはなかなか手厚いと思います。まずは児童館。地域によって違うようですが、私の住む地域では、だいたい学校の敷地内に児童館があって利用は無料。（インターには当然そんなものはないけど）書類を提出すれば、夜7時まで預かってもらえます。先日10歳になった娘をまだ学校まで送迎しているのですが、送迎や預かりをお願いできるシステムもあります。ご存知の方には当たり前の情報ですが、知らない人が結構いたので、私の経験を書いてみようと思います。このサポートは、ファミサポ（ファミリーサポート）と呼ばれていて、市町村が運営しています。サポートセンターに登録に行けば、12歳までの子育てのサポートが受けられます。我が家の場合、だいたい3時半に学校にお迎えに行ってもらい、5時頃までサポーターさんの自宅で預かってもらいます。運良く、娘の学校から5分位の所に住む、とっても素敵なサポーターさんにあたって・・・娘はこの方のお家に行くのが大好きなので、必要がなくても、週に1度は遊びに行かせてもらっています。利用料金は30分で350円！（自治体により異なる）少し前には、夫が出張だったので、3時半から7時まで預かってもらったのですが、なんと、夕食が200円で提供してもらえるのです・・・この物価高の時代に、200円ってそりゃないでしょうーーーー！！お迎えに行くと毎回、私の分までハーゲンダッツを出してくれるので、それだけでとっくに200円大きく超えてますけど・・・（イクラ丼を出してくれた日もあった・・・）有り難いと言えば有り難いですが、サポーターさんが適正なお金をもらえていないことが心苦しくて（お礼はしていますが、それでも）地域の支え合いということで半分ボランティアのような感覚らしいですが、申し訳無さを感じてしまう。こういう部分は、日本では労働に対して適切な支払いがされてない遠因になっている気がしないでもないのですが、あまり高いと利用しにくいのも事実。お互いが納得していれば、いいのかしら・・・このサポーターさんは子供の扱いがすごく上手だし好きなようで、「○○（娘）ちゃんのおばあちゃんになったようで楽しい！」とか、「○○（地域名）のおばあちゃんと思ってね」と言ってくださいます。サポーターさんからの報告書「○○（娘）ちゃんにゲームを考えてもらい、対決して遊びました。発想がユニークです。そして○○ちゃんはいつも笑っているので、私も笑ってしまいます。」娘が楽しんでいるのがよく伝わってくる民間のベビーシッターさんだと、最低でも一時間に2500円くらいで、会社が利益の殆どを持っていってしまうと思うので、ファミサポの存在はとても貴重。娘に色々な年代の色々な人と関わって言ってほしいというのは、私の子育てで大事にしていることなのですが、（色々な人に育ててもらいたい）実家からも義実家からも遠く離れて住んでいても、こうやっておばあちゃん的存在がいることは、娘の人生に大きなプラスの影響になってくれると思います。会社がもっと柔軟な働き方を認めてくれればこう言ったサポートがなくても何とかなるのかもしれませんが、縁もゆかりもないこの土地で、こうやって地域の人と関われるのは、とても素敵なことだと思いますファミサポ最高です

