勝利の法則 -20ページ目

マイルール 出口じゃ何時も 益確保 大前提は 資金の管理

最近、運よくチャラ逃げできた ケースが、キウイトルコである。

今後の推移が、上か下かは神のみぞ知る。


個人の側が心がけるは、資金管理に尽きる。

マーケットに生き残ることが肝要なのだ。


【AUD/JPYの日足チャート】
0826ajDD


幸いなことに、オージーの戻り具合が想定を超えている。

いくつかのポジションをセット売りして、チャラ逃げし、レバを軽くするとしよう。

このままで あと2月は 持ちこたえ チャリン積上げ レバ軽くなり

甘く考えると、行き過ぎた円高から、円キャリーの流れに徐々に戻る。

戻るのであれば、高い所でエントリしたポジションを、無傷で外せる所まで我慢して、チャラ逃げする。


【ファンド別実質レバ管理表】平均実質レバ:526%
0826lever

と、考えるのは誰しも同じである。

問題は、自分のポジションにとって不都合な方向に動いた時である。


つまり、戻りは先週の金曜日迄であり、今週以降の早い時期に、更なる急落が起きた場合である。

このケースを想定して、注文を入れておくべきであろう。

その必要がある程の、レバ水準である。

余りにも 都合良すぎる 円高の 裏に潜むは 資本の意思か

サブプラショックのお陰で、日本の政策金利は据え置かれた。

日銀の政策決定会合の前の週に、歴史的大暴落が起きては、とても利上げになんぞは

踏み切れまい。


しかし、あまりのタイミング良さで大暴落が起きている。

まるで、或る大きな存在の意思で、暴落を起こし日本の金利引き上げに待ったをかけた

ように思えてしまう。


そう思わしめる程、今の日本の超々低金利は、奇跡的レベルであると思う。

では、何か大きな存在があったとして、日本の金利が据え置かれたメリットは何なのか?


そのメリットは何かを探り当てれば、今後「何か大きな存在」の行動が見えてこないか?

第一サブプラ問題は、今に始まった問題ではないし、もっともっと根が深い。


世界の景気が小康状態を保てば、次回の日銀政策決定会合で利上げ方向のバイアス

が生じることは明らかである。

その時、「何か大きな存在」は、また何かを仕掛けてこないか?


仕掛けの結果として、更なる大暴落があった場合は、何をどうすれば良いのか>


【カナダ円の週足チャート】
cjWW  ほぼ、89MAレベルで止まる
【ユロ円の週足チャート】
ejWW  89MAを切っているレベル

この2つの通貨ペアには、共通点がある。

今回のサブプラショックでの下落が、比較的軽微なのだ。


【キウイ円の週足チャート】
njWW  200MAを突破
【オージー円の週足チャート】
ajWW  ピタリと200MAで止まる
【ドル円の週足チャート】
ujWW  USDには食指が動かないが、軽く200MAを突破


