娘の学校(インター)が今週は春休みなので、娘は今週は地元の公立小学校へ。普段お弁当なので、給食が出るのが嬉しい
さて、昔から冬が苦手で、東京の晴天続きの冬でさえ辛く感じ、
意外と雨風が強くてジメジメした沖縄の冬も苦手で、
最低気温マイナス19度を経験した極寒のニューヨークではただただ春が待ち遠しくて、
日が短くてどんよりしていて、2週間も太陽を見れない時もあったドイツでは、その暗さに心が沈み、
沖縄と似た、意外と雨風が強くジメッとしたシチリアの冬も好きになれず、、、
どの土地でも、夏が終わる頃には冬が来る事を憂鬱に感じて、
私にとって、冬は耐えるシーズン。
でした。
今住んでいる土地は、東京よりもだいぶ寒いので、来る前から、寒い冬を乗り切れるかそれはそれは心配だったのですが、
そんな寒い地にもやっと春の足音が近づいて来ている今、
冬が終わってしまうことに、なんとも言えない寂しさを感じてます。
「冬が終わっちゃう〜」って、初めての感覚かも。
寒くて雪は降るけど、晴れる日も多くて暗くないし、
何より冬ならではの楽しみがある
1月末にスキーセットを手に入れてからは毎週末スキーに行っていましたが、
土曜日に行った近場のスキー場ではもう雪がガリガリになっていたので、
日曜日は遠くの山奥のスキー場まで行ってきました。
このスキー場、娘が年末にスキー教室に通ったのですが、私と夫は初めて。
雪質が良いとは噂に聞いていたけど、今まで滑っていた雪は何だったんだ〜!と思うほどフワフワサラサラで、感動もの
この後、かなり吹雪いたのですが、あっという間に積もった新雪もサラサラで、病みつきになる気持ちよさ。
(私の安物ゴーグルが暗くて霞んでて、強い吹雪の中少し前を滑る娘しか見えず、鬼滅の刃何とか編みたいな雰囲気だったけど)
日本のパウダースノーを目指して来る外国人観光客の気持ちがわかってしまった
スキーの良いところは、家族一緒にいながら滑走中は自分一人の世界に入れること
でも、一緒に滑った体験は確実に共有しているのです(夫は途中でギブアップしたけど)
こうやって夢中になれていたものに終わりが来てしまうのがすごく淋しいです。
実は、シチリアからここに引っ越して来る前は、ここの寒い冬に耐えられないかもと怖くなって、移住を何度も諦めようとしました。
この寒い土地で、あれだけ苦手だった冬が終わってほしくないと思うなんて。
人生って何がどう転ぶか本当にわからない。
一番の不安要素が、蓋を開けてみたら実は素敵なものだったと言うこと、人生には結構多い気がします。
とは言いつつも、春はやっぱり特別な季節。
沖縄では日本本土で主流のヒラヒラ散る桜がなかったので、久しぶりに日本の桜を見るのもとても楽しみです
春も楽しみ、また来る冬も楽しみ。
今年はそんな冬の終わりです