つい先日、古い写真を整理していると
マイクからわたしが
はじめて花のプレゼントをもらった時の
写真がでてきました。
なので、今日はその話を。
あれは、今から15年くらい前、
バレンタインデーのことでした
その時は、
わたしたちはまだ結婚していなくて
日本で同棲していました。
バレンタインの日、
仕事が終わって家に帰ってきたマイクの片腕が
不自然に後ろに回っていました。
あれ?
今日はバレンタインだけど。。。
あ、そうか、
アメリカでは、バレンタインは
普通に男女がプレゼントを
交換しあうんだったよね。
マイクは、
誇らしげに、わたしに尋ねました。
「今日は、何の日だ??」
「え?何?何?」(←いや、わかってるんだけど。笑)
「目をつぶって」
目を閉じて手を差し出した私に
マイクが、これを手渡しました。
じゃ~ん。
・・・
こ、これは、
スーパーの入口あたりに
バケツにぐさっと入って置いてある、
仏花ですよね・・・
仏花についての後日談(15年後)↓
そして、
「398円」
と書いたシールもついたまま
ていうか、
15年前と物価が変わってないことに
びっくりするどころか、
今だったら、この花束は
うちの近所のスーパーなら298円だと思う。
わたしは、
どう反応していいか困りながら、
日本では、お花のプレゼントは
スーパーで買うのではなく
ショッピングモールとかのお花屋さんで
ちゃんとラッピングしてもらうものなんだよ。
そうしたら、
値札とかついてないから。
そして、
このお花は、
お墓や仏壇にお供えするお花で
生きている人に
贈る花ではないんだよ。
と、説明したのでした。
マイクは、
という顔をして、
「オー、ソーリー!!!」
とひたすら謝っていました。
まあ、知らなかったんだから
仕方ないよね。
アメリカだったら
スーパーで、プレゼント用の花が
普通に売ってる気がするし。
日本人は、菊の花を見ると
当たり前のようにお墓や仏壇を連想するけど、
アメリカ人にとってはそうじゃないんですよね。
こういう、
「わたしにとっての当たり前が
あなたにとっては当たり前じゃない」
ってことが、国際カップルにはよくあります。
これとかもそう↓
そんなわけで
マイクが日本文化について
ひとつ学んだわけですが・・・
この話には、続きがありまして。
続く。↓
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