これらの、5通貨ペアを見ると、カナダとユーロの安定性に、改めて注目させられる。

次の下落があった時の、大きな検討材料である。

今度こそ 損切りせずに 売り上がる 上がらなくても 歯を食い縛り

サブプラショックから2週目を向かえ、為替相場は小康状態である。

今回の買い下がり迄は、前回の支那事変の時の買い下がりと 同じである。


前回は、あれもこれもと買い下がり、一部の通貨は戻るのだが、メキシコなど戻りの鈍い 通貨の

重みに耐え切れず、いらぬ(結果論)損切りをしてしまった。


前回の教訓を生かし、買い下がる通貨ペアの範囲を絞り、充分に下落するまで引き付けた積り

であった。

しかし今回のサブプラショックは、想定を超えたものであったがために、オーバーポジションとな

っている。


【マイポート管理表】SWP=25,891円/日(先週末:24,006)
0826pl

SWP派として、長期の勝負に持ち込まねばならない。

それには、今のレバ 868%は過大である。


再度の大幅下落がきた時に、買い下がることが理想である。

それには、せめてレバを5倍以下に下げておかねばならない。


折角、3万円/日=90万円/月の安定収入への道が見えてきたのに・・・

という、スケベ根性では、長期の勝負は戦えない。

一時的に、2万円/日を切っても、今後上昇したら、高いコストの建て玉から切っていくべきであろう。


問題は、上昇せずに早い時期に再度の大幅下落があった時である。

支那事変の時の轍を踏むことなく、歯を食い縛って耐える。

予め決めたレベルにまで達する下落となった時 には、自動的に全ポジションを閉じるべきであろう。

重要なのは、退場に追い込まれないことである。

繰り返す 谷深ければ 山高し この次の谷 備え今こそ

一連の急落の時に、ポンスイのポジションが増えてしまった。

いかに動きが緩やかであろうと、持ち過ぎは良くない。


【GBP/CHFの週足チャート】
0825gcWW


この通貨ペアは確かに値動きは穏やかなのだが、今の位置は気持ちが悪い。

値惚れして、今週2個ほどエントリしてしまった。

同じく持ち過ぎのキウイ円同様、売り上がる必要があろう。


有頂天 ならずに今は 売り上がり 最重要は 資金の管理


谷深ければ、山高しという言葉がある。

ここの所の戻りで、小さな山が出来ている。

大きくても小さくても、山の次は谷であろう。


大きな谷に向けた崩落がいつ起こっても良いように、資金管理は怠れない。

暴れ馬 トルコとキウイ 並べれば 意外や同じ チャートを描く

前回の支那事変の時は、2正面での全面戦争 であった。

今回のサブプラショックは、前回の教訓が多少は生きたようだ。


いや、生きたと言うよりも、navi口座でのオセアニア売りがヘッジ効果を発揮し、円独歩高でも怖くなかった

だけである。


ポジションがクロス円の買いに偏っている、セ短資口座の資金管理さえ出来ていれば、円高の嵐を凌げた

のが大きい。


今度のサブプラショックからも、何等かの教訓を得たい。

クロス円と、非クロス円プラススワップ通貨ペアの、変動を見ておきたい。


【NZD/JPYの日足チャート】
0825njDD2  高金利通貨のキウイ円

【TRY/JPYの日足チャート】
0825tjDD  もっと高金利のトルコ円

【MXN/JPYの日足チャート】
0825mjDD マーマー金利が良いメキシコペソ円


揃いも揃って、良く動く。
ポジションが、これらクロス円に偏っていたら、サブプラショックでひとたまりもなかったであろう。


非クロス円はどうか?


