後出しで 御託を言えば カナダだね 間違いなけりゃ 今ラクチンだ
2月末から3月始めにかけた、支那事変の時と
今回のサブプラショックの時で、典型的な資源国通貨であるカナダとオージーの
値動きが全く違っていた。
【カナダ/円の週足チャート】
松井証券のテクニカルチャートを利用
【オージー円の週足チャート】
カナダは、今回の下落が軽微なのだ。
総てのクロス円が、支那事変を越えた下落をする中で、特筆モノである。
3月始めの下落で、15個もの買いポジ を抱えた。
しかし、全面戦争のプレッシャーに負け、高い仕入れの10個を落としてしまった 。
今にして思えば、「もったいない」の一言。
今回の下落では、カナダ円の買いを指値してはいた。
前回の下落を教訓に、100円割れから買い始める指値であった。
結果から見ると、買える筈もない。
と、言うことは、今後の投資通貨ペアとして、この通貨ペアは有望と言える。
今回の教訓とする。
ユロアイが 優等生に 戻ってる トルコ逃すが それで良かった
【EUR/ISKのチャート】
naviのチャート画面が、珍しく表示NG状態だ。
数字は見えるので、EUR/ISKの復活振りが著しいのは、一目瞭然だ。
目で見て解かる、チャートの有り難さが、良く解かる。
naviチャートが復活したら、貼り付けるとしよう。
トルコ/円を買うのを躊躇い、70円台の位置で買えなかったが、それはそれで良しとする。
一度は指した、買い指値を外したことを、後悔してはバチが当る。
これからの 更なる下落 あるかもね なければそれで 良いんだけれど
先週までは、取り敢えず平穏な動きであった。
【マイポート管理表】SWP=25,697円/日(先週末:25,891)
セ短のレバが上がっている。
今や荒い値動きNo.1の、キウイ円の買いを、セ短だけで17個抱えているのが大きい。
今月末までに、
キウイ円が、70円
オージー円が、80円
になったら。
オセアニア勢だけでも、2,737,580円の含み損となる。
チャートを眺めていると、この程度までは有り得る下落なのが怖い。
セ短戦線では、今の所総てのポジションがプラスとなっている。
体力がある今のうちに、高い所で掴んだキウイ円を損切りしてしまった方が、安全である。
と、考えて骨を守るために肉を切ったのが 、支那事変直後の戻りの時点であった。
あの時はレバを軽くして、粗いキザミで指してあった指値に次々と到達 して、あっと言う間に
ポジションが膨れ上がった。
支那事変後の急速な戻り過程で、切らなけ「レバ」と何度も思った。
サブプラショックから、ある程度戻して小康状態の今が、まさに分水嶺の地点であろう。
セ短で建てた、80円台以上の玉を今の時点で切れば、40万程度の損切りで済む。
こういう時は、予めマイルールを決めて、その勝利の法則に従って行動すれば良いだけの
話である。
序の口か 危機とチャンスは 紙一重 地獄の釜の 蓋は開くのか
世界中の百戦錬磨のハゲタカどもから見れば、日本の個人金融資産は、太ったブタに見えるであろう。
太ったブタは、今までは郵貯という国営のオリの中で、ぬくぬくと太り続けていられた。
ハゲタカの主たる生息地アメリカからの命令で、企業買収はされ放題、預金の保護は1000万円止まり
民営化されたら郵貯は買収の危機に晒される。
FXが信託保全なら、1000万円のペイオフ制限はない。
マダムワタナベという東京の主婦や、豊かな老後資金を抱えたシニアは、世界の最強プレイヤーが
集まる、外為市場で翻弄されるしかない。
【キウイ円の週足チャート】
マダムワタナベが好む高金利通貨の代表である、キウイの対円値動きは、凄まじいの一言。
7月24日の最高値、97.73円から、8月17日の瞬間安値、74.22円まで、値幅で23.51円、率で31%もの
下落である。
多くのSWP派は、ストップを入れていない。
高レバでの運用であれば、丸裸にされたであろう。
尤もFXはマージンコールや強制決済があるので、株に比べたらまだマシである。
FXを投機ではなく、投資として取り組むのであれば、自分なりの勝利の法則が必要であろう。
この勝利の法則は、普遍的なものは難しい。
血だらけになりながら、のた打ち回るべし。
自分だけの法則を、数年かけて創造するしかあるまい。