アメンバー限定記事労働者としての日本

パーティー終了☆と中学校どうする

週末は、クラスメイトを呼んで娘の誕生日パーティーをしました。運良く同じクラスに誕生日が5日違いの子がいたので、合同で誕生日パーティーを開催することに娘は普段は5〜6人のグループで遊ぶ事が多いようですが、個々で仲良くしている子達もいるので、それぞれ来てほしい子全員に声をかけて、14人のちびっ子が集まりました（残念ながら娘の一番仲良しの日米ハーフちゃんとNZ男子が来れなかったのですが）会場は、Round1。娘は今まで2回誕生日会に呼ばれていますが、二回ともここでした。子供用のボールパークからミニゴーカート、ビリヤードにローラーブレード、テニス練習場にカラオケ・・・と色々あって三時間のコースでしたが、広い会場で放牧状態にしていたらあっという間に時間終了（夫がビンゴとか用意してましたが、全く出番はなく）おめでとう〜集合写真、スケッチ風。いやーーー、今年は本当に楽だった！私達は会場にスナックとドリンクと飾り付けを持っていっただけ！（大きなケーキはもう一人のママが焼いてくれました）さらに優しかったのがお会計。子供たちだけドロップオフしてもらったので、大人四人＋子供料金のみしかかからず、合計28000円位。二家族で折半したので、14000円なりー！アメリカやヨーロッパでこの規模のパーティーをしようと思ったら、10万円は見ておかなきゃいけないので、すごく助かりました！これでしばらく大きなイベントはないのでリラックスできるさて、お迎えの時に何人かのパパママとお話したのですが、皆さん娘が11歳になったと思っていて。というのも、娘、実は今のインターでは一つ上の学年に入れられているのです・・・。イタリアのインターでは、イギリス方式の学年わけを採用していたので、娘はイタリアで4年生を修了しました。イギリスの学年わけは、日本やイタリア、ドイツなどに比べて一年早いので、4年生を修了したといっても、実質は3年生修了。今の学校では年齢的にはひとつ下の学年に入るはずなんですが・・・学校に問い合わせた所、イタリアで4年生修了してるから5年生で！ってことだったようで、イタリアでは一学年早く始まることや、イタリアのインターの4年生の内容は3年生と同レベルだった可能性が高いことも説明したのですが、娘は問題なく授業についていけているので（むしろできるらしい）、様子を見ましょうということになりました。私は基礎は大事だと思っているのでゆっくり確実に基礎を身につけてほしいのですが、夫はどんどん上のレベルに挑戦してほしい派で、、、肝心の娘は今の学年でいいと言っているのだけど、今の学校では小学校は5年生まで。なので、このままだと、娘は今年9月から中学校に入れられてしまうのです・・・日本の公立だったら、これから5年生であと丸二年以上小学生なのに、あと半年で中学生〜?!遊びのような小学校と違って、中学校に入るとめちゃめちゃお勉強が難しくなって宿題も激増すると聞いて青ざめています。とりあえずあと半年考える時間がありそうですが、娘が今年中学生になる危機（？）に気持ちはとても焦ります。いや～、もう少し小学生でいて欲しい

誕生日祝いと日本の中のイタリア

土曜日に夫が出張から帰ってきて、日曜日にやっと家族で娘の誕生日祝いができました。娘の好きなものを食べに行くということで、当然お寿司を期待していたのですが、娘が選んだのはなんと・・・Pizzaピッツァえーイタリアにいた時はお祝いごとにお寿司を食べたがり、日本ではPizzaを食べたがる天の邪鬼な娘よ（まぁ、普段食べないものを食べたいのでしょうね。）早速お店をリサーチして、良さそうなお店を発見。辛口の夫も認める通り、日本のイタリア料理はとってもレベルが高いと思うのですが、ここ地方都市ではどうだろう？期待を上げすぎずにお店を訪ねた所・・・そこは、まさしく、南イタリア〜本格的なピザ釜が!テーブルセッティングもイタリア感高し。南イタリアらしさ満点の床タイルお手洗いの雰囲気もバッチリ、、、お店の隅々まで、南イタリアの素敵な所が再現されていて、懐かしいやら嬉しいやら日本の中に小さなイタリアを見つけた気分お店の方のイタリア愛が伝わってきましたピッツァも大変美味しゅうございました♡（しかし、私の身体は小麦粉が合わないようで、ピザを食べると数時間後どっと疲れるイタリア生活でモヤモヤしていたのは小麦粉のせいもあるのかも？？）イタリアから日本に引っ越して、イタリアの事を思い出す時間もあまりなかったのですが、こんなところでイタリアの楽しかった思い出がフラッシュバックのように溢れてきました。そして、壁にかかったアマルフィ海岸の絵を見て、夫が一言。「イタリアに住みたい・・・」うん、わかるよ。こうやって見るとものすごくきれいで、夢のようだよね。ポジタノに行ったときの写真・・・。さすがにこれはきれいすぎる・・・。夢の世界だ・・・。きれいな写真だけ切り取れば、ものすごくキラキラで素敵に見えるイタリア生活よ久しぶりにイタリアを感じて幸せな気分と、それでもやっぱりここに引っ越して来て良かったという気持ちと混ざって、何とも言えない複雑な気持ちになりました。（ちなみに夫は今、京都出張から帰ってきて、京都に住みたくなったらしい・・・またヨーロッパと言われるよりは断然良い！！）ピッツェリアを出た後は、ヨドバシカメラで娘の携帯をゲットして、（結局夫が店員さんの説明を理解できず、私に丸投げでしたが、日本語だと複雑な説明を全部理解できるので無問題！機種代が思っていたよりずっと安くなった）、地元のケーキ屋さんで娘のリクエストどおりのいちごのケーキを買って帰りました。おめでとうー♡週末はいよいよクラスメートを呼んでの合同お誕生日パーティーです。もう一人のお誕生日の子のママが会場の予約から何からやってくれたので、私達は全く何もやっていない当日飲み物とスナックを持っていけば良いだけなので、今まで海外で泣きそうになりながら必死で開催していたお誕生日会に比べて、めちゃめちゃ楽！！大人が労力をかけなくても、子供たちが楽しんでくれれば何でもオッケーですイタリアは本当に美しいもので溢れていたけど、誕生日会も含め、日常生活では私は日々汗をかいて格闘していた感が強くて。それでも、3年弱、イタリアの古い歴史やその歴史の中で生まれたたくさんの美しいものやに囲まれた経験は、私達にとって大きな財産になったと思います。またイタリア行きたいな（観光で）。懐かしさに包まれて幸せな気分になったり、それでもやっぱり今の生活に感謝したりの1日でした。

