序の口か 危機とチャンスは 紙一重 地獄の釜の 蓋は開くのか
世界中の百戦錬磨のハゲタカどもから見れば、日本の個人金融資産は、太ったブタに見えるであろう。
太ったブタは、今までは郵貯という国営のオリの中で、ぬくぬくと太り続けていられた。
ハゲタカの主たる生息地アメリカからの命令で、企業買収はされ放題、預金の保護は1000万円止まり
民営化されたら郵貯は買収の危機に晒される。
FXが信託保全なら、1000万円のペイオフ制限はない。
マダムワタナベという東京の主婦や、豊かな老後資金を抱えたシニアは、世界の最強プレイヤーが
集まる、外為市場で翻弄されるしかない。
【キウイ円の週足チャート】
マダムワタナベが好む高金利通貨の代表である、キウイの対円値動きは、凄まじいの一言。
7月24日の最高値、97.73円から、8月17日の瞬間安値、74.22円まで、値幅で23.51円、率で31%もの
下落である。
多くのSWP派は、ストップを入れていない。
高レバでの運用であれば、丸裸にされたであろう。
尤もFXはマージンコールや強制決済があるので、株に比べたらまだマシである。
FXを投機ではなく、投資として取り組むのであれば、自分なりの勝利の法則が必要であろう。
この勝利の法則は、普遍的なものは難しい。
血だらけになりながら、のた打ち回るべし。
自分だけの法則を、数年かけて創造するしかあるまい。
自戒を込めて。