【EUR/ISKの日足チャート】
0825eiDD  売りでプラスSWPとなる

【CHF/ZAR】
0825czDD  スイ笊も売りでプラスSWPだ
【GBP/CHFの日足チャート】
0825gcDD  ポンスイは買いでプラスSWP

これらの通貨ペアを冷静に比較するには、変動額ではなく変動率であろう。


【2回の急落時の変動率】
0825touraku

サブプラショック時の、下落率だけ見ても


最も凄まじかったのは、キウイ円で、31.6%の下落

次がトルコで、25.4%

以下、メキシコ:16.6% ユロアイ:14.3%、スイ笊:11.5%、ポンスイ:5.1%

と続く。


欧州通貨同士のポンスイが、穏やかな動きなのは頷ける。

クロス円や、ユロアイなど、高金利を目当てに、ポジションが偏っていたら、今回のショックは

乗り切れなかったろう。


支那事変では、全面戦争の危険を肌で感じることができた。

今回のサブプラショックでは、ポジションを分散する重要性を、改めて実感できた。

今後の方向性に、重要な示唆を受けた。

前髪を 掴めたのかは 解からない 2月すれば 峠は越える

円高に付き合って、大幅上昇していたユロアイが値を下げてきた。


【EUR/ISK 日足チャート】
0823eiDD


私のポジションの中では、優等生とまではいかないが、普通の生徒には戻ってきている。

今後の動きはまだまだ予断を許さない。

しかし、あと2月も耐えることが出来れば、SWPが積み上がり、損切りの心配はなくなる可能性が高い。


【CHF/ZAR 8時間足チャート】
0823cz8H

3回目のエントリ以来、プラスになったことがなかったスイ笊の売りも、僅かだがプラ転した。


これら両通貨ペアとも、売りでプラスSWPが付く。

売りなので、下がれば含み益となる。


今回、円の急上昇で、幸運の女神の前髪を掴めたのかは、今現在では判断ができない。

2ケ月後には、判明しているであろう。

数年単位での投資である。

2ケ月なんぞは、あっと言う間である。

暴落で ナビ戦線に 異常なし 後はセ短資 時が涵養

トルコリラが存在するお陰で、オセアニアを売っても結構なSWPを受取るポジションとなる。


【NZD/TRY週足チャート】
0822ntWW

だが、油断は出来ない。

オセアニアが上がって、トルコが下がる方向に「極端に」動くと大変なことになる。

可能性として、有り得る。

その意味で、持ち過ぎは良くないが、オセアニアを円で買っていれば、バランスは取れる。


navi戦線に異常がなく、平穏な動きであれば、後の心配はセ短資戦線だけとなる。

そのセ短資戦線はクロス円中心だ。


ココ数日のように、レンジ相場が続けば、時間の経過が体力を養ってくれる。

今回のような急落ではなく、数ヶ月をかけての下落なら、持ちこたえるシミュレーションが出来ている。


願わくば レンジよ続け

先週の チャンスを逃し 次を待つ カナトル捕らえ 今後に備える

あらゆる通貨ペアを常に監視することはできない。


【CAD/TRY 週足チャート】
ct0819

先週が、新規エントリの絶好なチャンスであった。

このようなレアな通貨ペアまで監視対象には出来ない。


今後の推移で、チャンスがあれば入るとしよう。

1枚の売りで、402円/日のチャリンは魅力的だ。

しかも、逆相関だから、ヘッジにもなる。

口座毎 レバを管理し 前向きに 今こそリスク 取って戦う

退場になるリスクを管理しつつ、リスクを取って戦う時が必要だ。

良く言えば、戦う勇気と気力、そして度量を持つ。


無謀な投機と紙一重の差で分かれる分水嶺は、投げのタイミングを予め決めておくか

否かであろう。

「私の場合」17日のNYクローズのレートから、10%の下落ですべてのポジションを決済

すると決めた。


では、何の通貨を基準とするのか?

或いは、保有通貨の平均を取るのか?


「私の場合」の主力は、円換算での投資金額が多い順に


 ①EUR/ISK:23,112

 ②ZAR/JPY:19,774

 ③NZD/JPY:14,701

 ④CHF/ZAR:12,132

 ⑤GBP/CHF:11,325


が、ベスト5である。

しかし、笊やユロアイは現時点で既に下がりすぎている。

これからの下落余地は少ないのでなかろうか?

既に大きな含み損を抱えているが、今までの累積SWPと合算して、均衡を保っているケースである。


一方、オージーやカナダは、SWP抜きで為替差益として、まだ余裕がある。

それだけ、今迄の下落が厳しくない状態である。


【ファンド別実質レバ管理表】実質レバ平均:597%
0819lever  SWPに助けられ、まだ400程度は浮いている。

ユロザルの上昇で、AFTのレバが苦しいが、クロス円ではないので、何とか耐えられると見る。

G-on口座のレバも、笊円とキウイ円が新規約定して、レバが高騰したが、元々コストゼロの

口座である。強制決済でも怖くない。


色々考え合わせると、17日NYクローズ時点での


カナダ円のbitレート:107.80×0.9=97.02

オージー円のbitレート:91.09×0.9=81.98


この2つの通貨ペアを注視して

10%迄の下落をメドとする。

それまでは、ひたすら我慢とする。