一命をとりとめた男友達との再会

土曜日は、嬉しい再会がありました。ブログでも何度か書いている男友達が、私達が住む街に遊びに来たのです。（妹さんがこの街に住んでいて、お子さんが娘と同じインターに通っているという偶然！）大学時代にバイト先で知り合ったこの友達、知り合ってからもうすぐ30年！一年半前に死にかけて、今はペースメーカーをつけているそう。『他人事とは思えない。』今年は突然の雷雨も多いですが、気持ちいいお天気のイタリアの山奥です。昨日は天の川がはっきりと。娘が見つけて得意気でしたイタリアに帰ってきてから、娘の就寝時間は…ameblo.jp↑死にかけた時の投稿実は少し前に離婚したそうで、今回のこの街への来訪の目的はなんと・・・マッチングアプリで知り合った人に会うためだとか半分ギャグというかネタというか、そんなノリらしいですが、その自由人さが眩しい夫は出張中だったので、娘と2人、友達が泊まっているホテルのレストランまで行ってきました。娘と友達。今回初対面友達、娘の事を「子供らしい子供だねぇ」と久しぶりにお昼から飲んだ〜プレゼンテーションが素晴らしいお食事・・・またごちそうになってすみません20分心臓が止まっていたこともあってか、死にかける前の記憶が所々飛んでいるそうで、一年半前の夏に東京で一緒に焼き肉を食べに行ったことは全く覚えていないらしく・・・『女の親友・男の親友。日本がいい理由。』娘が夫とキャンプに行っている数日間は、私がゆっくり友達と会える時間昨日は実家から徒歩2分の距離に住む友達と、中間地点の老舗のお寿司屋さんで待ち合わせを（…ameblo.jp↑このとき。（なぜか、15年前に沖縄で会ったことはちゃんと覚えていた）この街に引っ越してきて半年、今の所、月イチくらいのペースで誰かしら遊びにきていて、東京に行かなくても昔からの友達に会えるのがなんとも嬉しいです12時半に待ち合わせて、レストランだけでは足りず、友達の部屋に移動して夕方までずーっとお喋り（娘は部屋に移動後は、友達のベッドに寝転がってハムスター飼育の動画を見始めた）バイト仲間4人で一人の子のお家に集まって、明け方まで好き勝手にダラダラしていた頃と何ら変わってないな友達のお子さんたちはみんな大きいので、これから第二の人生をどうしようかと考えているそうです。一人暮らしはめちゃめちゃ楽だけど、時々寂しくなるそうで。私は今後10年は家族中心の生活だけど、娘が巣立ったら夫はヨーロッパ、私は日本で暮らす線が濃厚で（というか希望）どこにどうやって暮らすかとか、昔話とか、とりとめのない話を延々と（笑）私は将来は房総、三浦、伊豆半島辺りかなと思っていたけれど、沖縄の話になったら（友達は沖縄移住希望）、やっぱり沖縄も良いような気がしてきて・・・お互い社会人になって、家庭も子供も持ったけど、話している内容が学生の頃とあまり変わっていなくて、おかしくなりましたアラフィフなんてそんなものかもしれません。この土地に来て6ヶ月。ちょっとずつ、今後のことを考える余裕ができてきたので、良い刺激になりました。それにしても、あの時友達が一命をとりとめて本当に良かった。あの夏が最後になって、二度と会えなかったかもしれないと思うと震えます。気持ちは若いつもりでも、身体はあちこちガタがき始める年齢なんですよね。（健診でお医者さんに「若い時と同じと思っちゃダメだよ〜」と笑われました）良いパートナーを見つけて、長生きしてくれー！私も健康には気をつけなきゃ。さて昨日はやっと娘の携帯をゲットして、お祝いもできましたが、長くなりそうなのでまた次回書きます