自戒を込めて。
メキシコと トルコの動き 比べると 戻りが鈍い メキシコペソは
同じ週足チャートで見てみる。
支那事変の時は、急速にトルコが戻ったが、メキシコの戻りは鈍かった 。
今回のサブプラショック後の戻りが、どこまでなのかはわからないが、既にメキシコとトルコの
戻り具合に大きな差が出来ている。
このような、通貨ペアの「癖」は持ってみて始めて実感できる。
私の場合、メキシコは持ち過ぎると危険である。
前回の支那事変後の戻りを待てずに、損切ったのはメキシコの戻りが鈍く、怖気づいたためであった。
今回は、辛抱強く待つこととする。
スワップの 幅があるのは オジトルコ 悪くはないが ためらう理由
オセアニア/トルコの売りは、それぞれ10,000通貨単位当り
オージー/トルコが、279円/日
キウイ/トルコが、201円/日
の、チャリンである。
売りポジを持てば、そこそこのSWPが稼げる。
サブプラショックの時は、売りポジの価値は上がった。
従って、ポートフォリオに加えることで、ヘッジの役割をも果たす。
悪くないどころか、上がった時に売りで入れば、途轍もなく有利なポジションとなる。
尤も持ち過ぎると、トルコの大幅下落でひとたまりもないが・・・
SWPは、買いで受取りになる場合と、売りで受取りになる場合がある。
オセアニア/トルコは売りでプラスSWPとなる。
ポジションを建てる時に、売りと買いのレート差が、業者の儲け部分である。
SWPにもこの意味合いがあり、受け取りSWPと支払SWPの差分が小さいほど、投資家の有利となる。
オセアニア/トルコはこのSWPの差分が巨大なのだ。
ドル円が、150なのに比べて、オージートルコは、361と2倍以上なのだ。
尤も、これはnavi口座の例であり、業者であるJNSの儲けか、カバー先銀行の分なのかはわからない。
投資目的をSWPの獲得に置いている以上は、SWPを受取る際の効率を考えてしまう。
その意味で今迄、オセアニア/トルコに投資することをためらっていたが、今回のサブプラショックでの
ヘッジ能力の素晴らしさは、総てを許すみたいな気持ちを抱かせる。
オセアニア/円のポジションが大きくなってきたので、トルコ円を持つ代わりに、オセアニアトルコの売り
を持つ程度としたい。
今のうち 王子を売って トルコ買う チャリン楽しみ ヘッジもできる
navi戦線の守り神である、オセアニア/トルコの動きは訳が解からない。
両通貨ペアの動きは極似している。
この高金利クロス円二つの通貨ペアのロングを、大量に持てばリスクもトンでもなく大きくなる。
しかし、この合成ポジであるオジトルの動きは訳が解からない。
精緻に分析すれば、もう少し訳が解かるのであろうが、私には無理である。
ひとつだけ確かなことは、「今までは」ヘッジ効果が抜群であったことと、ソコソコのチャリンを
もたらしてくれたことである。
売りのポジションを追加したくても、訳が解からない動きであるなら、対策はひとつであろう。
高い所で指値をして、只ひたすら待つだけである。
最大の 課題が見えて 指値する 急落前に 続けよレンジ
セ短が週末メンテなので、レバレッジを改めて検討する。
実質レバは、400%迄に押さえることを、勝利の法則としたい。
その意味で、現在のレバ水準は危険水域である。
が、ファンド別の観点から眺めると、様相は異なる。
結論から始めると、セ短資口座が最も危険である。
残りの口座は、今のまま放置で差し支えない。
AFT口座は、レバが高くなってきたので、オージー円を切った。
残りは比較的変動が小さなユロ笊4個だけである。
レバは10倍を切った。
1,008円/日のチャリンを枕に、惰眠を貪る。
G-on口座は、元々オージー円2個でだけであったが、サブプラショックで、笊円10個と
キウイ円1個を仕入れた。
元々、コストゼロの口座である。
853円/円のチャリンを楽しみに、これも放置。
navi口座は、レバがセ短資口座より高いが、クロス円は実質的にメキシコ円だけである。
後は、トルコ円、笊円があるが、小さなポジションなので無視。
「クロス円の買い」と逆相関の、「オセアニア/トルコの売り」を保持しているので、急落時でも怖くない。
最大の問題が、セ短資なのだ。
対策を、今日明日とかけて考える。