「TOEICは最高で845点だけど、
スピーキング力が弱いことで悩んでいる。
文法が完全にできていないからだとの自覚もある」
というご相談を受けて、ここ数回にわたって
文法の勉強法をお伝えしてきました。
そのご相談メールはこちら。↓
で、このご相談者さんは
「シャドーイングは日々やっている」
とのことなのですが
シャドーイングはねぇ・・・
続けても、英語は話せるようにならないです
シャドーイングが何か知らない人は、
こちらをどうぞ。
シャドーイングを10年続けた私が効果的なやり方とコツを教えるよ!
シャドーイングをやっても
効果がないわけではありません。
むしろ、わたしの英語力は
ほぼほぼシャドーイングでできてると
言ってもいいくらい。
・リスニング力が上がる
・発音が上達する
・英語らしいイントネーションが身につく
などなど、
シャドーイングには素晴らしい効果があります。
でも、英会話って
「自分で言葉を紡ぐ」
ということが必要なので、
「聞こえた英語の音真似」である
シャドーイングをやっているだけでは、
自分の言葉で話せるようにはならないんです。
この記事↓に詳しく書いてるんですが、
シャドーイングで英語が話せるようになりますか?10年続けた私の結論
10年続けた私の結論は、
「シャドーイングでは英語は話せるようになりませんでした」
ってことなんですよね
ちなみに、これは
「音読」も同じです。
すでにある英文を声に出して読んでいるだけで
自分で言葉を紡いでいないので、
音読だけでは、スピーキング力に劇的な効果は発揮しません。
英会話力向上のための勉強法と言えば
シャドーイングや音読以外に
・英会話教室(スカイプ英会話)
・英会話フレーズの暗記
を多くの人が思い浮かべます。
これらに効果がないわけでは決してないのですが、
これ「だけ」でも、英語は話せるようにはなりません。
わたしのメール講座では、
英会話教室や英会話フレーズの暗記が
なぜダメなのか、詳しく解説しています。
よかったら、ぜひ読んでみてください。
もう、効果が出ない英語学習をダラダラ続けるのはやめませんか?
わたしの経験では、英会話力向上に一番効果があるのは
確かな文法知識をもとにして、
いつでも自分で英語が組み立てられるようにする
トレーニングです。
多くの人は、英会話力の向上と
文法の勉強が結びつかないと思います。
もちろん、文法の問題集を普通に解いても、
それだけでは英語は話せるようにはなりません
だから、
口頭で文法問題を解くことによって
・文法知識を頭だけでなく体に染み込ませる
・英会話に必須の瞬発力を高める
という一石二鳥を狙うことを
お勧めしているわけですね。
口頭で文法問題を解くことについて
詳しくはこちらに書いています。↓
で、こうやって文法をしっかり固めたら
本格的に瞬発力アップの段階に移行します。
その勉強法は、これ。
瞬間英作文のやり方とおすすめ教材。私はコレで独学で通訳になりました
文法問題集を口頭で解くことで
瞬間英作文の土台がすでにできているので、
スムーズに移行できるはずです。
逆に、文法をちゃんとやっていないのに
いきなり瞬間英作文をやろうとすると、
「英文を丸暗記する」という力技に頼ることになります。
なので、まずは文法をしっかり
固めるところからはじめてみてください。
中学英文法を完璧に。
高校英文法は、あなたの目標にもよりますが
標準レベル程度をしっかりと。
というわけで、
1.文法の知識を身につける
2.口頭で問題集を解いて知識を体に定着させる
3.瞬間英作文で文法を元に自在にアウトプットするトレーニングをする
この道筋で基礎を積み上げて
英会話トレーニングに移行していくのが
一番スムーズだと思います。
お役に立ったら幸いです!
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