娘、十歳。

先日、娘が十歳になりました。沖縄で生まれて、10年の間に住んだ国は4カ国どこに移動しても文句一つ言わず、その土地その土地で頑張ってくれて、親の私達よりずーっと人間できてると思うこともしばしば、、、人の悪口は決して言わず、いつも楽しい事を追いかけて夢中になって、既に素敵な人間に成長してくれていて、もう何も言うことはありません今週は私の仕事の忙しさがピークで、早朝出勤も何度かあり、疲れて身体が思うように動かなかったのですが（四十肩になった）、娘の誕生日前日は、夜中1時半まで酸欠になりながら風船を膨らまして、飾りつけ完成。（100均万歳🙌）娘の誕生日の夕方に夫が出張に出る予定だったので、当日の朝にプレゼントを開けました。ハムスターのケージが思ったより大きかった義母と義妹からのプレゼントも。携帯は間に合わず、夫が帰ってきてから、、、私は1日休みを取ったので、どこかに連れて行ってあげようと思いましたが、娘が一番行きたい所は、、、なんと、学校でと言うことで、娘を学校に送り届け、学校のママ友と10時からランチへ向かった先は、しゃぶしゃぶ食べ放題いや～、食べた食べた。私も十年間よく頑張ったので（自画自賛）、ご褒美ですこのママと喋っていると楽しくてあっという間に時間が経ってしまい、気づいたら娘を迎えに行く時間に。夫がすぐに出てしまうので、本格的にお祝いできなかったのですが、とりあえず帰り道にケーキを買って帰宅。日本のケーキが美味しすぎる夜は、娘の好きな海鮮を食べに行こうと思っていたのですが、やっぱりお家で食べたいと言うので、娘の大好物のイクラ丼を作りました。そして、夕方に、イタリアから嬉しいメッセージが届きました。なんと、前のクラスメイトがみんなで娘にハッピーバースデーを歌ってくれて、そのビデオを送ってくれたのです私はかなりうるうる来てしまって、娘もイタリアが恋しくなってしまうかなと思いましたが、クラスメイトには会いたいけど、ここでの生活も楽しいので、淋しくはないそうで。後ろを振り返らずに、自分のペースで前を向いて進んでいく娘が、とても逞しく見えました。何もできなかった赤ちゃんから、いつもママの後を追いかける幼児になって、ママママと泣いていたのに、少しずつ、自分だけの世界を広げて行って、本当に立派なお姉さんになったなぁ、、、お世話してもらってきた小さな子供から、お世話をする側に、、、生まれてきてくれてありがとう。あなたが生まれてからずっと、ママはあなたに夢中ですずっと、今のままのあなたでいてね

