読書感想文シリーズ第12弾
ついに最終回
旅と鉄道1979年冬の号
特集は駅
サブタイトル、いま旅立のとき
1979年
ローカル線は未だタブレット閉塞、腕木信号が健在でした
左下の駅は稚内駅
真ん中の写真はどこだろ?、客レのホームに立ち食い蕎麦店があります
最初の特集は『THE TOKYO STATION』
東京駅の列車到着シーンの写真集からバックヤードの仕事レポ
東京駅はひとつの町
2677本の列車、乗降客は73万人、小荷物取扱9674個、遺失物取扱583件(1日当たり)
駅職員数1147名、運転車掌電力施設公安等の職員を含めると3400名
荷物運搬通路はエレベーターで結ばれている為、車椅子利用者も利用となっていました
次はなんと
大阪市営地下鉄谷町線、四天王寺前(夕陽ヶ丘)駅特集w
夕陽ヶ丘が駅名であれば日本一長い駅名の駅・・・という投稿がきっかけ・・・
現地取材をすると、駅名由来になにやら秘められた理由があった
大阪市交通局に取材を申し込むと
まさかの取材拒否
ということで、現地住民の聞き取り、マイクロフィルムの新聞記事を追跡し
四天王寺前(夕陽ヶ丘)駅の謎について特集記事となりました
旅と鉄道の調査記事によると
・そもそも予定していた駅名は『夕陽ヶ丘』として公表されていた
・開業1か月前まで『夕陽ヶ丘』の認知だった
・一部有力者が住民総意の要望としたことにより駅名が四天王寺に変わった
・地下鉄試運転が始まると、駅名が『四天王寺j前』であることで大騒動に
・激しい抗議運動により、開業前日に駅名にカッコ書きで夕陽ヶ丘が追加された
その後平成9年にカッコが取れて『四天王寺前夕陽ヶ丘駅』となったようです
なお余談となりますが、現在の一番長い駅名は富山県にあります
とよたもびりてぃとやま じーすくえあごふくまえ(ごふくすえひろちょう)
次はあたし的お気に入りオバカ企画
駅弁の関所黒磯駅で8つの駅弁食い狂い
朝から晩までホームで駅弁を食べる・・・
列車には乗らずw
食した駅弁は
・雉焼栗めし
・九尾すし
・那須野寿し
・九尾特製幕の内弁当
・高原肉めし
・よいちなべ
・高原幕の内
・九尾釜めし
+なめこ汁2杯
ただ食うだけ・・・という記事でしたw
次は駅面白事典
縁起駅
日ノ出、幸福、雨晴、学、鬼無、光、日出、妻、子供の国、喜入
他
・無人駅にお店
・町のシンボルのある駅
・一度は降り立ってみたい駅
~に登場していたのが湯檜曽駅
土合ではなく湯檜曽が選ばれていたのが謎です
次は主要ターミナル公共待ち合わせ場所イラスト
札幌 エルムの鐘、牧歌の像
仙台 大ステンドグラス
東京 銀の鈴、動輪広場
渋谷 ハチ公
新宿 アルプス広場
上野 パンダ像、つばさの像
名古屋 金の柱銀の柱、壁画前
大阪 噴水小僧
岡山 桃太郎像
広島 デートコーナーえくぼ
下関 ミニ水族館
小倉 小倉祇園太鼓
博多 博多節舞姿像
創刊30号記念、読者プレゼント
総勢332名様
ヘッドマークスプーン
該当列車の食堂車や車内販売で販売していたらしい・・・・
みどり
ひばり
つばさ
加越
はつかり
やまびこ
有明
くろしお
あやめ
さざなみ
あさま
ひたち
計12本を
それぞれ1本ずつ12名様ww
おーい
1979年、昭和54年にもあった
おまけビジネス
1979国鉄特急列車に乗って安くて便利な旅立ち
53、10改正時に作られたポスター、ホシイ
オトク利用として、Qきっぷ、Sきっぷ、ヒルネ利用
その他記事
・ふぁんたじぃ終着駅上総亀山
・北の駅、南の駅の1日
根室本線茅沼駅と指宿枕崎線宮ヶ浜駅の1日を同時並行に記載
ほとんど2つの駅のリンクもなく、企画倒れ?
・駅むかしむかし
・福塩線各駅停車の旅
・文学の中の駅、石川啄木の足跡、好摩、盛岡、上野
・難読駅120
・日本へんきょう紀行
北陸線に沿って初冬の日本海
直江津~筒石~市振~滑川~雨晴
アメリカ大陸横断3683キロ汽車の旅
シカゴ~シアトル
Amtrak、エンバイヤービルダー号
47時間35分、2泊3日
なにもかもがワイルドなアメリカ横断鉄道
食堂車の食事も豪快、300グラムありそうなステーキが出たらしい
ダイヤはあってないようなもの
出発駅ですでに5分遅れの発車
2時間遅れまで延びていたものの最後は経由ルート変更し2時間早着w
こういう記事を読むたび
海外での鉄旅をしたいと思ってしまいます
では最後に
シリーズ最後の問題です
アメリカ大陸横断鉄道乗車時
当時の日本の特急列車ではありえない、信じられない光景を見ることとなります
海外では当たり前だった?
日本だけが発展しすぎてたのかも・・・
それは始発駅を発車して間もない頃での出来事でした
なにがあったでしょう
今現在は日本と同じなのかなぁ~
意外とみんな不便なく変わっていないのかも・・・
ヒントは食堂車に関することです
さあ~みんなで考えよう
こたえは下に
こたえ
列車に放送設備がなかった
でした
確かに海外列車で車掌のアナウンスがないのは多いらしいし
放送の必要性を感じてなかったら
存在しないですねw
これで読書感想文シリーズはおしまい
本を提供してくださいました美里山倶楽部さん、ありがとうございました
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