緊急事態宣言が関東で
また発令されましたね。
今日は、日本の今の状況を
海外の人に伝えるときに必須の
「緊急事態宣言」
に関連する英語表現を取り上げます!
「緊急事態宣言」は、英語で
declaration of state of emergency
と言います。
新型コロナウィルスの感染拡大が続くなか、
菅首相は、東京、神奈川、埼玉、千葉県に対して
二度目の緊急事態宣言を発令しました。
なら、英語ではこうなります。
Prime Minister Suga declared a second state of emergency in Tokyo, Kanagawa, Saitama and Chiba prefectures amid the ongoing COVID-19 pandemic.
(これが「正解」ではなく、ひとつの例です)
もうお馴染みになったかと思いますが、
「コロナウィルス」のことを、
英語では
COVID-19(コウヴィッド ナインティーン)
と言います。
19というのは、
「2019年に発見された新型のウィルス」
ということからきた数字です。
なお、「新型コロナウィルス」は、よく
novel coronavirus
という言い方もされます。
ここのnovelは「小説」ではなく、
「新しい」っていう意味です。
よくEconomistにも出てくる表現です。
フランス語をやってる人には、おなじみですね
ちなみに、完全に余談ですが
フランス語のポッドキャストで
日本在住のフランス人の方が言ってたのですが、
日本は地震や津波などが起こったときに
首相や大臣がカメラの前に登場するときは、
必ず上は作業着を着て出てくるのが、
フランス人としてはとても気になるそう。
こういうやつ。これは枝野さんだけど。
「事を重大にとらえています」という
政府のパフォーマンスに見えるのだとか。
言われてみれば、確かにそのとおり。
でも、前回にしろ、今回にしろ
作業着は着てなかったと思います。
地震などの自然災害ではないからなのか、
それにもほかに何か意図があるのか・・・?
フランスでは、緊急事態が起こって
首相が会見をするときなんかには、
「ちゃんと対応できてます、心配の必要はありません」
というパフォーマンスのために
わざとポロシャツで半パンという姿で出てきたり
することもあるそうです。
「ファッションで言外の意味を伝える」という
フランス人らしいコミュニケーションですね。
おもしろい。
というわけで、「緊急事態宣言」について
英語でぜひ語ってみてくださいね。
NO BORDERSの方は、マイクとのスカイプ英会話で
コロナ関連の会話に使っていただいても
もちろんいいですよ〜!