娘が誕生日に欲しいもの

クリスマス、お正月と無事に終わって、仕事はまだ繁忙期が続いていますが、12月中に目標は達成しているので気持ち的には一段落、残すは娘の誕生日です。娘、10歳。そして私も出産から10年。ママになって10年いや～、濃い10年だった今年はクラスの仲良しちゃんと合同で誕生日パーティーをするので少し気楽ですが、学校では、欧米のようにケーキを焼いて持ってくる子はいないけど、グディバッグは全員に配るそうで、土曜日は駄菓子屋＆おもちゃ屋＆100均を回って準備完了パーティーは1月下旬なので、誕生日当日は家族でお祝いしたいところですが、夫が誕生日の夜から3泊の出張となってしまったので、朝か夕方プレゼントをあげて、ケーキでお祝いしたら、夜は娘と（夫が苦手で私と娘が大好きな）海鮮料理でも食べに行こうと思っていますさて、クリスマスに大量のプレゼントをあげてもうこれ以上何をあげたら良いのやら例年、クリスマスはサプライズ的なもので、誕生日は娘が欲しいものを買ってたなと思い、娘に聞いた所、本当に心の底から一番欲しいものは、、、なんと、こちらだそうです。ハムスターを買った時に、お店で一番大きいハムスターケージを買ったのだけど、娘、ハムスターの飼育について調べれば調べるほど、もっと大きいのが必要だと騒ぎはじめ、大型のプラスチック衣装ケースで自分でケージを作ったのだけど、まだ小さいそうで娘が唯一本気で欲しいのだから仕方ない。ポチッとしましたちなみに、学校のクラスメイトとまた新たなクラブを立ち上げたようで（ミステリークラブはどうした??）、今度はPrevention of Cruelty to Hamsters （だったかな?）と言う、ハムスター虐待防止のクラブだそう仲良しと2人で立ち上げて、メンバーは5人に、更にメンバーを募集するそうです動物大好きで、自分の誕生日プレゼントにハムスターのものをリクエストする娘。優しい子に育ってくれて嬉しいそれから娘がもう一つ欲しいのは、スマホお友達はもう半分位は持ってるのかな、、、土曜日の夜はZoomで学校のお友達何人かと夜中12時までお喋りしていた娘。そろそろ自分の携帯欲しいんだよね10歳になるので、1人でお留守番や外出できるように、携帯は必須アイテムですかね、、、。（まだ良いんじゃないかという私と早く買いたい夫でぶつかりましたが）あとは、ハムスターグッズが欲しいというので娘チョイスのこちらのブランケットと、サプライズもあげたかったので、私からはこちらをハムスターのエッグスタンドかわいいと思ったら、イギリスの陶器でした。Quail Ceramicsと言うのね。やっぱりイギリスの陶器好きだわあとは、クリスマスに間に合わなかったビーズソファ（色々注文しすぎて、たのんだ事も忘れてた）も。なんだかまたしてもプレゼント選びに翻弄されている1月ですが、生まれて10年、大きな病気や怪我なくすくすくと育ってくれて本当にありがたい。私も10年間、よく頑張った誕生日と誕生日パーティーが終わったら、やっと本当に一息つけるかな（つきたい）

アメンバー限定記事冬景色と噂の真相

ブログのタイトル変えました。

楽しくてあっという間に終わってしまった東京帰省から無事に帰ってきました。東京では、暑い暑いと上着を脱いで肌着一枚の娘去年8月でレインボーブリッジ開通から30周年だそうです。開通直前に大学の友達と海水浴に来たのを思い出し（私達と男の子2人組以外誰もいなかった）その友達に連絡したら、「頭悪そうな事をよくやってたよね。楽しかった」と返信が今は亡き友達のお母さまが、食べ物をたくさん持たせてくれたっけあれから30年、私達も少しは大人になりましたさて、昨日は夏にシチリア島に来てくれたドイツ在住の友達と電話でお話したのですが、シチリア島に住んでいたことがもう何年も前、もしくは前世のように感じる今日この頃、ブログのタイトルを変えたいと思いつつ、良いタイトルが思い浮かばすに放置していました。少し前に、フォローしているブロガーさんがご自身の海外生活でのアイデンティティクライシスについて書かれていて、その中に出てきた、「夫のステータスを拠り所にしている」「文字制限あるブログのタイトルに夫の職業を入れ込んでる」という文章にハッとしたのですが、夫のステータスを拠り所にしてはいないけど（ステータスというほどのものはないし）、夫の仕事がなければ（自分の力では）おそらく世界の色々な場所に住むことはできなかったわけで、夫ありきの海外生活、またシチリアに住みたいと長年願っていたけど全くの他力本願で、海外生活の途中から常に感じていたモヤモヤ感は、私のアイデンティティクライシスも大いに関係していたのかなと思います。沖縄で大好きだった仕事をしていた時はアイデンティティらしきものがしっかりあったけど、一児の母になり、仕事を離れて、元の職場に復帰できる可能性がない海外へ。海外生活が長くなり、娘が手を離れていくにつれて、自分を見失っていくような感覚が強くなっていきました。ここでの生活も夫の仕事ありきですが、私も自分が納得できる仕事に就けていることや、行政関連はじめ、色々なことが自力で難なくできることが、アイデンティティの回復に大きく役立っています。新しいタイトルをどうしようか悩んだのですが、今まで世界各地に滞在してきたし、これからも移動する可能性が高いので、国際家族の世界滞在記　日本編　にしてみました。日本ではだいたい思っていたとおりに事が運ぶので、ネタがあまりないのですが、、、（仕事関連のネタはたーくさんあるいつか仕事のことも書くかもしれません。）海外にいたからこそ感じる日本の良い所や改善できるところ、日々の生活や娘のことなど、気ままに書いていきたいと思います不定期な更新にはなると思いますが、今後ともよろしくおねがいします。

