「土用に土いじりをすると縁起が悪い」という話を見つけましてな。

そういえばそんな話を前にもどこかで見かけたことがあった気がする。


そもそも土用ってなんだっけ。

夏の暑さが本格的になる前にうなぎを食べて 元気をつける日…?




調べてみた。

 

 

 


立春、立夏、立秋、立冬の前の、18日間。


ということは、

ホロスコープでいうと「太陽が不動宮(水瓶座、牡牛座、獅子座、蠍座)に入るより少し前くらいから、そのサインの真ん中を通り過ぎるまで」のようなことか。



さっきのサイトによると

土公神(どくじん、どこうじん)という神さまがいる。

この神さまは、季節によって居場所を変える遊行神である。

その神さまは土をつかさどる。

土用の期間は土公神がやってきて、この神さまの支配下にある。

という感じに書いてあった。



んんん!?

これはマレビトと似ている…!?





「季節の変わり目に 神さまが降りてくる」という話は、折口信夫先生のマレビトの話や、去年の立春実験でもたくさん出てきた話題だね。


不動宮(水瓶座、牡牛座、獅子座、蠍座)の真ん中というと、8方向のしくみの一部であり、「◯◯ズ ゲート」と呼ばれているのも分かったのでした。





土用というのは 季節の変わりめで体調を崩しやすいから養生したい時期ということもあり、

それで土いじりや土地に関係することはしないほうがいいのだそう。


書いてあった不吉なことの例:土いじり、草とり、井戸掘り、増改築、地鎮祭、新居購入、引っ越し、旅行、就職や転職、結婚、開業や開店

※ この期間に「間日(まび)」と呼ばれる日もある。間日は土公神が一時的に天に行くから こういうことをしても縁起が悪くはないみたい。



へええ…!





やってもうた

草刈りしてみかん植えてもうた

間日というわけでもない



あびゃー…

土の神さま、お邪魔してごめんなさいえーん






しかしおかしいな。

ちょっと言い訳させて。





急にみかんを植えることを思い立った あの感じは、急に神社や山に行きたくなるときの感じと似ていたのですよ。

いわゆる「神さまに呼ばれる」みたいなことだと思う。


みんなはどんなふうに感じているか分からんけど、私にこれが起きるときは 急になにかのスイッチが入るような感じがします。




みかんを植えるとき、テントウムシが私の服にとまって「こりゃ縁起がいいな、うふふ」なんて思いながらだったのですよ。


このアゲハチョウは 友達?旦那さん?を連れてきて、私の近くで仲良さそうにひらひらしてから飛んでいったり


こういうキレイな子もいたり。



大根の花に集まる虫たちを眺めて すごく幸福な気分だったのよね。

不吉どころか、とってもいい気持ちだったんです。





待てよ…?


もしかして、この時期に「縁起が悪い」とされていることって、神さまごとなんじゃないか?


神さまごとだから、雑な気持ちで土に触るとよくないよ。

神さまに通じる心でやろうね。

大事なことだからね。

みたいな。




こういう話はけっこうよくあるんだ。

神聖なことをわざと不吉だと言って、あんまり人を近づけないようにしていること。

ドラゴンヘッドや日蝕や月蝕を不吉だとする見方もあるくらいです。


「本来の私たちのありようを忘れさせるための陰謀だ」

「進化したくない人は、進化しようとする人の足を引っぱるのです」

という見方もあります。


でも確かにこういうふうにちょっと高次なところに通じる物事は、雑な気持ちで近づけば そりゃ不吉に感じるでしょう。

進化するために必要なことが、すごく嫌なことに感じられる心の状態もあるからな。(進化への抵抗)


不吉というか、H48意識でH12意識やH6意識のことをしようとしたら、扱えなくてへんなことになる。そりゃそうだ。


反対にいうと、凶・不吉とされたものも、レベルアップすると凶・不吉ではなくなる。



不吉というか、「ちゃんと畏れてね」に近いことか。

いたずらにこわがるのとは違う、畏敬、畏怖の「畏れ(おそれ)」。





私がやってもうたのは 今回だけじゃないです。

去年の立秋の日は、思いっきり旅行していました。

「この日こそふさわしい!」の気持ちで、北アルプス、蝶ヶ岳の上にいました。





こういうタイミングを狙って大事なことをする人、いっぱいいるぞ。


神さまごと・高次なところとつながること というのは、案外よい見方な気がしてきた。



土公神さん、怒ってないかもしれない。

むしろ土公神さんとコラボしたアクションだった可能性もあるということか。




これは仮説として 覚えておくことにするよ。





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