今日は、前に勤めていた会社の
英語が話せる日本人社長の思い出話。
社長は、70代の男性でした。
社長は、英語で意思疎通を図ることに
不自由はありませんでした。
副社長(日本語が話せないアメリカ人)との話し合いも、
通訳なしでやっていました。
通訳の英語も全部ちゃんと聞いてチェックしていました。
そして、わたしが社長の言葉を通訳すると
「そこは○○って意味じゃない」
「そんなことは言ってない」
と、よく訂正を入れられていました。
社長は気さくでやさしい人なので、
全然高圧的な感じではなく
やさしく指摘してくださるのですが、
「英語ができる社長の言葉を通訳して、
間違ってる私っていったい・・・」
と、自分の存在意義が分からなくなることも
たびたびありましたねぇ・・・
そんな社長、
英語のサバイバルスキルは非常に高いのですが、
当然ながら、英語を専門とする人ではないので
ところどころ「抜けている」部分もありました。
たとえば、会議で
「Aさんは(規定された休暇を)取得する権利がある」
という日本語に対して
"A can enjoy the benefits"
という英語に訳したところ、
「"enjoy"だって!
そりゃ休暇は楽しいけどさ~」
とクスクス笑いながら
隣の副社長(アメリカ人)に話しかけていました。
どうやら社長の頭の中では、
"enjoy"と言ったら「楽しむ」しかない様子。
(※enjoy = 利益を享受する)
話しかけられた副社長は、
「何がおかしいの??」
という顔で、キョトンとしていましたとさ。
通訳で、こんな理由で笑われたこともありました。
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社長シリーズ第2弾!
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