New Year in Tokyo

喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、新しい年が皆様にたくさんの喜びを運んできますようお祈りします。新年早々大きな災害と事故のニュースに心が痛みますが、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。さて、バタバタの2023年の終わりと元旦は実家でひたすらゆっくりしようと思いましたが、父が介護施設から実家に一泊する予定が、外泊禁止になったため、大晦日と元旦は父と弟たちと私と娘で外出することにしました。31日は上の弟が車を出してくれて、介護施設からお台場へ。父に海を見せる目的でしたが、お台場は海好きがイメージする海とはちょっと違うかな💦驚いたことに外国人観光客だらけで、日本人はほとんど見かけませんでしたちょっと違ったかもしれないけど、普段とは違う風景で父の気分転換になったかな。夕飯は下の弟がお蕎麦とお刺身や海鮮をたくさん用意してくれていて、久しぶりに父とご飯を食べました。その後、上の弟が父を送っていって、私達は年明けまで待って、近所の神社へ。ここの神社では毎年、参拝者にお酒とお餅を振る舞っていて、このお餅が美味しくて娘が実家で年末年始を過ごすのは初めてなのですが、こうやって日本らしいお正月を体験させてあげられて嬉しい元旦は朝に父を迎えに行って（弟が）、みんな大した料理は作れないので、お昼は元旦でもやっている近場のはま寿司へから父と近所の別の神社へ。こちら歴史ある有名な神社でたくさんの参拝者で賑わっていました。から夜は焼き肉。お寿司と焼き肉で大満足な娘。東京に頻繁には来れないけど、できる時にできるだけ父に会いに来て、一緒に時間を過ごせたらいいなと思います。今回は時間も限られているし、家族に会えれば十分と思っていましたが、娘がやっぱり「東京の親友」に会いたがったので、昨日は一日一緒に遊びました。元旦の東京は閉まっている所が多くて、どこに行こうか迷ったのですが、感染症が流行しているので子供が密集する室内は避けて、神宮外苑前のアイススケートに。こちらGood Morning Cafeで腹ごしらえしてから、【公式】新宿区大京町のGOOD MORNING CAFE NOWADAYS（グッドモーニングカフェ ナワデイズ）千駄ヶ谷エリアにオープンGOOD MORNING CAFE千駄ヶ谷がちょっと大人になって6月に戻ってきます。イタリア直輸入のハムスライサーを使用し、擦りたてのとろける食感の生ハムレガートが自慢。お昼も夜も厳選国産野菜や魚介類を使った、小皿料理や手打ち麺と拘りの食材で作るバリエーション豊富なパスタ。イメージは大人が気楽に心から寛げて楽しめるイタリアン居酒屋。GMCナワデイズ。ナワデ…nowadays.tokyo雰囲気が良くてお料理も美味しくてオススメです。いざスケートへ。大人は暖かい場所から見学できるので、大人だけでゆっくり話ができてオススメです〜3時間近く滑っても、まだまだ遊び足りない2人、スケート場を出て、国立競技場、絵画館と銀杏並木を通って、前回も遊んだ表参道の公園まで。夕焼けがきれいでした。いつもの事ですが、なかなか帰ろうとしない2人をカフェに誘って、おやつを食べて一休みしたらあっという間に夜に。一年に1〜2回しか会えない2人のお別れはいつもすごく切なくて。別れ際、ハグは恥ずかしいようで、何度も握手していました。このお友達のママは、大学時代の友達なのですが、一緒に行ったスキー旅行の思い出話から、懐かしく自分の若い頃を思い出しました。母の勧めで、高校時代に初めてお友達とスキー旅行に行って、大学時代も、ウェアや板なんかを一緒に買いに行ってくれて、好きなのを選ばせてくれた事をよく覚えています。両親との思い出がたくさん詰まった東京。子供4人も育てるのは大変だっただろうな。母が亡くなった後は、この街のあちこちに散りばめられた母との思い出に、心がキュッとなります。若い頃は東京を出てどこか（海外）に行きたいと思っていたけれど、その思いを叶えてもう「気が済んだ」私は、今は帰巣本能が働いているのか、子供の頃から親しんだ文化や習慣が恋しくて、やっぱりここが自分が素の自分でいられる場所なんだなと改めて感じています。娘にも自分の故郷に親しんでほしいのは、子育てとは結局、自分が親にしてもらった事を子供に返したり、伝えたりする事だからなのかな、と思います。結局あまりゆっくりはできなかった年末年始でしたが、会いたい人に会えて（今日も一人地元の友達に会います）、エネルギーをチャージできたので、今年はできれば急ぎ足ではなく、地に足をつけて、ゆっくりしっかり歩きたいです。

走り続けた、2023年

娘、4日間のスキー学校を無事に終了しました。実は雪不足で、場所が山の上の本格的なスキー場に変更になったのですが、リフトやゴンドラにも何度か乗って（娘いわく45度くらいはある）急斜面も滑ったそうで、「すごい楽しかった！！また行きたい！」らしく、また一つできることが増えて、どんどん成長していく娘。こうやってどんどん手を離れて行くのかと思うと、娘の後ろ姿が眩しいけれど、少し淋しくもある、なんとも複雑な気持ちです。さて、もう少しで2023年が終わろうとしています。2022年はヨーロッパでのコロナワクチン半強制の恐怖と娘の顔の怪我から始まり、一体ここで自分は何をしているのだろうとモヤモヤした「しんどい」一年でしたが、2023年は大陸を超える引っ越しがあり、母の死があり、フルタイムで働き始めて生活がガラッと変わって「大変」ではあったけれど、「しんどい」というより、自分の人生を前に進めている満足感の方が大きくて、やっと自分の生きる道を取り戻したような、とても充実した一年でもありました。娘をイタリアのインターから日本のインターへ転校させることが一番の懸念事項でしたが、蓋を空けてみれば、娘は新しい学校にすぐに馴染んで、友達もたくさんできて、「今の学校の方がもっと楽しい！」とのことで、胸につっかえていた重荷がすっとなくなりました。私の仕事も初めの1ヶ月は体力的にも精神的にもきつくて、続かないかも・・・なんて不安になったりもしたけど、今はすっかり慣れて、この仕事に就けて良かったなと思う時間がどんどん増えてきて、先のことはわからないけど、今ここでできること、今頑張れることに集中できているように思います。（というか、仕事と家事育児で忙しくて過去や未来の事を考える時間がない笑）私と娘は昨日から東京の実家に帰っています。2022年のお正月は母と過ごしましたが、今年は実家に帰っても母はいません。私も母もお互い思ったことをすぐ言うので、ぶつかることも多かったけれど、今となっては母には感謝と尊敬の気持ちしかありません。お正月は施設に入っている父が、外出して家に来てくれる予定です。（本当は一泊する予定でしたが、コロナなどが流行っているので、直前で外泊が禁止になってしまいました。）上の弟が家族を海まで連れて行ってくれるそうで、海が大好きな父が久しぶりに海を見ることができます。娘と私も久しぶりに海を見ます。毎日家から地中海を眺めていた生活は思ったほど幸せではなくて、海は大きな癒やしではあるけれど、それだけではやっぱり満足できませんでした。この写真をこっちのママ友に見せたら、「なんで引っ越したの〜!?」と驚かれたけど。娘が手を離れて行くにつれて、家以外の自分の行き場も欲しくなって、日本での生活を選びました。夫の生活も娘の生活も大きく変えてしまうので、責任が重い大きな決断でした。今後の事はわかりませんが、今までもそうしてきたように、その時その時で私達家族3人にとって最善と思える選択を続けていく、それが未来になっていくのかな。ずっと元気でいると思っていた両親が体調不良になったり亡くなったり、5年前には受け入れがたかった現実も、今は受け入れられるようになっていて、辛い現実を受け入れつつも、しっかり前に進む強さも少しは身についたのかなと思います。今年初めに日本行きが決まってから、娘の学校関係の手続きや手配、私の就職活動、国際引っ越し、移動、母の死と法事、新しい生活の立ち上げ、働きながらの家事育児、、、、ほっと一息つくヒマもないくらい、走り続けた一年でした。もちろん私だけではなく、夫と娘も同じように走ったと思います。年末年始は少しだけ気を緩めて、娘と実家の家族と一緒の貴重な時間を大切に過ごしたいと思います。来年はちょっとゆっくりと歩きたいな。皆様も良いお年を。そして、2024年が皆様にとって良い年になりますように。